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HP OmniBook 7 14-frパフォーマンスモデル (SAKURA)レビューバッテリー持続時間が長いデザイン性に優れた女性におすすめのノートPC

HP OmniBook 7 14-frをレンタルしたのでレビューします。製品貸出「日本HP株式会社」

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HP OmniBook 7 14-frのスペック

HP OmniBook 7 14-frのスペック
モニター14型(1920×1200ドット)16:10非光沢 IPS
CPUCore Ultra 7 255U
GPUIntel Graphics
メモリ16GB オンボード (LPDDR5x-7467MT/s)
SSD1TB(NVMe)
サイズ(幅×奥行×厚さ)幅約314mm×奥行き約226mm×高さ約11.1mm
無線通信規格WIFI7(802.11ax)、Bluetooth 5.4
バッテリー68Whr
充電タイプ65W ACアダプター
重量約1.41kg
保証1 年間のハードウェア保証

仕様、詳細は製品ページで確認できます。

特徴:68Whの大容量バッテリーで、持ち運び・据え置きの両立が可能な14型ノートPC

OmniBook 7 14-frは、68Whという14型クラスでは大容量のバッテリーを搭載したノートPCです。
Core Ultra 7 255Uとの組み合わせにより、日常的な事務作業や学習用途ではバッテリー持続時間の長さが大きな強みとなっています。

また、HPらしい洗練されたデザイン性も魅力のひとつです。
主張しすぎない優しいカラーリングとスマートな筐体は、学生からビジネスパーソンまで幅広く使いやすく、落ち着いた印象を演出したい人に適したデザインと言えるでしょう。

価格面についても、市場全体を見渡すと性能・バッテリー容量を考慮した際のコストパフォーマンスは高く、今後注目されやすいモデルになると考えられます。

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価格や仕様は変更となる恐れがありますので、必ず公式ページでご確認ください。

HP OmniBook 7 Aero 13-bg

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デザイン

OmniBook 7 14-frは、金属素材を採用したシャーシとHPのプレミアムロゴを組み合わせることで、14型クラスとしては高級感のあるデザインに仕上がっています。
実際に手に取ると、価格帯を考えると質感はかなり良好で、安価なビジネスノートにありがちなチープさは感じません。

今回のSakuraカラーは、淡いピンク系のカラーリングとなっており、派手さはなく、あくまで落ち着いた柔らかい印象です。
明るすぎないトーンのため、学生だけでなくビジネスシーンでも違和感なく使える点は好印象と言えるでしょう。

全体としては、
「いかにも仕事用」という無骨さを避けつつ、
清潔感とスマートさを両立したデザインで、
持ち運び・据え置きのどちらでも使いやすい外観にまとまっています。

OmniBook 7 14-frの本体重量は、実測で約1.49kgとなっています。
14型ノートPCとしては特別軽量というわけではありませんが、68Whの大容量バッテリーを搭載していることを考えると妥当な重量です。

日常的に持ち運ぶことは十分可能ですが、
1kg前後のモバイルノートと比べると明らかに重さは感じるため、
「常にカバンに入れて持ち歩く」というよりは、
自宅・職場・大学などを行き来しながら使う据え置き併用型の使い方に向いたモデルと言えるでしょう。

また、付属のUSB-C充電器とケーブルを含めた重量は約310g
ACアダプター自体は比較的コンパクトで、持ち運び時の負担は最小限に抑えられています。

総合すると、

  • 軽さ最優先のモバイル用途向けではない
  • バッテリー持ちと安定性を重視した14型ノート

という立ち位置がはっきりしており、
「長時間使えて、必要なときは持ち運べる」バランス型の重量感です。

モニター

OmniBook 7 14-frのディスプレイは、14型・解像度1920×1200ドット(WUXGA)のパネルを採用しています。
縦方向にやや余裕のあるアスペクト比となっており、Webブラウジングや文書作成、表計算などの
事務作業との相性は良好
です。

色域はsRGBカバー率 約61.7%と控えめで、
写真編集や動画編集といった
色再現性を重視する用途には向きません

一方で、色の派手さを抑えた表示のため、長時間の作業でも目が疲れにくい印象です。

輝度は実測で約347nitと、このクラスのビジネスノートとしては十分な明るさを確保しています。
屋内利用であれば明るさ不足を感じることはほぼなく、
オフィスや自宅での使用を前提とするなら問題のないレベルと言えるでしょう。

総合すると本機のディスプレイは、

  • 高解像度・広色域を求める人向けではない
  • 事務作業・学習・Web中心の用途に最適化されたパネル

という位置付けです。
性能やバッテリー持ちを重視し、表示品質は実用レベルで十分という人にとって、バランスの取れたディスプレイ構成となっています。

キーボード・タッチパッド

OmniBook 7 14-frのキーボードは、JIS配列を採用しており、キーの配置も素直でポジションが取りやすい印象です。
記号キーやEnter周りのクセも少なく、普段から日本語配列に慣れている人であれば違和感なく使える構成となっています。

キーストロークはやや浅めですが、底打ち感は強くなく、クリック感をしっかり感じられるタイプです。
軽すぎず重すぎない押下圧のため、文章入力や資料作成といった長時間のタイピングでも疲れにくいと感じました。

