Legion 5a Gen 11 (15.3型OLED AMD)をメーカーからお借りできたのレビューします。
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動画レビューもあるので参考にしてください。
Legion 5a Gen 11 (15.3型OLED AMD)のスペック
| Legion 5a Gen 11 (15.3型OLED AMD) | |
|---|---|
| モニター | 15.3型(2560×1600ドット)16:10 165Hz OLED |
| CPU | Ryzen AI 7 450 |
| GPU | RTX5060(115W) |
| メモリ | 16GB |
| SSD | 512GB(NVMe) |
| サイズ(幅×奥行×厚さ) | 幅約344mm×奥行き約244.5mm×高さ約18.95-19.95mm |
| 無線通信規格 | WIFI7、Bluetooth 5.4 |
| バッテリー | 80Whr |
| 充電タイプ | 245W ACアダプター |
| 重量 | 約1.87kg |
| 保証 | 1年間のLegion Ultimate Support |
特徴|薄型高性能なプレミアムゲーミングノートPC
Legion 5a Gen 11は、厚さ約2cmの薄型筐体でありながら、GeForce RTX 50シリーズの性能をしっかりと引き出せる高い冷却性能を備えたゲーミングノートPCです。
本体重量は約1.87kgと、ゲーミングノートPCとしては比較的持ち運びやすく、性能・重量・サイズのバランスに優れています。
また、薄型でスタイリッシュなデザインながら、USB Type-Cや有線LANなど実用性の高いインターフェースもしっかり搭載しています。ゲーム用途はもちろん、ビジネス用途やクリエイティブ用途まで幅広く使いやすい構成です。
特に、動画編集や3DCGなどで専用GPUの性能を必要としつつ、外出先への持ち運びも想定しているクリエイターにとっては、有力な選択肢になるモデルだと思います。
デザイン

本体カラーはブラックです。アルミニウム製のシャーシを採用しており、手に触れたときには金属らしいひんやりとした質感があります。
ゲーミングノートPCではありますが、天板は「LEGION」のロゴを配置したシンプルなデザインで、派手な装飾は控えめです。
そのため、ゲーム用途だけでなく、オフィスや外出先で仕事用PCとして使っても違和感の少ないデザインだと思います。

天板には「LEGION」と「Lenovo」のロゴが配置されていますが、いずれもブラックで統一されており、目立ちにくいデザインです。
ゲーミングノートPCにありがちな派手さは抑えられており、上から見ると一般的なスタンダードノートPCに近い印象です。
また、ディスプレイ上部にはWebカメラ部分の出っ張りがあります。画面を開く際に指を掛けやすく、実用性も考えられたデザインになっています。

キーボード面も天板と同じブラックで統一されており、全体的に落ち着いたデザインです。
ディスプレイ周囲には細いベゼルを採用しているため、15型クラスのゲーミングノートPCながら、見た目はすっきりとしています。
特に左右と上部のベゼルが細く、画面占有率も高いため、ゲーム用途だけでなく映像編集や普段使いでもスタイリッシュな印象を受けます。

底面には大きな吸気口が設けられており、内部にはデュアルファンの冷却機構を搭載しています。
高性能なCPUと専用GPUを搭載するゲーミングノートPCでは冷却性能が重要になりますが、Legion 5a Gen 11は底面の広い範囲から外気を取り込める設計です。
薄型筐体ながら、冷却性能を確保するために吸気面積をしっかり確保している点は好印象です。
モニター

ディスプレイには、2560×1600ドットの高解像度OLEDパネルを採用しています。
OLEDらしく色再現性が高く、黒の表現にも優れているため、ゲームだけでなく写真編集や動画編集などのクリエイティブ用途にも使いやすいディスプレイです。
また、リフレッシュレートは最大165Hzに対応しているため、FPSやアクションゲームなどでも滑らかな映像表示が可能です。
一方で、パネル表面は光沢仕様のため、明るい場所では照明や背景が映り込みやすい点には注意が必要です。
高解像度・高色域・高リフレッシュレートを兼ね備えており、ゲーミングノートPCとしてだけでなく、クリエイター向けPCとしても使いやすいディスプレイだと思います。

ディスプレイの色域を測定したところ、DCI-P3カバー率は100%でした。
一般的なノートPCと比較して非常に広い色域をカバーしており、ゲームの映像を鮮やかに表示できるほか、写真編集や動画編集など、色再現性が求められるクリエイティブ用途にも適しています。
OLEDパネルらしい高いコントラストと広色域を兼ね備えており、画質を重視する人にも満足度の高いディスプレイだと思います。

