スタンダードノートパソコンの選び方とオススメをPC初心者向けに解説

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スタンダードノートパソコンとは、その名の通り”標準”的な価格帯と性能をもつノートパソコンのことです。

スタンダードノートパソコンを購入するメリットをあげるとすれば、オールラウンダーでなんでもできるため用途が明確になっていなかったとしても、“性能が足りず、やりたいことができずに失敗”といういことが起きにくいというのがメリットでしょうか。

一方、”標準”は、可もなく不可もなくですのでデメリットは得意なことがないといったところでしょうか。

今回の記事では、スタンダードノートパソコンの特徴や役割を解説しながら、年間30台以上レビューする元家電量販店店員のブロガーの僕がオススメPCも紹介します。

スタンダードノートパソコンの特徴

5万円程度で購入できる低価格帯のモバイルノートパソコンではできないとされる、動画の編集やゲームをプレイすることが可能です。(とはいえ全然”快適”ではない)

つまり、何でもできるけど必要最低限の環境で行うオールラウンダータイプともいえます。

スタンダードノートパソコンがまったくのパソコン初心者におすすめなのは、基本的にオールラウンダータイプだからです。かつそこまで価格が高くなく10万円前後で購入できる点は大きなメリット。

次に、その価格帯と”標準”である理由を紹介してい観たいと思います。

スタンダードノートパソコンに搭載されるミドルクラスCPU

スタンダードノ―トパソコンの定義は人によって異なるかもしれませんが、僕の基準は

  • パソコンの性能を決めるCPUの性能が真ん中にあるもの
  • 15.6インチ~17.3インチの液晶ディスプレイを搭載しているもの
  • 価格帯が平均であること(あるいはやや安い)

この3つです。

スタンダードパソコンに搭載されるCPUの性能は市場の真ん中に位置する

上記グラフは僕がレビューしてきたパソコンのデータをもとに作成したCPUの性能を測るベンチマークにおける性能順。

つまり、インターネット通販や家電量販店で販売されているパソコンの参考数値になるグラフです。

この中で、僕がスタンダードノートパソコンと定義するノートパソコンには、『Core i7 8550U』、『Core i5 8250U』『 Core i3 8130U』が搭載されています。

一般の人が目にするCPU群のなかでちょうど性能が真ん中です。(CPUの数が膨大すぎるのでメジャーなところだけ抜粋しました。おそらく一般家庭で使われる用の全てのCPUを並べても真ん中かちょっと下に収まるはず)

デスクトップパソコンのCore i3のちょっと下のパフォーマンスをもつCPUでいったい何ができるかというと。

軽めのゲームなら動く

解像度をHD(1280×720ドット)画質まで落とせばドラゴンクエストXやFINALFANTASY14をプレイできる環境にすることが可能です。

最近のノートパソコンは15.6インチ~17.3インチ+フルHD(1920×1080ドット)が標準ですから、わざわざ低画質まで落とすのか?という疑問がありますが。グラフィックボードがなくても動作させることが可能なのです。

Core i3 8130U Core i5 8250U Core i7 8550Uを搭載しているパソコンは安いパソコンではできない、ゲームのプレイができる(快適とは言ってない)のが特徴の一つ

ノートパソコンで快適にゲームをプレイしたい方は下記記事を参考にしてください

動画の編集、書き出しが行える

僕は何本かYouTubeに動画の投稿を行っています。編集ソフトはMAGIXのプロ用動画編集ソフト『Vegas Pro15』初心者でも簡単に動画制作ができる時代です。

スタンダードノートパソコンは、こうしたプロ用のソフトウェアでも動画編集や書き出しを行うことができます。

下記表は、目安で、僕が実際にYouTubeにアップロードした動画の元データの変換時間です。

CPU動画の変換にかかった時間
Core i7 8750H14分44秒
Core i7 8550U30分03秒

YouTubeで綺麗に視聴できるとされているフルHD画質で動画を書き出しすることができます。

高性能なCPUを搭載したパソコンと比較すると時間はかかりますが、スタンダードノートパソコンに搭載されているCPUであれば動画制作が可能です。

画面の大きさが15.6インチ~17.3インチ

ノートパソコンを実際に持ち運ぶ機会というのはスマートフォンやタブレットが販売されてから少なくなっています。それでも省スペースを正義とする人が多く、小型のモバイルノートを選択する人が多いのですが、スタンダードノートパソコンの良さは

本体の軽量化<使いやすさ

使いやすさを重視した設計であることです。

テレビでは大迫力で楽しむために大型のモノを購入する方が多いのですが、それは映像を見るという”作業に没頭”するためです。

パソコンに向かって”作業に没頭”するのであれば、市販されているノートパソコンの中でも大き目の15.6インチから17.3インチを選択することで、スマートフォンやタブレットと差別化できます。

また画面を15.6インチ~17.3インチにすることによってキーボードをフルサイズ化できるうえ、テンキーも使いやすい設計になります。

さらに、本体がモバイル用PCと比べて大きいため排熱させるためのエアフローを作り出すことができるので、熱でパソコンが壊れるのを防ぎ、耐久性を高めることができるものスタンダードノートパソコンの良い点です。

モバイルノートパソコンやゲーミングノートパソコンとの違いとして、ゲームのプレイや動画の編集を連続して行わないスタンダードノートパソコンは排熱にコストをかけなくて済むため安く仕上げることが可能です。

パソコンが平均価格であること

出典元価格.comにおける売れ筋の価格帯より引用

大手、価格比較サイト価格.comにおいて、ノートパソコンの売れ筋は上記のようなグラフとなっています。

  • 0万円~6万円=28.96%←低価格モバイルノートPCなど
  • 6万円~13万円=50.59%←スタンダード~ハイスペックモバイルノートなど
  • 13万以上=20.47%←ゲーミングノート~クリエイターの向けノートなど

