BTOと自作どっちがいいのかメリットとデメリットを語る

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ゲーミングデスクトップの購入を考える際、よくわからなければBTOで、詳しい人は自作。

といった意見が一般的ですが本当のところどうなんでしょうか。
僕は、メインは自作PCで、レビュー記事で紹介しているのはマウスコンピューターのBTOパソコンです。

実際にレビューをしてみて思ったことを書いてみたいと思います。

動画も用意しましたので、ぜひ参考にしてください。時間は15分ほどとやや長めです。

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自作パソコンのメリット

自作パソコンのメリットは、『好きなパーツを自分で選べること』です。

好きなパーツを選べるということは、最も安いパーツだけで構成したり、反対に最も性能の高いパーツのみで構成できることにあります。

自作した方がやすいって本当?

今回は、マウスコンピューターのG-TUNEブランドから発売されている、NEXTGEAR-MICRO im610GA1-SMMをレビューした際のデータに基づいて比較していきます。

NEXTGEAR-MICRO im610GA1-SMMとAmazon最安値で比較

自作パーツの最安値とするのは、Amazonで安く買えるパーツ群となるべく、NEXTGEAR-MICRO im610GA1-SMMに近づけてみました。

NEXTGEAR-MICRO im610GA1-SMM 自作パーツの最安値
OS Windows 10 home 16396円
マザーボード Asrock B360M 9550円
CPU Core i7 8700K (intel) 38664円
GPU GTX1070 (Zotac) 56138円
メモリ  32GB (ADATA) 36698円
メインストレージ SSD 240GB (kingston) 5660円
サブストレージ HDD 2.0TB (seagate) 6479円
電源 500W ブロンズ (OEM) 5330円
PCケース INWINコラボ 7753円
合計 18万6,624円 18万2,668円

amazonで購入できる最安値でパソコンを組むと上記のような結果になります。

2018年9月現在でインテル製のCPU価格が高騰しており、BTOと自作PCで価格の差がなくなっています。

価格だけにフォーカスすれば、『自作の方が安い』といえますが、単純にこれはパーツ代金に対して支払う金額であり、工賃ははいっていません。

工賃、つまり組立をする手間や品質のチェックがないので自分で行わなければなりません。

自作パソコンのメリットは、BTOメーカーで扱っていない最上位パーツを選択できることであったり、無駄に光らせたり嗜好性の高いモノといえそうです。

ここ数年の自作PCのメリットである『自作の方が安い』じゃなくなった理由

主に、自作パソコンで組まれる方の需要というのはゲームをプレイするためのゲーミングデスクトップPCを組むといった需要が一番多いと思われます。

ゲーミングPCは、CPUとグラフィックボードが重要であり、(電源が一番重要だけど)快適にプレイするためにある一定以上のパフォーマンスを発揮するCPUやGPUが必要になります。

自作PCが昔ほど安くなった理由はCPUやGPUが高騰したことが原因です。

CPUやGPU高くなる外部要因

インテル側の問題

2018年9月30日現在、インテルCPUは”歩留まりが悪い”とされて供給量が少なくなっています。

※歩留まりとは、主に製造業において欠陥品を除いた良品が、すべての製造品のうちどれくらいの割合を占めているのか、という点を明確にするための計算です。

CPUは第8世代になり、パフォーマンスは驚くほど向上しましたが、製造工程はより複雑になり、製品化できるチップを作るのが大変になったということですね。

ようするにインテルのCPUはうまく製造できていないということですが、供給量が少なくなれば、価格が高騰するのは当たり前。

仮想通貨やディープラーニングなどの新ジャンルの需要

前回書いた記事【いつ買うの?】パソコン、PCパーツが安く買える時期を為替と仮想通貨の価格から考えてみるは、仮想通貨の”マイニング”によってグラフィックボードの需要が増え、価格が高騰したとしました。

昨今では、ディープラーニング(深層学習)によってもグラフィックボードのパワーが役に立つため、AIを作るために使われている。

ディープラーニングはベンチャー企業がこぞって開発するにあたり、AWS(Amazonのクラウドサービス)を利用すると採算が合わないから、自前でPCを用意してAIを開発するといったもの。

