Lenovo Yoga Pro 7i Gen 11(15.3型 Intel)をレンタルしたのでレビューします。
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Lenovo Yoga Pro 7i Gen 11 Aura Edition(15.3型 Intel)のスペック
| Lenovo Yoga Pro 7i Gen 11 | |
|---|---|
| モニター | 15.3型(2560×1600ドット)16:10光沢 |
| CPU | Intel Core Ultra 9 386H |
| GPU | RTX5060(85W) |
| メモリ | 32GB(LPDDR5X) |
| SSD | 1TB(NVMe) |
| サイズ(幅×奥行×厚さ) | 幅約347mm×奥行き約242mm×高さ約16.7mm |
| 無線通信規格 | WIFI7(802.11ax)、Bluetooth 5.4 |
| バッテリー | 84Whr |
| 充電タイプ | 100W ACアダプター |
| 重量 | 約1.65kg |
| 保証 | 1年間のメーカー保証 |
特徴:専用GPU搭載・専用スタイラスペン対応でイラスト制作にも最適
Yoga Pro 7i Gen 11は、NVIDIA GeForce RTX 50シリーズの専用GPUを搭載した、クリエイティブ用途向けの高性能ノートPCです。
専用GPUを備えていることで、画像編集や動画編集、3DCG制作などの重めの作業も快適にこなしやすく、クリエイター向けソフトも扱いやすくなっています。
さらに、Yoga Pen Gen 2に対応しており、タッチパッドを描画用パッドのように活用できるのも特徴です。一般的なノートPCにはない使い方ができるため、イラスト制作や細かなクリエイティブ作業を行いたい人には大きな魅力でしょう。
また、本機はクリエイター向け仕様に寄せた設計となっており、GPUの消費電力は一般的なゲーミングノートPCよりもやや抑えめです。
そのぶん、極端にゲーム性能だけを追い求めたモデルではありませんが、4K動画編集・イラスト制作・RAW現像など、本格的なクリエイティブ作業を重視する方には非常に相性の良い1台です。
デザイン

Yoga Pro 7i Gen 11は、アルミシャーシを採用した上質感のあるボディに仕上がっています。カラーはルナグレーで、全体としてシンプルかつ落ち着いた印象にまとまっているのが特徴です。

派手さを前面に出したデザインではなく、クリエイター向けノートPCらしい洗練された雰囲気があり、仕事用としても使いやすい見た目です。天板中央にはLenovoロゴを配置しつつ、全体の主張は控えめで、比較的幅広いユーザーが選びやすいデザインに仕上がっています。

キーボード面も落ち着いた印象で、天板側との統一感があります。全体として派手すぎないデザインに仕上がっており、クリエイター向けモデルらしい上質さを感じやすいです。

Yoga Pro 7i Gen 11の底面は、サーマルバンプ構造を採用しているのが特徴です。大きめの吸気口をしっかり確保することで、内部へ効率よく空気を取り込みやすくなっており、高性能なCPUやGPUの性能を引き出しやすい設計になっています。


Yoga Pro 7i Gen 11の実測重量は約1.6kgで、RTX 50シリーズ搭載モデルとしてはかなり軽量です。高性能な専用GPUを搭載したノートPCは、どうしても本体重量が重くなりやすいですが、本機は性能と持ち運びやすさのバランスが取りやすいのが魅力です。
また、ACアダプターの重量は約435gでした。あわせて持ち運ぶとそれなりの重さにはなりますが、専用GPUを搭載したクリエイター向けノートPCとして考えれば、十分扱いやすい部類といえるでしょう。
モニター

Yoga Pro 7i Gen 11は、15.3型・2560×1600ドットの有機ELパネルを搭載しています。解像度はしっかり高く、表示領域にも余裕があるため、動画編集や画像編集、RAW現像などを進めやすい構成です。
さらに、有機ELらしく黒の締まりが良く、発色も鮮やかなので、映像や写真をきれいに表示しやすいのも強みです。最大165Hz駆動にも対応しており、普段の操作感もかなりなめらかです。クリエイティブ用途だけでなく、日常的な使いやすさという意味でも満足度は高いでしょう。
色域

色域はDCI-P3カバー率100%で、かなり優秀です。一般的なノートPCよりも表現できる色の幅が広く、写真編集や動画編集、RAW現像、イラスト制作などをしっかり行いたい人にも向いています。
有機ELらしいコントラストの高さに加え、色域も広いため、見た目の鮮やかさだけでなく、クリエイティブ用途での使いやすさもしっかり確保されています。ディスプレイ品質を重視して選びたい人にとっては、かなり魅力のある構成です。

