フィンテックを知らずして、蓄財は成せず。

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昨年頃からフィンテック、フィンテックとツイッターで見かけることが多くなった「フィンテック」と言うワード。

僕は金融に対する知識を勉強しているくせにフィンテックという言葉を最近まで知らなかったのが恥ずかしい。実際には知らなくても使ってはいたのですが・・・

このようにして、フィンテックってなに?なんのことを指すのか?生活に使われているフィンテックってなんぞ?という方々にオススメしたい1冊になっています。

書籍概要

日本経済出版から出版されたこの本は、フィンテックについての基礎、金融の基礎、イノベーションの基礎三つの基礎について解説している書籍となっています。冒頭の書き出しからも「フィンテックを上司に聞かれて質問に答える」との文言通り、金融の知識がない人にも読みやすくなっているため、すべての人にオススメしたい。

まずは絶望を知る

この本でまず目にすることになるのは、日本の金融資産を一体誰が持っているか、ということです。
60代以上が日本の富の50パーセントを所持していることを解説している。

あなたは絶望しないだろうか?

少なくとも僕は非常に悲しい気持ちになりました。年金の問題やワーキングプアのニュースに上がるたびに槍玉に上がるこの事実は未だに改善されない。

経済はあるところからあるところへお金が流動して初めて発展するものであるため、お金を使わない世代である60代以上が資産を現預金で持っているため、それ以外の若年層、俗にミレニアル世代(アメリカでは15-35歳を指す)と言われる僕たち世代と、就職氷河期と言われ、世代の空洞化を招く35ー40代、そしてギリギリバブルの恩恵を受けていない40ー50代の間で経済を回しているという事実が非常に心苦しくなる。

そういった不利をしっかりと解説しているため、若い世代は特に読んでおいた方が良いと思います。

日本の問題点

こうした日本の現状を紹介しつつ、海外で発展している「フィンテック」ファイナンステクノロジーがなぜ発展しているのか、どういうものをフィンテックというのかを解説してくれます。

グローバルな視点で諸外国と日本の法制度における問題点を細かく解説し、特にフィンテックの発展で日本が発展途上国に追い抜かれてしまう現実も感じ取れます。

「海外のフィンテック」に日本が遅れている理由は、若者である私たちを益々日本嫌いにしてしまうのではないかと強く思いました。

これからの私たちの生活

paypalなどは一般の消費者に目につきにくい(日本人の)ものでししたが、Apple Payの発展により今後もこの流れは続くであろうと言うこと。
日本の投資嫌い(現金至上主義)も市場の緩和(金融の法改正)などで変わっていく様子も書かれており、投資を初めて見たい、初めてみようと思っている人も、まずは「株」や「FX」の本ではなくこちらの書籍から手に取ってみるのもアリだと思います。

特に安価で専門的知識なしに投資に参入できる「ロボアドバイザー」は今後益々発展していくと思いますし、何しろ勉強する時間を短縮貸してくれるため、日本人の投資嫌いに大いに役立つと思いました。

日本の経済発展にはなくてはならない投資の鍵はフィンテックが握っているのかもしれません。

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