HP ProBook 4 G2a 16 AI PCをレンタルしたのでレビューします。
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HP ProBook 4 G2a 16 AI PCのスペック
| HP ProBook 4 G2a 16 AI PCのスペック | |
|---|---|
| モニター | 14型(1920×1200ドット)16:10非光沢IPS |
| CPU | Ryzen AI 5 430 4コア 8スレッド |
| GPU | Radeon 840M |
| メモリ | 16GB (8GB×2) |
| SSD | 512GB |
| サイズ(幅×奥行×厚さ) | 幅約359mm×奥行き約251mm×高さ約20mm |
| 無線通信規格 | Wi-Fi 6E 802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth5.3 |
| バッテリー | 56Whr |
| 充電タイプ | 65W ACアダプター |
| 重量 | 約1.89kg |
| 保証 | 標準保証:1年 (1年間引き取り修理サービス※12、1年間パーツ保証/電話サポート) |
特徴:オフィスに置く王道16型ビジネスノートPC
ProBookシリーズは、企業のオフィスで使うことを想定した王道のスタンダードビジネスノートPCです。
HP ProBook 4 G2a 16 AI PCは、事務作業やビデオ会議などのビジネスタスクを快適にこなせる性能を備えつつ、省電力性能にも優れたRyzen AIプロセッサを採用しています。
本体にはアルミシャーシが採用されており、ビジネスノートPCらしい落ち着いたデザインながら、高級感のある仕上がりです。
16型の大画面に加えて、キーボードにはテンキーを搭載。キーには適度なクリック感があり、Excelへの数値入力や資料作成など、長時間の事務作業でも使いやすい設計になっています。
インターフェースの拡張性も充実しており、外部ディスプレイや周辺機器を接続して、オフィスのデスク上で据え置きPCのように使いやすい点も魅力です。
事務処理やWebアプリ、ビデオ会議を中心に使いつつ、今後AI機能も活用できるビジネスPCを導入したい企業やユーザーにおすすめの1台です。
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価格や仕様は変更となる恐れがありますので、必ず公式ページでご確認ください。
デザイン

HP ProBook 4 G2a 16 AI PCは、シルバーを基調とした非常にシンプルなデザインを採用しています。
シャーシにはリサイクルアルミニウムが使われており、ビジネスノートPCらしい落ち着いた見た目ながら、金属製ならではの質感と高級感があります。
また、MIL-STD-810H試験をクリアする耐久性も備えており、日常的に使用する業務用PCとして安心感のある設計です。
派手な装飾はなく、企業のオフィスや会議室にも自然になじみやすいデザインだと思います。

キーボード側も、天板と同じシルバー系のカラーで統一されており、全体として非常にシンプルにまとまっています。
パームレストまで落ち着いた色合いで統一されているため、16型の大きな筐体でも圧迫感が出にくく、オフィスに置いても自然になじむデザインです。
また、ディスプレイ周囲はブラックベゼルを採用しているため、画面表示との境界がはっきりして見えやすく、実用性を重視したビジネスノートPCらしい仕上がりになっています。

天板中央には、通常タイプのHPロゴが配置されています。
最近のプレミアムモデルで採用されることがある意匠性の高いロゴではなく、ひと目でHP製品と分かるシンプルなデザインです。
シルバーの天板にブラックのロゴを組み合わせた非常にオーソドックスな外観で、主張しすぎないため、企業のオフィスや商談の場でも使いやすいデザインだと思います。

底面側も一般的なノートPCと同様の構成です。
中央付近には広めの吸気口が設けられており、内部の冷却ファンへ空気を取り込む構造になっています。上下には横長のゴム足が配置されているため、デスクに置いた際の安定性もしっかり確保されています。
全体として特殊な構造ではなく、業務用ノートPCらしい実用性を重視したシンプルな設計です。


実測した本体重量は約1,791gでした。
16型のビジネスノートPCとしては標準的な重量で、社内の会議室へ移動したり、自宅とオフィスの間を必要に応じて持ち運んだりすることは可能です。一方で、毎日バッグに入れて長時間持ち歩くモバイルPCとしてはやや重さを感じるため、基本的にはオフィスのデスクに据え置いて使う用途に適しています。
ACアダプターとケーブルの重量は実測で約449gでした。出張などでACアダプターまで一緒に持ち運ぶ場合は、その重量も考慮しておきたいところです。
モニター

