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2026年下期 レノボのゲーミングノートPCおすすめ|予算・用途別にLOQとLegionを比較

ウチヤマチカラ
ウチヤマチカラhttps://usshi-na-life.com
PCレビュアー。2014年からPC専門メディア「うっしーならいふ」を運営し、累計500台以上のPCを実機レビューしています。家電量販店でのPC販売経験と、法人向けPCの選定・提案経験を持ち、CPU性能、バッテリー駆動時間、ディスプレイ品質、発熱、動作音などを実測しています。

2026年はPC市場全体で価格上昇が続いており、ゲーミングノートPCも例外ではありません。

一方、レノボでは価格上昇に見合う価値を提供するため、これまで廉価モデルに位置づけられていたエントリークラスのゲーミングノートPCにも、ディスプレイや冷却性能、拡張性などのアップグレードが見られます。

価格を抑えたモデルでも、従来より高い性能や使い勝手を備えた製品が増えているため、予算だけでなく、搭載されているGPUやCPU、ディスプレイ、冷却設計などを確認して選ぶことが重要です。

この記事では、例年モデルから大きく強化されたエントリークラスから、性能と品質を追求したハイエンドモデルまで、2026年下期におけるレノボのゲーミングノートPCの選び方とおすすめモデルを解説します。

動画解説もあるのでぜひ参考にしてください

結論:おすすめはアップグレードされたLenovo LOQ 15IPH11(15.3型・Intel)

2026年下期にレノボのゲーミングノートPCを選ぶなら、筆者が最もおすすめしたいのは、Intel CPUを搭載した「Lenovo LOQ 15IPH11」です。

Lenovo LOQシリーズは、レノボのゲーミングノートPCのなかでは廉価グレードに位置づけられています。しかし、Lenovo LOQ 15IPH11は、上位モデルに近い電力設定に加え、ゲームを快適に楽しむうえで優位性のあるディスプレイを搭載しており、必要十分な性能と機能を備えています。

価格を抑えるために性能や使い勝手を大きく妥協したモデルではなく、コストパフォーマンスを重視した、より合理的な選択肢としてラインアップされている点が特徴です。

そのため、レノボのゲーミングノートPC選びで迷った場合は、まずLenovo LOQ 15IPH11を選んでおけば大きく失敗しにくいでしょう。価格、性能、ディスプレイ、冷却設計のバランスに優れており、多くのユーザーにとって最も無難かつおすすめしやすいモデルです。

2026年のLenovo LOQとLegionの違い

2026年のLenovo LOQシリーズとLegionシリーズでは、主に以下の点が異なります。

  • シャーシの素材とデザイン
  • ディスプレイの解像度や品質
  • 冷却設計
  • 選択できるCPU・GPU
  • 想定されている用途と価格帯

Lenovo LOQは価格とゲーム性能を重視したシリーズ

Lenovo LOQは、レノボのゲーミングノートPCではエントリーからミドルクラスに位置づけられるシリーズです。

価格を抑えながら、フルHDからWQHD相当の解像度でゲームを快適にプレイするために必要な性能を備えています。

2026年モデルでは、ディスプレイやインターフェースなども強化されており、単純な廉価モデルではなく、ゲーム性能と価格のバランスを重視したシリーズになっています。

Legion Proは性能を最大限に引き出すハイエンドシリーズ

Legionシリーズのなかでも、Legion ProはCPUとGPUの性能をできる限り引き出すことを重視した上位モデルです。

モデルによってはトリプルファンや大型のヒートパイプなど、強力な冷却機構を採用しています。高性能CPU・GPUへ継続的に高い電力を供給し、長時間のゲームやクリエイティブ作業でも性能を維持しやすい設計です。

高解像度ディスプレイで重量級ゲームをプレイしたい人や、ハイエンドGPUを搭載したPCを持ち運ぶ必要がある人に適しています。

Legion 5i・7iは薄型設計と品質を重視

Legion 5iやLegion 7iは、Legion Proほど性能だけに特化したモデルではなく、薄型設計やシャーシの質感、ディスプレイ品質なども重視されています。

