【サブプライム】投資に興味があるなら必読!【マネーショート】

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どうもこんにちは、うっしーです。
感想文です。

マネー・ショート華麗なる大逆転 (字幕版)
※アマゾンプライムビデオで399円でレンタルしています。

先日僕がAmazonで見つけたのはマネーショート、世紀の空売りにかけた男たちでした。

内容

この映画は、サブプライムローンで弾けたアメリカの住宅バブルの顛末を描くとともに、それに対してショート=空売りをした投機家たちの物語です。

アウトサイダー側の出来事を描いたこの作品では、登場人物は一人ではなく、そこに描かれる金融機関、政府、格付け機関、アメリカ国民などの様々なステークホルダー=利害関係者たちの様子が如実に描かれていて、難解な金融用語(作中でも皮肉として描かれている)を少しずつ頭の中で整理しなければならないので、一気に読みきることは到底不可能。(内容を理解する前に何が起きているかわからないため。)

どれくらい難解かわかる人にはわかると思いますが、FF13で出てきた

パルスのファルシのルシがパージでコクーン」(※実際にFFの設定であります。)

???

はっ?何言ってんの?」という状態から抜け出したかと思ったら、また同様のことが起きる。

そもそも住宅債権(モーゲージ債権)を具体的に理解していないのに、それをパッケージ(債務担保証券)して証券化したものをさらに、バラバラにして(合成債務担保証券)再パッケージして、それを銀行に売りつける。

???

これが200ページくらい延々と続く。つまり、一気に読むと頭が爆発しそうになる。

この本を読んで思ったことは金融業界で起きていることは、携帯業界の複雑さなどは、足元にも及ばないくらい謎なところでした。

映画と小説の違い。

映画はちょっと抽象的かなという印象であります。メッセージ性を込めなければならないとは思うのですが、いかんせんここにでてくる登場人物はサブプライム債権に対してのショート=売り=世界が大恐慌する方に賭けているわけですから、結局は守銭奴であることに間違いはないのですよ。

大手金融機関の人たちというのは「ハイエナ」と、よく例えられりしてますが、

僕からしたらハイエナどころか、映画「ジョーズ」に出てきたジョーズそのもののように感じました。金の匂いを嗅ぎ分けて、むさぼり食らうわけですから、サメもヘッジファンドマネジャーも大差ない気がしました。

映画で今ひとつだと思ったのは、主人公側がサブプライム崩壊に賭けるキッカケとなったある人物と出会うところなのですが、そこがまぁなんともお粗末で・・・

投機家というのはギャンブラーであり、巧みな詐欺師のようなものであり、冷徹な守銭奴でありますから、誰かに何かを入れ知恵、感化されて相場に金をつぎ込むとはとても想像できないんですよね、その辺がリアリティに欠けます。映画は。

そのほかにも、アラングリーンスパン元FRB議長を小馬鹿にした演出や、ベアスターンズを悪者に仕立て上げたりと、勧善懲悪を作り出そうとしてるところにある種の違和感を感じずには入れませんでした。

もっと淡々と冷徹にクールで、スマートに、お金を稼ぐ様を演出して欲しかったのですが、そういう思想を発するために作られた映画でないのは間違いないので、あくまで金融機関と政府をバッシングするために作られたものだと感じました。

小説版はというと、もっと念密にサブプライム債はショートされたのだと読み取ることができます。
目論見書を片っ端から読み進めて、これで絶対間違い無いというところまでとにかく読み続ける人物もいれば、ゴールドマンサックスが途中でサブプライム債をショートする方に方向転換していたという事実も描かれていて、サブプライムに関して知りたいのであれば、映画ではなく、小説を読むべきだと感じます。

この本の面白いところ。

最後にこの本の面白いところを紹介したいと思います。

CDOは債務担保証券のことですが、これの中身がどうなっていて、誰が買っていて、誰が損をするのか、誰も知ろうとしなかったのです。

政府も巨大投資銀行も、格付け機関も、アメリカ国民も、アホばっかということであります。

そして、リーマンショックが起きて政府が銀行の債務を立て替えて、税金を納める国民にその責任を押し付けた。
大きすぎて潰せない(Too big to fail)が世界の常であり、それに僕たちは踊らされ続けているということです。

銀行が勝手に始めた債権のツケを、貧乏人の国民に尻拭いさせるような資本主義はくそったれということです。

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