【PR】DENON AH-C830NCWをレビュー、老舗音響メーカーらしい丁寧な作りがとても良かった。

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老舗音響メーカーDENONが販売するワイヤレスイヤフォン「AH-C830NCW」をレビュー用に提供いただいたのでレビューします。代理店経由でのレビューで元々YouTube用にと送ってもらっていましたが、僕は台本がてらレビュー記事を執筆しておりますのでまずはレビュー記事から。

「DENON?なにそれ美味しいの?」という方はDENON公式ページの「DENON BRAND History」を見るとどういうメーカーかよくわかります。

それでは。

特徴

動画で見る

老舗音響メーカーが作ったANC付き完全ワイヤレスイヤフォン

老舗音響メーカーDENONが販売するAH-C830NCWは周囲の喧騒と逆位相の音を作り出し、静寂を作り出すアクティブノイズキャンセリング(以下ANC)に対応した完全ワイヤレスイヤフォンだ。昨今の完全ワイヤレスイヤフォン市場はアクティブノイズキャンセリングの完成度が製品そのものの価値を決めるといっても過言ではない。

AH-C830NCWは優れたANCに対応し、Bluetooth接続でも最高クラスの音質を体感できる。

DENONには憧れのような感情を抱いていたこともあって提供製品のレビューを楽しみにしていたが、蓋を開けてみれば納得の完成度。非常に素晴らしい製品だと感じた。

カナル型デザインでアクセントとなるシルバーがとても良い

AH-C830NCWは2色展開で販売されている。今回提供してもらったのはブラック。

DENON AH-C830NCWはカナル型で音質重視の作り。

マイク側にシルバーのカラーを採用している点が非常に気に入っている。形状は長すぎず短すぎずで収まりが良く、それでいてDENONのロゴもいやらしくない感じで配置されていて、スマートな印象。

ユーザー満足度に直接影響するのは機能やスペックだけでなくデザインも非常に重要だ。

2022年の実売は1.5万円程度、現行モデルの中でコストパフォーマンスに優れた優秀な製品

大手価格比較サイトなどを眺めていると、DENON AH-C830NCWは実売価格が1.5万円ほどだ。2022年現在の市場価格は1.5万円程度で、国内大手家電メーカーや大手スマートフォンメーカーが販売する完全ワイヤレスイヤフォンよりも1万円ほど安く購入可能だ。

デザインについて

AH-C830NCWのケースはコンパクトな樹脂素材のケースに本体が格納されたオーソドックスなデザイン。

ースからイヤフォン本体までが黒で統一されている。黒いガジェットが好きなユーザーにとっては合わせやすいブラックのカラーが印象的だ。

充電ケースは横幅が6cm弱と携帯時に煩わしさを感じづらいサイズで非常にコンパクト。

ケースそのものは前述の通り、樹脂できており、実測値で重量が40g、イヤフォンと合わせて50gほど。

ケース背面にはケース充電用のUSB-Cポート。

性能

製品提供から1ヶ月ほど利用してみた感想を記載していく。

視聴環境はSpotifiの最高音質320Kbpsで収録楽曲を視聴。再生はGoogle Pixel 6を利用した。

ノイズキャンセリングについて

まずはノイキャン性能から、完全ワイヤレスイヤフォンのノイズキャンセリングはパッシブノイズキャンセリングとアクティブノイズキャンセリングがある。

パッシブは物理的にノイズを阻止するノイズキャンセリング。アクティブは周囲の喧騒と逆位相の音を出し音を相殺するノイスキャンセリングのことだ。

パッシブノイズキャンセリング

AH-C830NCWはカナル型で耳の内側に入る仕組み。装着時に過度な圧迫感はなく、ソフトな付け心地だ。

それでいて落ちない安心感があるので耳の中に入り込んでいるストレスは感じないだろう。音質を損なわず、それでいてユーザーがストレスを感じない程度に調整されており、完全密着という感じではないのでバランス良くまとめている感じだ。

実際に利用してみた感じでは、静かな室内で利用するとエアコンの音や雨音がわずかに漏れきこえる程度。

アクティブノイズキャンセリング

AH-C830NCWは2つのマイクから周囲の喧騒と逆位相の音を発するANCで、ノイズキャンセリング性能は非常に高い。知名度の高い製品で言えば、ソニーのWF-1000XM3と同等かそれ以上のノイズキャンセリング性能。

実使用では、「サー」というわずかなホワイトノイズを感じるものの、音楽視聴時にはほとんど気にならないレベル。冒頭で紹介した通り、ANCの性能が完全ワイヤレスイヤフォンの製品価値を決めると紹介しているが、かなり高いレベルで実現できていると感じた。