特にLegion 7iは、ゲーミング用途だけでなく、動画編集や写真編集などのクリエイティブ用途も想定した製品です。

ただし、同じクラスのCPUとGPUを搭載した構成で比較した場合、ゲーム性能がLenovo LOQから大幅に向上するとは限りません。

Legion 5iや7iの価値は、純粋なフレームレートだけでなく、以下のような部分にあります。

  • 薄型で洗練されたデザイン
  • 高品質なシャーシ
  • 高解像度・広色域ディスプレイ
  • 携帯性と性能のバランス
  • クリエイティブ用途への対応力

ゲーム性能だけを重視する場合はLenovo LOQ、製品全体の品質やディスプレイ、デザインまで重視する場合はLegion 5i・7iが候補になります。

上位モデルでは高性能CPUを選択できる

搭載できるCPUにも違いがあります。

Intel搭載モデルでは、Legionの上位構成になると、ゲーミングノートPC向けの高性能なHXシリーズを選択できます。

AMD搭載モデルでも、Ryzen 9 9955HXなど、コア数やキャッシュメモリ容量に優れた高性能CPUを選択できるモデルがあります。

CPU負荷の高いゲームや動画編集、ゲーム配信、3DCG制作などを行う場合は、こうした上位CPUを搭載できるLegionシリーズが有利です。

一方、一般的なゲーム用途では、GPUが同じであればCPUの違いによる差が限定的なこともあります。ゲーム性能を重視する場合は、CPUだけでなく、GPUのグレードや消費電力、冷却性能も確認することが重要です。

Lenovo LOQとLegionはどちらを選ぶべきか

Lenovo LOQとLegionの違いを簡単に整理すると、以下のようになります。

シリーズ主な特徴おすすめする人
Lenovo LOQ価格とゲーム性能を重視フルHD~WQHD環境でコスパよく遊びたい人
Legion 5i・7i薄型・高品質・高解像度デザインや画面品質、クリエイティブ用途も重視する人
Legion Pro冷却性能と最大性能を重視ハイエンドGPUの性能を最大限に引き出したい人

Legion Proの上位モデルを購入する層は、通常であればゲーミングデスクトップPCも選択肢に入ります。

それでもゲーミングノートPCを選ぶのは、高性能なGPUを搭載したPCを持ち運ぶ必要がある、設置スペースを確保できない、仕事とゲームを1台にまとめたいといった事情がある場合でしょう。

こうした明確な目的がある人にはLegion Proがおすすめです。

一方、そこまでの高性能を必要とせず、フルHDからWQHD相当の環境でゲームを快適にプレイしたい場合は、Lenovo LOQを選ぶのが合理的です。特に2026年モデルのLenovo LOQは、廉価グレードでありながらディスプレイや拡張性が強化されており、多くのユーザーにとって最もバランスのよい選択肢になっています。

Lenovo LOQとLegionの違い

LOQとLegionは、どちらもゲーミングノートですが、実は ボディ設計と搭載パーツのグレードが明確に分けられています。
ざっくり言うと、LOQは「価格を抑えてゲームを快適に遊ぶ」シリーズ、Legionは「性能を回し切る+体験(画面や拡張性)まで作り込む」シリーズです。

画面:LOQは標準域、Legionは上位パネルが選びやすい

  • LOQ:15.6型が中心で、リフレッシュレートは最大144Hzクラスが目安
  • LegionOLEDや165Hz以上など、上位パネルの選択肢が増える

ここはゲームでも差が出ますが、特に「映像の美しさ」「視認性」「滑らかさ」を気にし始めた段階で満足度が変わります。

インターフェース:周辺機器や拡張まで含めるとLegionが有利

  • LOQ:USB Type-Cは5Gbps / 10Gbpsクラスが中心
  • LegionUSB4 / Thunderbolt 4クラスが入るモデルがあり、拡張性が強い

外部モニター、ドック、外付けSSDなどを増やす人ほど、この差が効きます。

冷却性能=実性能:上位に行くほど“性能を維持しやすい”

ゲーミングノートは、スペック表が同じでも 冷却設計で実性能が変わるジャンルです。
ざっくりの序列は次のイメージ。

LOQ Essential → LOQ → Legion 5 / 7 → Legion Pro

上位に行くほど、長時間プレイや高負荷時に性能が落ちにくく、安定して回しやすい方向になります。

じゃあ、ゲームしかしないならLOQで十分?

