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スペック
| 基本構成 | |
|---|---|
| 型番 | Legion Pro 27UD-10(26.5型 |
| 画面サイズ | 26.5型 |
| 解像度 | 4K(3840×2160ドット) |
| パネル種類 | OLEDパネル(QD-OLED/ハーフグレア) |
| リフレッシュレート | 240Hz |
| 応答速度 | 0.03ms(GTG) |
| 輝度 | 約250cd/m² |
| コントラスト比 | 1,500,000:1 |
| スピーカー | 内蔵(1W+1W) |
| VESAマウント | 対応(100×100mm) |
| 保証 | 3年間のメーカー保証 |
特徴:最高性能のゲーミングモニター

Legion Pro 27UD-10は、QD-OLED方式のパネルを採用したハイエンドゲーミングモニターです。
QD-OLEDは、青色OLEDの光を量子ドット層と呼ばれる微細な結晶体で赤と緑の光に変換する方式で、カラーフィルターで光を削る従来のOLEDよりも、純度の高いRGBをバランスよく表示できるのが特徴です。その結果、色域・色の階調ともにディスプレイ界でも最高クラスのレベルにあり、ゲームだけでなくクリエイティブ用途でも使いやすいパネルと言えます。

また、OLEDならではの高速な応答速度も大きな魅力です。このモデルは公称応答速度がGtG 0.03msと最速クラスで、240Hzの高リフレッシュレートと組み合わさることで、残像感の少ない非常に滑らかな映像を実現しています。競技性の高いFPSタイトルはもちろん、グラフィック重視のAAAゲームをじっくり楽しみたいユーザーにもフィットする、汎用性の高いゲーミングモニターです。

Legion Pro 27UD-10(26.5型)レビュー 4K/240Hz対応の高性能有機ELモニター【PR】
公式サイトでみるデザイン

デザインは、いわゆるゲーミングっぽいゴテゴテ感がなくてかなり好印象です。
モニター部は三辺がほぼフレームレスの狭額縁デザインで、正面にはメーカーロゴの印字が一切ありません。そのおかげで画面だけがスッと浮いているように見えて、作業用デスクにもリビングにもなじみやすいです。
スタンドも白とブラックグレーのツートンでまとめられていて、足元の六角形ベースも主張しすぎないデザイン。全体として「ゲーミングブランドだけど、インテリアを壊さないミニマル路線」のモニターだと感じました。

モニター正面は三辺フレームレスの狭額縁デザインで、ベゼル下部にもメーカーのロゴは一切入っていません。画面だけがスッと浮いているように見えるので、作業用ディスプレイとしてもゲーム用としても、スッキリした印象で使えます。
背面は電源ユニットを内蔵しているぶん中央のブロックはやや厚みがありますが、パネル自体はOLEDらしく非常に薄く作られています。白いバックパネルに黒いハニカム模様のユニットとスタンドが組み合わさっていて、いかにもゲーミングというゴテゴテした装飾はなく、デスクに置いたときの見た目はかなりスタイリッシュです。

パネル部分はOLEDらしくかなり薄く、その後ろに電源ユニットをまとめたボックスが付く二段構造になっているので、見た目の重心が真ん中に寄っていてスッキリしています。スタンドも前後に余計な出っ張りがない直線的なデザインなので、横から見てもゴチャっとせず、デスクの上に置いたときのシルエットはかなりスタイリッシュです。

接続周りはかなり使い勝手が良くて、
- HDMI 2.1 ×2
- DisplayPort 1.4 ×1
- USB Type-C(アップストリーム、USB 3.2 Gen2) ×1
- USB-A(ダウンストリーム) ×3
という構成です。
USB Type-CでPCとつなげば、モニター側のUSB-AポートがそのままUSBハブとして使えるので、マウスやキーボード、USBレシーバー類を全部モニター側に挿しておけます。ノートPCを持ち込むときも、USB-Cケーブル1本抜き差しするだけで周辺機器ごと一気に接続できるのはかなり快適です。
映像入力はHDMI 2.1が2系統あるので、メインPCに加えて、PS5やXbox Series X|S、Nintendo Switchといったゲーム機も同時接続可能。DisplayPortでゲーミングPCを240Hz駆動させつつ、HDMI側にコンソールをつないで切り替える、といった使い方もしやすいインターフェース構成になっています。
メニューパネルについて

