日本HPの「9月限定セール 第1弾」で、Ryzen 7 9800X3DとRadeon RX 9070 XTを搭載したOMEN 35L(AMD)プリエミネントモデルが32万9,800円(税込)になっています。
メモリ32GB、SSD 1TB、240mm水冷クーラー、1000W電源まで含めた構成です。
同じCPUとGPUを搭載するNEXTGEAR、ドスパラのゲーミングPCと比較すると、OMEN 35Lは12万円以上安い価格でした。
先に結論をまとめると、4Kゲーム向けにRyzen 7 9800X3DとRadeon RX 9070 XTの組み合わせを狙っていた人にとって、今回のOMEN 35Lはかなり強い選択肢です。
セールは2026年9月11日までです。
※価格・構成は2026年9月1日に確認した内容です。販売価格、在庫、納期は変更される場合があるため、購入前に公式サイトをご確認ください。
OMEN 35L プリエミネントモデルのスペック

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| OS | Windows 11 Home |
| CPU | AMD Ryzen 7 9800X3D(8コア/16スレッド) |
| チップセット | AMD B850 |
| CPUクーラー | 240mm水冷、第7世代Asetekポンプ、2.1インチ液晶搭載 |
| GPU | AMD Radeon RX 9070 XT |
| GPUメモリ | 16GB GDDR6 |
| メモリ | Kingston Fury 32GB(16GB×2)DDR5-5600 |
| ストレージ | 1TB PCIe Gen4 NVMe M.2 SSD |
| 電源 | 1000W、80 PLUS Gold、フルモジュラー、ATX 3.1準拠 |
| 無線 | Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4 |
| 保証 | 1年間 |
| HP希望販売価格 | 50万4,800円(税込)~ |
| セール価格 | 32万9,800円(税込)~ |
| 割引額 | 17万5,000円 |
単純にRyzen 7 9800X3DとRadeon RX 9070 XTを搭載しているだけでなく、メモリ32GB、1000W電源、Wi-Fi 7まで標準で含まれています。
電源は80 PLUS Goldに加え、Cybenetics ETA Platinum、静音性はLAMBDA A+認証。Zero RPMや105℃耐熱の日本製電解コンデンサも明記されており、安さのために電源容量を削った構成ではありません。
CPUクーラーも240mm水冷です。Ryzen 7 9800X3Dを搭載するゲーミングPCとして、主要パーツのバランスは十分です。
NEXTGEAR・ドスパラの同等構成と価格を比較
今回は以下の条件をそろえて比較しました。
- Ryzen 7 9800X3D
- Radeon RX 9070 XT 16GB
- メモリ32GB
- SSD 1TB
- Windows 11 Home
| メーカー/モデル | CPU/GPU | メモリ/SSD | CPU冷却 | 電源 | 保証 | 価格(税込) | OMENとの差額 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| HP OMEN 35L プリエミネント | Ryzen 7 9800X3D/RX 9070 XT | 32GB/1TB | 240mm水冷 | 1000W Gold | 1年 | 329,800円 | ― |
| GALLERIA FDR7A-97XT-W | Ryzen 7 9800X3D/RX 9070 XT | 32GB/1TB | 360mm水冷 | 1000W Gold | 1年 | 449,980円 | +120,180円 |
| NEXTGEAR HD-A7A7X | Ryzen 7 9800X3D/RX 9070 XT | 32GB/1TB | 240mm水冷 | 850W Gold | 3年 | 474,800円 | +145,000円 |
※2026年9月1日時点の標準構成、本体価格で比較。送料、ポイント、追加オプションは含めていません。
NEXTGEAR HD-A7A7Xとの比較
NEXTGEAR HD-A7A7Xは47万4,800円。同じRyzen 7 9800X3D、Radeon RX 9070 XT、メモリ32GB、SSD 1TB構成ですが、OMEN 35Lのほうが14万5,000円安い計算です。
NEXTGEARは240mm水冷、850W 80 PLUS Gold電源を搭載。M.2 SSD用の空きスロットや3.5インチベイを備え、メンテナンスしやすいフルタワーケースも魅力です。
