僕は、元々家電量販店の店員やヘルパーの経験があり、WIMAXとは競い合ってました。(僕は白い犬の会社が主だったため)
回線の安定度に定評があり、かつサポートが迅速(電話がつながる)サービス品質がとてもうらやましく思っていました。今ではしがないPCレビュワーですが、モバイルルーターが流行する前から業界で働いていたので、一番おすすめのモバイルルーターはどれ?と聞かれたら「ワイマックスです。」といいます。
ゆえに、「ワイマックスが良さそう!契約したい!でも3年契約もあるしこのまま契約しても大丈夫なのか?」と家電量販店でポップを見かけて気になった方のためにWimaxを家電量販店で契約する際のメリット・デメリットとともにおすすめの契約方法などを紹介したいと思います。
そもそもWiMAXが何かわからない方は基礎基本をまとめた下記記事をご覧ください
家電量販店でWimaxルーターを契約するメリット
- 在庫があればその日から使える
- エリア確認や基本的な使い方を教えてくれる
在庫があればその日から使える
お店で契約する最大のメリットはこれです。
Wimaxなどのギガが減らない容量無制限のモバイルルーターを契約する人の特徴
インターネット回線が欲しい人はなぜだかパケット通信を思い切り使って、携帯会社のパケット増量して余分にお金を払いすぎて金欠に陥り”ギリギリになってモバイルルーターが欲しい“となるかたがほとんどです。
あるいは、一人暮らしの家具家電はそろえたけれどインターネット回線は直前で決めればいいやと考える人が最も多く、”すぐにでも無制限のモバイルルーターを契約したい“人がインターネットで調べてウェブ契約しようと思っても実際に手元に届くまでに最短でも2日。
工事不要ですぐに使えるのは家電量販店などの店頭契約だけ
ウェブの超えられない壁は配送日数ですが、店頭に行って契約すればその日から使えます。
元々Wimaxなどのモバイルルーターが流行ったのは、自宅などに直接線を引き込む光回線と違い”工事不要ですぐにつかえる“という触れ込みからです。
そのメリットを100%受けられるのはやはり店頭契約でしょう。
エリア確認や注意事項基本的なルールを教えてくれる
携帯電話と同じく、”回線の契約”は「初期費用が」、「事務手数料が」、「何年契約で」、「使えるエリアが」といったルールがころころ変わるため、一度もネット回線の契約をしたことがない人にとって超えなければならないハードルがたくさんあります。
店頭にいる優秀なスタッフは常に最新の情報を現場で手に入れているので、ルール確認に抜かりはありませんし、契約が欲しいから面倒なことはたいていはやってくれます。
ピンポイントエリア判定は誰でもできる
その手間のひとつに”エリア確認”があります。
ピンポイントエリア判定は、住所を入力して〇が出ればWimax 2+が使えるから契約できますよ!といったもので、そもそもこのエリア判定を通過しなければ契約できない(厳密にいえば契約できるけど使い物にならない)ため、必ずエリア判定をしてくれます。
とはいえ、ピンポイントエリア判定はUQホームページから住所を入力すればできるため、わざわざ人にやってもらうことでもありません。
注意事項をサラッと流す定員に注意
先ほど紹介したようにモバイルルーターを契約したい人は基本的にピンチに陥っている状態であるため、店員さんの言葉をさえぎって契約してしまう人や反対に店員がしっかりと重要事項を説明せずに契約をとるような悪質な店員がいるのもまた事実です。
初期契約解除で心配無用
こうした事例が多かったがために”初期契約解除“ルールができました。契約してから8日以内なら契約そのものをなかったことにするものです。(これはソフトバンクが原因のような気もするけど)
契約そのものをなかったことにするルールなので原則的に8日以内に使った通信料を請求されることはありませんし、初期費用も請求されません。(契約そのものが存在しないから)
100%通信会社が泣くルールですが、消費者としては月額料金を3年縛りで支払うのですから、多少ずるいと思うかもしれませんが、有効的に使っていくべきです。
- すぐに使える
- 初期契約解除ルール
上記2点があり、「Wimax回線が必要でルーターをすぐに使いたい人」は家電量販店で契約するのも止む無しだと僕は思います。
では、家電量販店で契約するデメリットとはいったい何なのかご紹介したいと思います。
家電量販店でWimaxルーターを契約するデメリット
- 店頭にあるモノしか契約できない
- 料金が高い
- Wimax”担当者”が店頭にいない
店頭在庫がある端末しか契約できない、契約がそもそもできない
ウェブ上で申し込む場合、在庫切れはほとんどありません。手元に届くのに必要な配送日数だけです。
2度手間3度手間
ところが家電量販店に在庫がない=発注するといった手間があり、再び店頭にいかなければなりません。近くの系列店舗に在庫があれば取りに行ってくれるWimaxスタッフもいますが、基本的にお客さんの2度手間は避けられません。
