HP OmniBook X Flip 14-fkをレンタルしたのでレビューします。
HP OmniBook X Flip 14-fkのスペック
HP OmniBook X Flip 14-fmのスペック | |
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モニター | 14型(2880×1800ドット)16:10光沢 タッチ対応 120Hz |
CPU | Ryzen AI 7 350 |
GPU | Radeon 860M |
メモリ | 32GB オンボード (LPDDR5x-7500MT/s) |
SSD | 1TB(NVMe) |
サイズ(幅×奥行×厚さ) | 幅約313mm×奥行き約218mm×高さ約16.9mm |
無線通信規格 | WIFI7(802.11ax)、Bluetooth 5.4 |
バッテリー | 59Whr |
充電タイプ | 65W ACアダプター |
重量 | 約1.41kg |
保証 | 1 年間のハードウェア保証 |
仕様、詳細は製品ページで確認できます。
特徴
HP OmniBook X Flip 14-fkの魅力を解説
– ENVYから進化したAI時代の万能ノートPC –
HPの新シリーズ「OmniBook X Flip 14-fk」は、従来のENVYシリーズから生まれ変わり、AI PC時代にふさわしい仕様へと進化を遂げました。現代のノートPCには、単にテキストを入力する道具としての役割だけでなく、動画や写真といったメディアを自在に扱える表現力が求められています。それと同時に、視聴者として高精細な映像を楽しむ用途にも対応できる“オールラウンドな性能”が求められています。
OmniBook X Flip 14-fkは、そのようなニーズに応えるために設計された製品です。

HP OmniBook x Flip 14-fkは、AMDのRyzen AIプロセッサを搭載することで、Microsoftが提唱する「Copilot+ PC」に対応した次世代のモバイルノートPCです。
Copilot+ PCの多くはインテルCore Ultra 200Vシリーズを搭載しており、価格帯が20万円前後に達することも少なくありません。
しかし本モデルでは、Ryzen AIシリーズを選択することで、高いAI処理性能を備えながらも、税込14万円前後からという価格で購入できるのが大きな魅力です。
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価格や仕様は変更となる恐れがありますので、必ず公式ページでご確認ください。

HP OmniBook X Flip 14-fk
公式サイトでみるデザイン


HP OmniBook x Flip 14-fk(AMDモデル)は、落ち着いたメテオシルバーのカラーリングを採用。指紋がつきにくく、清潔感を保ちやすいため、ビジネスパーソンや学生など幅広いユーザーに適したデザインといえます。
筐体素材にはアルミの削り出しが用いられており、軽量ながらも高い剛性を実現。剛性感がしっかりと感じられ、バッグに入れての持ち運びでも安心感があります。外観のクオリティと耐久性を両立しており、所有欲を満たす仕上がりです。



HP OmniBook X Flip 14-fkの底面デザインは、細部にまで工夫が施されています。特筆すべきは、縁の部分が斜めに面取り(カット)された造形。これにより、実際の数値以上に本体がスリムに見える効果を生み出し、スタイリッシュな印象を強調しています。カフェや会議室でさりげなく使っていても、「洗練されたモバイルノート」としての存在感があります。
また、底面の約半分を占めるように広範囲に配置された**吸気用スリット(通気孔)**にも注目です。モバイルノートPCでは冷却面が犠牲になりがちですが、本モデルはその常識を覆すように、しっかりとした吸気構造を採用しています。これにより、AI処理や動画編集といった高負荷作業時でも、安定して高いパフォーマンスを発揮しやすい設計となっています。
底面には「poly studio」のロゴがさりげなく配置されており、コラボレーションやテレワーク用途への親和性の高さも感じさせます。


本製品のAMDモデルは、同シリーズのインテルモデルと比較して約400g重く、本体単体で1.4kg、付属のACアダプターを含めると合計1.7kg程度となります。モバイルノートPCとしてはやや重めの部類に入りますが、充電用のACアダプターを社外製の小型・軽量タイプに切り替えることで、持ち運びの負担を軽減する工夫も可能です。カバンへの収まりはよく、しっかりとした筐体の剛性感も相まって、移動時にも安心して扱える点は好印象です。
モニター

HP OmniBook X Flip 14-fmは、14インチの2.8K(2880×1800)解像度 OLED(有機EL)ディスプレイを搭載しています。緻密で色鮮やかな表示が可能で、文字の読みやすさはもちろん、写真や映像の美しさにおいても従来の液晶パネルを大きく上回る品質を体感できます。
ディスプレイはグレア(光沢)パネル仕様であり、映り込みはあるものの、コンテンツの鮮やかさや発色を最大限に引き出せる設計です。特に黒の表現力に優れており、映画やYouTube、HDR対応映像の視聴時には圧倒的な没入感を実現してくれます。
■ 実測輝度と色域カバー率
色域:DCI-P3カバー率 99.9%(実測)
プロのクリエイターも使用するDCI-P3色空間をほぼ完全にカバーしており、写真・映像の色再現性が非常に高い点も特徴です。カラーグレーディングや画像編集を業務で行う方にとっても信頼できる性能と言えます。

