下記質問はYouTubeに来たコメントの1例
テレビでゲームをしているので専用のゲーミングモニターを使いたいです。主にPS4と任天堂スイッチです。そこでL字型、又は長方形のおすすめのゲーミングデスクとゲーミングモニター(PS4と任天堂スイッチ用)を教えてください。
ひとつの文で二つ以上の願望が入るなんて、欲張りだな。と思ったのですが、家庭用ゲーム機をプレイする人でも専用のゲーミングモニターを利用したり、SwitchやPS4などのコンソール気が増えるにつれ利便性の高い机が欲しいと思うのは当然のことなのかなと。
僕がパソコン用の机を選ぶ際に気を付けているポイントは、奥行きと横幅がとにかく長いこと。そして椅子の高さ調節機能で自分に合う高さで使えればそれでいい。
と、思っているのですが、すべての人にそうしてくれといっても、部屋の広さ、予算、使うパソコンなど、様々な問題が浮かび上がるため、なかなかおすすめしづらいのです。
そうこうしているうちに東京ゲームショウ2019の時期になり、”ゲーミング家具ブランド”として机や椅子の販売を手掛けるあのメーカー『Bauhutte(バウヒュッテ)』がASUSと共同展示するとのことで行ってきました!
「バウヒュッテの他社にない強みは何ですか?」という質問を担当者に直球で投げてきたので、その回答とともにバウヒュッテの強みを記載していこうと思います。
日本人に合うゲーミングデスクとは
「その前に、自分でバウヒュッテの製品を試してみないことにはなにもわからない」そう思い、ロータイプの机に座ってみた。
BHD-1200Lローデスクでゲームをプレイしてみた
今回試したのは木目調デザインでした。
バウヒュッテのローデスクは一般的な机のサイズである、横幅100cmか120cmを選択可能。
また、今回の展示はASUSとの共同出展だったので、ASUSのゲーミングブランドROG製品も同時に試すことができました。ゲーミングPC、ヘッドセット、モニター、アケコンも文句なしの環境。
とはいえ、「ロータイプデスクでは格ゲーはプレイしづらい」というのが実際に座ってみた感想です。あれれ?
日本はこたつ文化があるため、ロータイプの机に座椅子を組み合わせる方も多いらしいのですが、個人的には普通の机が一番かな。
バウヒュッテを選ぶメリット
バウヒュッテはローデスクタイプからスタンディングデスクタイプまで製品ラインナップを幅広く展開しており、自分の使いたいスタイルが決まっていればどれを選んでもよいと思うのですが、個人的には一般的な机がおすすめなので、その視点からバウヒュッテの強みを紹介します。
昇降機能付きの机であるということ
出展ブース上では固定されていましたが、バウヒュッテで発売されているPCデスクは昇降機能がついており、部屋の広さ、使う人の身長、座高に合わせて柔軟に対応可能なことが最大の強み。
通常の机は昇降機能は59cmから80cmまで選べるため、『座る机』としては、天板の高さの幅にゆとりがある。
身長合わせた理想的な高さが選べる
バウヒュッテ調べによるところ、身長別に理想のチェア/デスク高というのがあるそうで下記のとおりです。
ゲーミングデスク・チェアの理想的な高さ | ||
---|---|---|
身長 | デスク高 | 座面高 |
150cm | 58cm | 37cm |
155cm | 60cm | 38cm |
160cm | 62cm | 39cm |
165cm | 64cm | 40cm |
170cm | 67cm | 42cm |
175cm | 69cm | 43cm |
180cm | 71cm | 44cm |
つまり奥行と横幅だけ調べればオーケー
一度購入すると買い替えサイクルが長いPC用机はできれば店頭で実物を確認したいところでしょうが、高さ調節が可能ということは、奥行きと横幅だけ調べてしまえば購入に踏み切れる。
となれば、何も考えずに購入しても失敗しづらいのです。
価格は高いが機能面を考えるとコスパは悪くない
バウヒュッテとサンワサプライの比較 | ||
---|---|---|
メーカー | バウヒュッテ | サンワ |
型番 | BHD-1200M | 100-DESKF004BR |
横幅 | 120cm | 120cm |
奥行 | 60cm | 60cm |
耐荷重 | 100kg | 50kg |
高さ | 59cm~80cm | 70cm固定 |
価格 | 24,717円 | 8,980円 |
上記のとおり、価格差は結構ある。
