ホームPC周辺機器PC用モニターLegion R27i-30 (27型ゲーミング)レビュー 1920×1080ドット165Hz対応の高性能フルHDモニター【PR】

Legion R27i-30 (27型ゲーミング)レビュー 1920×1080ドット165Hz対応の高性能フルHDモニター【PR】

本製品はレノボからの提供品の上、アフィリエイト広告です。

スペック

基本構成
型番Legion R27i-30
画面サイズ27型
解像度フルHD(1920×1080ドット)
パネル種類IPSパネル(ノングレア)
リフレッシュレート最大165Hz
応答速度0.5ms(GTG)
輝度約400cd/m²
コントラスト比1000:1
スピーカー3w×2
VESAマウント対応(100×100mm)
保証3年間のメーカー保証

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特徴 まんべんなく対応するFHDゲーミングモニター

Legion R27i-30は、メニューパネルの構成やモニター本体のデザインが現在の売れ筋ゲーミングモニターに近く、直感的で扱いやすい設計になっています。初めてゲーミングモニターを使う人でも迷いにくく、設定周りの使い勝手は良好です。
また、スピーカーを内蔵している点も実用面では大きなメリットで、ヘッドセットを使わずに事務作業や動画視聴を行う用途でも、そのまま運用できます。

リフレッシュレートは165Hzに対応し、さらに VESA DisplayHDR 400 にも対応しています。
そのため、FPSなど競技性の高いゲームタイトルはもちろん、映像視聴やグラフィック重視のゲームまで、用途を選ばずまんべんなく対応できる性能を備えたゲーミングモニターといえます。

デザイン

モニター前面のデザインは、下部ベゼル中央に Legion ロゴが控えめに配置されており、Lenovo 製の Legion シリーズ(ノートPC・デスクトップ)と並べて使った際の統一感が高い点が特徴です。
ゲーミング感を主張しすぎないデザインのため、デスク全体の雰囲気を崩しにくく、長時間の作業用途でも違和感がありません。

また、3 辺フレームレスデザインを採用しており、見た目は非常にスタイリッシュです。
実際に画面を点灯させると、映像への没入感が高く、マルチモニター環境でも境界が気になりにくい設計になっています。

全体として、実用性とデザイン性のバランスが取れた外観で、
「Legion シリーズでデスク環境を統一したい人」にとっては、特に相性の良いゲーミングモニターといえます。

背面デザインについては、左側にメニューパネル(OSD操作用ボタン)、右側にセキュリティロックという配置になっており、最近のゲーミングモニターで主流となっているレイアウトを採用しています。
背面操作時に迷いにくく、設置後の操作性は良好です。

電源はACアダプターではなく内蔵型となっているため、モニター本体にはやや厚みがあります。ただし、その分コンセント周りがすっきりするため、デスク下や背面のケーブルマネジメントはしやすい印象です。
外部電源ユニットを置く必要がない点は、実用面ではメリットといえます。

スタンド部分にはケーブルホールが用意されており、映像ケーブルや電源ケーブルをまとめやすい構造です。
全体として、見た目の派手さよりも実用性と扱いやすさを重視した背面設計で、長く使う前提のゲーミングモニターとして堅実な作りになっています。

接続端子は、HDMI 2.1 ×2、DisplayPort 1.4 ×1、3.5mm オーディオ出力という構成です。
PC用モニターとしては十分な端子数が確保されており、デスクトップPC+ノートPC+ゲーム機といった複数機器の同時接続にも対応できます。

HDMI 端子が 2 系統用意されている点は実用面でのメリットが大きく、PC に加えて PlayStation や Xbox などの家庭用ゲーム機を接続して切り替えて使う用途にも向いています。
また、DisplayPort 1.4 を備えているため、PC 接続時には高リフレッシュレート環境をしっかり活かすことが可能です。

オーディオ出力(3.5mm)も搭載されているため、モニター経由でスピーカーやヘッドセットを接続することができ、配線をシンプルにまとめたい人にとっても扱いやすい構成といえます。

メニューパネルについて

左側に配置されているメニューボタンは非常にシンプルな構成です。
中心となるのは青色のスティック型ジョイスティックで、上下左右に倒すことで直感的にメニュー操作ができます。実際に触ってみると反応も分かりやすく、OSD 操作で迷うことはほとんどありません。

