ソニー WF-1000XM3レビュー、至高のフルワイヤレスイヤフォンは何がダメなのか

0
68

YouTubeでファーストインプレッションをそのまましゃべったら絶賛低評価中の動画があります。

どうもうっしーです。(冒頭で喜びを表現しすぎたのがいけないのだろうか。)

オーディオ、とくにイヤフォン系の動画はレイヤーが枝分かれしまくっててガチ勢の逆鱗に触れると怖いから、なかなか参入しづらいのですが、”フルワイヤレス”市場にもそういう層がでてきたのかな、と。

個人的に、”音質”は聴覚によるもので、人間の”味覚”並みに当てにならないものだと思っているから別にオーディオの評価は気にしていないのだけれど、僕がいいたいのはSONYのワイヤレスイヤフォンは最高の音質を誇るワイヤレスイヤフォンだっていうことなんだ。

WF-1000XM3の特徴

DSEE HX搭載で最強のワイヤレスイヤフォン

SONYがミラーレスカメラ市場や液晶テレビ市場で長い間、たくさんの人々に支持され、市場のトップを走っているのには理由があります。

その一つが『情報を補完する技術が圧倒的に優れている』という点。

三脚がないと撮影できない場所の撮影でもとてもきれいに撮影できてしまうSONYのカメラで使われている画像処理技術や、フルHDの情報しかない映像データを4Kスケールにアップスケールさせてしまう映像処理技術は、他社にまねできないこと。

音楽でいえば、このDSEE HXという技術がそれらに当たる。

DSEE HX(DigitalSoundenhancedEngine)は、普通の音源をハイレゾ相当まで情報をアップスケールしてくれる技術で、320kbsという限られたビットレートで高い音質を再現するためのSONYの技術。

これまでウォークマンや、PC用の音楽再生ソフト「Music Centerfor PC」などにも導入されている技術で、プロの音楽家の意見を取り入れ改善され続けている技術。

詳細を知りたい方は、SONYの下記ページから見れるので是非チェックしてください。

ある種、というかほとんど反則なまでの音質を再現できるのが、このWF-1000XM3の強みで音質が他社製のものに負けるハズがない。この時点で、すべての”フルワイヤレス”イヤフォンに勝確定の音質なのですが、まだまだありまして。

ノイズキャンセリングプロセッサQN1e搭載

WF-1000XM3には外部の音を取り込むためのマイクと、そのマイクが拾った音をノイズと判断して逆位相の音を繰り出すためのチップが内蔵されています。

イヤフォンで聞こえてくる音は、密度やフィット感が重要視されていますが、耳から入る情報に邪魔が入らないことは、非常に重要です。

SONYが開発したチップセットのおかげで外部のノイズ(情報として)かなりシャットアウトできる。その状態で、ハイレゾ相当の音源にアップスケーリングされたデータを視聴できるのですよ。

いい音が鳴らないわけがない。

ソニーストア銀座で初めて視聴してほしいと思って、早半年、価格がやっとこなれてきたので購入に至ったというわけです。

音質について

文句なし、で、最高。WF-1000XM3に音質で勝るフルワイヤレスイヤフォンはおそらく存在しない。

低価格イヤフォンとの違い

1万円以下の安い音質のフルワイヤレスイヤフォンは、物理的に搭載されているドライバーでどうにか音質をコントロールしようとしているけれど、結局のところ下記レビューで書いたように、小さなフルワイヤレスイヤフォンで出せる音というのが限界があり、「あちらをたてればこちらが立たず」といった具合に、すべての音を忠実に再現するなんてことは不可能なのですよ。

このWF1000MK3を語るとき、DSEE  HXを切っては切れないから、冒頭で紹介したのだけれど、結局のところ、“破綻のない音源”は、”イコライザー”でどうにでもなるということ。

あらゆる音をアップコンバートしているからこそ、低音、中音、高音も高いクオリティで表現しつつ、イコライザーで調整することで、シーンや聞く人の好みに自由に変化させられる。

