LegionやLenovo LOQなどのゲーミングノートPC・ゲーミングPCを購入した人に向けて、
本体性能をしっかり引き出すためにおすすめしたいレノボの周辺機器を解説します。
ゲーミングPCは「本体を買って終わり」ではなく、
マウス・ヘッドセット・モニターなどの周辺機器まで含めて環境を整えることで、
快適さや満足度が大きく変わります。
本記事では、
買ったほうがいい周辺機器と、
無理に買わなくてもいい周辺機器を分けて紹介していくので、
「とりあえず揃えたい」「無駄な出費は避けたい」という人にも参考になるはずです。
マウス
Lenovo M210 RGB ゲーミングマウス アリ!

このモデルは、編み込み式ケーブルを採用した有線タイプで、
サイドボタンを備えたオーソドックスなゲーミングマウスです。

形状や操作感にクセが少なく、
重量も軽めに抑えられているため、扱いづらさを感じにくいのが特徴。
突出した強みこそないものの、大きな欠点がほとんどないという点は大きな魅力です。
価格も比較的手頃なので、
「とりあえずゲーミングPCを買ったし、マウスもちゃんとしたものを揃えたい」
という人には、無難かつ失敗しにくい選択肢と言えるでしょう。

Lenovo Legion M410 ワイヤレス RGB ゲーミングマウス やや高い

Lenovo Legion M410は、**2.4GHzワイヤレス接続(USBドングル方式)**に対応した
LegionブランドのワイヤレスRGBゲーミングマウスです。
ワイヤレスモデルということもあり、
一般的なエントリークラスのゲーミングマウスと比べると、価格はやや高め。
ただしその分、操作の安定性や取り回しの良さはしっかり確保されています。

実際に使ってみると、
クリック感やホイール操作にクセがなく、
重量バランスも良好で、有線から移行しても違和感は少なめ。
「配線の煩わしさをなくしたい」「デスク周りをすっきりさせたい」
というLegion/Lenovo LOQユーザーであれば、
価格差を許容できる範囲の完成度の高いワイヤレスゲーミングマウスだと感じました。
Lenovo Legion M600 ワイヤレス ゲーミングマウス(スティングレイ) 結構高い

Lenovo Legion M600は、
有線/2.4GHzワイヤレス(USBドングル)/Bluetooth の
3つの接続方式に対応した、Legionシリーズのワイヤレスゲーミングマウスです。

ホワイトカラーの「スティングレイ」は、
Legion 7iシリーズと合わせることを前提にデザインされたモデルで、
統一感のあるデスク環境を作りたい人には相性が良い一方、
市場価格と比べるとやや高めの価格設定になっています。
操作性や機能面については特に大きな不満はなく、
ワイヤレスでも安定した使用感で、日常使いからゲームまで幅広く対応可能。
ただし、価格だけを見るとコストパフォーマンス重視の人には割高に感じるかもしれません。
そのためこのモデルは、
- Legion 7iとカラー・デザインを揃えたい
- セールやポイント還元で実質価格を下げられる
といった条件が揃ったときに、選択肢として“アリ”になるゲーミングマウスと言えるでしょう。 - レビュー記事
ゲーミングヘッドセット
Lenovo Legion H600 ワイヤレス ゲーミングヘッドセット(スティングレイ) あり

Lenovo Legion H600は、USBドングル接続に対応したワイヤレスゲーミングヘッドセットです。
PC向けのゲーミングヘッドセットではありますが、
USBドングルを使うことで、ゲーミングPCだけでなく、Nintendo Switch、Xbox、PS5でも使用できる点が大きな魅力。

1台で複数のゲーム機を使い分けている人にとっては、
「機種ごとにヘッドセットを用意しなくていい」というメリットがあります。
音質や装着感についても大きなクセはなく、
長時間のゲームプレイでも使いやすい印象。
Legion 7iシリーズと合わせやすいスティングレイカラーも含め、
総合的に見て“あり”なワイヤレスゲーミングヘッドセットと言えるでしょう。
モニター
Legion R27i-30 (27型ゲーミング/1920×1080/IPS/スピーカー/高さ・縦回転) あり

Legion R27i-30は、
27型/フルHD(1920×1080)/IPSパネルを採用したLegionシリーズのゲーミングモニターです。
スピーカー内蔵に加え、**高さ調整・チルト・縦回転(ピボット)**にも対応しており、
デスク環境をしっかり作りたい人にも扱いやすい構成になっています。

このモデルの大きな特徴は、
DCI-P3をカバーする広色域パネルを採用している点。
そのため、ゲーム用途だけでなく、
簡単なクリエイティブ作業や映像視聴まで幅広く対応できる性能があります。
フルHD・27型という仕様上、
高精細さを最優先する人には向きませんが、
「ゲーム・作業・動画をバランスよく使いたい」という用途であれば、
非常に扱いやすいモニターです。
現在は売り切り価格での販売となっているため、
LegionやLenovo LOQと合わせて外部モニターを検討しているなら、
在庫があるうちに確保しておきたい“あり”な1台と言えるでしょう。
Legion Pro 27UD-10 高い

Legion Pro 27UD-10は、
QD-OLEDパネルを採用したハイエンドクラスのゲーミングモニターです。

QD-OLEDならではの
- 圧倒的なコントラスト
- 発色の良さ
- 黒の沈み込み
といった特徴を活かし、
ゲーム・クリエイティブ用途・映像視聴・ビジネス用途まで幅広く対応できる性能を備えています。
一方で、価格については正直なところ
市場全体で見ても安いモニターではありません。
コストパフォーマンスを最優先する人には向かないモデルです。
ただし、
「最高クラスの映像品質を1台で手に入れたい」
「Legion ProクラスのPCに見合う表示環境を用意したい」
という人にとっては、価格に見合った完成度をしっかり感じられるモニターだと思います。
定価で無理に狙う必要はありませんが、
ポイントが余っている、セールや還元を絡められるといった条件が揃うなら、
満足度は非常に高い1台です。
キーボード
Lenovo Legion K500 RGB メカニカルゲーミングキーボード 高い

Lenovo Legion K500は、
赤軸のメカニカルスイッチを採用したゲーミングキーボードです。
打鍵感自体はオーソドックスで、
ゲーム用途・事務作業のどちらにも対応できるタイプですが、
発売からある程度時間が経っており、最新世代のスイッチを採用しているわけではありません。
そのため、
「ゲームにも使えて、普段の作業にも使えるメカニカルキーボード」
という条件で探す場合、
市場にはより安価で性能面も遜色ない製品が多く存在します。
Legionで周辺機器を統一したい人にとっては選択肢にはなりますが、
価格を考えると、コストパフォーマンスの面ではやや割高というのが正直な評価です。
バッグ
Lenovo Legion 16インチ ゲーミングバックパック GB400

Lenovo Legion GB400は、
フック式の開閉構造を採用したゲーミングバックパックです。
最大で16インチクラスのゲーミングノートPCに対応しており、
ノートPC本体に加えて、タブレットや周辺機器もまとめて収納可能。
内部の仕切りもしっかりしているため、持ち運び用途でも安心感があります。

デザインや構造はややクセがありますが、
その分、ガジェット好きには刺さりやすい作りになっているのが特徴。
一般的なビジネスリュックというよりは、
「ゲーミングノートPCを持ち運ぶ前提」で選ぶリュックです。
普段使いには好みが分かれますが、
LegionシリーズのゲーミングノートPCと組み合わせて使うのであれば、
統一感・実用性ともに“あり”なバックパックと言えるでしょう。
