ふっと湧いて出てくる。それでいて秀逸なキャッチコピーはどうやったら思い浮かんだら、ヒントは僕の大好きなアニメにありました。
目次
ドラゴンボールは世代を超えを達成し続けている。長寿コンテンツ

皆さんはドラゴンボールというアニメをご存知でしょうか?(知らねーよって方はこの記事を読むのをやめて漫画喫茶に行きましょう)
この漫画は累計1億5000万部を超える大大大ヒット漫画です。
改めて見るとドラゴンボールってすごいんだなぁって思ったのです。この漫画のすごいところって、僕が生まれた頃にはもう連載終了間近だったんですよ。(1990年前半)にもかかわらず、明らかに2000年過ぎてから生まれたお子さんが、「ドラゴンボール!ドラゴンボール!」言ってるじゃないですか。ワンピースもすごいですが、僕はやっぱりドラゴンボールの方が好きですね。
脅威ですよ本当に。
で、今回の記事はブログを書くようになってキャッチーなタイトルをどうやって作れるんだろう?って、これって誰しもが思うのところだと思うんですよ。
そこでふっと思い出したんですね、ドラゴンボールの劇場版タイトルの数々。
「秀逸なキャッチコピーを見る」って感じで、今からタイトルの数々を見て欲しいと思います。
僕が好きな劇場版(OVA)タイトル9つと興行収入
- たったひとりの最終決戦〜フリーザに挑んだZ戦士 孫悟空の父〜(OVAのためなし)
- とびっきりの最強対最強(23.8億)
- 激突!!100億パワーの戦士たち(27.2億)
- 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦(23.3億)
- 銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴(22.3億)
- 危険なふたり!!超戦士はねむれない(24.7億)
- 超戦士撃破!!勝つのはオレだ(19.0億)
- 復活のフュージョン!!悟空とベジータ(21.6億)
- 龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる(10億)
興行収入引用-年代流行–
キャッチーなタイトルに共通する3つのこと
一覧でざっと見ていただきました、僕が「キャッチーなタイトルだな」と思って列挙したものですので作品の面白さなどは考慮されておりません。
タイトル文字数は18字以内
長すぎると、印象に残らないのでしょうか、僕はキャッチコピーの作り方!みたいな指南書を読んでいないため「言語化された法則」というのを知りません。いつも記事タイトルはニュアンスで決めています、ブログ向けの本とかが主に参考にさせていただいている形です
あとは大手メデイアのギズモードジャパン、ギガジンライフハッカーなどです。
ブログではグーグルにインデックスされる際の有効性も考慮して30文字以内が望ましいとされています。
とはいえ、こちらはSEO優先、何が何でもGoogleに認知されるために、ブログ書いている人が必死こいて編み出している戦法で、人の目を魅く(興味を)かと言われれば、確かにそうでもないような気がします。
ちなみにデジモンアドベンチャーの「ぼくらのウォーゲーム」も、すごく「グッとくる」タイトルだと個人的には思うのですが、なんでなんでしょうか。
人物は名詞ではなく代名詞が入る
ドラゴンボールの登場人物が入っていないことが多く見受けられます。
代名詞で誰かを連想させているということです。
中でも、たったひとりの最終決戦は悟空の父親の「バーダック」がフリーザにサイヤ人として「生きる」生き残りを賭けた戦いなのですが、「バーダック」の名前は入ってません。孫悟空の父として表現されています。
「龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる」「復活のフュージョン!!悟空とベジータ」は名詞が思いっきり入ってますがw・・・
タイトルの多くに代名詞が多く入っていることがわかります。
代名詞とは
代名詞(だいめいし)とは、名詞または名詞句の代わりに用いられる語である。通常は名詞とは異なる品詞と見なすが、名詞の一種とされることもある。
例えば英語のyou, who, thisなどがそうである。人称代名詞、指示代名詞、疑問代名詞、関係代名詞、再帰代名詞、相互代名詞、不定代名詞、否定代名詞などに分類される。日本語では、自立語で、活用はしない。体言の一つ。
引用-wikipedia-
強い言葉が入っている
「銀河」
「超」
「激突」
「最強」
銀河→この上ないほど広大な宇宙
超→圧倒的な強さ
激突→激しく衝突する
最強→最上の強さ
言葉から連想される言葉はどれも強いイメージばかりです。
個人的に気になったこと。
セリフを使う
「勝つのはオレだ」はセリフなどに使われる言い回し。
オレが勝つ 主語→述語
勝つのはオレだ述語→主語
命令形を使う
「燃えつきろ」は命令形で、ブロガーの人たちや雑誌でも使われています。「迷ったらこれを買え!」みたいな言い回しです。
修飾する
100億パワーの戦士たち「戦士たち」を100億パワーが修飾している。
ドラゴンボールは「超」という強い言葉が認知されている凄さがありますよね、この作品にしかできないと思います。
銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴は「凄い奴」をぶっちぎりが修飾する
いやー日本語は難しいですね。
ちょっとコピーライトの本買ってきます。
まとめ
商品のレビュー記事は商品タイトルを入れるか入れないかの議論が盛んになっていたり、数字を入れることなどが重要視されています。
今回この記事を書いてみるに至ったのは、「ブログ記事を検索上位にするタイトルのつけ方」は世に溢れすぎているので、過去作品から学んでみようかなと思った次第なのです。
が、いかんせん僕は日本語の理解力がまだまだ未熟なので、活かせるか怪しいです。
ブログを書くのに役立つかどうかはわかりません。
実践できそうな、「代名詞を使う」「強い語を入れる」は試していきたいと思います。
最後に
今年流行したアニメの「君の名は」って5文字なんですよね凄い!
iPhone7に至っては「これが、7」
10文字以内のコピーライトが最近の流行りなのでしょうか。
個人的にはMicrosoft surfaceで使われている
「これさえあれば何もいらない」がお気に入りです。
劇場版ドラゴンボールのタイトル群は語感にインパクトがあってすごく好きです。アニメそのものももちろん好きなので、まだ劇場版見てないよって方はぜひ見て見てください。