最大輝度:約375ニト(cd/m²)
屋内使用では十分な明るさで、照明環境によっては明るさを抑えても視認性は高く、バッテリーの持ちにも貢献します。

■ クリエイティブ用途からエンタメまで幅広く対応
この高精細・広色域ディスプレイは、DaVinci ResolveやPhotoshopなどの制作アプリケーションを使うユーザーにとって大きなメリットとなるのはもちろん、NetflixやYouTubeといった動画コンテンツの視聴体験を格段に引き上げてくれます。**表示される一つ一つの色に深みと明瞭さがあり、単なる作業用ディスプレイではなく“見ること自体が楽しい画面”**です。
キーボード・タッチパッド

HP OmniBook X Flip 14-fmのキーボードには、**ラティスレスキーボード(フレームレスデザイン)**が採用されています。各キーは縁の立ち上がりがなく、キー同士の境界がスムーズにつながる設計で、ミニマルかつスタイリッシュな印象を与えます。
キーストローク自体は浅めの設計ですが、押下時にしっとりとした吸い付き感があり、底打ちの“カチッ”とした硬さを感じにくいため、長時間のタイピングでも疲れにくい打鍵感に仕上がっています。キー配列も素直で、タイピングミスが起きにくい点も好印象です。
一点だけ注意点を挙げるなら、電源ボタンが右上のDelキーのさらに上に配置されているため、慣れるまでは誤って押してしまう可能性があります。ログイン時の指紋認証も兼ねているため、操作前に一度確認する習慣をつけておくと安心です。
タッチパッドにはガラス素材が採用されており、操作時の指の滑りがとてもなめらかです。感度も高く、ポインターの追従性やジェスチャー操作の精度も申し分ありません。誤反応や引っかかりのない快適な操作感は、トラックパッドの質にこだわる方にも十分満足いただける仕上がりです。
外付けマウスが不要と感じるほどの操作性であり、出先での使用やタブレットモード時の直感的な操作においても強みとなるポイントです。
インターフェース

左側
- USB Type-A(10Gbps)×1
- HDMI出力端子(2.1)×1
- USB Type-C(40Gbps対応)
- USB Type-C(10Gbps)
左側には、映像出力からデータ転送、高速充電までをカバーできるThunderbolt 4ポートを1基搭載。外部ディスプレイの拡張や、外付けSSDの高速接続にも対応できるほか、USB PD(Power Delivery)による充電にも対応しています。
HDMI端子も備えているため、会議室でのプロジェクター接続やプレゼン環境構築もケーブル1本で完結。さらにType-Aポートも1つ用意されており、マウスやUSBメモリの接続にも困りません。

右側
- USB Type-A 10Gbps
- 3.5mmオーディオジャック(ヘッドセット対応)
右側にもUSB Type-Aポートを1基搭載しており、左右どちらからでも有線マウスや周辺機器を接続可能です。ポート位置の自由度が高く、机上での配線取り回しも快適です。オーディオジャックも搭載されており、オンライン会議や動画視聴にもそのまま対応できます。
ここまでフルサイズのポートを確保しているモデルは、コンバーチブル型ノートPCとしては稀有な存在です。ドングルやハブを持ち歩かなくても“すぐに仕事に入れる”という安心感が、ビジネス用途や出先での作業において大きなアドバンテージとなります。
性能
Cinebench R23
Cinebench R23はCPUのパフォーマンスを測定するベンチマークソフトです。点数が高ければ高いほど高性能とされています。

HP OmniBook x Flip 14-fkに搭載されているAMD Ryzen AI 7 350は、Cinebench R23においてマルチコアスコア13,333pts、シングルコアスコア1,795ptsを記録しました。これは前世代のモバイル向けRyzen 7 7840Uと同等かそれ以上の水準であり、Office作業やWeb会議はもちろん、軽めのクリエイティブ作業も十分こなせる性能です。
Copilot+対応のAI処理にも対応しており、これからのWindows 11環境での活用にも期待が持てる構成です。
動画のエンコード


OmniBook x Flip 14-fkに搭載されているRadeon 860M(8コアGPU)で、13分13秒のYouTube動画を6分29秒でエンコードできました(H.264/YouTubeプリセット使用)。この結果は、従来のRyzen 7 8840HS(12コアGPU)と比べるとやや遅い傾向にあります。
ただし、通常の業務用途やミドルレンジの動画編集作業であれば十分に実用的なパフォーマンスを発揮してくれます。Copilot+対応とあわせ、AI処理の快適さを重視するユーザーにはバランスの取れた構成といえるでしょう。
バッテリー持続時間
HD画質の動画をループさせるテストの結果です。


