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Lenovo Yoga Slim 7i Gen 9 Aura Edition レビュー15.3型で最長クラスのバッテリー持続時間を誇るクリエイティブノートPC

Yoga Slim 7i Gen 9 Aura Edition を購入したのでレビューします。

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Yoga Slim 7i Gen 9 のスペック

Yoga Sllim 7i Gen 9のスペック
モニター15.3型(2880×1800ドット)16:10光沢
CPUIntel Cora Ultra 7 258V
GPUIntel Arc 140V
メモリ32GB(LPDDR5X)
SSD1TB(NVMe)
サイズ(幅×奥行×厚さ)幅約343mm×奥行き約235.4mm×高さ約13.9mm
無線通信規格WIFI7(802.11ax)、Bluetooth 5.4
バッテリー70Whr
充電タイプ65W ACアダプター
重量約1.53kg
保証1年間のメーカー保証

仕様、詳細はYoga Slim 7i Gen 9製品ページで確認できます。

特徴

Yoga Slim 7i Gen 9 Aura Editionは、Intel Core Ultra 7 258Vを搭載したクリエイティブ向けノートPCです。

Core Ultra 200シリーズは、コア数を抑えながらもシングルコアの性能を向上させており、従来機と同じパフォーマンスを少ないコアで発揮しつつ、バッテリーの持続時間も大幅に延ばすことに成功しています。

さらに、内蔵GPUの性能が大幅に向上しているため、軽いゲームや動画編集などのタスクを快適にこなせる点も大きな魅力です。

Core Ultra 7 258Vの驚異的なバッテリー持続時間

HD画質の動画をループさせるテストで、98%から4%になるまでに19時間かかりました。

15型以上のモデルで比較すると、このPCは2位に位置します。

また、上位のXPS 16はバッテリーサイズが98Whであり、解像度がフルHD+であることを考えると、Yoga Slim 7i Gen 9 Aura Editionは非常にバッテリーの持続時間が長いことがわかります。

動画編集時の書き出しも内蔵GPU非搭載モデルではトップクラス

プロ用動画編集ソフトの動画エンコードの結果です。過去にYouTubeにアップした動画の変換スピードを他モデルと比較します。

結果は230秒ほどでGPUを搭載しているモデルとの差が縮まりました。

フルHD用の動画編集であればこのモデルで問題ないでしょう。

65W出力

また、これほどの出力があるにもかかわらず、ノートPC全体で使う電力は65Wのため、コンパクトな社外製の充電器を利用すると持ち運びがしやすくなります。

ラインアップ解説

カスタマイズ可能なのはストレージのみで512GBにダウングレードできます。

Yoga Slim 7iGen 9 Aura Edition

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デザイン

ボディ全体は金属素材で作られており、カラーはルナグレーです。落ち着いた印象を与えつつ、所有欲を満たす高級感のある仕上がりとなっています。

このデザインの強みは、指紋が目立ちにくい点です。そのため、外で使用していても汚れが気にならず、清潔感を保ちながら使えるのが大きな魅力です。

この機種が優れている点はその薄さです。

幅約343mm×奥行き約235.4mm×高さ約13.9mmで、一般的な14型のノートPCよりも少し大きい程度です。

底面側も金属素材でできています。

トルクスネジでとめられているので、はずすと裏蓋を外すことができます。

SSDは交換可能だと思われますが、おすすめはしません。

重量は実測で約1.53kgです。15型クラスのノートPCとしては最軽量クラスに入ります。

ACアダプターは65Wタイプのものが付属し、PC本体と合わせて合計約1.8kgですが、最新の社外製充電器を利用すれば、さらに軽量化できるため、持ち運びもしやすくなります。

モニター

モニターサイズは15.3型で、液晶パネルを搭載しています。

解像度は2.8K(2880×1800ドット)です。

光の映り込みがあるグレアタイプなので、気になる方は反射防止フィルムの購入を検討すると良いでしょう。

色域

sRGBカバー率が99.9%,DCI-P3カバー率が95..6%です。

キャリブレーションツールで計測したところ、SDRモードでも最大白色輝度は約474nitありました。

日中の使用でも十分な明るさを確保できている点が魅力です。

キーボード

キーボードはUS配列を日本語化したものです。

ストロークは深めで、しっかりと打ち込むことができます。

タッチパッドはガラス製を採用しているため、操作性が高いです。

キーボード側も皮脂が目立ちづらい作りで素晴らしいと思います。

インターフェース

左側

  • HDMI
  • USB 4(Thunderbolt 4)
  • オーディオジャック

右側

  • カメラキルスイッチ
  • 電源ボタン
  • USB 4(Thunderbolt 4)
  • USB A(3.2 Gen 1)

性能

Cinebench R23

Cinebench R23はCPUのパフォーマンスを測定するベンチマークソフトです。点数が高ければ高いほど高性能とされています。

マルチコア性能は10084ptsシングルコアは1724ptsです。

CPUが8コアなため、マルチコア性能はそこまで伸びていませんが、シングルコア性能はCore Ultra 100シリーズと同等です。

ゲーム性能

重量級のゲームタイトルサイバーパンク2077のベンチマーク機能を使った評価です。HD画質まで解像度を落とし、ゲームメーカー推奨の「高画質」設定で計測します。

平均34.73fpsほどで描画をしていました。

ゲームに関してはAMDのプロセッサが有利なのでRyzen Aiプロセッサを採用したモデルなどを検討するとよいでしょう。

3D Mark Time Spy

重量級ゲームタイトルを想定したベンチマークソフト 3D Mark Time Spyの結果です。

サイバーパンクの結果を見る限り、ベンチマーク結果通りではありませんが、クリエイティブ性能に関してはおおむねこの順番通りであると感じています。

PCの温度とファンの動作音

ファイナルファンタジー15を30分間動作させた際のCPUの動作周波数を確認します。

概ね3.5Ghz程度で動作することが確認できました。。

高い性能を維持できるため、長時間高い負荷をかけてもパフォーマンスは一定になると思われます。

表面の温度

39.3℃ほどでした。長時間高負荷な作業を行う場合でも安心して利用可能です。

ファンの回転音の大きさ

パフォーマンスモード

ファンの動作音は約40.8dB程度でした。回転音は聞こえるものの、耳障りな感じはしません。

ゲームをプレイしている時の動作音としては、かなり控えめで、高負荷時でもストレスになることはないと思います。

まとめ 万能クリエイティブノートPC

Yoga Slim 7i Gen 9 Aura Editionは、事務作業や動画編集を快適にこなせる性能を持ちながら、15型ノートPCの中でトップクラスのバッテリー持続時間を誇り、さらに65Wで動作する点が非常に素晴らしいです。

事務作業やクリエイティブな仕事を行い、それを持ち運びたいと考えている方にとって、非常に有用な選択肢となるでしょう。

また、映像視聴や音楽視聴に最適なモニターやスピーカー構成が非常に優れており、どんなシーンでも活躍できる万能なノートPCに仕上がっています。

特に大きなデメリットは下記

  • とくになし

Yoga Slim 7iGen 9 Aura Edition

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うっしー
うっしーhttps://usshi-na-life.com
静岡県出身。2014年にブログ「うっしーならいふ」を開設。 元家電量販店スタッの経験を活かし、PCのわかりやすい製品紹介記事を多数執筆。 2017年に「ウチヤマチカラ/うっしーならいふ」チャンネルとしてYouTubeでの活動も開始し、2022年11月現在でチャンネル登録者数は2万人を越える。
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