ディスプレイの輝度を測定したところ、約497nitでした。
ノートPCとしてはかなり明るい部類で、明るい室内でも視認性を確保しやすいです。OLEDの高いコントラストと組み合わさることで、映像やゲームもメリハリのある表示になります。
一方で、表面は光沢仕様のため、照明や窓の映り込みが気になる環境では、角度調整が必要になる場合があります。

ディスプレイのリフレッシュレートは最大165Hzに対応しています。
一般的な60Hzディスプレイと比べて画面の動きが滑らかで、FPSやアクションゲームなど、動きの速いゲームでも快適にプレイできます。
今回のようにRTX 50シリーズを搭載するゲーミングノートPCでは高フレームレートを狙えるタイトルも多いため、165Hz対応ディスプレイとの相性は良好です。
OLEDならではの応答性の高さもあり、ゲーム用途を重視する人にも使いやすいディスプレイだと思います。
キーボード

キーボードはテンキー付きの日本語配列を採用しており、RGBバックライトも搭載したゲーミング仕様です。
実際の打鍵感も良好で、キー入力はしやすい印象でした。ゲーム用途だけでなく、文章入力や表計算など一般的な事務作業にも使いやすいキーボードだと思います。
テンキーを搭載しているため、数字入力が多い作業にも向いています。
タッチパッドはクリック時に「カチカチ」と物理的な音が鳴るタイプで、上位クラスのモバイルノートPCに採用される高級感のあるタッチパッドと比べると質感は標準的です。
一方で、カーソル操作やジェスチャー操作はしやすく、普段使いにおける操作性は良好でした。
インターフェース
左側

- プライバシーシャッター(電子式)スイッチ
- マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
- USB 5Gbps Type-A(USB 3.2 Gen 1)×1

- RJ-45 有線LAN ×1
- USB4 40Gbps Type-C ×2
奥側

- HDMI
- 有線LAN
- USB 10Gbps Type-A
- 電源コネクター
Legion 5a Gen 11は、薄型のゲーミングノートPCながらインターフェースが充実しています。
USB Type-Aを3ポート搭載するほか、最大40GbpsのUSB4対応USB Type-Cを2ポート搭載しています。USB Type-CはUSB PDとDisplayPort Alt Modeにも対応しているため、対応するUSB Type-Cモニターへの映像出力などにも利用できます。
ゲーミングノートPCでは有線LANを利用したい場面も多いため、RJ-45ポートを本体に直接搭載している点は便利です。HDMIも備えているので、外部モニターやテレビへの接続も簡単です。
また、電源、HDMI、USB Type-Aの一部を背面に配置しているため、デスク上で使用する際にケーブルを後方へまとめやすくなっています。マウスやキーボード、外部ディスプレイなどを常時接続して使う場合にも扱いやすい配置です。
USB4を2ポート備えていることも含め、ゲーム用途だけでなく、外部ストレージやディスプレイを利用するクリエイティブ用途、ビジネス用途にも対応しやすい拡張性だと思います。
最大TGP

今回のレビュー機には、GeForce RTX 5060 Laptop GPUを搭載しています。
NVIDIAシステム情報で確認したところ、最大グラフィックスパワー(TGP)は115Wに設定されていました。
- GPU:GeForce RTX 5060 Laptop GPU
- CUDAコア:3,328
- 最大グラフィックスパワー:115W
- メモリ:8GB
- メモリインターフェース:128bit
ノートPC向けGPUは、同じ「RTX 5060 Laptop GPU」でもTGPの設定によって実際の性能が変わります。
Legion 5a Gen 11は最大115WまでGPUに電力を供給できる設計となっており、先ほどの3DMark Time Spyでもグラフィックススコア12,604を記録しました。
薄型筐体ながらRTX 5060 Laptop GPUの性能をしっかり引き出せている理由のひとつが、この比較的高いTGP設定と冷却性能にあると考えられます。
性能
パフォーマンスの測定は全てパフォーマンスモードで計測しています。
Cinebench R23
Cinebench R23はCPUのパフォーマンスを測定するベンチマークソフトです。点数が高ければ高いほど高性能とされています。


今回のレビュー機は、AMD Ryzen AI 7 450を搭載しています。8コア16スレッドのCPUで、Cinebench R23では以下のスコアを記録しました。
- マルチコア:16,857pts
- シングルコア:1,977pts
特にシングルコア性能が高く、比較したRyzen 7 8845HS搭載機の1,761ptsを上回っています。アプリの起動やWebブラウジングなど、普段使いでも軽快な動作が期待できます。
ゲーミングPCではGPU性能だけでなくCPUのシングルコア性能も重要になるため、ゲーム用途との相性も良好なCPUです。ただし、実際のゲームフレームレートについては後述するGPU・ゲームベンチマークで確認します。
マルチコア性能も16,857ptsと十分に高く、Officeソフト、Webブラウジング、ビデオ会議といった一般的なビジネスタスクはもちろん、複数のアプリを同時に利用するマルチタスクにも余裕があります。
最上位クラスのHX系CPUほどのマルチコア性能ではありませんが、Legion 5a Gen 11の薄型・軽量な筐体とのバランスを考えると、ゲームから仕事まで幅広く使いやすい性能だと思います。
3DMarkTime Spy
重量級ゲームタイトルを想定したベンチマーク3DMark Time Spyの結果です。