データをもっとわかりやすくするために、数字を3つのグループに分けると上記のような結果になります。

価格.comで購入している人の半分は6万~13万円程度で構成されているパソコンであるということです。(価格.comのデータなので、もっと広い市場で測ると違った結果になるのかもしれません)

冒頭で”標準”と紹介しましたが、みんなが買っているノートパソコン=市場の標準です。

つまり、スタンダードノートパソコンは動画編集やゲームもギリギリ行えるオールラウンダーであり、10万円程度でみんなが購入しているパソコンです

誰でも気軽に買えること

この記事では、個人向けとして紹介しているため、個人のノートパソコンの購入において最も大切な保証の部分を紹介します。

メーカー保証は通常1年程度で電話サポートがついているものが標準的です。

しかし、Think Padなどの一部個人でも簡単に購入できるビジネスユース向けのノートパソコンは技術サポートが1か月しか対応していないなど、思わぬ落とし穴がある恐れがあります。

こうした、“落とし穴”を避けつつオススメのスタンダードノートパソコンを紹介していきます。

スタンダードノートパソコンのオススメ

mouse m-Book Fシリーズ

m-Book F556SN-M2SH2

  • 液晶:15.6インチFHD(1920×1080ドット),非光沢
  • CPU:インテル Core i5 8250U
  • GPU:インテルUHDグラフィックス 620
  • メモリ:8GB
  • SSD:256GB
  • HDD:1TB
  • 税込み価格:10万0,224円

国内メーカーのマウスコンピューター

安心の国内メーカー『マウスコンピューター』が発売するm-Book Fシリーズは、Core i5 8250Uを搭載しつつも税込み10万円に抑えており、外資系メーカーに引けを取らないコスパの高さです。
また、標準保証には24時間365日サポートを掲げており、品質の高さが認知され最近では国内PC市場で順調にシェアを伸ばしています。

m Book Fシリーズの最安値価格帯は税抜き64800円で購入できることもあり、とにかくコスパの良さが目立つ機種です。光学ドライブ(DVDドライブ)はカスタマイズで追加可能です。

拡張性

VGA出力や有線LAN、SDカードスロットを標準装備しているため拡張性の高さもグッド!

HP スタンダードノートパソコン

HP 15-Pavilion cs0000 

  • 液晶:15.6インチFHD(1920×1080ドット),光沢
  • CPU: Core i 5 8250U(変更可
  • GPU:インテルUHDグラフィックス 620
  • メモリ:4GB(変更可
  • HDD:1TB+インテルoptainメモリー
  • 価格:8万9,424円
レビューを見る

世界中で1番売るパソコンメーカーヒューレットパッカード

ヒューレットパッカード日本法人では、1年間の無料保証の間中、引き取りサービスを無料で行ってくれます。

また、オンラインサポートも充実させる信頼できるメーカー。

HPのパソコンの特徴として、スタンダードノートパソコンながら、上位モデルで採用されていた特殊加工を施した天板が女性に人気

さらにNVMe接続のSSDを採用しつつ、税込み9万円台で購入できるという点が非常に魅力。

 

HP 15-Pavilion cs0000 

公式サイトで確認

STYLEシリーズ

STYLE-17FH054-i7-UHSS

  • 液晶:17.3インチFHD(1920×1080ドット),非光沢
  • CPU: Core i 7 8750H
  • GPU:インテルUHDグラフィックス 620
  • メモリ:4GB(変更可
  • SSD:120GB
  • 価格:10万7,348円
レビューを見る

長野県飯山市のiiyamaブランド

マウスコンピューターのグループ会社であるパソコン工房も国内生産のメーカーです。特徴として、マウスコンピューターほど宣伝を行っていないため知名度が低い。

しかし、コスパの高さには定評があります。

STYLE-17FH054-i7-UHSSはノートパソコン用のハイエンドCPU Core i7 8750Hを搭載しつつも10万円台に抑え、なおかつSSDを搭載。

大型の17.3インチ液晶ディスプレイも搭載していることから、メモリを8GBにアップグレードすれば簡単な動画編集環境を手に入れることができます。

STYLE-17FH054-i7-UHSS

公式サイトで確認

Think Pad Eシリーズ

Think Pad E580

  • 液晶:15.6インチHD(1368×768ドット),非光沢
  • CPU: Core i 3 8130U
  • GPU:インテルUHDグラフィックス 620
  • メモリ:4GB(変更可
  • HDD:500GB
  • 価格:6万6,874円

品質の高いThink Padブランド

ビジネスユース向けとなり技術的なサポートが1か月間のみ無償となるThink Padブランドですが、パソコンの玄人からも定評のあるブランドです。

Think Padの一部ブランドでは、国内のNECの工場で生産されるモデルがあるほどなので、中国メーカーのレノボでパソコンを購入する際は”ブランド”に注目して購入すれば問題ありません。

打ちやすいキーボード

Think Padシリーズの良い点はキーボードが打ちやすい点です。Think PadはもともとIBMより発売されてました。IBMはもともとタイプライターを開発していたメーカーなのでキーボードの耐久性と打ちやすさには徹底的にこだわって作られていました。それが現在のレノボでも受け継がれているため、事務処理がメインとなる場合はThink Padがオススメ。

SSDとメモリーは作業によって増設するか決めましょう。

メモリーやSSDを何GBにすればいいのかわからない

という方が多いです。僕の肌感覚でいえば、

  • ゲームをプレイしたり写真で高画質なRAWファイルを扱う人→16GB以上
  • SSD+HDDのダブルストレージ→SSD240GB+HDD1TBの構成が人気

といった傾向がPC市場にはあると思います。

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