レノボの決算売り尽くしセールで、14型2-in-1ノートPC「Lenovo IdeaPad 5i 2-in-1 Gen 10」が**12万4,800円(税込・送料無料)**まで値下がりしています。
セール期間は2026年9月16日まで。さらに今回のモデルは「再入荷なし・なくなり次第終了」と案内されているため、実質的な在庫処分価格と考えてよさそうです。レノボ公式でも決算売り尽くしセールは8月28日~9月16日の日程で開催されています。
このPC、単に「安い2-in-1」というだけではありません。
Core Ultra 5 225H、メモリ16GB、SSD 512GB、タッチ対応14型液晶、デジタルペンまで付いて12万円台です。
僕は同世代のAMD版IdeaPad 5 2-in-1 Gen 10に加えて、最新世代のIdeaPad 5i 2-in-1 Gen 11、さらに同じCore Ultra 5 225Hを搭載したThinkBookも実機検証しています。
それらの結果と比較しても、今回の12万4,800円は性能重視で2-in-1を買うならかなり強い価格だと思います。
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IdeaPad 5i 2-in-1 Gen 10のスペック
今回安くなっているのは製品番号「83KR004MJP」のモデルです。

| 項目 | スペック |
|---|---|
| CPU | Core Ultra 5 225H |
| CPUコア数 | 14コア |
| GPU | Intel Arc 130T |
| メモリ | 16GB LPDDR5X |
| SSD | 512GB PCIe NVMe |
| ディスプレイ | 14型 WUXGA IPS |
| 解像度 | 1920×1200 |
| タッチ | 対応 |
| 表面 | 光沢 |
| バッテリー | 57Wh |
| 重量 | 約1.6kg |
| USB-C | USB 3.2 Gen2×2、映像出力・PD対応 |
| USB-A | USB 3.2 Gen1×2 |
| その他 | HDMI、microSD |
| ペン | Lenovoデジタルペン付属 |
| 価格 | 124,800円 |
Core Ultra 5 225Hは14コア、最大4.90GHzで、内蔵GPUにはIntel Arc 130Tを搭載します。メモリは16GB、SSDは512GBで、USB-Cも2基ともDisplayPort出力とUSB PDに対応しています。57Whバッテリー、デジタルペンも標準付属です。
つまり、
「普通の14型ノートPCにタッチパネルを付けただけ」ではなく、かなり高性能寄りの2-in-1です。
12万4,800円ならかなり安い
価格だけを見ても今回のセールは強めです。
価格.comでは8月24日時点で13万9,800円だったモデルが、現在は12万4,800円まで下がっています。
しかも12万円台の一般的なノートPCでは、Ryzen 5やCore Ultraの省電力モデルを搭載したクラムシェル型も多い価格帯です。
それに対してIdeaPad 5i 2-in-1 Gen 10は、
360度ヒンジ+タッチ液晶+ペン+Core Ultra 5 225H
という構成。
大学でPDFに書き込んだり、仕事の打ち合わせで手書きメモを取ったり、テントモードで動画を見たりといった2-in-1特有の使い方までできることを考えると、12万4,800円はかなり攻めた価格設定です。
Core Ultra 5 225Hは実際かなり高性能
今回のIdeaPadそのものはまだ僕の手元では検証していませんが、同じCore Ultra 5 225HとIntel Arc 130Tを搭載したThinkBook 14 Gen 8は実機レビューしています。
僕のテストでは、
- Cinebench R23 マルチ:15,524pts
- Cinebench R23 シングル:1,931pts
- 3DMark Time Spy GPU:3,127
- DaVinci Resolve動画書き出し:約4分55秒
という結果でした。
もちろんIdeaPadとは冷却機構やCPUの電力設定が異なるため、まったく同じスコアが出るとは限りません。
それでもCore Ultra 5 225H自体が、OfficeやWeb閲覧だけを想定したCPUではなく、画像編集、軽い動画編集、複数アプリを同時に使うマルチタスクまで狙えるHシリーズCPUであることは分かります。
事務作業だけなら明らかに余裕があります。
AMD版IdeaPad 5 2-in-1 Gen 10も実際に使っている
筐体については、同世代のIdeaPad 5 2-in-1 Gen 10 AMD版を実機レビューしています。
AMD版はRyzen AI 5 340を搭載したモデルで、
- Cinebench R23:12,589pts
- シングル:1,902pts
- 動画再生:約15時間50分
- バッテリー:57Wh
- 実測重量:約1.63kg
- 実測輝度:約272nit
- sRGBカバー率:約60%
という結果でした。
AMD版と今回のIntel版はCPUこそ異なりますが、本体サイズは約313×227×17.5mm、重量約1.6kg、14型WUXGAタッチ液晶というかなり近い設計です。
実際にAMD版を使った印象としても、ヒンジの剛性は十分で、ノートPC、テント、スタンド、タブレットの各モードを使い分けやすいPCでした。
安価な2-in-1にありがちな「とりあえず画面が回転するだけ」という感じではなく、仕事や学習用として普通に使える筐体です。
最新のGen 11と比べるとどう?