ここが一番大事で、ゲームを“普通に遊ぶだけ”なら、差を感じにくいケースも多いです。
ただし、次のような用途が入ると一気にLegion側が強くなります。

  • クリエイティブ作業もする(動画編集、配信、生成AIなど)
  • **高解像度(WQHD以上)**でゲームをしたい
  • 競技性の高いゲームで、視認性・応答性・安定性まで詰めたい
  • 周辺機器や外部モニターを増やして“環境込み”で作りたい

つまり、LOQとLegionの差は「ゲームが動くか」ではなく、用途を広げたときの伸びしろと満足度に出ます。

性能差についてはLegionシリーズの選び方で解説しているので是非参考にしてください。

Legionの選び方まとめ

あなたはLOQ?Legion?5問診断(YES/NO)

Q1. WQHD以上(高解像度)や高画質設定でゲームを遊びたい
Q2. 動画編集・配信など、クリエイティブ作業もやる(または今後やりたい)
Q3. 競技系タイトルで、視認性や滑らかさ(高Hz/OLED含む)を重視したい
Q4. 外部モニター・ドック・外付けSSDなど周辺機器を増やして拡張して使う
Q5. 長時間の高負荷でも性能が落ちにくい“安定性(冷却)”を重視したい

判定

  • YESが0〜1個 → LOQ向き
    「まずはコスパ良くゲームを快適に遊ぶ」が目的ならLOQがハマりやすい。
  • YESが2〜3個 → 迷ったらLegion(特にLegion 5/7)
    将来的に用途が伸びる可能性が高いので、満足度を取りにいく価値あり。
  • YESが4〜5個 → Legion(できればPro系)
    画面・拡張・冷却まで含めて差が出る領域。上位シリーズが効きます。

GPUの選び方(ゲームジャンル別の考え方)

GPUは「何のゲームを、どの画質・解像度で遊びたいか」で選ぶべきものが変わります。
基本方針としては、性能に余裕を持たせるほど長く使えるという考えでOKです。新作タイトルは年々重くなるので、購入時点でギリギリの構成だと、2〜3年後に設定を落とす場面が増えやすいです。

格闘ゲーム

結論から言うと、格闘ゲームを60fpsで遊ぶ目的ならRTX 3050でも十分成立します。
格闘ゲームは「常時60fpsで動くこと」が最優先で、超高画質よりも安定性が重要。RTX 3050搭載モデルでも、画質設定を調整すれば問題なく遊べるケースが多いです。

  • 例:ストリートファイター / 鉄拳8
    RTX 3050でOK(画質設定は状況に合わせて調整)

※より高解像度(WQHD)で高設定を維持したい、配信もしながら遊びたい、という条件が付くと一段上のGPUが欲しくなりますが、「格闘ゲームを60fpsで遊ぶ」が主目的ならRTX 3050は現実的な選択肢です。

PC用にも販売されている“コンソール移植”タイトル(PS4世代など)

PS4など家庭用ゲーム機向けに作られたタイトルがPCに移植された場合、基本的にはRTX 5050クラスからが快適ラインになりやすいです。
この手のゲームは「動けばOK」ではなく、PC版だと解像度・描画品質を上げたくなる人が多く、結果としてGPU負荷が上がりがちです。

  • フルHD〜WUXGA(1920×1080〜1920×1200)で快適に遊ぶ
    RTX 5050〜が目安
  • 高解像度(2560×1600)以上で高画質を狙う
    RTX 5060を選ぶのが重要
    解像度を上げるほどGPU依存が強くなるため、ここはケチると満足度が落ちやすいポイントです。