バッテリーテストの結果は10時間53分でした。一般的なモバイルノートPCとしては十分な持続時間ですが、同じシリーズのインテルモデルと比較するとやや短めの結果です。Ryzen AIプロセッサ搭載の本モデルはパフォーマンスとのバランスを重視した設計になっており、軽めの作業であれば日常的な使用には十分対応できます。

- バッテリー容量:59Wh
- 解像度:2880×1800(2.8K OLED)
特に高解像度ディスプレイは消費電力が増えがちですが、それにもかかわらずこれだけのスタミナを確保できているのは、Core Ultra 7 258Vの省電力性能と電源設計の最適化によるものと考えられます。
■ KIOXIA製 Gen4 SSD搭載。読み書きともに良好な実力


搭載されていたSSDはKIOXIA製「KBG60ZNV1T02」で、PCIe Gen4 x4接続に対応する1TBのNVMe SSDです。ベンチマークでは以下のような結果を記録しました。
- シーケンシャルリード(Q8T1):6007MB/s
- シーケンシャルライト(Q8T1):5362MB/s
- ランダムリード(Q1T1):46.82MB/s
- ランダムライト(Q1T1):134.61MB/s
Gen4対応SSDとしては標準的な性能で、OSの起動やアプリケーションの読み込み、動画編集時の素材読込など、負荷のかかるシーンでもストレスなく動作します。
また、発熱も控えめで、通常使用時の温度は**約38℃**に留まっており、熱によるパフォーマンス低下の心配もほとんどありません。
カスタマイズメニューでは1TBが標準構成となっていますが、大容量モデルへの変更も可能です。動画編集やRAW写真の保管などを行うユーザーは、購入時に2TBモデルを選ぶとより安心して使えるでしょう。
PCの温度とファンの動作音
Cinebench R23の10minuteテストでCPU使用率を100%にし、PCの温度を確認します。

Cinebench R23を10分間連続で実行した際のRyzen AI 7 350の挙動を記録したグラフでは、CPU温度はおおよそ65〜70℃前後に収まり、非常に安定しています。ノートPCとしては高めの性能を持ちつつ、しっかりと熱処理が行われていることが分かります。
動作クロックに関してはおよそ2.5GHz前後で安定して推移しており、途中に見られる瞬間的なスパイクは一時的なブースト動作とみられます。全体的に見ても、長時間の負荷に対してパフォーマンスの低下や熱暴走といった兆候はなく、非常にバランスの取れたCPU挙動と言えるでしょう。
Ryzen AI 7 350はNPUを搭載するCopilot+対応のプロセッサでありながら、冷却効率にも優れ、モバイルノートに必要な「静音性・安定性・発熱の抑制」を高いレベルで実現しています。あることがわかります。
表面の温度

Cinebench連続稼働中におけるサーモグラフィによる計測結果では、キーボード中央で約42℃、上部排気口付近で**44℃**という結果でした。
特にキーボード中央付近に熱が集中していることが確認できますが、人肌よりやや温かい程度で火傷の心配はありません。長時間のタイピングでも不快感は最小限に抑えられる温度設計といえるでしょう。
また、パームレスト部分やタッチパッド周辺は30℃台を保っており、入力操作に支障をきたすことはありません。放熱設計は比較的優秀で、薄型2-in-1ノートとして十分なレベルです。
ファンの回転音の大きさ

ベンチマーク稼働中の最大ファンノイズは38.7dBという結果でした。これは図書館や静かなオフィスでも気にならないレベルの静かさです。
日常利用やZoom会議、Webブラウジングなどの軽作業時には、ファンの存在を感じさせないほどの静音性を発揮。動画編集や重めの処理を行っても、動作音は控えめに抑えられており、静かな環境で使いたいユーザーにも安心しておすすめできる設計となっています。
まとめ:Ryzen AI搭載で13万円から買える、コスパに優れた高品質2-in-1ノートPC
HP OmniBook x Flip 14-fkは、最新のRyzen AIプロセッサを搭載し、Copilot+ PC対応モデルとしては非常にリーズナブルな価格(約13万円〜)で手に入る点が大きな魅力です。
しっかりとした筐体剛性、落ち着いたデザイン、静音性の高い冷却設計により、ビジネス・学習用途でも安心して使える仕上がりとなっています。
一方で、バッテリーの持続時間や動画編集などのクリエイティブ性能はインテル版に軍配が上がるため、用途によっては上位モデルとの比較検討がおすすめです。
**「最新機能を試したい」「軽めの用途で長く使えるノートPCが欲しい」**というユーザーには、コストパフォーマンスに優れた1台と言えるでしょう。
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