だから、音質はフルワイヤレスイヤフォンのなかでも最強クラスだと思う。

ただ、このイコライザーを使え!というのがどうにも気に食わないユーザーがいるらしい。

最高音質なのに絶賛されない理由

これは非常に簡単で、「ユーザーが求めているのは音質じゃないから」

AirPods Proに勝てない理由は音質じゃない

大手価格比較サイト価格.comのBluetoothイヤフォンの売れ筋のメーカー別シェアみてわかるとおり、売れ筋は、AppleのAirPods Pro、次いでSONYといった感じ。

情報の出所によっては、ワイヤレスイヤフォンの半数はAppleが握っているというデータもあります。

『イヤフォン=音を出すものなのだから高音質で聞けるのが最高のワイヤレスイヤフォン』ではないのが、この市場の面白いところで、価格やデバイスとの接続性の高さを重視するユーザーが非常に多い。

接続性が良くないのはぶっちゃけ都内じゃないとわからない説はある

  • 静岡市は人口70万人程度
  • 東京都内の人口は1000万人オーバーで、通勤、通学も入れたらさらに増える。

ブロガー、YouTuberの住んでる地域が都内近郊、巨大都市で、人が多い場所でAirPods Proと比較して、フルワイヤレスイヤフォンの総合評価としてSONY負けているのを目にする。(音質では買ってるけれど)

僕はコレにも懐疑的で、僕の地元静岡では、ほとんどワイヤレスイヤフォンをつけている人がいないので、途切れることがほとんどなく、混線もしない。

人口密度が20倍違う箇所と比較されてもいまひとつピンとこない。ぶっちゃけ接続性に関してはそこまで気にすることもないのでは?と思っている。都内に住んでる人は知らん。

それでも、そういった環境下で絶賛されるAirPod Proはすごいのかもしれない。

付け心地は微妙かもしれない

実際につけてみて「ちょ、これデカない?」と思った。

普通のワイヤレスイヤフォンと比較して内部にパーツが多く入っているからか、質量が多くなってしまっている。

充電ケースももちろん、全体的に大きくなってしまっているのは携帯性があまりよくないといわれてしまう点かもしれない。

買い替えサイクルの短い製品ジャンルが故に、買いづらい

JR、鉄道の遺失物の中でもっとも多いのがワイヤレスイヤフォンで、確認できるだけで3か月で2000個ものワイヤレスイヤフォンが、JR内のどこかで発見されているということ。

これはJR西日本だけのデータなのでひょっとしたら地下鉄とかその他ローカル電車も含めたら1か月で1000個ずつ落としていても何ら不思議はない。

こうした理由に、「わざわざなくすイヤフォンに2・5万円は出せない」

と考える人がいてもおかしくはない。

音質を重視しないガジェット界隈からは嫌われている可能性が

特にガジェット界隈ではその傾向が強いと思われるし、僕は”ガジェット界隈”と”オーディオ界隈”を切り離して考えている。

  • ガジェット界隈→新しい技術が使われているスマートな製品が好き
  • オーディオ界隈→ピュアオーディオ(幻)を追い求める変態

といったニュアンス。みんな違ってみんないい。つまるところ、どっちの人口が多いかっていう話だと思っています。

SONYが輝く市場はフルワイヤレスイヤフォン市場じゃないのかもしれない

残念ながら、オーディオ界隈の人がフルワイヤレスイヤフォン市場に降りてくるということはあまりないと思っていて、情報量(ビットレート)が320kbpsという限られた中で音質を再現しないといけないワイヤレスイヤフォンを使うよりは、DAP(デジタルオーディオプレーヤー)にヘッドフォンアンプを接続して有線でハイレゾ音源を再生したほうがシンプルに高音質を楽しめるし、そういう文化が既にできている。

SONYはよく頑張った。興味のある人はmoraとかでハイレゾ買ってみて再生してみることをお勧めします。

用途、予算にマッチしてない

以上の理由により、最高音質を誇るこのWF-1000XM3はワイヤレスイヤフォンを使いたい層のニーズと製品コンセプトがブレているため、一部SONYが好きな人からは絶賛されるも、トップシェアをとれない理由ではないかと考えています。

だけど、僕はSONYが大好きだ!!

コメントをいただけると喜びますヽ(`▽´)/

コメントの投稿をお願いします!
氏名を入力してください

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)