ここが今回かなり面白いところです。
僕は最新モデルのIdeaPad 5i 2-in-1 Gen 11も実機レビューしています。
Gen 11はCore Ultra 5 322を搭載し、
- 実測重量:約1.566kg
- ディスプレイ:約409nit
- バッテリー再生:17時間43分
- Yoga Pen付属
- Cinebench R23:6,856pts
- シングル:1,842pts
という結果でした。
最新Gen 11はかなり完成度が上がっています。
特に300nit級→400nit級へのディスプレイ改善、Yoga Penへの変更、バッテリー持続時間の向上は明確なメリットです。
一方、CPUは6コアのCore Ultra 5 322になっており、方向性としては高性能化というより省電力性と使い勝手を重視したモデルになっています。
現在、僕のサイトで掲載しているGen 11の価格は16万3,900円。今回のGen 10は12万4,800円なので、価格差はかなり大きいです。
そのため選び方はかなり分かりやすいです。
| Gen 10 | Gen 11 | |
|---|---|---|
| CPU | Core Ultra 5 225H | Core Ultra 5 322 |
| 性格 | 性能重視 | 省電力重視 |
| 液晶 | 300nit級 | 400nit級 |
| バッテリー | 57Wh | 60Wh |
| 重量 | 約1.6kg | 約1.54kg |
| ペン | Lenovo Digital Pen | Yoga Pen |
| 価格 | 124,800円 | 約163,900円 |
CPU性能と価格を重視するならGen 10。
画面、バッテリー、ペンの使いやすさを重視するならGen 11。
今回の価格なら、僕ならGen 10をかなり積極的に検討します。
注意点はディスプレイと重量
もちろん弱点もあります。
まず14型ですが約1.6kgあります。
毎日電車で持ち歩くモバイルノートPCとしては重めです。1kg前後のPCと比較すると明確に差があります。
またディスプレイはWUXGA IPSですが、今回の構成は光沢、300nit、45%NTSCクラスです。
同世代AMD版を実測した際もsRGBカバー率約60%、最大輝度約272nitだったため、色域の広いクリエイター向けディスプレイではありません。
Office、Web、YouTube、PDF閲覧、オンライン会議には十分ですが、
写真編集や動画編集で正確な色を確認したい人には外部モニターを推奨します。
またメモリは16GBオンボードで、後から増設できません。
「Core Ultra」でもCopilot+ PCではない点には注意
もうひとつ注意したいのがAI機能です。
Core Ultra 5 225HにはIntel AI Boost NPUが搭載されていますが、性能は最大13TOPSです。
そのため、「Core Ultraだから最新のCopilot+ PC機能を全部使える」と考えて購入するモデルではありません。
AI機能を重視するのであれば、僕がレビューしたRyzen AI 5 340搭載AMD版のようなCopilot+ PC対応モデルを選ぶ方が適しています。AMD版はRyzen AI 300シリーズ+NPUを搭載するCopilot+ PCとして販売されています。
逆に、
「AIよりCPU性能が欲しい」
という人にはCore Ultra 5 225Hの方が今回のセールでは面白い選択肢です。
まとめ:12万4,800円なら2-in-1でコスパ最強クラス
IdeaPad 5i 2-in-1 Gen 10は最新モデルではありません。
しかし今回の12万4,800円という価格なら話は別です。
Core Ultra 5 225H+16GBメモリ+512GB SSD+14型タッチ液晶+360度ヒンジ+デジタルペンまでそろっています。
特におすすめなのは、
- 大学で講義資料やPDFに書き込みたい
- 仕事で手書きメモを使いたい
- OfficeとWeb会議を同時に快適に使いたい
- テントモードで動画や資料を表示したい
- 2-in-1でもCPU性能を妥協したくない
- 15万円以下に予算を抑えたい
という人です。
最新Gen 11の方が画面やバッテリー、ペンは良くなっていますが、価格とCPU性能を含めた総合コスパでは、12万4,800円まで下がったGen 10がかなり強いです。
9月16日までのセールかつ、今回の構成は再入荷なし・なくなり次第終了。
「2-in-1は欲しいけれど、Yogaや上位モデルに15~20万円は出したくない」という人にとって、今回のIdeaPad 5i 2-in-1 Gen 10はかなり狙い目だと思います。