欲しい端末が契約できない
2019年の1月現在でWimaxのモバイルルーターは上記3種がメインです。
例えば、僕は中国のHuawei製のルーターよりも多少速度は遅いけれど品質の良く実行スループットが高いNECのルーターが欲しいとします。しかし、店頭にはHuawei製のルーターしかない場合、やはりHuawei製のルータしか契約ができません。
あるいは、モバイルルータータイプが欲しいけれどホームルーターしかないなどですね。
有ればその日に持ち帰れるけれどなければ無理なのはウェブでもリアル店舗でも変わりません。
月額料金が高い
プロバイダによる速度差がないのに料金設定が雑
WimaxはauでおなじみのKDDI株式会社の100子会社である「UQコミュニケーションズ」の電波を使ったサービスです。
光回線や格安SIMとは少し違い、プロバイダ(販売元)による速度差がないことも利用者を迷わせる原因となっています。(接続先が全部一緒)そこで契約するプロバイダを選ぶのは料金差となります。
つまり、消費者としては最も安いプロバイダを選ぶべきなのですが、これがまた絶妙でわかりにくい。
店頭契約が多いUQ WIMAXは月額料金が他の安いプロバイダと比較して1000円程度高いです。
ワイマックス担当者はいない
先ほど紹介したように、販売元が無数にあるWiMAXは家電量販店独自で展開されているものも多く、上から命令されて仕方なく担当になっている量販店スタッフか、近隣店舗と掛け持ちで回っているWiMAXヘルパーしかいないため、実質的なWiMAX選任の担当者というのは存在しません。
問題が発覚した時のたらいまわし
選任担当者がいないということは、問題が起きた際、店頭に立つスタッフに問題解決することはできず、コールセンターとのやりとりになります。
店頭に行って、スタッフにつないで、スタッフがコールセンターに電話をかけて、コールセンターにでたスタッフに同じことを説明するといった状態になり手間がかさみます。
僕が家電量販店で起きた際に一番多かったクレームはコレでしたね。契約した店舗なのになにもできない上、コールセンターに丸投げ。
とはいえ、これも仕方ないことで本当に何もできない。
つまり、メリットで紹介した”すぐに契約できる””諸手続き説明をしてくれる”以外のメリットがほとんどなく、むしろ継続的な利用に対して起きた問題に関してはウェブ上で契約したものの方が早く対処される可能性すらあることが家電量販店で契約するデメリットです。
したがって、ウェブ上で最安のWiMAXを契約するのがやはり賢い選択だと思います。
インターネットでWiMAXを契約するメリット
- 最安のWiMAXを契約することができる
- 契約にかかるまでの時間が短い
最安のWiMAXを契約することができる
上記画像は、LinkLifeというUQサービスの代理店大手ですが、ユーザーへの還元金額を最大にしており、キャッシュバックではなく月額料金を最安クラスで利用できるWiMAXプロバイダのひとつです。
ウェブ契約の場合3万円以上得する
こうした、最安値”クラス”のWiMAXをウェブ上契約することでネット回線の料金を店頭で契約するよりも3年間で3万円以上得します。
また、既にWiMAXを契約している人もブロードワイマックスであれば現在契約中のルーター違約金を負担してくれるなど、継続して使うよりも乗り換えた方が月額料金が安くなる可能性があり、一考の余地があります。
おすすめのプロバイダーは下記記事にまとめましたので是非ご活用ください
契約にかかる時間が短い
店頭契約の場合、注意事項の説明、端末確認、担当者のレジ打ち作業など契約にかかる工程が多いため1時間以上の時間を要します。
ウェブ契約で全てに目を通し検討する場合ひょっとしたらそれ以上時間がかかってしまう可能性もありますが、基本的にはクレジットカード登録かつ端末が決まっていれば、申込に必要な時間は10分程度です。
インターネットでWiMAXを契約するデメリット
- 実物を確認できない
モバイルルーターの実物を確認できない
初めてルーターを契約しようとする人は、デザインや重さを気にされる方が多いと思います。しかしウェブ上で契約する場合実物を見ることはできません。
とはいえ、デメリットとしてはこれだけですし、初期契約解除ルール(8日以内の問答無用キャンセル)ができたため、最悪「思った端末と違った」を使うこともできます。
まとめ
家電量販店で実物のルーターを確認してからウェブ上で最安で契約するのがおすすめ
どうしてもモノを見て契約したいという方は近くの家電量販店で実物を見て、説明を聞いてから最安値クラスのWiMAXをネットで契約するのが一番賢い契約方法だと思います。
そもそもWiMAXが必要か悩んでる人へ
モバイルルーターの導入を悩んでる人は、まず自分がどれくらいインターネットサービスを利用しているか考えてみるのも良いでしょう。下記記事では1GBがどれくらいなのか実機で検証した記事となっていますので是非参考にしてください。