3DMark Time Spyを実行したところ、グラフィックススコアは12,604を記録しました。総合スコアは12,093、CPUスコアは9,837です。

今回のレビュー機にはGeForce RTX 5060 Laptop GPUを搭載しています。比較したRTX 5060搭載ノートPCのなかでも上位クラスのスコアとなっており、Legion 5a Gen 11はGPU性能をしっかりと引き出せていることが分かります。
特に本体は厚さ約2cm、重量約1.87kgの比較的薄型・軽量なモデルです。それでも大型のゲーミングノートPCに近いGPU性能を発揮できている点は大きな強みです。
薄型化によってGPU性能を大きく犠牲にしている印象はなく、性能と携帯性のバランスに優れたゲーミングノートPCだと思います。
実際のゲーム性能
サイバーパンク2077のベンチ結果

重量級タイトルのCyberpunk 2077でベンチマークを実行しました。
2560×1600ドット、テクスチャ品質「高」、レイトレーシング「低」の設定では、平均67.12fpsを記録しました。高解像度かつレイトレーシングを有効にした状態でも、60fpsを超えており、十分にプレイ可能な性能です。

さらに、RTX 50シリーズで利用できるDLSS Frame Generation(2X)を有効にすると、平均フレームレートは106.95fpsまで向上しました。
- 解像度:2560×1600
- レイトレーシング:低
- フレーム生成OFF:平均67.12fps
- フレーム生成ON(2X):平均106.95fps
- フレーム生成ON時の最低FPS:93.89fps
重量級ゲームでも画質を維持しながら十分なフレームレートを確保できています。さらにフレーム生成を利用すれば100fpsを超える水準まで伸びるため、Legion 5a Gen 11の165Hzディスプレイも活かしやすくなります。
RTX 5060 Laptop GPU搭載機として、高解像度でゲームを楽しみたいユーザーにも十分な性能だと思います。
動画エンコード


DaVinci Resolveを使用して動画プロジェクトをH.264形式でエンコードしたところ、処理時間は149秒でした。
今回のレビュー機はRyzen AI 7 450に加えて、GeForce RTX 5060 Laptop GPUを搭載しているため、動画編集などGPUアクセラレーションを利用するクリエイティブタスクにも対応できます。
比較したPCの中ではエンコード時間が特別速い結果ではありませんが、実用上は十分な処理性能を備えています。高性能な専用GPUを搭載しているため、動画の編集・プレビュー・エンコードまで一台で行いたいユーザーにも使いやすい構成です。
また、ディスプレイはDCI-P3カバー率100%のOLEDを採用しているため、GPU性能だけでなく表示品質の面でも動画編集との相性が良好です。
ストレージの性能


ストレージには、Samsung製の512GB NVMe SSD(MZAL8512HELU-00BL2)を搭載しています。接続規格はPCIe 4.0 x4です。
CrystalDiskMarkで速度を測定したところ、シーケンシャルアクセスでは以下の結果となりました。
- シーケンシャルリード:6,962.96MB/s
- シーケンシャルライト:5,901.18MB/s
- SEQ1M Q1T1 リード:3,508.58MB/s
- SEQ1M Q1T1 ライト:4,079.98MB/s
- RND4K Q1T1 リード:74.37MB/s
- RND4K Q1T1 ライト:152.00MB/s
PCIe 4.0 SSDとして十分に高速で、Windowsやアプリの起動、ゲームのロード、大容量ファイルの読み書きなどを快適に行える性能です。
特にシーケンシャルリードは約7,000MB/sに達しているため、ゲームだけでなく、動画素材など容量の大きいデータを扱うクリエイティブ用途にも適しています。
今回のレビュー機は512GBモデルですが、最近のゲームは1タイトルで100GBを超えるものもあるため、複数の大型タイトルをインストールする場合はストレージ容量にも注意したいところです。
ストレステストの結果