一般的に作業用の机は、ネット通販で調べればそれなりのもの(ここでいう幅120cm×奥行60cm程度の机)が1万円以下で購入できることを考えるとやや割高感があります。
失敗しない家具
しかし、前述のとおり横幅と奥行さえあっていれば、設置時のイメージがつかめてなくても失敗しづらいというのは家具購入時の最大のメリットといえるでしょう。
懸念点として最大高にしても”スタンディングデスク”には足りない高さのため、その点は注意が必要。(まぁ立ってゲームやる人はいないと思うんですけど。作業用に検討される方は注意が必要ですね。)
スタンディングデスクが欲しい方はバウヒュッテのスタンディングデスクモデルも検討するとよいかもしれません。
関連記事
耐久性が高い
上記画像は6畳間で縮尺を合わせたモデリングイメージ図です。
本来であれば、こうしたゲーミングPC用の机というのは、右のような横幅160cm-180cm以上の机を利用するのが望ましいのです。
しかし見てわかる通り、ベッドと机で部屋の半分を占めてしまうため現実的ではなくなってしまうのです。(ちなみに僕はすべてを捨て右のような感じで生活しています。)
狭い日本の部屋では難しいとされるため、みな120cm幅の机を購入するのです。
そして、部屋が狭いからという理由で机をコンパクトにして大量にものを載せる、というのはあまり良いことではありません。
ここにバウヒュッテの強みがあります。
価格の高い理由は昇降機能がついているからという理由だけでなく、一般的な机の倍の重量に耐えられる設計だから。
部品点数が増えればそれだけ価格は高価になりますが、机を設置した際の安定度は増します。
一般的なミドルタワー~フルタワーのゲーミングPCの重量 | |
---|---|
約10kg | |
24インチのモニター1枚当たりの重量 | |
約3.3kg | |
ガス圧式のモニターアームの重量 | |
約5kg |
ゲーミングPCを設置する際、一か所に荷重がかかることによって机の安定性が損なわれグラつきが発生しやすくなります。
PCを設置する際は、特に後方や端に荷重がかかりやすくなるため、机がグラつきやすくなるのです。
こうしたグラつきを抑えるべく、背部パイプ底板、クロスバーを装備することで高い安定性を発揮します。
高い拡張性
冒頭の質問にあるように、L字デスクにしたい!という願望。
広い部屋ならそれ用のL字デスクを購入すればいいと思うのですが、狭い部屋でL字環境を構築するのであれば、天板付きのシェルフを拡張したほうが合理的。
高さの合うシェルフであれば机の隣に置けば、L字デスクに早変わりになるので、後々買い足せば収納+作業領域の確保が可能。
子のシェルフ、ミドルタワーデスクまでいけちゃう優れもの。
エクステンションデスク
また、モニターが乗っている台(エクステンションデスク)を追加購入すれば簡単に奥行を稼げます。
大型引き出し
ゲーミングデバイスだけでなく、筆記具、書類なども収納できる後付けの大型引き出しはクランプ固定なので、バウヒュッテ以外の机にも対応可能。耐荷重は7kg。
キーボードスライダー
キーボード用スライダーは角度をつけてキーボードを設置可能で、操作性の向上につながります。ゲーミングキーボードにさらに角度をつけると手首に負担がかからず長時間のプレイにも対応できるかもと思いました。
上記は”後付け”となるため別途購入が必要になりますが、最初からそろえてもよいかもしれないです。
ただし、一つ一つが高価なので出費はかさんでしまうかも…
バウヒュッテが提案するおすすめのレイアウト
スタンダードゲーミングデスク
Bauhutte (バウヒュッテ) ゲーミングデスク 昇降式L字デスク PCワゴン (天板32×67cm×高さ57~78cm) BHD-670H-BK
Bauhutte (バウヒュッテ) デスクごとチェアマット BCM-160BK ブラック [特大サイズ160×130cm 厚さ1.5mm] BC...
寝ながらゲームシステム
Bauhutte (バウヒュッテ) ゲーミングデスク 昇降式L字デスク PCワゴン (天板32×67cm×高さ57~78cm) BHD-670H-BK
Bauhutte (バウヒュッテ) デスクごとチェアマット BCM-160BK ブラック [特大サイズ160×130cm 厚さ1.5mm] BC...
予算がなければ一つずつもあり
前述のとおり、バウヒュッテのゲーミングデスクは比較的つくりがしっかりしていることもあり、同じサイズの机よりもやや高い。
部屋の大きさなども考えながら少しずつ自分のゲーム部屋を構築するのも一つの楽しみとしてはありだと思うので、まずは机から検討してみはいかがでしょうか。