タッチパッドについても、14型ノートとしては比較的大きめのサイズが確保されています。
ポインタ操作の追従性は良好で、ジェスチャー操作もスムーズ。
マウスを使わないシーンでも、日常操作でストレスを感じることはほとんどありません

総合すると、

  • 日本語環境で使いやすいJIS配列
  • タイピングしやすい安定したキー感触
  • 実用十分なサイズと精度のタッチパッド

といった点が評価でき、事務作業や学習用途を中心に、安心して使える入力デバイスに仕上がっています。

インターフェース

左側

  • USB-A 5Gbps
  • ヘッドフォン/マイクコンボジャック

右側

  • ・USB-C(10Gbps / PD / DP1.2)
  • ・USB-C(10Gbps / PD / DP1.2)
  • ・HDMI 2.1
  • ・USB-A 10Gbps

10GbpsのUSB-Aがあるので、外付けSSDやカードリーダーを高速で扱えます。
HDMIをフルで搭載している点は、会議室や学校での外部出力に強く初心者にも優しい仕様。

弱点:USB Type-Cポートが右側に集中している点

OmniBook 7 14-frのインターフェース構成は全体として実用的ですが、USB Type-Cポートが右側に集中している点は弱点と言えます。
充電ケーブルや外部ディスプレイ、ドッキングステーションを接続した際、右側に配線が偏りやすく、マウス操作と干渉しやすい場面が出てきます。

特に右利きでマウスを使用する場合は、
ケーブルの取り回しが気になることがあり、
デスク環境によっては使い勝手に影響する可能性があります。

据え置き用途でドックを常設する場合や、
左側ポートをあまり使わない運用であれば問題は小さいものの、
頻繁に抜き差しを行う人にとっては注意点として押さえておきたいポイントです。

性能

Cinebench R23

Cinebench R23はCPUのパフォーマンスを測定するベンチマークソフトです。点数が高ければ高いほど高性能とされています。

OmniBook 7 14-frに搭載されているCPUは Core Ultra 7 255U です。
Cinebench R23の実測スコアは、

  • マルチコア:約10,024 pts
  • シングルコア:約1,784 pts

という結果になりました。

マルチコア性能は、14型クラスのビジネスノートとして見ると平均以上の水準で、
複数のアプリを同時に立ち上げるような一般的な業務用途では、処理の重さを感じる場面は少ないでしょう。

特に注目したいのがシングルコア性能の高さです。
Webブラウジング、Office系ソフト、軽めの画像編集といった用途ではシングルコア性能が体感速度に直結しやすく、
実際の操作感としてもキビキビとした動作が印象的です。

PhotoshopやLightroomでの簡単な画像編集、
サムネイル作成や軽いレタッチ作業程度であれば、問題なく対応可能な性能と言えます。

バッテリー持続時間

HD画質の動画をループさせるテストの結果です。

OmniBook 7 14-frのバッテリー持続時間は、
UL Procyon Video Playback(動画再生テスト)において14時間33分という結果でした。

テスト条件は、

  • バッテリー残量:100% → 5%
  • 画面輝度:35~50%
  • ローカル動画の連続再生

という実用寄りの設定です。

14型ノートPCとして見ると、この結果は中堅クラスの駆動時間に位置付けられます。
同クラスには16時間以上動作する省電力モデルも存在しますが、
Core Ultra 7 255Uを搭載しつつ、68Whのバッテリーで14時間以上を確保できている点は評価できます

実際の使い方としては、

  • Webブラウジング
  • 文書作成
  • 動画視聴

といった軽めの作業中心であれば、
1日外出しても充電なしで使い切れる可能性が高いでしょう。

一方で、

  • 画面輝度を高めに設定
  • 常時高負荷の作業を行う

といった条件では消費は早まるため、
「超長時間駆動」を売りにしたモバイル特化モデルとは立ち位置が異なります。

総合すると、

  • 動画再生で14時間超
  • 14型・高性能CPU搭載機としては堅実
  • 据え置き+持ち運び両立型のバッテリー性能

という評価になり、
性能と駆動時間のバランスを重視した設計と言えるでしょう。

SSDの読み書き

OmniBook 7 14-frに搭載されているSSDは、**Samsung製のNVMe SSD(PCIe 4.0 x4対応)**です。
CrystalDiskMarkによる実測結果は以下の通りです。

  • シーケンシャル読込:7,084 MB/s
  • シーケンシャル書込:5,501 MB/s
  • ランダム読込(4K Q32T1):442 MB/s
  • ランダム書込(4K Q32T1):389 MB/s

シーケンシャル性能は、ノートPC向けSSDとしてもかなり高速な部類に入り、
OSの起動やアプリの立ち上がり、ファイルコピーといった日常操作では待たされる感覚はほぼありません

また、ランダム性能も安定しており、
ブラウザの多重起動やOfficeファイルの読み書きといったビジネス用途で重要なレスポンス面も良好です。

CrystalDiskInfoでの確認では、

  • 健康状態:100%(正常)
  • インターフェース:PCIe 4.0 x4
  • 温度:約55℃(負荷時)