周囲音ミックスモード

また、この機種には周囲の音を取り込む「周囲音ミックスモード」がある。比較的自然な感じで周囲の音を取り込みつつ音楽を楽しめるモード。筆者の僕はこのモードで音が潰れていない点が非常に好印象だった。

一般的な外音取り込みでは、動作時に音楽のボーカルの音が寝かされてしまう点が気になるものが多く、使いたくないと思わせられるのだが、DENON AH-C830NCWはかなり自然に聴いていられる。

音質

ANCをオフにした状態で聴くノーマルモード時では、前述の通り、漏れ聞こえる音も多く気持ちよく楽曲に集中できないため、おそらくほとんどの人はノーマルモードをスキップするだろう。

とは言え、この状態ではAH-C830NCWのハイクオリティなサウンドを体感することは可能で、低音から高音まで抜けの良いサウンドが体感できる。

特に低音域に関して丁寧に作られているといった印象でバスドラムの音がしっかりと伝わってくるのにボーカルサウンドも潰れていない点が非常に好印象だった。あっさりすぎず、しつこすぎずで、しっとりとした表現を楽める。

そして、ANCを効かせた状態では「320kbpsの限られた情報量の中からその全てを表現しよう」というくらいの音の解像感があり、ヘッドフォンや専用のスピーカーで聴くような丁寧なチューニングが施されている。

AH-830NCWの評価とまとめ

良い点

  • 音質は市場価格で2万円以上のものと同等クラスでコストパフォーマンスが高い
  • デザインに安っぽさがなく所有欲を満たせる
  • 設定変更時に単音で表現され、音楽を素直に楽しめる。

気になった点

  • バッテリー低下時のアラートがしつこい

優秀なコストパフォーマンス、音質にこだわる人も納得の完全ワイヤレスイヤフォン

筆者は普段PCに専用のアンプとスピーカーをそれぞれ接続してハイレゾ環境に対応可能なオーディオシステムで視聴をしているが、DENONのAH-C830NCWはそれと同系統な丁寧なサウンドをユーザーに提供してくれる。

さすが、日本を代表するオーディオメーカーで音質に関しては不満がないどころか、2022年現在で1.5万円程度で購入できるのは破格すぎるといってもいいほどだ。

おそらく、ハイレゾ体験をすでにしているほとんどのユーザーにとっても「このイヤフォンなら完全ワイヤレスでもいいか」と思わせられるほどには優れた製品だ。

個人的に気になったのはワイヤレスイヤフォンでバッテリー低下時にアラートが頻繁に鳴ることで、ユーザー体験が阻害されてしまっている点。連続で3時間以上聞くという人が以外はほとんど気にならないと思う。

完全ワイヤレスイヤフォン市場の難しさとDENONの役割

完全ワイヤレスイヤフォンというのは単に「音質が良ければ売れる」という代物ではない。

Appleやソニーが教えてくれたが、製品価格を2万円以上に上げるためにはそれなりの付加価値(LDACやハイレゾ相当のアップスケーリングテクノロジー、スマートフォンとのシームレスな連携、圧倒的なノイキャン性能などのガジェット感)をつけなければならないし、低価格製品にするのであれば中華メーカーのように3,000円から1万円以内で、それなりの音質に仕上げつつ、コストパフォーマンスの高さをユーザーのお財布事情に合わせて演出しなければならないからだ。

この理由には完全ワイヤレスイヤフォンの役割が背景にあると考えている。

都内で働く多くの人にとって完全ワイヤレスイヤフォンはストレスを軽減するためのノイズ抑制装置的な役割が大半を占めると思っていて、どちらかと言えば生活必需品のようなもので、完全ワイヤレスイヤフォンには「そこそこの音質で、そこそこのノイズキャンセリング機能がついていて、買い替えサイクルが短くても負担がないものが欲しい」と考える人も少なくない。

そんななかでDENONはオーディオメーカーとして音質に妥協を許されない上でAppleとソニーというガジェット界の巨人の価格も考慮しなければならない、という苦悩も製品にはよく表れていると感じたていて、市場的には亜種的な位置付けになってしまうだろう。老舗メーカーなのに不思議な感じではあるが、完全ワイヤレスイヤフォン市場とはそういうものだ。

だからこそ、AH-C830NCWは老舗オーディオメーカーのDENONが楽曲視聴の楽しみ方を教えてくれる製品だと思っているし、純粋に音楽を楽しみたいという人におすすめしたい完全ワイヤレスイヤフォンだ。

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