Dell Inspiron 14 5435(AMD) レビュー 2023年モデルもコスパ最強です

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貸出提供 デル・テクノロジーズ株式会社 アフィリエイト広告

デルから発売されている、人気ノートPC Inspiron 14 5435を借りられたのでレビューします。

結論として、高級感のあるアルミシャーシが使われつつ、6万円という予算で、家用の事務作業を検討している人におすすめしたいノートPCでした。

Dell Inspiron 14 5435のスペック

Inspiron 14 5435
モニター14型(1920×1200ドット)
CPURyzen 7 7730U
iGPURadeonGraphics
メモリ16GB(LPDDR4x)
SSD512GB(NVMe)
サイズ(幅×奥行×厚さ)幅約314mm×奥行き約226mm×高さ約16mm
無線通信規格WIFI6(802.11ax)、Bluetooth 5.2
バッテリー54Whr
充電タイプ65W ACアダプター
重量約1.59kg
保証標準保証

仕様詳細はInspiron 14 (5435)製品ページで確認できます

特徴

Inspiron 14 5435は14型としては大容量の54Whrのバッテリーを搭載し、1日使えるノートPCです。

最新のRyzen 7000番台を搭載していることから、事務作業からイラスト制作までこなせる性能があります。

また、このモデルはセール時にRyzen 5 7530U/16GBモデルが7万円以下で購入できる点が非常に魅力で最強クラスのコストパフォーマンスのノートPCです。

14時間の連続動作を可能にするロングランバッテリー搭載

Inspiron 14 5435は14型としては非常に大きなバッテリーを搭載しています。

PCの内部に保存されたHD画質の動画を14時間30分以上再生し続けることができました。ネット通信下の作業ではこの動作時間よりも短くなることが予想されますが、非常に長い連続動作時間です。

Inspiron 14 5435は重量と引き換えにしてバッテリーを多くしているので、外で長時間動作してくれるモバイルノートPCが欲しい方はこのモデルも選択肢に入れるといいかもしれません。

同じテストを相対的にグラフで見てみるとトップクラスです。

PCごとにモニターの明るさな解像度が違うため、一概に比較はできないのですが、Inspironシリーズは標準的な使い方を想定しているため非常にバッテリーの連続動作時間が長いことが分かります。

拡張性の高いインターフェース

Inspiron 14 5435シリーズ14型ながら、スタンダードノートPCとしてしっかり使えるインターフェースを備えています。

高速なデータ転送規格 USB-C 3.2 Gen2は映像の出力とPC本体への充電に対応した利便性の高いインターフェースですし、USB-AやフルサイズのSDカードスロットも搭載しています。

写真データの取り込みや、外付けのモニターへの接続といった、拡張性がしっかりと確保されているため、仕事用のPCとしてもつかえます。

価格と選び方

低予算でいくならRyzen 5/16GBメモリ構成がおすすめです。Ryzen 7を搭載したモデルのほうがマルチコア性能は高くなりますが、ビジネスワークに与える影響はほとんどありません。Inspiron 14シリーズを購入して外部モニターにつなげるなどして写真補正を楽しむ場合はRyzen 7モデルを購入しましょう。

価格は記事執筆時のもので変更になる可能性がありますの随時確認をお願いします。

デザイン

本体はアルミ素材が使われており、高級感があります。

カラーはシルバーです。清潔感のあるPCを探している人におすすめ。

サイズは幅約314mm×奥行き約226mmです。A4ノートよりも少し大きなサイズです。

重量は実測値で1.56kg程度。

ACアダプターは65Wタイプのものが付属します。重量は316g程度です。USB-C充電器で65Wのものがあればそちらでも充電できます。

モニター

モニターサイズは14型です。

縦横、アスペクト比が16:10の構成なので、専用のモニターがいらないくらい見やすい大きさです。

色域

モニターの色域はsRGBカバー率が61.6%でした。

モニターのクオリティは低いです。

キーボード

キーボードはUS配列を日本語にしたものです。キーピッチは約19mmのフルサイズスケールキーボードを採用しています。

日本で発売されるモデルについてはエンターキーが大きめに作られているなど、昨年のモデルから変更が加えられています。

アルミ筐体を採用しているため、しっかりと反発も感じられうち心地はよいと思います。

タッチパッドは非常に広く操作性は高いと思います。

インターフェース

左側

  • DCジャック
  • HDMI
  • USB-A
  • USB-C(USB-C 3.2Gen 2)

右側

  • SDカードスロット
  • USB-A
  • オーディオジャック

インターフェースは一般的なノートPCとして必要なものを備えています。

別途必要な場合は、USB-Cハブなどを購入するとよいでしょう。

性能

Cinebench R23

Cinebench R23はCPUのパフォーマンスを測定するベンチマークソフトです。点数が高ければ高いほど高性能とされています。

マルチコア性能は10491ptssシングルコアは1453ptsです。

マルチコア性能はインテルCPUを搭載した同じモデルよりも有利ですが、シングルコア性能は不利です。

シングルコア性能はクリエイティブタスクを行う際に影響が出やすいポイントなので、画像編集や動画編集などにトライしてみたい方はインテルCPUを搭載したモデルを選択すべきです。

ちなみに、このPCには静音モードが搭載されています。パフォーマンスを抑えてファンの回転数をさげて静かな状態にするモードです。

パフォーマンスを抑えた状態ではマルチコア性能が8180pts、シングルコア性能が1442ptsでした。

事務作業を行う場合は静音モードでも必要にして十分なパフォーマンスを得られます。

PCMark 10

PCMARK 10はMicrosoftOfficeの互換ソフトやビデオ会議ソフト、画像編集ソフト、動画のカットなどをバッジファイルで動かしてどの程度の快適性があるかをスコアかするベンチマークテストです。

エッセンシャルがアプリの立ち上げやウェブの閲覧です、真ん中がワードやエクセル、右がコンテンツクリエイトの快適性を示すスコアです。

総合得点は4000点以上なのでまずまずといった結果です。

ウェブの閲覧や、MicrosoftOfficeの利用は全く問題ないと思います。画像の編集も快適に行えるレベルだと思います。

PCの温度とファンの動作音

Cinebench R23の10minuteテストでCPU温度と動作周波数を確認してみました。

CPU温度は最大が77度程度で安定動作するようにコントールされています。

インテルのCPUを搭載しているモデルよりも長時間高いパフォーマンスを維持しているのに向いていると思います。

表面の温度

PCの表面温度はベンチマークテスト中で31℃でした。金属素材なので部屋の室温もかなり影響します。熱い時では40℃ほどまで上昇してくれると思います。

CPU使用率が高い状態が続くと本体が熱くなるので注意が必要です。

気になる場合は、「MyDell」から静音モードにきりかえるのをおすすめします。

ファンの回転音の大きさ

パフォーマンスモード時

ベンチマークテスト中のファン回転音は42.4dbほどでした。結構うるさいです。

静音モード時

静音モード時はファンの回転音はとても静かです。外で利用していても気にならないレベルでしょう。

まとめ 2023年コスパ最強のノートPC

Inspiron 14 5435は競合機種と比較するとスペックに対しての価格が明らかに安いです。これもデルが大量に販売できるからなせる業であって、他社はまねできないと思います。

持ち運びすることに対して重量がやや気になりますが、バッテリーの連続動作時間はトップクラスなのでトータルバランスで考えると非常に使い勝手がいいノートPCだと思います。

デメリットは下記

  • キーボードの配列
  • DCジャックが垂直
  • 14型としては重め

といった点が気になるポイントです。この点はインテルモデルと変わりありません。

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