競技性の高い多人数型のオンラインシューティングゲーム

VALORANTやApexのような競技性の高い多人数型シューティングは、勝ち負けに直結するため「高画質」よりも高フレームレートの安定が最重要です。
目安として、165fpsを安定して描画させたいならRTX 5060以上を推奨します。

さらに大事なのは、こういったタイトルはGPUだけでなくCPUの影響も受けやすい点です。
その点、RTX 5060以上のモデルを選ぶと、CPUもセットで高性能構成になりやすいため、構成選びで失敗しにくいのがメリットです。

※「とりあえず144fpsで十分」なら下のGPUでも成立する場合はありますが、165Hzモニターを活かす目的ならRTX 5060以上で組んだほうが安心です。

最新の重量級ゲームは「予算=解像度」で決める

カプコンをはじめ、最新ゲームコンソール向けに開発された“重量級タイトル”は、PC版で高画質・高解像度を狙うほどGPU負荷が一気に上がります。
結論としては、遊びたい解像度(WQHD/4K)に合わせて予算を切るのが失敗しません。

予算レンジ別:おすすめGPUの目安

  • 予算:25〜30万円前後(WQHD〜WQXGAで快適ライン)
    RTX 5060
    例:モンスターハンターワイルズ級を「快適に遊ぶ」目的ならここが現実的な基準。
  • 予算:35〜45万円前後(4Kで快適を狙うライン)
    RTX 5070 Ti以上
    4KはGPU依存が非常に強いので、ここをケチると設定を落とす場面が増えます。

ひとこと補足

重量級タイトルは、高解像度=GPUがすべてになりやすいです。
「4Kでやりたい」なら、最初から5070 Ti以上に予算を寄せたほうが満足度が高いです。

CPUはどう決める?

ゲーミングノートPCの場合、デスクトップPCほどCPU選びで悩む必要はありません。
というのも、ノートは GPUのグレードを選ぶと、CPUのグレードもほぼセットで決まることが多いからです。

メーカー側が「このGPUなら、このCPUを組み合わせるのが適切」という前提で構成を作っているため、一般的な用途(ゲーム・普段使い)で CPUだけが明確に足を引っ張る構成になることは少ないです。


それでもIntel / AMDの違いはある(覚えておくのはこれだけ)

CPUは最終的に「同じ価格ならどっちが得か」「用途がクリエイティブ寄りか」で差が出ます。
選ぶときは、下の特徴だけ押さえておけば十分です。

AMDの特徴

  • 同等クラスなら価格が安いことが多く、コスパを取りやすい
  • 動作周波数が安定しやすい傾向(長時間負荷での安定感を評価する人もいる)
  • デスクトップで人気の 3D V-Cache搭載モデルに近い思想の“ゲーム寄り”構成が選べる場合がある
    ※ただし、そういった構成は高額になりやすい

Intelの特徴

  • 著名なクリエイティブソフトで安定しやすい(相性面の安心感が強い)
  • ゲームとクリエイティブを両方やるならAMDが有利なシーンもあるが、
    互換性・無難さはIntelが上になりやすい
  • 予算に余裕があるなら、迷ったときはIntelを選ぶのが無難

まとめ:迷ったらこう決める

  • コスパ優先 → AMD構成が刺さりやすい
  • 編集や仕事も絡む/相性で悩みたくない → Intelが無難
  • ただし大前提として、ゲーミングノートは GPUに合わせてCPUも適切に組まれているので、CPU単体で悩みすぎなくてOK

おすすめの構成について

現在のゲーミングノートPCに採用されているCPUは、いずれもゲーム用途で十分に高い性能を備えています。そのため、基本的にはCPUだけで選んでも大きく失敗しにくく、ゲーム性能を重視する場合は、搭載GPUや電力設定、冷却性能を優先して確認するのがおすすめです。

上位CPUのメリットは、マルチコア性能が高く、ゲーム配信や動画編集などの重たい処理にも対応しやすい点です。また、Apex Legendsやフォートナイトなどの競技性タイトルでは、高いフレームレートを安定して維持しやすくなります。