ディスプレイは16型、1920×1200ドット(WUXGA)のパネルを採用しています。
アスペクト比は16:10で、一般的な1920×1080ドットの16:9ディスプレイよりも縦方向の表示領域が広いため、ExcelやWebブラウザ、資料作成などのビジネス用途で使いやすいです。
16型なので文字や表も大きく表示しやすく、複数のウィンドウを並べて作業する際にも余裕があります。高解像度ディスプレイほど細かい表示ではありませんが、事務作業を中心としたビジネスPCとしては実用性を重視した構成です。

ディスプレイの色域を実測したところ、**sRGBカバー率は約60%**でした。
色域は広くないため、写真編集や動画編集など、色の正確さが求められるクリエイティブ用途にはあまり向いていません。写真や映像を見ると、広色域ディスプレイと比較してやや鮮やかさに欠けて見える場面があります。
一方、ExcelやWord、Webブラウザ、社内システムの利用といった一般的な事務作業であれば大きな問題はありません。
ProBook 4 G2a 16 AI PCはクリエイター向けではなく、オフィスワークを中心に使うビジネスノートPCなので、用途を考えると割り切ったディスプレイ仕様といえます。

ディスプレイの最大輝度は実測350nitでした。
オフィスや自宅など、室内で使用するビジネスノートPCとしては十分な明るさです。照明のある環境でも画面は見やすく、資料作成やWebブラウジング、ビデオ会議などで不満を感じにくい水準です。
一方、屋外や強い光が差し込む窓際では、より高輝度なディスプレイと比べると見づらさを感じる可能性があります。
基本的にオフィスへ据え置いて使うProBook 4 G2a 16 AI PCの用途を考えると、実用性の高い明るさです。
キーボード・タッチパッド

キーボードはテンキー付きのJIS配列を採用しています。16型の筐体を活かしてテンキーまでしっかり搭載されているため、Excelへの数値入力や経理作業など、数字を扱うことが多いビジネス用途で使いやすい構成です。
キーは適度なクリック感があり、押した際のフィードバックもしっかり感じ取れます。長文入力や資料作成でも使いやすく、打鍵感は良好です。
右側のパームレストには指紋センサーも搭載されており、Windowsへのサインインをスムーズに行えます。
タッチパッドは比較的大きめで、クリックすると「カチッ」と明確な反応があるタイプです。押し込んだ感覚が分かりやすく、カーソル操作やクリック操作もしやすいため、マウスを使わない場面でも操作性は高いと感じました。
インターフェース
左側

- HDMI 2.1 ×1
- USB Type-A 5Gbps ×1
- USB Type-C 10Gbps ×2

右側
- RJ45 ギガビット有線LAN ×1
- USB Type-A 5Gbps ×1
- 3.5mmコンボオーディオジャック ×1
- ナノセキュリティロックスロット ×1
HP ProBook 4 G2a 16 AI PCは、ビジネス用途で使いやすい充実したインターフェースを備えています。
左側には、HDMI 2.1、USB Type-A(5Gbps)、USB Type-C(10Gbps)×2、3.5mmコンボオーディオジャックを搭載しています。2基のUSB Type-CはいずれもUSB Power DeliveryとDisplayPort 1.4に対応しているため、USB Type-C経由での給電や外部ディスプレイへの映像出力が可能です。
右側には、USB Type-A(5Gbps)、ギガビット対応RJ45有線LAN、ナノセキュリティロックスロットを搭載しています。
特にビジネス用途では、変換アダプターを使わずに有線LANへ直接接続できる点が便利です。無線LANが不安定な環境でも安定したネットワーク接続ができるため、ビデオ会議や社内ネットワークへの接続にも適しています。
HDMIとUSB Type-Cによる映像出力にも対応しているため、外部ディスプレイを接続したデスクワーク環境も構築しやすいです。USB Type-Aも左右に1基ずつ配置されており、マウスやUSBメモリなど従来の周辺機器もそのまま利用できます。
有線LAN・HDMI・USB Type-A・USB Type-Cを一通り本体だけで利用できる点は、オフィスに据え置いて使うビジネスノートPCとして大きなメリットです。
性能
Cinebench R23
Cinebench R23はCPUのパフォーマンスを測定するベンチマークソフトです。点数が高ければ高いほど高性能とされています。


