新しい家具や家電を買う際に気になるのは、部屋に置く場合どの程度のスペースが必要になってくるかですよね。
購入前に”置ける””置けない”の判断は限られたスペースをまず測ってそれから商品のサイズを決めます。特に、パソコンやTVなど金額の大きい(物理的にも)買い物をするのであれば下調べは大切です。
そうした手間をなくすためのアプリを紹介いたします。
解説した動画は下記となります。
スマホで使えるRoomCo AR(ルムコエーアール)
iPhone Androd両対応
Living Styleが提供する『RoomCo AR(ルムコエーアール)』アプリは自分の部屋をスマホのカメラで読み取って、家具、家電、インテリアの設置を体験できるARアプリです。
ニトリやIKEAの製品などもあり、好みの家具が見つかる可能性もあります。
寸法が登録された製品のみなのですが、一般的なサイズの商品はそろっているので、ガワの大きさだけ確認するためだけに使うのが有効的だと感じました。
実際に43インチの液晶テレビを床に置いてみた
液晶テレビはSONY製品『BRAVIA』に限るのですが、昨今液晶モニターは作りが似ていて、フレームレス設計となっているため、おおむね寸法は同じです。
パソコン用の液晶モニターを設置したい方はルムコエーアールを利用すると簡単に設置イメージがわかります。
ルムコエーアールの弱点
横画面で撮影すると寸法が狂ってしまいます。必ず縦画面で利用しましょう。
また、ARアプリであるため一部androidではうまく動作しないという声も上がっております。僕はiPhone SEで利用しましたが問題なく使えました。
iPhoneをお持ちの方ならとても使いやすいアプリでしょう。
iPhoneの標準アプリ”計測”
iOS12でリリースされたiPhone標準アプリ『計測』は小さなものや”箱”の寸法を測定するのに非常に便利です。
大雑把にモノの大きさを測るのに適していて(iPhoneのレンズは広いのでゆがむ可能性があるこれは先ほどのARアプリも一緒)ノートPC設置時に机のサイズを計測するのに最適です。
デメリットはAndroidでは使えないことです。
Live Home 3D
Windows Mac iPhone 対応
基本的に僕はパソコンで利用しているのですがiOSやMac OSにも対応しています。
無料機能では、レイアウト画像の書き出しに制限がありますが、実際にモデリングするだけなら無料で十分です。(僕はブログ用にPro版を使っています。)
壁の色や部屋の間取りを本格的にレイアウトするソフトなので、パソコンで操作するのが便利です。(低スペックでも多分大丈夫。)
テンプレートも豊富なためiPhoneでの利用でも大丈夫。
個人的にお気に入りなのがモニターやデスクトップPCの設置イメージを簡単に作れる点。
テンプレートが豊富ただし部屋の間取りは全部デカイ
スマートフォンの場合、部屋の間取りを一から再現するのが大変なので近いレイアウトを選ぶのが良いのですが、海外仕様のためかすべてのテンプレートレイアウトの部屋がデカイ…
寸法は自由に変更可能
オブジェクトは5か所で寸法の変更が可能であり、縮尺の変更も可能です。
例えば「デスクトップPCが欲しいけど、タワー型ってどれくらいの大きさなんだろう」という方はデスクトップ(PC Tower Unit)を選んで、W(横幅)D(奥行)H(高さ)をメーカーホームページのスペック欄から調べて寸法通りに入力すれば実際のイメージ図に近くなります。
机の大きさなども自由に変えられるためよりイメージしやすい。俯瞰(ふかん)して見えるからARよりも利点は大きいかもしれませんね。
なお、Windowsに関してはMicrosoftストアアプリよりダウンロードできます。