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ビジネスパーソンは買ってOK?スナドラ搭載ノートPC半年レビュー

Snapdragon EX Eliteを搭載したLenovo Yoga Slim 7x Gen 9を半年間使用した感想をレポートします。このPCはビジネスパーソン向けの軽量ノートPCとして注目されていますが、実際の使用感やメリット・デメリットを詳しく解説します。

ビジネスパーソンに適している?

Yoga Slim 7xの最大のメリットは、携帯性と作業領域の広さを両立している点です。14.5型のディスプレイは広い作業領域を提供し、Microsoft Officeやウェブブラウザを使った作業に非常に快適です。

また、バッテリー持続時間が長いのも特徴で、カフェやコワーキングスペースでの利用に最適です。たとえば、スターバックスなどのカフェでは比較的大きなテーブルが用意されており、地方都市でも入りやすいことから、コーヒー1杯でちょっとした作業を行うのに最適なデバイスといえます。

Snapdragonのメリット

Snapdragon EX Eliteは、スマートフォン向けプロセッサとしての技術を活かし、PC本体を非常にコンパクトに設計できる点が魅力です。

Yoga Slim 7x Gen 9は、わずか1.2kgという軽量設計でありながら、14.5型の広い画面を実現しています。このため、携帯性と据え置き利用のどちらにも対応可能です。ビジネスシーンやモバイルワークでは大きな強みとなるでしょう。

価格の高さとソフトウェアの最適化不足

Yoga Slim 7xの大きな課題は、その価格です。約25万円(32GBモデル)という価格帯は、他の競合モデルと比較して高額に感じられるかもしれません。

さらに、2025年1月時点では、ソフトウェアの最適化が進んでおらず、高性能GPUを活かしきれていない状況が続いています。特にクリエイティブタスク(動画編集や3Dモデリングなど)を重視するユーザーにとっては、この点がネックとなる可能性があります。

おすすめの使い方

Yoga Slim 7xは、Microsoft Officeの利用やウェブブラウザ(Chrome)を中心とした軽めのタスクには最適です。一方で、クリエイティブ用途やGPUを必要とする作業には、現時点では他の選択肢を検討する方が良いでしょう。

また、株式やFX系のトレードツールについてもエミュレーション動作で問題なく実行できるため、そのための携帯用PCを検討している方にもおすすめです。CPUだけで動作させる場合、快適に動作するため安心して利用できます。

Snapdragon搭載PCが10万円前後で購入できる場合、ウェブブラウジングやOfficeソフトをメインに使うユーザーには非常に魅力的な選択肢となります。

まとめ

半年間使用した感想として、Lenovo Yoga Slim 7x Gen 9は、携帯性や作業領域の広さ、バッテリー持続時間で高い評価を得られるノートPCです。ただし、高価格やGPU最適化の遅れといった課題があるため、用途や予算に応じた選択が必要です。

Yoga Slim 7x Gen 9のレビュー記事

うっしー
うっしーhttps://usshi-na-life.com
静岡県出身。2014年にブログ「うっしーならいふ」を開設。 元家電量販店スタッの経験を活かし、PCのわかりやすい製品紹介記事を多数執筆。 2017年に「ウチヤマチカラ/うっしーならいふ」チャンネルとしてYouTubeでの活動も開始し、2022年11月現在でチャンネル登録者数は2万人を越える。
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