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DAIV S4 2024年モデルDAIV S4-I7G60SR-D レビュー

マウスコンピューターからDAIV S4をレンタルできたのでレビューします。「機材貸出 株式会社マウスコンピューター」

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DAIV S4のスペック

DAIV S4-I7G60SR-D
モニター14型(2880×1800ドット)16:9非光沢
CPUCore Ultra 7 155H
GPURTX4060(100W)
メモリ16GB
SSD500GB(NVMe)
サイズ(幅×奥行×厚さ)幅約317mm×奥行き約240mm×高さ約19.93mm
無線通信規格WIFI6E(802.11ax)、Bluetooth 5
バッテリー78Whr
充電タイプ180W ACアダプター
重量約1.76kg
保証3年間のメーカー保証24時間365日電話サポート

仕様、詳細はDAIV S4製品ページで確認できます。

特徴

DAIV S4は、最新のCore Ultra 7 155Hを採用しており、これまでのクリエイターノートPCと同等の高性能を、より省電力で発揮することが可能です。省電力性能に優れた設計でありながら、クリエイティブな作業を快適にこなせる仕様となっています。

さらに、このモデルはNVIDIA Studio認定製品でもあるため、Adobe系のソフトウェアや3D CADソフトを快適に動作させたいプロフェッショナルユーザーにもおすすめです。動画編集や3Dモデリング、グラフィックデザインなど、多岐にわたる作業をサポートします。

モニターは工場出荷時にキャリブレーションが施されており、色の正確性が求められる印刷物やデザイン業務にも対応可能です。クリエイティブタスクが多い業務を抱える方にとって、頼れる1台と言えるでしょう。

省電力性能、NVIDIA Studio認定、高品質なモニターという3つの要素を兼ね備えたDAIV S4は、クリエイターにとって非常に魅力的な選択肢です。

最大グラフィックスパワー100WのRTX4060

DAIV S4に搭載されているRTX 4060は、最大グラフィックスパワーが100Wに設定されています。14型のノートPCとしては非常に高い出力を誇り、これにより優れたグラフィックス性能を発揮します。

高性能なモバイルクリエイターノートPCを求める方にとって、コンパクトなサイズ感とパフォーマンスの両立が魅力的な1台です。動画編集や3Dモデリングなど、負荷の高いクリエイティブ作業を効率的に行いたいユーザーに最適な選択肢と言えるでしょう。

最大64GBのメモリ構成が可能で安い

DAIV S4は、メモリ64GBのカスタマイズが可能で、競合他社と比較しても安価でこれを実現しています。

さらに、SSDも4TBモデルに変更が可能なため、高性能なモデルを持ち運びたいユーザーにとって、有力な選択肢となるでしょう。

デザイン

PC本体は天板側は金属素材を採用しており、カラーはシルバーです。指紋が目立ちにくく、汚れも付きづらいのが特徴です。

サイズは、幅約317mm×奥行き約240mm×高さ約19.93mmで、一般的な14型ノートPCと同じくらいの大きさなので、持ち運びもしやすいと思います。

重量は1.7kg程度。

ACアダプターは180Wタイプのものが付属します。

合計で2.2kg程度なのでやや重たいのですが、ACアダプターがコンパクトなので、一般的なクリエイターPCよりもストレスは軽減されます。

モニター

モニターサイズは14型です。搭載パネルはIPS駆動方式の液晶パネルです。

解像度はWQXGA(2880×1800ドット)を採用しています。

光の映り込みが少ないノングレアタイプなので事務作業用に最適です。

色域

ウェブコンテンツに適した色再現性と輝度性能

DAIV S4のモニターは、ウェブコンテンツの基準となるsRGB色域に対して97.7%のカバー率を実現しています。測定時のトーンカーブはフラットで、忠実な色再現が可能なようにキャリブレーションが施されていることが伺えます。色の正確さが求められるクリエイティブ作業でも安心して使用できる設計です。