仮想通貨やディープラーニングを行いたい人はお金を持ってますから、GPUを大人買いし、必然価格が高騰します。

為替レートの変動によるもの

2008年のリーマンショックから10年たち、ドル円相場は大幅な円安となりました。

2013年から始まったアベノミクス相場により。1ドル70円台だったものが、2018年現在では1ドル113円に。

CPUにしろGPUにしろ為替相場がドル高円安に振れれば、輸入するためのコストがあがるために高騰する。

とはいえ、これはパソコン関連にとどまった話だけではありませんが。

BTOメーカーのPCはパーツの供給量があらかじめ決められており価格変動がゆるやか

などの理由により、自作でゲーミングPCを組んだとしても”安く”仕上げることはできません。

ところが、BTOメーカーは事前に定められた供給量を四半期ごとあるいは半期ごとに策定されているため、どちらかというと”製造するための在庫は確保されている”ことが多い。

これにより、Amazonなどのネット通販で最速で反映される価格上昇がBTOメーカーにおいてはゆるやかであるため、自作PCとBTOメーカーの価格差が開かなくなっています。

自作PCのデメリット、時間がもったいない

『はやくゲームをプレイしたい』ならBTOメーカーを選ぶべきだと僕は思います。

以前記載した記事、【レビュー】RYZEN7 2700Xで自作|Core i7 8700K以上の鬼パフォーマンスを紹介で2年ぶりに自作を行いましたが、謎のWindowsエラーを吐き出し、一日中原因を探っていました。

結果的にメモリーの初期不良だと判明したのですが、判明するまでに1日かかりメモリーの初期不良を交換するのに一週間かかりました。

原因が特定できればメーカー対応はスムースですが、原因の特定ができなければ、延々とゲームのプレイはできず、たった数千円安くできたとしても無駄な時間を過ごすことになります。

これが先ほど紹介した、工賃にあたるものです。

BTOメーカーによるメリット

自作でゲーミングデスクトップPCを作るうえで価格ではやや有利としましたが、実際にBTOメーカーでパソコンを購入するとどのようなメリットがあるか記載していきます。

品質チェックやサポートはメーカーに丸投げできる

動画は、マウスコンピューター公式によるものですが、品質検査、負荷検査などの耐久テストを行ってくれた状態で出荷されます。

自作でありがちなパーツレベルでの初期不良が発生しづらい状態で購入できるということ、さらにいえば、メーカー保証や初期不良の対応はパーツ単体ではなく、購入したPCセットそのものにかかるため、どの部位が壊れたとしてもメーカーに依頼すれば修理交換対応をしてくれます。

パソコンに詳しくなく、故障原因が特定できない場合でもメーカーに丸投げすることでパソコンに触れない=ダウンタイムを短くすることができます。

洗練されたケースデザインや効率的なエアフローを簡単に実現

PCケース内部がとてもきれいにまとめられており、効率的に熱を逃がすためのエアフローはBTOメーカーならでは、特にG-TUNEのプロダクトは計算されて作られています。

CPUやGPUで発生した熱を逃がすた目に必要なエアフローのために、風の通り道を邪魔するシャドウベイは端に、といった超効率的な仕組みをとれるのは、設計レベルで配置を考えていないと難しい。

旧型のパーツを採用したモデルが安く購入できる

Amazonなどのネット通販では、卸売り価格が即時反映されてしまうCPUやGPUですが、BTOメーカーの在庫品というのは、”パソコンそのものの価格”で売値が決まります。

これはパーツが余っていて早く売りさばかないとコストがかさんでしまうという理由。

したがって、旧世代CPUを採用したモデルが安く購入できる可能性があります。

ゲーミングデスクトップはFHDでプレイするのであれば、GPUがGeForce GTX10xx番台なら問題はありません。

ゲーミングPCにおけるパソコンの選び方は下記記事を参考にしていただきたい。

BTOパソコンを買うデメリット

BIOSが特殊なため自分でパーツ交換してアップグレードしづらい

今回の例ではマウスコンピューターを紹介していますが、これはBTOメーカーすべてにおけるデメリットだと思います。

例えば、まんべんなくゲームをプレイするためにGTX1060を搭載したBTOパソコンを購入したが、翌年、快適な環境にするべくGTX1070を個別で購入しパソコンに搭載してみたもののうまく動作しない。

こうした案件は多く見受けられます。

パソコンのBIOSがメーカー独自のもので、パーツを交換したとたんエラーを吐くといった現象に見舞われ良くも悪くも、BTOパソコンを購入するということはパソコン一式で考えなくてはならない点。

まとめ価格的な優位性が見いだせないからBTOメーカー買っておけば?

といった結論に。

ぶっちゃけ、外部要因でパソコンパーツの価格変動が急に発生するのが大きな問題だと思います。

昨日今日でパーツの価格が変わる可能性のある自作PCよりも、あらかじめ決められた価格帯で購入できるBTOメーカーでパソコンを購入するのは賢い選択だと思います。

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