ディスプレイの明るさは約490nitで、かなりしっかり明るいです。屋内利用で見づらさを感じる場面は少なく、普段使いはもちろん、写真編集や動画編集などでも使いやすい明るさを確保できています。
キーボード

Yoga Pro 7i Gen 11のキーボードは、パンタグラフ式を採用しています。打鍵感は比較的しっかりしており、押した感覚が分かりやすいため、長時間の文章入力でも使いやすい印象です。
キー配列も大きなクセはなく、15.3型らしく余裕のある配置なので、タイピング時のストレスは少なめです。実際、仕事用として文書作成をしたり、編集作業でショートカットを多用したりする場面でも扱いやすいでしょう。
タッチパッドにはアプティックフィードバックが採用されており、操作感はかなり現代的です。物理的に深く沈み込むタイプではありませんが、そのぶん反応は軽快で、慣れると快適に使いやすいです。
全体として、キーボードとタッチパッドの完成度は高く、ビジネス用途はもちろん、動画編集や画像編集などのクリエイティブ作業にも対応しやすい仕上がりです。
インターフェース
左側

- HDMI
- Thunderbolt 4 ×2
- SDカードスロット

右側
- 電子式プライバシーシャッター
- 電源ボタン
- マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
- USB 3.2 Gen 2
- USB 3.2 Gen 2 (Powered USB)
Yoga Pro 7i Gen 11は、薄型のクリエイター向けノートPCとしてはインターフェースがかなり充実しています。映像出力用のHDMIに加え、Thunderbolt 4対応のUSB Type-Cを2基搭載しており、高速なデータ転送や外部ディスプレイ接続、ドック運用にも対応しやすい構成です。
さらに、SDカードスロットを備えているのも大きなポイントです。写真や動画を扱うクリエイターにとっては、変換アダプターなしでデータを取り込みやすく、使い勝手の良さにつながります。
右側面にはUSB Type-Aを2基搭載しており、マウスやUSBメモリなどの周辺機器もそのまま接続しやすいです。加えて、マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャックも備えているため、普段使いから仕事用まで幅広く対応できます。
全体として、USB Type-C中心の先進性を持ちつつ、USB Type-AやSDカードスロットもしっかり残しており、実用性の高いインターフェース構成に仕上がっています。
性能
Cinebench R23

Yoga Pro 7i Gen 11のCinebench R23スコアは、マルチコア20,198pts、シングルコア2,068ptsでした。ゲーミングノートPCの上位モデルと比べると差はあるものの、クリエイター向けノートPCとしてはかなり高性能で、体感的にも十分パワフルです。

実際、一般的なビジネスノートPCを大きく上回る性能があり、動画編集や画像編集、RAW現像といった重めの作業にも対応しやすいです。ゲーミングノートPCと同等といっても差し支えないレベルの処理性能を備えているのは、本機の大きな強みといえるでしょう。
3D Mark Time Spy


3DMark Time Spyは9,553、グラフィックススコアは8,922でした。GPUは85WのTGPですが、実力としてはしっかり高く、一般的なゲームなら十分遊べる水準です。
さすがに大型のゲーミングノートPCのように、GPUへかなり強い電力設定をかけたモデルと比べると差はありますが、クリエイター向けノートPCとして考えればかなり優秀です。ゲームもある程度楽しみつつ、普段は制作作業に使いたいという人にはちょうど良いバランスです。
さらに、4K動画編集やGPU支援を使うクリエイティブ作業にも活かしやすく、専用GPU搭載モデルらしい余裕を感じやすい構成です。ゲーム専用機というよりは、制作も遊びも両立しやすいGPU性能と考えると分かりやすいでしょう。
バッテリー持続時間

Yoga Pro 7i Gen 11のバッテリー駆動時間は約6時間でした。専用GPU搭載モデルとしては十分健闘していますが、省電力重視のモバイルノートPCと比べると、さすがに長時間駆動とはいえません。
そのぶん、4K動画編集やRAW現像、イラスト制作などに対応できる性能をしっかり確保しているため、バッテリー持ちよりも処理性能を重視した設計と考えると分かりやすいです。性能との引き換えとしては納得しやすい水準といえるでしょう。
動画の書き出し速度