最大輝度は313nitを記録しました。高性能モバイルPCほどの輝度ではありませんが、室内での作業には十分適しており、視認性の高い作業環境を提供します。

キーボード

キーボードはJIS配列が採用されており、キーとキーの間が開いているアイソレーション型なので、タイピングしやすい設計です。

ただし、キー自体がデスクトップ用キーボードよりもやや小さいため、最初は少し戸惑うかもしれません。しかし、筐体がしっかりしているため、タイピング時のたわみも気にならず、非常に使いやすいキーボードだと感じます。

タッチパッドもカチカチとしっかり反応してくれるため、マウスを使わずとも軽快に操作できます。日常の作業であれば、タッチパッドだけでも十分に快適に使えるでしょう。

インターフェース

左側

  • セキュリティロック
  • microSDカードスロット
  • USB-A(3.2Gen 1)
  • オーディオジャック

右側

  • USB-C (3.2 Gen 2)
  • USB C(Thunderbolt 4)
  • USB A (3.2 Gen 2)
  • DCジャック

奥側

  • 有線LAN
  • HDMI

DAIV S4は14型のノートPCとしては珍しく、高い拡張性を備えています。ノートPC単体で使用するだけでなく、専用モニターに接続して作業領域を拡張するような用途にも適しています。クリエイティブな作業や効率を重視した作業環境を構築したい方にとって、柔軟に対応できる点が魅力です。

性能

Cinebench R23

Cinebench R23はCPUのパフォーマンスを測定するベンチマークソフトです。点数が高ければ高いほど高性能とされています。

マルチコア性能は15374ptsシングルコアは1681ptsです。

14型モデルなかでは真ん中くらいの性能です。

クリエイティブタスクの処理は十分行えると思います。

3D Mark Time Spy

重量級のゲームタイトルを想定したベンチマークソフト「3DMark Time Spy」の結果です。

14型のなかでGPU性能はトップでした。グラフィックス重視の方はDAIV S4を選択するとよいでしょう。

動画編集の書き出し速度の比較

Davinci Resolve Studioの書き出しテストの結果です。

10分の動画のエンコードは2分38秒でした。

14型ノートPCとしては非常に高性能だと思います。

PCの温度とファンの動作音

ファイナルファンタジー15のベンチマークテストで30分間ループさせた際の動作周波数とCPU温度です。

このPCのコア温度は約84℃まで許容されています。

これにより高い性能を長時間維持できます。

表面の温度

キーボードの表面は43.4℃ほどと高温になっていました。

高負荷時は注意が必要です。

ファンの回転音の大きさ

48.7db程度です。ファンの動作音は耳障りです。

動画編集時以外は動作モードを静穏モードに変更するなどして利用したほうが良いと思います。

まとめ 14型最強クラスのノートPCがほしいならコレ

DAIV S4 2024年モデルは、Core Ultra 7 155HRTX 4060の高性能を最大限に発揮できるよう設計されたクリエイターノートPCです。同じ14型ノートPCと比較しても、ピーク性能が高い点が大きな魅力であり、3D CADソフトや動画編集などのクリエイティブ作業をメインに行うユーザーに特におすすめです。

また、インターフェースも14型のノートPCとしては非常に充実しており、背面に映像出力ポートを備えている点も便利です。これにより、外部モニターとの接続や作業環境の拡張が容易に行えます。

一方で、高負荷時のファンの動作音やキーボード側の熱が気になる場面もあります。これらの点を理解したうえで、性能を最優先に考えるユーザーに適した1台と言えるでしょう。

DAIV S4は、コンパクトさとパフォーマンスを両立させたクリエイターノートPCとして、プロフェッショナルな用途に十分応える設計となっています。

うっしー
うっしーhttps://usshi-na-life.com
静岡県出身。2014年にブログ「うっしーならいふ」を開設。 元家電量販店スタッの経験を活かし、PCのわかりやすい製品紹介記事を多数執筆。 2017年に「ウチヤマチカラ/うっしーならいふ」チャンネルとしてYouTubeでの活動も開始し、2022年11月現在でチャンネル登録者数は2万人を越える。
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