3DMarkのSteel Nomad Stress Testを実行したところ、フレームレートの安定性は**99.3%**でした。
- フレームレート安定性:99.3%
- 最高ループスコア:2,780
- 最低ループスコア:2,761
- ループ回数:20回
最高スコアと最低スコアの差が非常に小さく、連続してGPUへ高い負荷をかけても性能低下はほとんど確認できませんでした。
薄型のゲーミングノートPCでは、長時間の高負荷時に温度上昇によってクロックが下がり、性能が落ちる場合がありますが、Legion 5a Gen 11では高負荷を継続しても安定して性能を維持できています。
冷却性能の高さが結果にも表れており、長時間のゲームプレイやGPU負荷の高いクリエイティブ作業でも安心して使いやすいモデルだと思います。
PCの温度とファンの動作音

高負荷時のCPU温度|パフォーマンスモードでも安定
Legion 5a Gen 11をパフォーマンスモードに設定し、「ファイナルファンタジーXV ベンチマーク」を約30分間連続動作させ、CPUの動作周波数と温度を確認しました。
テスト中のCPUクロックはおおむね3.8~4.0GHz前後で推移しており、長時間負荷をかけても大きく周波数が落ち込む様子は確認できませんでした。
CPU温度についても、多くの場面で70℃台半ば~後半を中心に推移しています。一時的に80℃台まで上昇する場面はあるものの、その後もクロックは高い水準を維持しています。
- 動作モード:パフォーマンスモード
- テスト時間:約30分
- CPUクロック:おおむね3.8~4.0GHz前後
- CPU温度:おおむね70℃台
- 長時間負荷でも大きなクロック低下は確認できず
薄型のゲーミングノートPCながら、高負荷時でもCPU性能を安定して維持できており、冷却性能は良好だと思います。
先ほどのSteel Nomad Stress Testでも安定率99.3%を記録しているため、CPU・GPUともに、長時間のゲームプレイで性能が大きく落ちにくい設計と評価できます。
表面の温度
高負荷時のキーボード表面温度をサーモグラフィで計測したところ、

「ファイナルファンタジーXV ベンチマーク」を約30分間動作させた直後に、キーボード面の表面温度をサーモグラフィーで確認しました。
中央付近では約42.9℃、パームレスト寄りの一部では**約51.8℃**まで上昇しており、高負荷時はかなり熱を持つことが分かります。
特にキーボード中央から右寄りにかけて温度が高くなっているため、長時間ゲームをプレイする場合は表面温度が気になる可能性があります。
- キーボード中央付近:約42.9℃
- 高温部:約51.8℃
- 高負荷時は表面温度が高くなるため注意
内部のCPUやGPU温度は比較的安定している一方で、その熱を筐体表面へ逃がしているため、キーボード面はかなり熱くなります。
冷却性能そのものは高いですが、長時間の高負荷時における表面温度は、Legion 5a Gen 11の注意点のひとつです。
ファンの回転音の大きさ

「ファイナルファンタジーXV ベンチマーク」を約30分間動作させた状態でファンノイズを測定したところ、約49.4dBでした。
高性能なCPUとGeForce RTX 5060 Laptop GPUを搭載していることもあり、パフォーマンスモードで高い負荷をかけるとファンはかなり高速で回転します。
- 高負荷時の騒音値:約49.4dB
- 測定時:パフォーマンスモード
- 状態:ゲームベンチマークを約30分連続動作
49dB台は、静かな室内ではファンの音がはっきりと聞こえる水準です。ゲーム中にヘッドセットを使用している場合は気になりにくいですが、スピーカーでプレイする場合や静かな環境では、騒音が気になる可能性があります。
冷却性能は高い一方で、高負荷時は表面温度だけでなくファンノイズも大きくなる点には注意が必要です。
まとめ|薄型高性能なプレミアムゲーミングノートPC
Legion 5a Gen 11は、比較的コンパクトな筐体ながら、上位クラスのゲーミングノートPCに迫る高い性能を備えている点が魅力です。
今回のレビュー機では、GeForce RTX 5060 Laptop GPUをしっかりと動かせており、ゲームはもちろん、動画編集や3DCADなど専用GPUを必要とするクリエイティブ用途にも対応できる性能を確認できました。
また、本体重量は約1.87kgとゲーミングノートPCとしては比較的軽く、宅内での移動はもちろん、必要に応じて外へ持ち運ぶことも現実的です。
2560×1600ドットのOLED、165Hzの高リフレッシュレート、USB4、有線LANなど装備も充実しており、ゲーム専用機というより、仕事やクリエイティブ用途まで1台でこなしたい人に向く万能型の高性能ノートPCだと思います。
一方で、高負荷時はキーボード表面がかなり熱くなり、ファンノイズも約49.4dBと大きめです。静音性や表面温度を重視する人は、この点には注意が必要です。
高いGPU性能、持ち運びやすさ、ディスプレイ品質、拡張性をバランスよく求める人におすすめしやすいモデルです。