メニュー操作系もよく出来ています。
本体下部には電源ボタンと3つのボタンに加えて、メイン操作用のスティック型ボタンを搭載していて、このスティックをカチッと押すだけでOSDをすぐ呼び出せます。上下左右の倒し込みで項目移動、押し込みで決定という最近のゲーミングモニターらしい操作感なので、一度慣れてしまえば入力切り替えやゲームモードの変更もサクッと行えます。


OSDメニューの項目も充実していて、ゲームモードやリフレッシュレート設定に加えて、「OLEDケア」のタブから焼き付き防止機能を細かく調整できます。ピクセルシフトやパネルプロテクト、一定時間ごとに画面保護を促す通知、静的画面検出、タスクバー検出など、有機ELならではのケア機能がひと通り揃っているので、長時間PC作業やゲームをするユーザーでも安心して使える構成です。
見え方・色域・明るさについて

色域は手持ちのキャリブレーターで計測したところ、DCI-P3カバー率が**99.2%**と公称値どおりで、三角形もほぼピッタリ重なっていました。QD-OLEDらしく、特に赤と緑の伸びが良く、ゲームや映画コンテンツではかなりリッチな発色を楽しめます。
一方で、Dolby VisionなどHDR規格には対応しているものの、OSD側のキャリブレーション項目はそこまで細かくありません。ガンマや色温度のプリセットは揃っているものの、3軸で追い込んでいくような本格的なハードキャリブレーション環境ではないので、「色を厳密に合わせ込むリファレンスモニター」というよりは、あくまでエンタメ寄りの高画質ゲーミングモニターと捉えたほうが健全です。

なおHDRをオフにしたSDRモードでの最大輝度は、実測でおよそ200nit前後でした。暗め〜普通の明るさの部屋で使うぶんには問題ありませんが、日中に直射日光が入るような環境だと、もう少し明るさが欲しい場面もありそうです。その代わり、暗い部屋での黒の沈みとコントラスト感はさすがOLEDといった印象でした。

この写真はUFO Testを1/4000秒で撮影したものですが、240fpsの行は輪郭がほとんど滲まず、くっきり表示されています。シャッタースピードをここまで上げても残像がほぼ出ていないので、応答速度の速さと240Hz駆動の効果をかなり体感しやすいモニターだと感じました。

モニターの表面にはハーフグレアのコーティングが施されています。
その影響で、電源オフ時や外光が当たったときは、表面がうっすらと紫がかったように見えます。これは反射を抑えるためのAR(アンチリフレクション)コートの色味で、実際に映像を表示しているときは黒がしっかり沈んで見えるので違和感はありません。
グレアほどギラつかず、かといってノングレアのように白っぽくならないバランスで、映り込みをそこそこ抑えつつ有機ELらしいコントラスト感はきちんとキープできている印象です。
映像の見え方


映像のチェックには、YouTube上のLGのデモ映像を再生して撮影しました。下の黄色いボトルの写真は、わずかに露出を持ち上げていますが、それでもわかる通り、画面外の空間との境目が分からないくらい黒がしっかり沈んでいます。QD-OLEDパネルらしく、黒が浮かずに完全に締まって見えるので、暗部のコントラストがかなり強いです。
そのおかげで、暗いシーンが多いゲームやホラータイトル、映画コンテンツとの相性は抜群。背景が真っ黒な中にボトルだけが浮かび上がるような映像だと、液晶モニターとは一段違う立体感と没入感が得られます。暗部の情報量や雰囲気重視でコンテンツを楽しみたい人にとっては、これ以上ないくらい適したディスプレイだと感じました。
文字の見え方について

26.5型で4K解像度ということもあり、画素密度が高いおかげで、有機EL特有のサブピクセル配列による色フリンジは通常の距離ではほとんど感じません。画面にかなり近づいて細かい文字を凝視すると「言われてみればそうかな?」という程度なので、一般的なPC作業で気になることはまずないと思います。
ゲーム時の見え方

