RTX Spark搭載ノートPCを検討していると、同じN1X搭載でも価格に大きな差があり、どの構成を選べばよいか迷います。
そこで今回は、Surface、Lenovo、HP、Dell、ASUS、MSIの掲載構成を比較。メモリ容量ごとに、価格と構成のバランスで選ぶ候補を整理しました。
結論からいうと、32GBで20コアCPUと1TB SSDを重視するならHP、64GBで価格を重視する場合もHP、128GBでSSD容量まで確保するならLenovoが有力です。一方、予算を50万円前後に抑えたいなら、24GBのSurfaceと32GBのYogaを比較しておきたいところです。
※2026年11月3日作成。価格は税込。提供された販売画面とメーカー公式ページの掲載情報を使用しています。価格・在庫・納期は変動します。本記事は価格と仕様による比較で、実機の処理速度や静音性の順位を示すものではありません。
容量別のおすすめ早見表

| メモリ | 候補 | CPU | SSD | 掲載価格 | 選ぶポイント |
|---|---|---|---|---|---|
| 24GB | Surface Laptop Ultra | N1X・18コア | 512GB | 487,806円〜※ | 初期費用を抑える候補 |
| 32GB | HP OmniBook Ultra 16-bk | N1X・20コア | 1TB | 599,500円〜 | CPUとSSDを含めた構成重視 |
| 64GB | HP OmniBook Ultra 16-bk | N1X・20コア | 1TB | 799,700円〜 | 今回比較した64GB構成では低価格 |
| 128GB | Lenovo Yoga Pro 9n Gen 11 | N1X・20コア | 2TB | 1,094,800円 | メモリとSSDの両方を確保 |
※Surfaceの487,806円〜は提供された販売画面の表示額です。取得できた公式ページには24GB・512GB構成が513,480円と掲載されており、差があります。割引条件は確認できていないため、購入画面の最終価格を確認してください。HPは英語キーボードで、32GBモデルには「11月以降販売開始予定」の表記があります。
24GB:Surfaceが候補。ただし32GBのYogaとの価格差に注目
Surface Laptop Ultraの24GBモデルは、18コアCPUと512GB SSDを組み合わせた構成です。提供された画面では487,806円〜と表示されており、今回の比較では初期費用を抑えられる候補になります。
ただし、Lenovo Yoga Pro 9n Gen 11には、18コアCPU・32GBメモリ・512GB SSDで497,000円の掲載構成があります。
販売画面同士の価格差は9,194円。 この条件なら、予算を少し増やして32GBのYogaを選ぶ考え方もあります。Surfaceが公式ページの513,480円で販売されている場合は、掲載価格上はYogaのほうが安くなります。
「24GBだから安い」と決めつけず、その時点の32GBモデルと比べるのがポイントです。Surface自体の画面や操作性を気に入っているなら候補になりますが、価格とメモリ容量を優先するならYogaも外せません。
Surface Laptop Ultraの構成・価格を確認する
32GB:構成重視ならHP、予算重視ならLenovo

32GBは、購入予算とCPU・SSDのどちらを優先するかで候補を分けると選びやすくなります。
| 機種 | CPU | SSD | 税込価格 |
|---|---|---|---|
| Lenovo Yoga Pro 9n Gen 11 | 18コア | 512GB | 497,000円 |
| HP OmniBook Ultra 16-bk | 20コア | 1TB | 599,500円〜 |
| Surface Laptop Ultra | 18コア | 1TB | 636,680円 |
| Surface Laptop Ultra | 20コア | 1TB | 707,080円 |
| Dell XPS 16 Creator Edition | 18コア | 512GB | 799,598円 |
HPは、599,500円〜で20コアCPUと1TB SSDを搭載。Yogaより102,500円高くなりますが、CPU構成とストレージ容量が異なります。
僕なら、予算50万円前後ならYoga、約60万円まで出して20コアと1TBを確保するならHPという分け方で紹介します。32GBという容量だけで順位を付けるより、何に追加費用を払うのかが明確です。
なお、コア数だけで実際の処理速度の差は決まりません。HPは販売開始予定の表記と英語配列にも注意が必要です。
64GB:HPが価格面で有力。日本語配列ならSurfaceも近い