競技性タイトルを本格的にプレイしたい場合や、ゲーム配信・動画編集にも使用したい場合は、Ryzen 9 9955HXを搭載した「Legion Pro 5」が有力な選択肢です。高性能CPUと強力な冷却設計により、CPU負荷の高い場面でも安定したパフォーマンスを期待できます。

より高解像度の環境で重量級ゲームを楽しみたい場合や、複数の外部モニターを接続してゲーム・配信・クリエイティブ作業を行いたい場合は、RTX 5070 Ti Laptop GPUを選択できる「Legion Pro 7i」がおすすめです。ただし、4K環境での快適性はゲームタイトルや画質設定によって異なるため、必要に応じてDLSSやフレーム生成を活用するとよいでしょう。

一方、フルHDからWUXGA相当の解像度でゲームを楽しむ人や、1日1時間程度プレイするライトユーザーであれば、RTX 5060を搭載した「Lenovo LOQ 15IPH11」でも十分です。

選び方を簡単に整理すると、以下のようになります。

  • 価格とゲーム性能のバランス重視:Lenovo LOQ 15IPH11
  • 競技性タイトルやマルチコア性能重視:Legion Pro 5
  • 高解像度・高性能GPU・複数モニター環境重視:Legion Pro 7i

多くのユーザーにはLenovo LOQで十分ですが、競技性タイトルで高いフレームレートを狙う場合や、ゲーム以外の重たい作業にも使用する場合は、Legion Proシリーズを選ぶ価値があります。

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2026年のベストチョイス Lenovo LOQ 15 IPH 11

2026年のレノボ製ゲーミングノートPCで、筆者が最もおすすめしたいのが「Lenovo LOQ 15IPH11」です。

Lenovo LOQ 15IPH11は、Thunderbolt 4に対応したUSB4ポートを搭載したことで、ゲーム用途だけでなく、動画編集や写真編集などのクリエイティブ用途にもおすすめしやすくなりました。

これまでは、高速なデータ転送や複数モニター、ドッキングステーションを活用できる高い拡張性は、プレミアムクラスのゲーミングノートPCに限られる傾向がありました。しかし、Lenovo LOQ 15IPH11では廉価グレードでありながらUSB4を採用し、周辺機器を活用した本格的な作業環境を構築できます。

165HzディスプレイやRTX 5060 Laptop GPUを搭載した構成を選択でき、ゲーム性能についても必要十分です。上位のLegionシリーズほどの予算を出せないものの、ゲーム性能や拡張性で大きく妥協したくない人に適しています。

価格、ゲーム性能、ディスプレイ、拡張性のバランスに優れているため、レノボのゲーミングノートPC選びで迷った場合は、まずLenovo LOQ 15IPH11を検討するのがおすすめです。

OLED搭載で高コスパLegion 5a Gen 11

OLEDディスプレイを搭載した高コストパフォーマンスモデルとしておすすめなのが、「Legion 5a Gen 11」です。

2026年モデルではUSB4に対応し、外部モニターやドッキングステーション、高速ストレージなどを接続しやすくなりました。ゲーム用途だけでなく、動画編集や写真編集といったクリエイティブ用途でも使いやすい拡張性を備えています。

また、鮮やかな色表現と高いコントラストを備えたOLEDディスプレイを採用している点も大きな魅力です。OLEDは一般的な液晶ディスプレイよりも画素の応答速度が速い傾向があり、映像の残像を抑えやすいため、競技性の高いゲームタイトルにも向いています。

GPUはRTX 5050 Laptop GPU搭載構成から選択可能です。最上位クラスの性能ではありませんが、フルHDからWQXGA相当の解像度でゲームを楽しみたいユーザーには必要十分な性能を備えています。

OLEDディスプレイやUSB4といったプレミアムモデルらしい機能を備えながら、比較的リーズナブルな価格で購入できる点がLegion 5a Gen 11の魅力です。ゲーム性能だけでなく、画面品質や拡張性も重視したい人におすすめです。