山肌のディテール、霧の階調、光が差し込む瞬間のライティングなど、1つ1つの質感が非常に細かく描写されるため、従来の液晶モニターとはまったく別モノの画作りになります。
QDOLEDは黒の沈み込みが深いため、暗部の階調がつぶれず、遠景の情報量が驚くほど豊かに見えるのも特徴的です。
QDOLEDは発光方式の違いから、魔法・炎・爆発などのハイライトが**立体的に“光って見える”**レベルで再現されます。
特に月光や結晶体の反射のような微細な光の揺らぎは、VAやIPSでは再現が難しい部分で、ファンタジー世界との親和性が非常に高いと感じます。

サイバーパンク系やホラー、ステルスゲームなど“暗所が多いタイトル”をプレイすると、このモニターの実力をより強く体感できます。
QD-OLEDパネルでは黒がつぶれず、明るい部分とのコントラストがはっきり分離されるため、光源の色がより立体的に浮き上がります。特に赤や緑といったネオン系の光は階調が豊富で、シーン全体の雰囲気が圧倒的にリッチ。
結果として、**ただ暗いだけではなく“情報量の多い暗さ”**として描写されるので、没入感が段違いに高いです。
個人的には、明るいフィールドゲームよりも暗いシーン中心の作品のほうが、QD-OLEDの迫力をダイレクトに感じられると思います。

QD-OLEDパネルは発色が強すぎるという心配をされる方もいますが、本機はビビッドになりすぎず、原作のトーンを崩さない自然な色合いが特徴です。ただし 赤の表現力が非常に高く、要所でしっかりと締まった色が出てくれるため、キャラクターが多く登場するシーンでも映像がくっきりと見えます。
特にアクション映画のような戦闘シーンが多いタイトルでは臨場感が段違いで、爆発・炎・エフェクトの輝度差がはっきりするので没入感が非常に高いです。明暗差の大きいカットもしっかり描写されるため、映像重視で映画を楽しみたい人にとって満足度の高いパネルだと思います。
表示機能について

LegionのOSDには、FPS1/FPS2/レース/RTS/ゲーム1といったゲーム向けプリセットがいくつか用意されています。ただし本機のQD-OLEDパネルはもともと応答速度が非常に速く、オーバードライブの強弱を切り替えるような項目はありません。モードを変えても残像感に大きな差はなく、主に輝度やコントラスト、暗所を持ち上げる量などが変わるプリセットだと考えてよさそうです。普段は標準モードか、自分の環境でちょうどいい明るさになるモードを選んでおけば問題ありません。
焼付き防止機能について

「OLEDケア」の項目を見ると、このモニターはピクセルシフトやパネルプロテクトに加えて、静的画面検出やタスクバー検出など、有機ELの焼き付き対策をかなり細かく制御できるようになっています。デフォルトでは画面の65%以上が静止している状態を検出したり、6時間ごとにパネル保護の通知を出す設定になっており、PC用ディスプレイとして長時間使ってもパネルに負荷が集中しにくい構成です。
ロゴ検出やタスクバー検出を有効にすれば、ブラウザのUIやWindowsのタスクバーといった“固定表示エリア”だけ自動的にケアしてくれるので、焼き付きが心配な人はここをオンにしておくとより安心だと思います。
まとめ:映像視聴・高グラフィックゲーム用におすすめしたい “ハイエンドエンタメモニター”

このモニターはハーフグレア加工を施したQD-OLEDパネルが大きな特徴で、
事務作業は「そこそこ」やりやすく、映像視聴では圧倒的な臨場感を発揮します。
さらに、応答速度の速さから競技性の高いタイトルも十分こなせる万能型です。
ただし、IPSパネルのゲーミングモニターと比べると反射がやや強く、長時間の集中プレイでは目が疲れやすいと感じる場面もあります。
そのため、1日何時間もプレイするような競技プレイヤーであれば、
TNパネルや低反射IPSのほうが有利になるケースもあるでしょう。
とはいえ、
「1台で“映画の迫力”も“最新ゲームの美しさ”も全部楽しみたい」
というユーザーにはまさに理想的な選択肢です。
・映像コンテンツの没入感
・高グラフィックゲームの美しさ
・応答速度の速さによる快適なゲーム体験
これらをまとめて求める人にとって、非常に満足度の高いハイエンドモニターだと言えます。