HP ProBook 4 G2a 16 AI PCには、Ryzen AI 5 430を搭載しています。4コア8スレッド構成の省電力向けプロセッサで、主な用途はOfficeソフト、Webブラウザ、ビデオ会議、社内システムなどの一般的なビジネスタスクです。
Cinebench R23の実測スコアは、マルチコア6,966pts、シングルコア1,623ptsでした。
比較すると、Ryzen 5 230やCore Ultra 5 125Hなどの上位クラスCPUよりマルチコア性能は低めです。一方で、シングルコア性能は1,600pts台を確保しており、WordやExcel、Webブラウジングなど、1つ1つの操作に必要な性能は十分にあります。
このため、動画編集や3DCG、重いエンコード処理を目的に選ぶCPUではありませんが、複数のOfficeソフトを使った資料作成、Webアプリ、ZoomやTeamsなどを中心としたオフィスワーク用としては必要十分な性能です。
ProBook 4 G2a 16 AI PC自体が高負荷処理を重視したモデルではなく、消費電力やバッテリー駆動時間とのバランスを重視したビジネスPCなので、製品コンセプトに合ったCPU構成だと思います。
Cinebench 2024


Cinebench 2024でCPU性能を測定したところ、マルチコア379pts、シングルコア104ptsという結果でした。
Ryzen AI 5 430は4コア8スレッドの省電力プロセッサなので、マルチコア性能は上位のRyzenやCore Ultra、Snapdragon X Plusなどと比較すると控えめです。
一方、シングルコアは104ptsを記録しており、今回比較したモデルの中でも大きく見劣りする結果ではありません。そのため、WordやExcel、Webブラウザなど日常的な操作のレスポンスは確保されています。
ただし、複数コアを長時間使用する動画エンコードやレンダリングなどでは、6コアや8コア以上のCPUとの差が出やすくなります。
ProBook 4 G2a 16 AI PCは高負荷なクリエイティブ用途を想定したモデルではなく、Officeソフト、Webアプリ、ビデオ会議などの一般的な業務を省電力でこなすことを重視したCPU性能と考えるのがよいでしょう。
バッテリー持続時間
HD画質の動画をループさせるテストの結果です。


UL Procyon Video Playbackでバッテリー駆動時間を測定したところ、約12時間20分という結果でした。
搭載バッテリーは56Whで、16型ノートPCとしては極端に大容量というわけではありません。それでも動画再生テストでは700分を超えており、同クラスの16型ノートPCと比較してもまずまずの結果です。
Ryzen AI 5 430の省電力性能が効いており、WebブラウジングやOfficeソフト、ビデオ会議などを中心とした一般的なビジネス用途であれば、電源に接続せずある程度長時間使いやすい構成です。
一方で、実際の業務ではビデオ会議や複数アプリの同時使用、画面輝度の設定などによって駆動時間は短くなります。基本的にはオフィス据え置き用途の16型モデルですが、会議室への移動や一時的な持ち出しでACアダプターを外して使う場面でも、バッテリー性能に大きな不安は感じにくいと思います。
SSDの読み書き


ストレージにはSanDisk PC SN5100S 512GBが搭載されていました。接続規格はPCIe 4.0 x4 / NVMeです。
CrystalDiskMarkで速度を測定したところ、シーケンシャルアクセスは以下の結果でした。
- シーケンシャルリード:約6,666MB/s
- シーケンシャルライト:約5,235MB/s
- ランダムリード(4K Q1T1):約92MB/s
- ランダムライト(4K Q1T1):約118MB/s
PCIe 4.0 SSDとして十分に高速で、Windowsの起動やアプリの立ち上げ、ファイルの読み書きなどでストレージ性能がボトルネックになることはほとんどないでしょう。
OfficeファイルやWebブラウザを中心に使う一般的なビジネス用途であれば、性能面にはかなり余裕があります。大容量データを扱うような用途でも、事務作業向けPCとしては十分以上のストレージ性能です。
なお、搭載されるSSDのメーカーや型番は、購入時期や構成によって変更される可能性があります。
PCの温度とファンの動作音