となっており、温度も極端に高くはなく、発熱面も安定している印象です。

総合すると、

  • PCIe 4.0対応で非常に高速
  • 体感速度に直結するランダム性能も良好
  • ビジネス・軽いクリエイティブ用途まで安心して使える

という評価になり、
性能面でボトルネックを感じることのないストレージ構成と言えるでしょう。

PCの温度とファンの動作音

Cinebench R23の10minuteテストでCPU使用率を100%にし、PCの温度を確認します。

Cinebench R23を10分間連続で実行した際の挙動を見ると、
OmniBook 7 14-frはCPU温度が80℃以下に抑えられていることが確認できます。

テスト開始直後は一時的にクロックが上昇するものの、
その後はクロック・温度ともに安定し、サーマルスロットリングによる大きな性能低下は見られません
平均クロックは実用域を維持しており、長時間の負荷でも挙動は比較的穏やかです。

この結果から、

  • 冷却設計は保守的で安定志向
  • 無理に性能を引き出すチューニングではない
  • ビジネス用途での連続負荷に向いた挙動

と言えます。

実際の使用シーンでも、
Web会議、資料作成、軽めの画像編集といった作業で発熱が気になる場面は少なく
ファン音も控えめで、静かな環境でも使いやすい印象です。

総合すると、OmniBook 7 14-frは
**「ピーク性能よりも安定性と静音性を重視した冷却設計」**となっており、
長時間作業を前提としたビジネスノートとして、非常にバランスの取れた挙動を示しています。

表面の温度

高負荷時にサーモグラフィーで筐体表面温度を確認したところ、
キーボード中央付近で約34℃前後、最も温度が高いヒンジ付近でも約45℃台に収まっていました。

実際に手を置くキーボード周辺は人肌程度の温度感で、
長時間タイピングを行っても「熱い」と感じることはありません。
パームレスト周辺も温度上昇は緩やかで、作業中の不快感は非常に少ない印象です。

発熱は主にヒンジ付近に集約されており、
ユーザーが直接触れる部分への熱の回り込みはしっかり抑えられています。
この点からも、冷却設計は体感品質を重視したチューニングであることが分かります。

総合すると、

  • キーボード・パームレストは人肌レベル
  • 熱源は奥側に集中し、触れる部分は快適
  • 長時間作業でも安心して使える温度管理

となっており、
ビジネス用途や学習用途での連続使用に適した、扱いやすい温度コントロール

ファンの回転音の大きさ

ファンの駆動音:高負荷時でも40dBA前後、静音性は良好

高負荷時にファンの駆動音を測定したところ、最大で約40dBA前後という結果でした。
この数値は、ノートPCとしては比較的静かな部類に入ります。

実際の体感としては、

  • 通常の事務作業・Web閲覧ではほぼ無音
  • Cinebenchなどの高負荷時でも「風切り音が聞こえる程度」
  • 耳障りな高音や急激な回転数変化は少ない

といった印象です。

特に評価できるのは、
ファンが急に全開になるような挙動が少ない点で、
静かな環境や夜間作業、オンライン会議中でも気になりにくいチューニングになっています。

総合すると、

  • 高負荷時でも40dBA前後に抑制
  • 日常利用では静音性が高い
  • ビジネス・学習用途に適した落ち着いた動作音

となっており、
長時間作業でもストレスになりにくい、安定志向の静音設計と言えるでしょう。

まとめ:10万円で高コスパな事務作業用モバイルノートPCを買うならコレ

HP OmniBook 7 14-frは、10万円台前半で購入できる事務作業向けノートPCとして、非常におすすめしやすいモデルです。
14型サイズのため据え置き利用にも対応しやすく、それでいて持ち運びも現実的。
さらにバッテリー持続時間が長く、日常使いでの安心感が高い点が大きな魅力です。

高級なプレミアムノートPCほどの予算はかけられないものの、
性能・安定性・使い勝手のバランスを重視したい人にとって、価格以上の満足度が得られる一台と言えるでしょう。

一方で弱点も明確です。

  • USB Type-Cを中心としたインターフェースが右側に集中している点
  • ディスプレイの色域は事務作業向けに割り切った仕様で、クリエイティブ用途には不向き
  • 14型としては重量がやや重め

といった点は理解したうえで選ぶ必要があります。

総合すると、
事務作業・学習・Web中心の用途で、コストを抑えつつ安定して使えるノートPCを探している人には、非常に相性の良いモデルです。
「高性能すぎるプレミアム機は不要だが、安すぎるPCは避けたい」という層に、ちょうど刺さる一台だと感じました。

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ウチヤマチカラ
ウチヤマチカラhttps://usshi-na-life.com
静岡県出身。2014年にブログ「うっしーならいふ」を開設。 元家電量販店スタッの経験を活かし、PCのわかりやすい製品紹介記事を多数執筆。 2017年に「ウチヤマチカラ/うっしーならいふ」チャンネルとしてYouTubeでの活動も開始し、2022年11月現在でチャンネル登録者数は2万人を越える。
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