マウスコンピューターからMousePro G4をレンタルできたのでレビューします。「機材貸出 株式会社マウスコンピューター」
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Mouse Pro G4のスペック
MousePro G4-I5U01BK-E | |
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モニター | 14型(1920×1200ドット)16:10 |
CPU | Core Ultra 5 226V |
GPU | Intel Arc 130V |
メモリ | 16GB |
SSD | 500GB(NVMe) |
サイズ(幅×奥行×厚さ) | 幅約314mm×奥行き約224mm×高さ約18.3mm |
無線通信規格 | WIFI7E(802.11ax)、Bluetooth 5 |
バッテリー | 54Whr |
充電タイプ | 65W ACアダプター |
重量 | 約946g |
保証 | 3年間のメーカー保証 |
仕様、詳細Mouse Pro G4製品ページで確認できます。
特徴
Mouse Pro G4は、マグネシウム合金製のボディを採用し、重量1kg未満を実現したビジネス向けモバイルノートPCです。国内法人PC市場で人気のある構成ながら、20万円以下で購入できる点も魅力です。さらに、米国軍事調達基準のMIL-STD-810Hに準拠しており、耐久性も安心です。ビジネスでのハードな使用にも十分対応できる設計です。
また、Mouse Pro G4は有償でLTE通信モジュールをカスタマイズすることが可能です。これにより、外出先でも安定した通信環境を確保できます。対応バンドは、NTTドコモ、au、ソフトバンクの主要バンドに対応しており、日本各地での通信が可能です。ただし、楽天モバイルには対応していないため、ご注意ください。
オプションでLTE通信モジュール搭載可能
日本の主要携帯キャリア3社が提供する主要バンドに対応しているため、全国各地で安定した通信が可能です。ただし、LTE通信のみの対応で5Gは利用できません。そのため、キャリア契約よりもMVNOでの契約がお得です。
格安SIMの老舗であるIIJmioでは、50GBまで利用可能な大容量プランを提供しています。PCでの利用には、この50GBプランが最適でしょう。
14型で1kg以下の軽量PCで3年保証も標準付帯
マウスコンピューターの「MousePro G4」は、マグネシウム合金製ボディを採用し、実測重量948gの軽量設計を実現したビジネス向けモバイルノートPCです。同等スペックの外資系メーカー製品が20万円を超えることも珍しくない中、本製品は19万円台から購入可能で、コストパフォーマンスに優れています。
さらに、24時間365日の国内電話サポートと保証が標準で付帯されており、外出先での使用が多いユーザーにとって安心して利用できる製品と言えるでしょう。
ラインアップとおすすめ
Core Ultra S2はメモリがオンチップでCPUにくっついているため、クリエイティブタスクなどの重たい作業をするかどうかで決めるとよいでしょう。
事務作業メインであればCore Ultra 5で問題ありません。
Mouse Pro G4
公式サイトでみるデザイン
PC本体はマグネシウム合金を採用しており、カラーはブラックです。落ち着いた配色で、ビジネスシーンに最適なデザインとなっています。
幅約314mm×奥行き約224mm×高さ約18.3mmです。
重量は948g程度。
ACアダプターは65Wタイプのものが付属します。
合計で1.1kg程度なので持ち運びしやすいです。
モニター
モニターサイズは14型です。搭載パネルはIPS駆動方式の液晶パネルです。
解像度はフルHD+(1920×1200ドット)を採用しています。
光の映り込みが少ないノングレアタイプなので事務作業用に最適です。
色域
また、最大輝度は350nit以上あるため、非常に明るく、屋外で利用しても画面が暗くて見えにくいということはほとんどないでしょう。
キーボード
キーボードはJIS配列が採用されており、キーとキーの間が開いているアイソレーション型なので、タイピングしやすい設計です。
ただし、キー自体がデスクトップ用キーボードよりもやや小さいため、最初は少し戸惑うかもしれません。しかし、筐体がしっかりしているため、タイピング時のたわみも気にならず、非常に使いやすいキーボードだと感じます。
タッチパッドもカチカチとしっかり反応してくれるため、マウスを使わずとも軽快に操作できます。日常の作業であれば、タッチパッドだけでも十分に快適に使えるでしょう。
インターフェース
左側
- USB-C (3.2 Gen 2)
- HDMI
- USB-A(3.2Gen1)
- USB-C(Thunderbolt 4)
右側
- オーディオジャック
- USB A(3.2 Gen 1)
- microSDカードスロット
- セキュリティロック
性能
Cinebench R23
Cinebench R23はCPUのパフォーマンスを測定するベンチマークソフトです。点数が高ければ高いほど高性能とされています。
マルチコア性能は7454ptsシングルコアは1786ptsです。
14型モデルの中ではそこまで性能は高くありませんが、シングルコア性能に優れており、事務作業やクリエイティブタスクはサクサクこなせる性能だと思います。
バッテリーの連続動作時間
PC内部に保存されたHD画質の動画をループさせてバッテリーの連続動作時間を計測するベンチマークソフトの結果です。
95から5%になるまでかかった時間は14時間50分でした。
Core Ultra 5 125Uを搭載したモデルと比較すると4時間程度伸びているため、外資系メーカーの高級プレミアムノートPCと同程度のバッテリー持続時間を獲得しています。
PC本体の重量考えたら優れたバッテリー性能と評価できます。
PCの温度とファンの動作音
Cinebench R23の10minuteテストでCPU使用率を100%にし、PCの温度を確認します。
このPCのコア温度は約70~65℃近くで動作するように設計されています。
動作周波数も一定で、安定したパフォーマンスを発揮しており、長時間の使用でも信頼できる安定感があります。
途中ファンの回転音が静かになったり、また回りだしたりと、温度調節が難しい機種なのかなと感じました。この点はパフォーマンスが必要な作業をしてる時にストレスになりそうです。
表面の温度
サーモグラフィで確認したところ、このPCはシングルファンを搭載していることがわかりました。
温度は38.8℃ほどなので長時間の利用でも問題ないと思います。
ファンの回転音の大きさ
44.4db程度です。ピーク時の音の大きさはややうるさいと感じるかもしれません。
まとめ LTE対応の1kg切りノートPC買うならこれ
Mouse Pro G4は、持ち運びに特化したモバイルノートPCで、オプションでLTEモジュールを選択可能な点が特徴的です。
同等の機能を大手外資系メーカーでも選べますが、価格が高くなったり、重量が重くなったりすることが多い中、Mouse Pro G4は20万円程度でこれを実現しています。そのため、企業での採用や、持ち運びが多い個人ユーザーにとって非常に魅力的な選択肢です。
一方で、弱点もいくつか挙げられます。まず、ピーク時のファン動作音が大きい点です。これは耐久性を確保するため、吸気の穴が十分に設けられていない設計が原因と思われます。しかし、この点が改善されれば、軽量かつ冷却性能も優れたノートPCとして、20万円クラスの中で非常に有力な選択肢となるでしょう。
全体として、性能、携帯性、価格のバランスに優れたMouse Pro G4は、ビジネス用途や頻繁な持ち運びを前提としたユーザーに最適な製品と言えます。