最も長い縦型のボタンが電源ボタンで、正面から見なくても手探りで判別しやすい設計になっています。
また、

  • 上側:ゲームモードの呼び出し
  • 左側:入力切り替え

と役割が分かれており、よく使う操作をワンアクションで呼び出せる点は実用的です。

OSD メニュー自体も整理されており、ゲームモード、オーバードライブ、Adaptive Sync、ダークブーストといった、
ゲームプレイを有利にする機能を簡単に切り替えられます。
細かい設定を詰めなくても、用途に応じた調整がしやすく、初心者から中級者まで扱いやすいUIといえます。

見え方・色域・明るさについて

モニターの色域は、DCI-P3 カバー率 91.2% という結果でした。
数値としては、プロ向けのハイエンドクリエイターモニター(DCI-P3 ほぼ 100%)には及ばないものの、一般的なゲーミングモニターとしては十分に広い色域を確保しています。

そのため、

  • Web 向けの動画編集(YouTube など)
  • 写真の簡単なレタッチ・色補正
  • ゲームや映像視聴を重視しつつ、軽めのクリエイティブ作業も行いたい用途

といった使い方であれば、色域面で大きな不満が出ることは少ないと思います。

一方で、色の厳密な管理が求められる印刷用途や業務レベルの映像制作を前提とする場合は、より高い色域とキャリブレーション精度を備えた専用のクリエイターモニターを選ぶのが無難です。
Legion R27i-30 はあくまで、ゲーミングを軸にしつつ、実用レベルの色再現性も備えたバランス型モニターという位置づけになります。

Windows のディスプレイ情報から確認したところ、Legion R27i-30 は VESA DisplayHDR 400 に対応していることが分かります。
OS 側でも HDR 認識は正しく行われており、仕様通りの HDR 対応モニターです。

一方で、HDR をオフにした状態での最大輝度は実測で約 275nit でした。
数値としては、明るい室内環境でも十分に視認性は確保できるレベルで、SDR 環境での普段使い・ゲーム用途としては問題ありません

リフレッシュレートは最大 165Hz に対応しています。
実際に 1/4000 秒シャッターで撮影して確認したところ、完全に残像がゼロというわけではないものの、動きは十分にクリアで、165Hzらしい滑らかさはしっかり感じられます。

IPS パネルという特性上、TN パネルのような完全なキレはありませんが、

  • 視認性が大きく崩れるような残像
  • プレイに支障が出るレベルのブレ

は見られず、一般的な FPS やアクションゲームであれば問題なく快適にプレイできるレベルです。

そのため、Legion R27i-30 は
競技特化の eスポーツ向けというより、画質と滑らかさのバランスを重視した 165Hz ゲーミングモニター
といった立ち位置になります。

144Hz からのステップアップを考えている人や、
「滑らかさは欲しいが、画質も妥協したくない」
というユーザーには、ちょうど良い選択肢といえるでしょう。

本機は IPS パネルを採用しており、視野角は非常に広いと感じます。
正面からだけでなく、左右や上下から見た場合でも 色味や明るさの変化が少なく、角度によって見えづらくなることはありません。

実際にデスク上で姿勢を変えたり、少し斜めの位置から画面を確認しても、

  • 色が白っぽくなる
  • 黒が浮いて見える
    といった現象はほぼ感じられず、安定した表示品質を保っています。

この特性はゲーム用途だけでなく、

  • 複数人で画面を見る場面
  • 作業中に姿勢を頻繁に変える使い方
  • 動画視聴や写真確認

といったシーンでもメリットになります。

そのため Legion R27i-30 は、
「正面視前提の競技用TNパネル」ではなく、快適さと汎用性を重視したゲーミングモニター
という立ち位置が明確なモデルといえます。

映像の見え方

映像の見え方については、YouTube 上の LG 提供デモ映像を再生して確認しました。
その印象としては、IPS 液晶パネルとしては色の鮮やかさがあり、発色は良好だと感じます。
特に明るいシーンや中間調の階調表現は自然で、動画視聴用途としても十分に楽しめる画質です。

一方で、パネル特性上、

  • Mini LED
  • OLED(有機EL)

といった上位ディスプレイと比較すると、黒の沈み込みやコントラスト感、彩度の強さは一段階マイルドです。
暗部はやや持ち上がりやすく、完全な黒を求める用途では限界があります。

