iPhoneやスマホで気軽に音楽を楽しみたいと思う人が多く、楽曲をストリーミング再生して聞きやすい世の中ですので、「Bluetooth対応のヘッドフォンほしいなぁ」とふいに思い立つ人が多いと思います。
音にこだわりを持つ人であれば、ヘッドフォンアンプや、3万円以上の高いヘッドフォンを自ら選んでいくスタイルを確立していくのも楽しみのひとつでありますが、この価格帯は『価格なり』の音質だろうなと割り切っている人は多いと思います。
今回の記事では、Amazonで税込み4899円で購入できるノイズキャンセリング機能付きBluetoothヘッドフォン『MPOW H5 MP-BH143』を販売元から提供を受けましたのでレビューしていきます。
Amazonレビューではコスパの高さが人気の秘密らしいのですが、本当にコスパが高いのかも言及していきます。
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- 耳を覆うタイプのクローズド型(密閉型)
- 遮音性の高いイヤーパッド
- 外部ノイズを遮断してくれる
- 音源をアップコンバートし高音域を補完
- 連続18時間稼働
- マイク使用可能でヘッドセット(通話)可能
外観
イヤーカップ
MPOWとメーカーロゴの入ったイヤーカップはプラスチックせいで安っぽい(本当に安いからしょうがないのですが)
ただ、オーバーイヤー型(完全に耳を覆うタイプ)は遮音性が高くノイズである外部の音を容易にカットすることができるので『音質を稼げる』のがポイント。実際のところ、耳の中に突っ込むカナル型のイヤフォンが人気なのは、外部の音を遮断してドスドスならすのが低価格で実現できるからって昔メーカーのおっちゃんがいってた。
そういった意味では、オーバーイヤー型のヘッドフォンは重低音を感じやすいということ。
イヤーパッド
触ってみるとわかるのですが、少し盛り上がっておりそれがドライバーユニットです。
側面
長さ調節が可能で左右で3cmずつ程度。
LとRが大きく書かれていて向きは一発で分かるようになっています。
重量
重量は228g。
僕が驚いたのは重量でオーバータイプのヘッドフォンとしては軽い部類に入るんじゃないですか?安っぽい素材を使っているからといえばそれまでなんですけどね…
ボタン類を確認
- Bluetooth インジケータ―
- オーディオインターフェース(3.5mm)
- 遮音スイッチボタン
- USB充電口
- 音量
- Bluetoothボタン
付属物を確認
接続方法などは付属の説明書を読むとすぐわかります。
- ヘッドフォン本体
- ヘッドフォンケース(袋)
- 取扱説明書
- 3.5mmオーディオケーブル
- USB充電ケーブル
さて、ここからは実際にこの5000円以下で買えるヘッドフォンが『使えるか』を確認していきます。
音質、つけごこちを確認
Bose QuietComfort 35と比較
30000円のヘッドフォンと5000円のヘッドフォンを比べるなど恐れ多いのですが、レビュー記事を書くにあたって大切なことは「安いけど大丈夫なの?」ということだと思います。
ですから、安いヘッドフォンと高いヘッドフォンで何が違うのかしっかりと比較してみます。
音質
音質はBOSEに軍配が上がります。当たり前かもしれませんが、低音と高音のメリハリ、サラウンドでもBOSEはきちんと出ているのに対して、MP-BH143は全体的にフラットな感じを無理やり調整している感がある。
特に人間が発する高音域あるいはそれ以上の楽器の音域はシャリシャリ感でており、安いヘッドフォンにありがちな音の響き方です。でも多分気にならない人は気にならないと思います。
良い価格のヘッドフォンと比較すると差を感じてしまうのはしょうがないこと。
つけごこち
も、BOSEの方がつけいやすい、実際BOSEのQuietComfort 35は重量240gに対して、先ほど紹介した通り、MP-BH143は228gと12g程度軽いはずなのに、この違いはなんなんだろうと思っていたが、イヤーカップの深さが原因なのではないかと思われます。
実際に測定してないので、完全に僕の感想なのですが、BOSEの方がイヤーカップの大きさや深さに余裕があり、圧迫感を感じません。
対して『MP-BH143』はドライバーユニットが耳にあたっているのが感覚で分かります。
とはいえ、これはかなり細かい点まで含めた僕の感想なので気にならない人は本当に気にならないかも。
ハイレゾ音源+アンプで確認する
残酷な天使のテーゼのハイレゾ音源とpioneerのHM82(ネットワークレシーバー)に内蔵されているアンプ+MP-BH143で再生してみました。
ここで比較するのはTEACのS300NEOという普段僕が音楽を再生するときに利用するスピーカーです。
このセットはいずれもハイレゾ入門といわれる価格帯で、プレーヤーとスピーカー合わせて8万円程度の構成。
アンプ通すとわからない…
— うっしー@ 💻ブロガー (@usshi_na_life) 2018年7月22日
Twitterにあげた感想がすべて的なところではあるのですが、ハイレゾ音源+アンプになるとそこまで差がないように感じました。
通常音源の再生では、『高音域のシャリシャリ感』が目立つのに対し、高音質な音源と、音源の情報を増幅させるアンプを通しただけで音質が変わりました。
おそらくこうした格安ヘッドフォンはドライバーユニットのアップコンバート機能でめちゃくちゃ頑張ってそこそこの音質を確保しているのではないかと思います。
5000円以下で買える格安ヘッドフォンの活かし方
ヘッドフォンアンプとセットで購入してみる
ただ、問題があって、ハイレゾ音源を購入するような人はそもそもこの価格帯のヘッドフォンは選ばないという致命的な欠点が。
ゆえに、ヘッドフォンアンプを購入してみてはいかかでしょうかということであります。
BOSEの品質が高いのは認めますが30000円と気軽に音楽を楽しみたい人とくに中高生なんかはそれにお金を払うよりも女の子を誘ってデートしろといいたいのです。
最近ではポータブルヘッドフォンアンプもかなり安く購入できることもあってAmazonでもバカ売れしているらしく、調べてみたら3000円で購入できるらしい。
[amazonjs asin=”B00X67G77O” locale=”JP” title=”M-Audio 小型ポータブル・ヘッドフォンアンプ 2出力 2段階ブースト Bass Traveler”]これならヘッドフォン+ヘッドフォンアンプでも1万円超えません。好きな場所にデートに行くとよいでしょう。
旅行用として割り切ってみる
「5000円以下なので壊れたらまた買えばいっか」と割り切って考えることができます。
遮音性の高さはAmazonレビュー同様僕も「いいな」と思う点なので、旅行用として特化するのは悪くない、高音がだめだけれど、EDMとか首を縦振りするようなジャンルの音楽なら十分『乗れる』と思います。
まとめ:コスパは高いが期待は禁物なヘッドフォン
ということで、真実を書いてしまったら商品をボッコボッコにしてしまった感が否めないのですが、5000円以下としてはよくできてると思います。し、音質気にならない人は「めっちゃいいじゃんこれ」っていう人もいそうなヘッドフォン
ただ、Amazonの評価が高く、期待しすぎて買ってしまうと後悔しそうなのも事実なので僕がボコった次第である。アニソンとかドンシャリオーケーな音楽ならありかも
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