Lenovo公式ストアでは、2026年9月16日まで「決算売り尽くしセール」が開催されています。
今回のセールではThinkPadを含む複数のノートPCが値下げされているほか、一部モデルではポイントアップも実施されています。また、対象条件を満たして応募するとAmazonギフトカード3万円分が当たるキャンペーンも用意されています。
ただし、セール対象だからといって、すべてのThinkPadがお買い得とは限りません。
本記事では、これまで多数のThinkPadを検証してきた筆者が、価格だけでなく、重量やメモリ容量、ディスプレイ、使い方まで考慮しておすすめモデルを厳選します。
※価格やポイント還元率は2026年8月29日時点の情報です。Lenovo公式ストアでは価格や対象製品が頻繁に変更されるため、購入前に必ず最新情報を確認してください。
今回おすすめするThinkPad
| モデル | セール価格 | 特徴 | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|
| ThinkPad T14s Gen 7 | 199,870円 | 約1.1kgからの軽量モデル | 持ち運び・外回り |
| ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition | 291,258円 | 1kgを切る上位モデル | 軽さと品質重視 |
| ThinkPad E14 Gen 8 AMD | 149,930円 | 価格と拡張性のバランス | 仕事用・据え置き兼用 |
結論からいえば、今回最も価格と性能のバランスがよいのはThinkPad E14 Gen 8 AMDです。
持ち運びやすさを重視するならThinkPad T14s Gen 7、予算に余裕があり、軽さや質感まで妥協したくないならThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Editionが候補になります。
ThinkPad E14 Gen 8 AMD|仕事用ならこれが本命

ThinkPad E14 Gen 8 AMDは、Ryzen AI 5 330、メモリ16GB、SSD 512GBを搭載したモデルが149,930円で販売されています。
今回紹介する中では、最も価格と実用性のバランスが取りやすいThinkPadです。Lenovo公式製品ページ
主な構成
- AMD Ryzen AI 5 330
- メモリ16GB
- SSD 512GB
- 14型ディスプレイ
- 約1.34kgから
- 有線LAN搭載
- Copilot+ PC対応
Ryzen AI 5 330は省電力寄りのCPUです。Web閲覧やOffice、オンライン会議、複数アプリを使った一般的なビジネス用途であれば十分対応できます。
一方で、動画編集や高負荷処理を主目的に選ぶCPUではありません。NPUを搭載していますが、「AI PCだから何でも高速」というわけでもないため、主に仕事用として考えるのが無難です。
Eシリーズは、TシリーズやX1シリーズと比較すると重量や筐体の高級感では劣ります。その代わり、メモリやストレージの拡張性を確保しやすく、価格を抑えられるのがメリットです。
15万円前後で長く使えるThinkPadを探している人には、今回の本命候補です。
こんな人におすすめ
- 仕事用のThinkPadを15万円前後で購入したい
- 自宅やオフィスを中心に、ときどき持ち運ぶ
- キーボードの使いやすさや端子構成を重視する
- メモリやストレージの拡張性も欲しい
注意点
購入時はディスプレイの仕様を確認してください。
ThinkPadは同じ製品名でも、色域や輝度、解像度が異なるパネルを選択できる場合があります。写真編集などで色の正確さが必要なら、sRGB 100%クラスの上位パネルを選ぶのがおすすめです。
ThinkPad T14s Gen 7|軽量性と実用性のバランスがよい

ThinkPad T14s Gen 7は、Core Ultra 5 325、メモリ16GB、SSD 512GBを搭載したモデルが199,870円で販売されています。Lenovo公式製品ページ
約1.1kgからと軽く、14型モバイルノートとして持ち運びやすい点が魅力です。
X1 Carbonほど高価ではありませんが、E14より軽く、ビジネスモバイルとしての完成度も高いモデルです。
主な構成
- Intel Core Ultra 5 325
- メモリ16GB
- SSD 512GB
- 14型ディスプレイ
- 約1.1kgから
- Wi-Fi 7対応
- Copilot+ PC対応
Core Ultra 5 325は、Web閲覧や資料作成、オンライン会議といった一般的な仕事に適したCPUです。
軽さを優先したモデルなので、動画編集などの高負荷作業を長時間続ける用途より、外出先での文書作成やプレゼン、ブラウザ作業に向いています。
LTEや5G対応構成を選べる点も、外回りが多いユーザーにとってはメリットです。
こんな人におすすめ
- 14型PCを毎日持ち運ぶ
- 1.2kg以下を目安に探している
- ThinkPadらしいキーボードを重視する
- Eシリーズより軽く、X1 Carbonより価格を抑えたい
注意点
約20万円という価格を考えると、メモリ16GBはやや控えめです。
数年間使う予定で、複数アプリを同時に開くことが多い人や、画像編集も行う人は、32GB構成との価格差を確認しておきましょう。
ポイント還元を含めればお得感はありますが、ポイントは購入価格そのものが安くなるわけではありません。「実質価格」だけで判断せず、最初に支払う金額も確認してください。
ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition|軽さと完成度を優先する人向け

ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Editionは、Core Ultra 7 258V、メモリ32GBを搭載した構成が291,258円で販売されています。Lenovo公式製品ページ
最大の魅力は、14型ながら約986gという軽さです。
ThinkPadの中でも上位に位置するモデルで、軽さだけでなく、筐体の質感やキーボード、端子構成なども含めて完成度が高くなっています。
主な構成
- Intel Core Ultra 7 258V
- メモリ32GB
- SSD 512GBまたは構成により1TB
- 14型ディスプレイ
- 約986g
- Intel Arc 140V内蔵グラフィックス
- Copilot+ PC対応
Core Ultra 7 258Vは、性能とバッテリー駆動時間のバランスに優れた省電力CPUです。内蔵GPUも従来世代より高性能なので、軽い写真編集やフルHD動画編集にも対応できます。
ただし、GeForceを搭載したクリエイター向けPCほどのグラフィック性能はありません。動画編集を主目的に約30万円を支払うのであれば、GPU搭載モデルも比較したほうがよいでしょう。
このモデルの価値は、あくまで1kgを切る軽さと、ビジネスノートとしての総合的な完成度にあります。
こんな人におすすめ
- 予算よりも軽さを優先する
- 出張や外回りが多い
- 32GBメモリを搭載したモバイルPCが欲しい
- キーボードや筐体品質にもこだわりたい
注意点
約29万円という価格は、値引き後でも安くありません。
さらに、2026年には後継となるThinkPad X1 Carbon Gen 14も登場しています。Gen 13を選ぶ場合は、Gen 14との価格差や仕様差を確認したうえで判断してください。
純粋なコストパフォーマンスならE14 Gen 8、持ち運びやすさとのバランスならT14s Gen 7のほうが選びやすいです。
Lenovoのポイント還元は「値引き」と分けて考える
今回のセールでは、一部のThinkPadでポイントアップが実施されています。
例えば約20万円の製品に10%相当のポイントが付く場合、次回の買い物に利用できるポイントは大きくなります。
ただし、ポイント還元は購入時の支払額から直接引かれる値引きではありません。
今後Lenovo公式ストアで周辺機器やPCを購入する予定がない場合、ポイントを十分に使い切れない可能性があります。そのため、本記事ではポイント差し引き後の「実質価格」だけでなく、実際の販売価格を基準に評価しています。
Amazonギフトカード3万円分は抽選特典
決算売り尽くしセールでは、条件を満たした購入者を対象にAmazonギフトカード3万円分が当たるキャンペーンも行われています。
ただし、これは全員が受け取れるキャッシュバックではなく、抽選特典です。
購入判断ではギフトカードを価格に含めず、当選したらラッキー程度に考えておきましょう。応募が必要な場合もあるため、購入後はキャンペーン条件と応募期限を確認してください。
まとめ|今回の本命はThinkPad E14 Gen 8 AMD
今回のおすすめを用途別にまとめると、以下のとおりです。
- コストパフォーマンス重視:ThinkPad E14 Gen 8 AMD
- 毎日持ち運ぶ:ThinkPad T14s Gen 7
- 軽さと品質を最優先:ThinkPad X1 Carbon Gen 13
最も多くの人におすすめしやすいのは、149,930円のThinkPad E14 Gen 8 AMDです。
Ryzen AI 5 330、メモリ16GB、SSD 512GBという構成は一般的な仕事に十分で、ThinkPadとしては比較的購入しやすい価格に収まっています。
一方、ThinkPad X1 Carbon Gen 13は値引率こそ大きいものの、約29万円という販売価格を考えると、誰にでもおすすめできるモデルではありません。軽さや筐体品質に価値を感じる人向けです。
Lenovo公式ストアは短期間で価格や構成が変わることがあります。気になるモデルが見つかった場合でも、その場で即決せず、メモリ、ディスプレイ、保証内容まで確認してから購入しましょう。