64GBで価格を重視する場合、HP OmniBook Ultra 16-bkが候補になります。20コアCPU・64GBメモリ・1TB SSDで799,700円〜です。
対抗候補は、同じ20コア・64GB・1TB構成で812,680円のSurface Laptop Ultra。掲載価格の差は12,980円です。
| 機種 | CPU | SSD | 税込価格 | 補足 |
|---|---|---|---|---|
| HP OmniBook Ultra 16-bk | 20コア | 1TB | 799,700円〜 | 英語配列・Windows 11 Home |
| Surface Laptop Ultra | 20コア | 1TB | 812,680円 | 日本語配列の選択肢・Windows 11 Pro |
| MSI Prestige N16 Flip AI+ | 20コア | 2TB | 1,089,802円 | 提供されたビックカメラ画面の価格 |
英語配列で問題なければHP、日本語配列やWindows 11 Proを重視するならSurfaceという選び方ができます。約80万円のPCであれば、12,980円の差だけで決めず、普段使うキーボードやOSの条件を優先するのも合理的です。
MSIはSSDが2TBのため、1TB構成と価格だけで比べないようにしましょう。販売店によって価格が異なり、表ではポイント還元を差し引いていません。
128GB:2TB SSDまで備えるLenovoが有力

128GBで注目したいのは、Lenovo Yoga Pro 9n Gen 11です。提供された販売画面では、20コアCPU・128GBメモリ・2TB SSDが1,094,800円で掲載されています。
| 機種 | CPU | SSD | 税込価格 |
|---|---|---|---|
| Surface Laptop Ultra | 20コア | 1TB | 1,094,280円 |
| Lenovo Yoga Pro 9n Gen 11 | 20コア | 2TB | 1,094,800円 |
| ASUS ProArt P16(H7607) | 20コア | 1TB | 1,248,000円 |
| HP OmniBook Ultra 16-bk | 20コア | 2TB | 1,298,000円〜 |
| MSI Prestige N16 Flip AI+ | 20コア | 2TB | 1,446,530円 |
Surfaceとの差は520円ですが、YogaはSSDが2TBです。メモリ128GBに加えて保存容量も確保したいなら、今回の掲載構成ではYogaが選びやすいと考えます。
ただし、Yogaの掲載構成はWindows 11 Home、SurfaceはProです。画面仕様や本体の使い勝手も異なるため、価格とSSDだけですべての優劣が決まるわけではありません。
取得した公式ページではSurfaceの128GBに在庫なし、HPの128GBに販売開始予定の表記がありました。Lenovoの価格は提供された画面を採用しており、購入時には同じ構成・価格が選べるか確認してください。
Lenovo Yoga Pro 9n Gen 11の構成・価格を確認する
Dellの64GB・128GBは最終見積もりで比較したい
Dell XPS 16 Creator Editionの32GB・512GB構成は799,598円。公式の構成画面には、20コアへの変更、メモリ増量、SSD変更の加算額が掲載されています。
この表示額を単純合算すると、20コア・64GB・1TBは1,087,467円、20コア・128GB・1TBは1,375,227円となります。
ただし、構成変更によって他の選択肢や割引額が変わる場合があります。これらは確定した販売価格ではなく、表示された加算額による参考額です。そのため、上の比較表には実際の構成確定価格として掲載していません。
Dell XPS 16 Creator Editionの見積もりを確認する
購入前に確認したいのは、メモリ以外の条件
RTX Spark搭載モデルを比較するときは、容量に加えて、CPU構成、SSD、キーボード配列、Windowsのエディションまで揃えて見ることが大切です。
また、ローカルAIを目的に選ぶ場合は、使いたいモデルとアプリの必要メモリを確認してから容量を決めたいところです。128GB搭載という数字だけで、あらゆるモデルが快適に動くとは判断できません。普段使うアプリや周辺機器についても、そのPC・OS環境への対応を確認しましょう。
まとめ:予算50万円前後ならYoga、構成重視の32GB・64GBはHP、128GBはYoga
今回の掲載構成を基準にするなら、選び方は次のとおりです。
- 24GBのSurface:Surfaceを選びたい人の入口。ただし32GBのYogaとの価格差は必ず比較。
- 32GBのYoga:497,000円の掲載条件で、予算50万円前後を優先する人向け。
- 32GBのHP:約60万円で20コアCPU・1TB SSDを確保したい人向け。
- 64GBのHP:英語配列を許容し、価格を重視する人向け。日本語配列ならSurfaceも検討。
- 128GBのYoga:約109万円で128GBメモリと2TB SSDを揃えたい人向け。
容量別に候補を絞ったあと、キーボードとOS、納期まで確認すれば、自分に合う構成を選びやすくなります。