とはいえ、これは IPS 液晶としては標準的かつ想定内の挙動であり、
ゲーム・動画・日常使いをバランスよくこなすという点では、過度に癖のない見え方ともいえます。

総合すると Legion R27i-30 は、
「派手さよりも見やすさを重視した IPS ゲーミングモニター」
という立ち位置で、長時間のゲームプレイや動画視聴でも目が疲れにくい画質傾向です。

文字の見え方について

文字の見え方についても確認しましたが、にじみは見られず、全体的にシャープで見やすい印象です。
Windows のデスクトップ表示やブラウジング、文章作成といった用途でも、輪郭が甘く感じることはありません

IPS パネルらしくサブピクセルのクセも少なく、

  • 小さめのフォント
  • UI アイコン
  • タスクバー周りの表示

といった細かい部分でも、視認性は良好です。

そのため Legion R27i-30 は、
ゲーム用途だけでなく、事務作業や長時間のPC作業にも安心して使えるモニター
といえます。

ゲーム時の見え方

高グラフィックなゲームシーンを表示した場合、最新の Mini LED や OLED モニターと比較すると、色の深みや立体感はやや控えめに感じられます。
特に暗部と明部のコントラストが強いシーンでは、黒の沈み込みや発光感といった部分で差が出やすい印象です。

一方で、色そのものが薄い、もしくは破綻して見えるということはなく、
色の違いはきちんと識別でき、情報量として不足を感じることはありません
発色は過度に強調されず、全体的にフラットで自然なトーンにまとめられています。

そのため Legion R27i-30 は、

  • 派手さや映像インパクトを最優先するモニター
    というよりも、
  • 長時間プレイでも疲れにくい見え方
  • ゲームと普段使いを両立できる画質バランス

を重視した IPS ゲーミングモニターといえます。

Mini LED や OLED のような“映像表現特化型”を求める場合は別カテゴリになりますが、
価格帯と用途を考えると、十分に納得できる表示品質です。

まとめ:事務作業・クリエイティブ・ゲームをまんべんなくこなしたいならコレ

Legion R27i-30 は、事務作業・軽めのクリエイティブ用途・ゲームをバランス良く行いたい人に向いたゲーミングモニターです。
高リフレッシュレートによるゲームでの快適さを確保しつつ、色域や表示品質も一定水準を満たしているため、「ゲーム専用」に寄りすぎない使い方ができます。

強み

同価格帯のゲーミングモニターと比較すると、色域が広めで、
さらに 165Hz の高リフレッシュレートに対応している点が大きな魅力です。
その結果、ゲーム性能を確保しながらも、動画編集や写真補正、日常的なPC作業といったゲーム以外の用途にも対応できる汎用性があります。

デメリット

一方で、価格帯はやや高めです。
特に FHD のゲーミングモニターという視点で見ると、近年は中華系ブランドを中心に非常に安価なモデルが増えているため、「とにかく安く高リフレッシュレートが欲しい」という目的だけで選ぶと割高に感じる可能性があります。