Cinebench R23を10分間連続動作させ、CPUの動作周波数と温度を確認しました。
テスト開始直後に動作周波数は上昇し、その後はおおむね3.4~3.5GHz前後を維持しています。途中で一時的に周波数が落ちる場面はあるものの、すぐに元の水準へ戻っており、10分間を通して大きな性能低下は確認できませんでした。
CPU温度は負荷をかけた直後に上昇したものの、ピークでも60℃前後に収まり、その後はおおむね50℃台前半~半ばで安定しています。
薄型ノートPCとしてはかなり余裕のある温度で、長時間負荷をかけても熱による大幅なクロック低下は見られません。Ryzen AI 5 430自体の消費電力が比較的低いこともあり、冷却性能には十分な余裕がある設計だと感じました。
OfficeソフトやWeb会議など、実際のビジネス用途ではCinebenchほどCPUへ連続して負荷をかける場面は少ないため、通常利用時にはさらに余裕を持って動作できるでしょう。
表面の温度

Cinebench R23を10分間連続動作させ、CPUの動作周波数と温度を確認しました。
テスト開始直後に動作周波数は上昇し、その後はおおむね3.4~3.5GHz前後を維持しています。途中で一時的に周波数が落ちる場面はあるものの、すぐに元の水準へ戻っており、10分間を通して大きな性能低下は確認できませんでした。
CPU温度は負荷をかけた直後に上昇したものの、ピークでも60℃前後に収まり、その後はおおむね50℃台前半~半ばで安定しています。
薄型ノートPCとしてはかなり余裕のある温度で、長時間負荷をかけても熱による大幅なクロック低下は見られません。Ryzen AI 5 430自体の消費電力が比較的低いこともあり、冷却性能には十分な余裕がある設計だと感じました。
OfficeソフトやWeb会議など、実際のビジネス用途ではCinebenchほどCPUへ連続して負荷をかける場面は少ないため、通常利用時にはさらに余裕を持って動作できるでしょう。
ファンの回転音の大きさ

Cinebench R23でCPUに高い負荷をかけた状態でファンの駆動音を測定したところ、約39.5dBAでした。
高負荷時でも40dBAを下回っており、ファンノイズは比較的静かな水準に収まっています。オフィス内で使用しても周囲への音が気になりにくく、ビデオ会議や資料作成などを行うビジネス用途との相性は良好です。
Ryzen AI 5 430は発熱が比較的少なく、先ほどの温度テストでもCPU温度は低めに抑えられていました。そのため、冷却ファンを高回転させる必要が少なく、性能よりも静音性や省電力性を重視したビジネス向けのチューニングになっている印象です。
OfficeソフトやWebブラウジング程度の通常利用であれば、さらにファンの回転は抑えられるため、静かな環境でも使いやすいノートPCです。
まとめ:ビジネスに最適化された王道のオフィス向けノートPC
HP ProBook 4 G2a 16 AI PCは、ビジネス用途に必要な性能と使いやすさをバランスよくまとめた、王道のオフィス向けノートPCです。
Ryzen AIプロセッサを搭載し、OfficeソフトやWebブラウザ、ビデオ会議などの一般的なビジネスタスクを快適にこなせる性能を備えています。さらにCopilot+ PCに対応しているため、今後AI機能を業務に取り入れていきたいユーザーにも適しています。
CPU性能は高負荷なクリエイティブ用途向けではありませんが、ビジネスワークに対しては過不足のない性能です。加えて、バッテリー駆動時間もまずまず長く、オフィス内での移動や会議、必要に応じた持ち運びにも対応できます。
テンキー付きキーボード、有線LAN、HDMI、USB Type-Cなど、業務で使いやすいインターフェースもしっかりそろっており、静音性や冷却性能も良好でした。
コンシューマー向けPCのような派手さや高解像度ディスプレイはありませんが、仕事で安定して使えることを重視した完成度の高いビジネスノートPCです。
事務処理、Webシステム、ビデオ会議などを中心に、長く使える業務用PCを検討している企業や事業者におすすめです。
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