EXシリーズとは
IODATA(アイ・オー・データ機器)のEXシリーズは、
Amazon.co.jp限定で展開されている人気のフルHDモニターライン。
「EX-A221DB」「EX-A241DB」「EX-A271DB」といった定番モデルがあり、
21.5〜27インチまで幅広いサイズ展開で、
コスパ・画質・実用性のバランスが非常に優れたシリーズです。
本記事では、IODATA EX-Aシリーズの選び方のポイントと、
サイズ別におすすめできるモデルを紹介します。
EX-Aシリーズの特徴

EXシリーズはすべてADSパネル(IPS方式相当)を採用。
上下左右の視野角が広く、色の変化が少ないのが特徴です。
明るい室内でも映り込みが少なく、長時間の作業に向いています。
【デザイン】狭額縁デザインで見た目スッキリ
IODATAのEXシリーズは、21.5型・23.8型・27型のすべてで三辺狭額縁デザインを採用しています。
上・左右のベゼルが細く設計されているため、モニターサイズのわりに本体がコンパクトで、
デスク上でも圧迫感を感じません。
また、シリーズ全体で統一感のあるマットブラック仕上げとなっており、
スッキリとした見た目とシンプルな存在感が魅力です。
見た目がスタイリッシュなだけでなく、複数台並べても自然に馴染むデザインです。
【表示性能】75Hz&フリッカーフリーは全モデル共通

EXシリーズの全モデルは、最大75Hzのリフレッシュレートに対応しています。
一般的な60Hzモニターよりも動きがなめらかで、
マウスカーソルの移動やウィンドウのスクロール操作も自然に感じられます。
また、フリッカーフリー(ちらつき防止)設計を採用しており、
長時間の事務作業やブラウジングでも目が疲れにくいのが特徴。
テレワークや学習用としても安心して使える仕様です。
【付属品とスタンド構造】電源内蔵・スマホを立てかけられる便利な台座

EXシリーズの付属品は、電源ケーブル・HDMIケーブル・台座の3点構成です。
このシリーズの台座は全モデルで共通設計となっており、電源が内蔵、奥行き約23cm(実測値:235mm)と安定感があります。
また、台座前面にはスマートフォンを立てかけられる溝が設けられており、
ちょっとした通知確認や資料の参照などに便利。
モニター前のスペースを有効活用できる、IODATAらしい実用的な工夫です。
スタンドの取り付けも簡単で、工具やネジ止めは不要。
アームを差し込むだけで組み立てが完了します。
【設置性】全モデルVESA100対応でアーム取り付けも簡単

IODATA EXシリーズは、すべてのモデルがVESA100×100mm規格に対応しています。
対応モニターアームや壁掛け金具を使えば、デスク上をすっきりさせたり、縦配置など自由なレイアウトを組むことが可能です。
27型クラスでも本体重量が比較的軽いため、
ガススプリング式の一般的なモニターアームでも安定して取り付けられます。
在宅ワークでデュアルモニター環境を構築したい人や、
限られたデスクスペースを有効に使いたい人にとっても、取り回しやすく扱いやすいシリーズです。
メニューボタン・接続端子が共通

IODATAのEXシリーズは、全モデル共通でHDMI・アナログRGB(VGA)・オーディオ入出力端子を搭載しています。
ノートPCやデスクトップPCだけでなく、古い業務用PCやミニPCとの接続にも対応可能。
電源はすべて内蔵タイプで、ACアダプターが不要なのも扱いやすいポイントです。
また、シリーズ共通で1W+1Wのステレオスピーカーを内蔵しており、
動画やWeb会議の音声確認にも対応。
音質はあくまで確認用レベルですが、外部スピーカーなしでもすぐ使える利便性があります。
メニューボタンもすべてのモデルで同一配置となっており、
輝度やコントラスト、入力切替などの設定操作が直感的に行えます。
シリーズ間で操作感が統一されているため、複数台導入時も使いやすい設計です。
モニターサイズ別の違い
21.5型のみ持ち手付きで移動しやすい設計

EXシリーズのうち、21.5型モデル(EX-A221DB)のみ上部に持ち手(ハンドル)形状のくぼみが設けられています。
指を引っかけて持ち上げやすく、オフィス内でモニターを移動させるときにも便利です。
軽量な本体とあわせて、設置やレイアウト変更がしやすいのがこのモデルの大きな魅力。
会議室やフリーアドレス環境など、複数人で共用するシーンでも扱いやすく、
小型モニターならではの実用性がしっかり考えられた設計です。
23.8型・27型モデルにはこのハンドルは搭載されていませんが、
代わりにより高い輝度や広い視認性を持つパネルが採用されており、用途によって選び分けが可能です。
27型が最も高い表示スペック


EXシリーズの3サイズを比較すると、27型モデル(EX-A271DB)が最も表示性能が高いことがわかります。
実測では最大輝度が300nitを超え、sRGBカバー率も約96.8%と、
下位の21.5型(約94%)、23.8型(約94.9%)をわずかに上回る結果でした。
発色も自然で、白背景の明るさやコントラストの伸びが良く、
写真や資料の細部までくっきり表示されます。
一方で解像度は3モデルすべてフルHD(1920×1080)なので、
27型では文字がやや大きめに表示され、視認性重視の作業環境に向いたチューニングです。
選び方とおすすめ
■21.5型(EX-A221DB)を選んだほうがいい人

- マルチモニター環境を構築したい人
- オフィスや宅内でモニターを頻繁に移動させる人
- 検証作業やプレゼンなど、持ち運んで使うシーンがある人
21.5型はシリーズ中で最も軽量で、背面には持ち手付きの設計。
デスク間の移動や、別室での使用にも向いています。
また、本体サイズがコンパクトなので、デュアルモニター構成にも最適。
フレキシブルに使いたい人や、限られたスペースで作業したい人におすすめです。
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■23.8型(EX-A241DB)を選んだほうがいい人

- デュアルモニター環境を構築したい人
- コンパクトなデスクで作業している人
- 在宅ワークや事務作業用にバランスの良い1台がほしい人
23.8型モデルは、EXシリーズの中でも最もバランスの取れたサイズ。
画面が見やすく、それでいて設置スペースを取りすぎないため、
小型デスクでもデュアル構成を組みやすいのが特徴です。
表示性能も必要十分で、文字の見やすさと発色の自然さを両立。
在宅ワークや一般的な事務作業、ブラウジングなどの用途に最適です。
シリーズの中で最も汎用性が高いサイズと言えるでしょう。
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■27型(EX-A271DB)を選んだほうがいい人

- モニター1台でしっかり事務作業を行いたい人
- 大きな画面で複数ウィンドウを並べて作業したい人
- 見やすさ重視で、目の負担を減らしたい人
27型モデルは、シリーズ中で最もパネル品質が高く、
明るさ・色域ともに上位クラスの表示性能を備えています。
フルHD解像度ながら文字が大きく表示されるため、
視認性を重視した作業環境を整えたい人に最適です。
デスク上にゆとりがある環境であれば、
1台で快適に事務作業をこなせる、スタンダードモニターの完成形といえます。
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