ホームノートPCの選び方2025年版3D CADにお勧めのノートPCの選び方とおすすめ

2025年版3D CADにお勧めのノートPCの選び方とおすすめ

3D CADソフトを快適に使用するためには、適切なスペックを備えたノートPCを選ぶことが重要です。本記事では、3D CAD向けノートPCを選ぶ際のポイントと、用途別におすすめのモデルをご紹介します。

3D CAD向けノートPCの選び方

1. 推奨GPUを確認しよう

3D CADソフトで有名なFusion 360は、DirectX 11で動作します。そのため、NVIDIAAMDのゲーム向けGPUが一般的に選ばれます。また、ワークステーション向けの3D CAD専用GPUも推奨されています。

推奨GPUについては、公式ページで確認可能です。特に、4Kキャンバスを使用する場合には、GPUメモリ8GB以上が推奨されるため、ミドル~ハイエンドGPUを選ぶことで業務に支障なく作業が可能です。

Fusion 360推奨スペック

2. メモリ容量

作業データを一時的に保存するメモリは、3D CADを含むクリエイティブタスクにおいて非常に重要です。また、CAD以外の作業にも対応するためには、32GB以上のメモリを搭載可能なモデルを選ぶことをおすすめします。

3. CPU性能

ノートPCに搭載されるCPUは、GPUとセットで構成されているため、デスクトップPCのように自分で構成を考える必要はありません。特に、CAD用として販売されているモデルやワークステーションでは、高性能GPUと高性能CPUの組み合わせが採用されているため、複雑な選択は不要です。

大規模モデルを利用する業種

大規模モデルは、多数の部品や複雑な構造を含むため、大量のデータを処理できる高性能なPCが必要です。以下の業種では大規模モデルを活用することが多いです:

  • 製造業: 自動車産業(車両全体の設計)、航空宇宙産業(航空機、ロケット)
  • 建築・建設業: 土木工学(橋梁、トンネル、ダム)、都市計画
  • エネルギー業界: 発電所設計、石油化学プラント設計

中規模モデルを利用する業種

中規模モデルは、比較的少ない部品やシンプルな構造を扱うため、手頃なスペックのPCでも対応可能です。以下の業種でよく利用されます:

  • 製品デザイン: 家電製品(冷蔵庫、洗濯機)、スポーツ用品
  • 医療業界: 医療機器設計(内視鏡、義歯)、手術用ガイドのモデリング
  • 建築・デザイン: 一戸建て住宅の設計、インテリアデザイン
  • 宝飾業界: ジュエリーやアクセサリーのモデリング

おすすめの3D CADノートPC

1. 中規模~大規模におすすめ:DAIV S4

マウスコンピューターのDAIVシリーズは、3D CADや3D CGのモデリングを快適に行える性能を備えています。

2. 小規模~中規模におすすめ:ThinkPad P16/P14

LenovoのThinkPad Pシリーズは、ワークステーション向けの高性能ノートPCです。

  • CPU: IntelまたはAMDを選択可能
  • メモリ: 最大64GBモデルへのカスタマイズが可能
  • 用途: 高品質な3D CAD作業を低価格で実現したい方におすすめ
  • ThinkPad Pシリーズをレノボで見る

まとめ

3D CAD向けのノートPCを選ぶ際は、推奨GPUメモリ容量CPU性能を基準にすることが重要です。作業内容や規模に応じて適切なスペックを選ぶことで、快適な作業環境を整えることができます。

中規模~大規模な作業にはマウスコンピューターのDAIV S4、小規模~中規模な作業にはLenovoのThinkPad P16/P14が特におすすめです。用途に合った1台を見つけて、3D CAD作業をより快適に進めましょう。

うっしー
うっしーhttps://usshi-na-life.com
静岡県出身。2014年にブログ「うっしーならいふ」を開設。 元家電量販店スタッの経験を活かし、PCのわかりやすい製品紹介記事を多数執筆。 2017年に「ウチヤマチカラ/うっしーならいふ」チャンネルとしてYouTubeでの活動も開始し、2022年11月現在でチャンネル登録者数は2万人を越える。
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