高性能を目指すならLegion Pro 7i Gen 10

性能を最優先する人におすすめなのが、「Legion Pro 7i Gen 10」です。

Legion Pro 7i Gen 10は、トリプルファンを採用した強力な冷却設計により、高性能なCPUとGPUへ継続的に高い電力を供給しやすい点が特徴です。高負荷が続く場面でも性能を維持しやすく、同クラスの競合モデルと比較しても高いパフォーマンスを発揮しやすい設計となっています。

高解像度で重量級ゲームを楽しみたい人はもちろん、動画編集や3DCG制作、ゲーム配信など、CPUとGPUへ長時間にわたって高い負荷をかけるクリエイティブ用途にも適しています。

一方で、本体価格は高く、重量やACアダプターの大きさも含めると、気軽に持ち運ぶためのモデルではありません。一般的なゲーム用途であればLenovo LOQやLegion 5シリーズでも十分なため、用途によってはオーバースペックになります。

そのため、Legion Pro 7i Gen 10がおすすめなのは、次のような条件を満たす人です。

  • 高解像度・高画質設定で重量級ゲームをプレイしたい
  • 高負荷なクリエイティブ作業を長時間行う
  • 上位GPUの性能をできる限り引き出したい
  • デスクトップPCではなく、ノートPCである必要がある
  • 価格や重量よりも性能を優先したい

高性能なゲーミングデスクトップPCも選べる価格帯ですが、設置場所を選ばず、高性能な作業環境を持ち運ぶ必要がある人には、Legion Pro 7i Gen 10が有力な選択肢です。

今買うと損なのか?次世代モデルを待つべきか

ゲーミングノートPCを購入するときに気になるのが、「今買うとすぐに旧モデルになるのではないか」「次世代モデルを待ったほうがよいのではないか」という点です。

結論からいえば、ゲームを主な用途としてLenovo LOQやLegionシリーズを検討しているなら、現行モデルを購入しても大きく損をする可能性は低いと考えています。

2026年秋には新しいカテゴリーのWindows PCが登場する予定ですが、現在販売されているGeForce RTX 50シリーズ搭載ゲーミングノートPCを、すぐに置き換える製品ではない可能性が高いです。

2026年秋にはNVIDIA RTX Spark搭載PCが登場予定

2026年秋には、「NVIDIA RTX Spark」を搭載したWindowsノートPCや小型デスクトップPCが販売される予定です。

RTX Sparkは、主にAI開発者やクリエイターを想定したプロセッサですが、高性能なGPUを薄型ノートPCやミニPCで利用したいユーザーにとっても、新しい選択肢になる可能性があります。

CUDAコア数などの公表スペックから考えると、ゲーム性能はGeForce RTX 5070 Ti Laptop GPU前後、条件によってはデスクトップ版GeForce RTX 5070に近い性能を発揮する可能性があります。

ただし、実際のゲーム性能は、搭載されるPCの消費電力や冷却設計、メモリ構成によっても変わります。一般的なゲーミングノートPCと同じ感覚で比較できるかは、実機の登場を待つ必要があります。

価格については正式に発表されていませんが、大容量メモリや高性能なGPUを搭載することから、60万円以上の高価格帯になる可能性があります。

RTX Spark搭載PCは、次のようなユーザーに向いていると考えています。

  • AI開発や動画編集、3DCG制作を行いたい
  • 高性能GPUを搭載した薄型ノートPCがほしい
  • 小型デスクトップPCで高いGPU性能を使いたい
  • ゲームとクリエイティブ作業を1台にまとめたい

一方、純粋にゲームを目的としている場合は、価格や互換性が明確なGeForce RTX 50シリーズ搭載モデルのほうが選びやすいでしょう。

GeForce RTX 6000シリーズの発売時期は不明

次世代のコンシューマー向けGPU、いわゆるGeForce RTX 6000シリーズについては、現時点で正式な発売時期は分かっていません。

NVIDIAでは次世代AI向けアーキテクチャとして「Vera Rubin」の開発が進められていますが、これがそのままコンシューマー向けGeForceへ展開されるかは不明です。