Yoga Pro 7i Gen 11で13分の動画を書き出したところ、エンコードタイムは168秒でした。クリエイターノートPCとしては標準的な結果で、動画編集を日常的に行う用途でも十分使いやすい水準です。
一方で、書き出し速度だけを徹底的に追い込んだ大型の高性能機と比べると、さすがに差はあります。とはいえ、本機は制作向けの性能をしっかり確保しつつ、薄型・軽量性やデザイン性も両立した1台なので、総合力で見るとかなり完成度は高いです。
Blenderの画像生成

BMWの3DCG画像生成では、レンダリング時間は2分1秒でした。専用GPUを搭載しているだけあり、3DCGレンダリングにも活用しやすい性能を確保できています。
もちろん、より大型でGPU性能をさらに引き出したハイエンド機には及ばない場面もありますが、ノートPCでここまでこなせるなら十分実用的です。動画編集・画像編集・イラスト制作に加えて、3DCG制作まで対応しやすい1台といえるでしょう。
SSDの性能


Yoga Pro 7i Gen 11に搭載されているSSDは、読み込み約6,607MB/s、書き込み約5,871MB/sと高速でした。ストレージ性能としてはかなり優秀で、OSやアプリの起動、データのコピー、大容量ファイルの扱いやすさまで含めて、快適性は高いです。
特に本機のようなクリエイター向けノートPCでは、動画素材やRAWデータなど重いファイルを扱う場面が多くなりますが、その点でも安心しやすい性能です。全体として、CPUやGPUだけでなく、ストレージ周りまでしっかりバランス良く仕上がっています。
ストレステスト

Yoga Pro 7i Gen 11は、ストレステストでも高い安定性を見せました。フレーム率の安定性は99.3%で、長時間の高負荷時でも性能低下はほとんど見られませんでした。
単発のベンチマークスコアが高いだけでなく、その性能をしっかり維持しやすい点は、本機の完成度の高さを感じるポイントです。重い作業を継続して行うクリエイター用途でも使いやすい1台といえるでしょう。
PCの温度とファンの動作音

Yoga Pro 7i Gen 11は、高負荷時でもCPU温度をおおむね74℃前後に抑えていました。高性能CPUを搭載したノートPCとしてはかなり優秀で、冷却性能の高さがうかがえます。
一方で、動作周波数は温度や電力制御にあわせて変動していますが、これは安定性を重視した挙動です。温度を無理に上げず、性能とのバランスを取りながら動かしているため、長時間のクリエイティブ作業でも安心して使いやすい仕上がりといえるでしょう。
表面の温度

Yoga Pro 7i Gen 11は、高負荷時でもキーボード側の表面温度をおおむね30℃前後に抑えていました。内部温度をしっかりコントロールできているため、見た目以上に快適に使いやすいのが特徴です。
性能だけでなく、実際に触れる部分の熱さまできちんと抑えられているのは、本機の完成度の高さを感じるポイントです。長時間のクリエイティブ作業でも使いやすい高性能ノートPCに仕上がっています。
ファンの回転音の大きさ
パフォーマンスモード

Yoga Pro 7i Gen 11のファン音は、ピーク時で約49.6dBでした。大型ファンのおかげで、音の質は比較的マイルドですが、負荷をかけたときの動作音はやや大きめです。
そのため、静音性重視のモバイルノートPCとは方向性が異なります。ただ、実際にはこの冷却性能のおかげでCPU温度や表面温度がしっかり抑えられており、性能を優先したクリエイター向けノートPCらしい仕上がりといえるでしょう。
まとめ:1.6kgで持ち運びもできる高性能クリエイターノートPC
Yoga Pro 7i Gen 11は、昨年モデルより大型化し、専用GPUを搭載したことで、クリエイター向けとしてかなり分かりやすく進化したモデルです。おそらく、据え置きでもしっかり使える性能を求めつつ、必要なときは持ち運びたいというニーズを強く意識した1台だと思います。
実際、1.6kgでRTX搭載なら、動画編集やRAW現像、イラスト制作、軽めの3DCGまで幅広く対応しやすいです。15.3型になったことで、性能面や冷却面にも余裕が生まれており、高性能なのに不快感を抑えて使いやすい、かなり絶妙な調整に仕上がっています。
弱点を挙げるなら、Gen 10と比べてバッテリー駆動時間が短くなったことです。そのため、モバイル性最優先の人には少し合わない可能性があります。
ただ、それを踏まえても、同クラスの他社モデルと比べて価格面の魅力は十分あります。持ち運びもできる高性能クリエイターノートPCを探しているなら、今年もかなり有力な選択肢といえるでしょう。
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