ウチヤマチカラ
ウチヤマチカラhttps://usshi-na-life.com
静岡県出身。2014年にブログ「うっしーならいふ」を開設。 元家電量販店スタッの経験を活かし、PCのわかりやすい製品紹介記事を多数執筆。 2017年に「ウチヤマチカラ/うっしーならいふ」チャンネルとしてYouTubeでの活動も開始し、2022年11月現在でチャンネル登録者数は2万人を越える。
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本製品はレノボからの提供品の上、アフィリエイト広告です。 スペック 基本構成 型番Legion R27i-30画面サイズ27型解像度フルHD(1920×1080ドット)パネル種類IPSパネル(ノングレア)リフレッシュレート最大165Hz応答速度0.5ms(GTG)輝度約400cd/m²コントラスト比1000:1スピーカー3w×2VESAマウント対応(100×100mm)保証3年間のメーカー保証 製品ページで見る 特徴 まんべんなく対応するFHDゲーミングモニター Legion R27i-30は、メニューパネルの構成やモニター本体のデザインが現在の売れ筋ゲーミングモニターに近く、直感的で扱いやすい設計になっています。初めてゲーミングモニターを使う人でも迷いにくく、設定周りの使い勝手は良好です。また、スピーカーを内蔵している点も実用面では大きなメリットで、ヘッドセットを使わずに事務作業や動画視聴を行う用途でも、そのまま運用できます。 リフレッシュレートは165Hzに対応し、さらに VESA DisplayHDR 400 にも対応しています。そのため、FPSなど競技性の高いゲームタイトルはもちろん、映像視聴やグラフィック重視のゲームまで、用途を選ばずまんべんなく対応できる性能を備えたゲーミングモニターといえます。 Legion R27i-30 公式サイトでみる デザイン モニター前面のデザインは、下部ベゼル中央に Legion ロゴが控えめに配置されており、Lenovo 製の Legion シリーズ(ノートPC・デスクトップ)と並べて使った際の統一感が高い点が特徴です。ゲーミング感を主張しすぎないデザインのため、デスク全体の雰囲気を崩しにくく、長時間の作業用途でも違和感がありません。 また、3 辺フレームレスデザインを採用しており、見た目は非常にスタイリッシュです。実際に画面を点灯させると、映像への没入感が高く、マルチモニター環境でも境界が気になりにくい設計になっています。 全体として、実用性とデザイン性のバランスが取れた外観で、「Legion シリーズでデスク環境を統一したい人」にとっては、特に相性の良いゲーミングモニターといえます。 背面デザインについては、左側にメニューパネル(OSD操作用ボタン)、右側にセキュリティロックという配置になっており、最近のゲーミングモニターで主流となっているレイアウトを採用しています。背面操作時に迷いにくく、設置後の操作性は良好です。 電源はACアダプターではなく内蔵型となっているため、モニター本体にはやや厚みがあります。ただし、その分コンセント周りがすっきりするため、デスク下や背面のケーブルマネジメントはしやすい印象です。外部電源ユニットを置く必要がない点は、実用面ではメリットといえます。 スタンド部分にはケーブルホールが用意されており、映像ケーブルや電源ケーブルをまとめやすい構造です。全体として、見た目の派手さよりも実用性と扱いやすさを重視した背面設計で、長く使う前提のゲーミングモニターとして堅実な作りになっています。 接続端子は、HDMI 2.1 ×2、DisplayPort 1.4 ×1、3.5mm オーディオ出力という構成です。PC用モニターとしては十分な端子数が確保されており、デスクトップPC+ノートPC+ゲーム機といった複数機器の同時接続にも対応できます。 HDMI 端子が 2 系統用意されている点は実用面でのメリットが大きく、PC に加えて PlayStation や Xbox などの家庭用ゲーム機を接続して切り替えて使う用途にも向いています。また、DisplayPort 1.4 を備えているため、PC 接続時には高リフレッシュレート環境をしっかり活かすことが可能です。 オーディオ出力(3.5mm)も搭載されているため、モニター経由でスピーカーやヘッドセットを接続することができ、配線をシンプルにまとめたい人にとっても扱いやすい構成といえます。 メニューパネルについて 左側に配置されているメニューボタンは非常にシンプルな構成です。中心となるのは青色のスティック型ジョイスティックで、上下左右に倒すことで直感的にメニュー操作ができます。実際に触ってみると反応も分かりやすく、OSD 操作で迷うことはほとんどありません。 最も長い縦型のボタンが電源ボタンで、正面から見なくても手探りで判別しやすい設計になっています。また、 上側:ゲームモードの呼び出し 左側:入力切り替え と役割が分かれており、よく使う操作をワンアクションで呼び出せる点は実用的です。 OSD メニュー自体も整理されており、ゲームモード、オーバードライブ、Adaptive Sync、ダークブーストといった、ゲームプレイを有利にする機能を簡単に切り替えられます。細かい設定を詰めなくても、用途に応じた調整がしやすく、初心者から中級者まで扱いやすいUIといえます。 見え方・色域・明るさについて モニターの色域は、DCI-P3 カバー率 91.2% という結果でした。数値としては、プロ向けのハイエンドクリエイターモニター(DCI-P3 ほぼ 100%)には及ばないものの、一般的なゲーミングモニターとしては十分に広い色域を確保しています。 そのため、 Web 向けの動画編集(YouTube など) 写真の簡単なレタッチ・色補正 ゲームや映像視聴を重視しつつ、軽めのクリエイティブ作業も行いたい用途 といった使い方であれば、色域面で大きな不満が出ることは少ないと思います。 一方で、色の厳密な管理が求められる印刷用途や業務レベルの映像制作を前提とする場合は、より高い色域とキャリブレーション精度を備えた専用のクリエイターモニターを選ぶのが無難です。Legion R27i-30...Legion R27i-30 (27型ゲーミング)レビュー 1920×1080ドット165Hz対応の高性能フルHDモニター【PR】