さらに標準保証が3年間で、24時間365日の電話サポートも付属します。長期保証や拡張性を重視するならNEXTGEARを選ぶ理由はあります。
ただし、本体価格だけで14万5,000円の差があります。OMENの保証を延長したとしても価格差が大きいため、コストパフォーマンスでは今回のOMEN 35Lが明確に有利です。
ドスパラ GALLERIAとの比較
ドスパラのGALLERIA FDR7A-97XT-Wは44万9,980円。主要構成をそろえると、OMEN 35Lのほうが12万180円安いです。
GALLERIAはMSI MAG CORELIQUID E360を使った360mm水冷クーラーと、1000W 80 PLUS Gold電源を搭載。前面・上面・側面に複数のケースファンを配置し、冷却と拡張性を重視した大型ケースが特徴です。
冷却パーツの型番が明記され、BTOカスタマイズの自由度も高いため、採用パーツを細かく指定したい人にはGALLERIAが向いています。
一方、ゲーム性能を大きく左右するCPUとGPUは同じです。価格を優先するなら、12万円以上安いOMEN 35Lのほうが買いやすいでしょう。
Radeon RX 9070 XT搭載GALLERIAの一覧
32万9,800円は「RX 9070 XT搭載PC」としても安い
比較対象のCPUを下げれば、一般的にはRX 9070 XT搭載PCの価格を抑えられます。
しかし、ドスパラではRyzen 7 7700、Radeon RX 9070 XT、メモリ16GB、SSD 1TBのモデルが33万4,980円でした。
今回のOMEN 35Lは、それより安い32万9,800円で、CPUはゲーム性能に強いRyzen 7 9800X3D、メモリも32GBです。
すべてのメーカーを含めた絶対的な最安を断言するものではありませんが、RX 9070 XT搭載ゲーミングPC全体で見ても最安級といえます。
NEXTGEARの実機計測から分かるRyzen 7 9800X3D+RX 9070 XTの性能
当サイトでは、OMEN 35Lと同じRyzen 7 9800X3DとRadeon RX 9070 XTを搭載した「NEXTGEAR HD-A7A7X」を実際にレビューしています。
ケース、GPUのメーカー、電源、ファン制御などは異なるため、OMEN 35Lでも同じ数値になるわけではありません。ただし、このCPUとGPUの組み合わせでどこまでゲームを動かせるのかを判断する目安にはなります。
| テスト | NEXTGEAR HD-A7A7Xの実測結果 |
|---|---|
| Cinebench R23 マルチ | 23,461 pts |
| Cinebench R23 シングル | 2,088 pts |
| 3DMark Time Spy 総合 | 24,708 |
| 3DMark Time Spy Graphics | 27,829 |
| 3DMark Speed Way | 6,057/平均60.5fps |
| モンスターハンターワイルズ 4K・ウルトラ | 23,213/平均136.1fps |
| Steel Nomad Stress Test | 安定性98.6% |
| DaVinci Resolve、13分のFHD動画書き出し | 約2分28秒 |
特に分かりやすいのは「モンスターハンターワイルズ」です。
4K・ウルトラ設定でスコア23,213、平均136.1fpsを記録しました。フレーム生成を含む計測条件ですが、重量級ゲームを4Kの高画質設定で滑らかに遊べる性能です。
3DMark Time Spyのグラフィックススコアは27,829。Speed Wayでも平均60.5fpsを記録しており、Radeon RX 9070 XTはWQHDの高フレームレートだけでなく、4Kゲームを主目的に選べるGPUです。
長時間負荷でも安定性98.6%
Steel Nomad Stress Testを20ループ実行した結果、フレームレートの安定性は98.6%でした。
ゲームを長時間動かしても性能の落ち込みが小さく、NEXTGEARの実機ではサーマルスロットリングも確認されませんでした。
温度と動作音も実測
モンスターハンターワイルズを4K・ウルトラ設定で30分間動かした際、CPU温度はピーク時でもおおむね65~70℃前後。GPU温度は70℃台前半で推移しました。
サーモグラフィではCPU周辺が約48.2℃、GPU表面が約72.4℃。ベンチマーク中の動作音は最大約42.8dBでした。
Ryzen 7 9800X3DとRadeon RX 9070 XTを同時に高負荷で動かしても、NEXTGEARの実機では温度、動作音ともに扱いやすい範囲に収まっています。
ただし、これらはNEXTGEAR HD-A7A7Xで計測した結果です。OMEN 35Lの温度や動作音は、ケース構造やファン制御によって変わります。OMENの実測値として読み替えないようにしてください。