そのため、2026年後半からすぐにGeForce RTX 6000シリーズへ切り替わるとは限りません。

筆者の予想では、ゲーミングPC市場では、しばらくGeForce RTX 50シリーズが継続して採用されると考えています。

完全な新世代へ移行するのではなく、CPU、ディスプレイ、冷却設計、接続端子などを改良したリフレッシュモデルが中心になる可能性があります。

今後は最大性能よりも省電力化が重視される

今後もCPUやGPUの性能は向上していくと考えられますが、これまでのように、世代が変わるたびにゲーム性能が大幅に伸び続ける状況は期待しにくくなっています。

特にゲーミングノートPCでは、筐体サイズや冷却性能、消費電力に限界があります。性能を引き上げるために消費電力を増やすと、発熱や騒音、本体重量、ACアダプターの大型化につながります。

また、すでに十分なフレームレートが出ているユーザーにとっては、性能がさらに向上しても、価格上昇ほどの満足度を得られない可能性があります。

そのため今後は、最大性能を伸ばすだけでなく、次のような方向へ進化していくと予想しています。

  • 同じ性能をより少ない消費電力で発揮する
  • 薄型筐体でも高性能を維持する
  • DLSSなどのAI技術でフレームレートを高める
  • CPUとGPUで大容量メモリを共有する
  • ノートPCやミニPCなど新しい形状へ展開する

ゲーミングPCの成長が完全に止まるというよりも、最大性能の競争から、省電力性や使い勝手、フォームファクターの競争へ移っていくと考えています。

AMDの次世代モデルについて

AMDについても、2027年に次世代Ryzen AIプロセッサ「Medusa」シリーズが登場するといわれています。

Zen 6世代になるという情報や、Arm関連の製品が登場するという噂もありますが、詳細な製品構成についてはまだ不明です。

AMDもNVIDIAと同様に、今後は最大性能だけでなく、NPU性能、統合GPU、消費電力、メモリ効率などを重視した製品開発を進めると考えられます。

次世代モデルが登場したとしても、ゲーム性能が大幅に伸びるとは限りません。最大性能を維持しながら、省電力化や薄型化を進める方向になる可能性があります。

また、Radeonシリーズについては、メモリ価格や製造コストの上昇を背景に、価格上昇の可能性も報じられています。

こうした状況を考えると、AMDについても現行モデルを継続販売しながら、CPUやディスプレイ、筐体を変更したリフレッシュモデルを展開する可能性があります。

現行モデルの販売が続く可能性は高い

メモリや部品の価格が上昇するなかで、性能を大幅に高めようとすれば、製品価格もさらに高くなる可能性があります。

しかし、価格が大きく上昇しても、実際のゲームで体感できる性能差が小さければ、ユーザーの満足度は高まりません。

そのためメーカー側も、現行のCPUやGPUを継続して採用しながら、ディスプレイ、接続端子、冷却設計などを改良して販売を続けるほうが合理的です。

2026年のLenovo LOQ 15IPH11が、165HzディスプレイやUSB4へ対応したように、今後もしばらくは現行GPUを採用しながら、製品全体の使い勝手を向上させたモデルが増えると予想しています。

結論:ゲーム用途なら次世代モデルを待たなくてもよい

2026年秋にはRTX Spark搭載PCが登場する予定ですが、これは現在のGeForce RTX搭載ゲーミングノートPCを直接置き換える製品ではありません。

AI開発やクリエイティブ作業、大容量メモリを必要とする人には魅力的ですが、ゲーム性能、価格、互換性のバランスを重視するなら、現行のGeForce RTX 50シリーズ搭載モデルのほうが選びやすいでしょう。

また、GeForce RTX 6000シリーズの発売時期も分かっていません。数カ月待てば、同じ価格でゲーム性能が大幅に向上したモデルを購入できるという状況ではないと考えています。

ゲームを目的としてLenovo LOQやLegionシリーズを検討しているなら、次世代モデルが登場するまで待たなければ損をする、と考える必要はありません。

現在必要な性能を満たしており、販売価格にも納得できるモデルを選ぶことが、最も合理的な購入方法です。

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