OMEN 35Lを選ぶメリット
インテルとNVIDIAの構成のレビュー下記動画から確認できます。
同等構成より12万円以上安い
最大のメリットは価格です。
ゲーム性能を左右するRyzen 7 9800X3DとRadeon RX 9070 XTをそろえたうえで、NEXTGEARより14万5,000円、ドスパラより12万180円安く購入できます。
浮いた予算で4Kゲーミングモニター、キーボード、マウス、追加SSDなどをそろえられるほどの差です。
1000W電源と240mm水冷で構成に余裕がある
安いゲーミングPCでは電源容量やCPUクーラーが抑えられることがありますが、このOMEN 35Lは1000W電源と240mm水冷を搭載しています。
Radeon RX 9070 XTを動かすための余裕があり、Ryzen 7 9800X3Dの冷却も極端に削られていません。
Wi-Fi 7とBluetooth 5.4を標準搭載
有線LANを引きにくい部屋でも使いやすく、ワイヤレスヘッドセットやゲームパッドの接続にも対応できます。
NEXTGEARの比較モデルは無線LAN非搭載のため、無線接続が必要な人にとってはOMENのほうが追加費用を抑えられます。
HyperXアクセサリーが同時購入で20%オフ
セール期間中は、PCと同時購入するHyperXゲーミングアクセサリーが20%オフになります。
キーボード、マウス、ヘッドセットなども買い替える予定なら、PC本体の値引きと合わせて周辺機器までそろえやすいキャンペーンです。
また、レビュー投稿によるAmazonギフト券プレゼントキャンペーンの対象製品として案内されています。適用条件やプレゼント内容は購入前に公式ページで確認してください。
購入前に確認したい注意点
標準保証は1年間
NEXTGEARは3年間保証ですが、OMEN 35Lの標準保証は1年間です。
長期間使う予定なら、延長保証の料金を購入画面で確認しましょう。ただし、延長保証を追加しても、今回の12万~14万円台という本体価格差は大きいです。
SSDは1TB
1TBはスタート時点では使いやすい容量ですが、100GBを超えるゲームを何本もインストールすると不足しやすくなります。
ゲームを多く保存する人や動画編集にも使う人は、将来的なSSD増設も想定しておきましょう。
OMENの温度と動作音は別途検証が必要
本記事で紹介したベンチマーク、温度、動作音は、同じCPUとGPUを搭載するNEXTGEAR HD-A7A7Xの実測値です。
OMEN 35Lは240mm水冷と1000W電源を搭載していますが、冷却性能や静音性はケースとファン制御にも左右されます。性能の目安として参考にしつつ、筐体固有の評価とは分けて考えてください。
CUDAを使う制作ソフトではGeForceが有利な場合がある
RX 9070 XTはゲーム用途では高性能ですが、CUDAを前提にした動画編集、3DCG、AIアプリを使う場合はGeForce搭載PCのほうが適することがあります。
ゲームが中心なら有力ですが、仕事用ソフトのGPU対応状況も確認してから選びましょう。
OMEN 35L プリエミネントモデルがおすすめな人
- 4K解像度で重量級ゲームを遊びたい人
- Ryzen 7 9800X3DとRadeon RX 9070 XTを安く買いたい人
- メモリ32GBを標準で欲しい人
- 1000W電源やWi-Fi 7まで含めて価格を抑えたい人
- 周辺機器もHyperXでまとめたい人
一方、標準3年保証、豊富なストレージベイ、パーツの細かなカスタマイズを重視するならNEXTGEARやドスパラも候補になります。
まとめ:Ryzen 7 9800X3D+RX 9070 XTで32万9,800円はかなり安い
OMEN 35L(AMD)プリエミネントモデルは、Ryzen 7 9800X3D、Radeon RX 9070 XT、32GBメモリ、1TB SSD、240mm水冷、1000W電源を搭載して32万9,800円です。
同等の主要構成で比較すると、NEXTGEARより14万5,000円、ドスパラより12万180円安く、2026年9月時点ではRX 9070 XT搭載ゲーミングPCのなかでも最安級です。
同じCPUとGPUを搭載したNEXTGEARの実機では、「モンスターハンターワイルズ」を4K・ウルトラ設定で平均136.1fps、Steel Nomad Stress Testで安定性98.6%を記録しました。
OMEN 35Lで同じ結果を保証するものではありませんが、Ryzen 7 9800X3DとRadeon RX 9070 XTの組み合わせ自体は、4Kゲームを快適に遊べる高性能な構成です。
セールは2026年9月11日まで。32万9,800円で販売されている間は、4KゲーミングPCを探している人に優先して確認してほしいモデルです。
