ThinkBook 14 Gen 7(Intel Core Ultra) を購入したのでレビューします。
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ThinkBook 14 Gen 7のスペック
ThinkBook 14 Gen 7 | |
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モニター | 14型(1920×1200ドット)16:10 |
CPU | Core Ultra 5 125U |
GPU | Intel Graphics |
メモリ | 8GB(DDR5-SODIMM) |
SSD | 256GB(NVMe) |
サイズ(幅×奥行×厚さ) | 幅約313mm×奥行き約224mm×高さ約16.9mm |
無線通信規格 | WIFI6E(802.11ax)、Bluetooth 5.3 |
バッテリー | 45Whr |
充電タイプ | 65W ACアダプター |
重量 | 約1.38kg |
保証 | 1年間のメーカー保証 |
仕様、詳細はThinkBook 14 Gen 7製品ページで確認できます。
特徴
ThinkBook 14シリーズはビジネスパーソンが必要な機能に焦点を当て、性能や利便性を重視しています。それ以外はコストカットされているため、一般的なビジネスノートPCよりも低価格で手に入れられるのが魅力です。
Core Ultra搭載モデルの中では比較的安く購入できるので、バッテリーの連続動作時間等も気にする方はThinkBook 14 Gen 7がおすすめです
Core Ultraシリーズで高い拡張性
ThinkBook 14 Gen 7はメモリやSSDの増設に対応しています。
Core Ultra搭載製品としての拡張性は非常に高く、低価格で手に入れて自分でPCを拡張したいというユーザーにおすすめの1台です。
45Whバッテリー搭載でバッテリー連続動作時間は従来機から3時間以上伸びました
ThinkBook 14 Gen 6 AMDは45Whのバッテリーを搭載しています。14型のノートPCとしてはまずまずのバッテリー容量です。
HD画質の動画をループさせるテストでは13時間24分という結果でした。
昨年発売されたThinkBook Gen 6(AMD)よりも3時間ほどながい連続動作時間です。
バッテリーの連続動作時間を気にされる方は最新モデルをおすすめします。
ラインアップ解説
ThinkBook 14 Gen 7はベースモデルが省電力設計の「U」シリーズを採用しています。
高性能を求めるなら「H」シリーズを選択すべきですが、価格が12.2万円とIdeaPad Pro5i Gen 9と近くなります。
ビジネス用ノートPCとして購入するのであれば、購入時にメモリを16GBにして購入する程度で良いと思います。
ThinkBook 14 Gen 7(Core Ultra)
公式サイトでみるデザイン
天板側はアルミ素材で作られています。
サイズは幅約313mm×奥行き約224mm×高さ約16.9mmです。一般的な14型のサイズでビジネスバッグにも入れられます。
底面側もアルミ素材でできています。
重量は実測値で1.42kg程度。
ACアダプターは65Wタイプのものが付属します。
合計で1.7kg程度なので持ち運びはできます。ACアダプタについては社外性のものを利用するとさらに携帯性が良くなると思います。
モニター
モニターサイズは14型です。搭載パネルはIPS駆動方式の液晶パネルです。
解像度はフルHD+(1920×1200ドット)を採用しています。
光の映り込みが少ないノングレアタイプなので事務作業用に最適です。
色域
モニターの色域はsRGBカバー率が64.6%。
キャリブレーションツールで確認したところモニターの最大輝度は180nitほどでした。室内での利用は問題ありませんが、明るい場所で使うと暗く見えてしまうかもしれません。
キーボード
キーボードはUS配列を日本語化したキーボードです。エンターキーが大きめに作られているので、JIS配列に慣れている方でもすぐにこの配列にはなれると思います。
インターフェース
左側
- USB-C(3.2 Gen2 )
- USB-A(3.2 Gen 1)
- HDMI
- USB-C(Thunderbolt 4)
- オーディオジャック
右側
- SDカードスロット
- USB-A(3.2 Gen 1)
- 有線LAN
- セキュリティロック
性能
Cinebench R23
Cinebench R23はCPUのパフォーマンスを測定するベンチマークソフトです。点数が高ければ高いほど高性能とされています。
マルチコア性能は9121ptsシングルコアは1569ptsです。
14型のノートPCとしてはまずまずの結果です。MicrosoftOfficeを使った事務作業を行う程度であれば十分な性能です。
また、バッテリー動作時もパフォーマンスはほとんど変化がありませんでした。
3D Mark Time Spy
重量級のゲームタイトルを想定した3DMark TimeSpyの結果です。
Core Ultra 5 125UはGPUコアが4コアしかないため、パフォーマンスは上位モデルのHシリーズの半分程度です。
動画編集やゲームのプレイを行わないのであればCore Ultra 5 125Uでもよいと思います。
PCの温度とファンの動作音
Cinebench R23の10minuteテストでCPU使用率を100%にし、PCの温度を確認します。
コア温度は75℃程度でコントロールされています。
動作周波数の平均が2.6GHz程度です。
表面の温度
38.1℃ほどでした長時間使用ではほんのり温かくなる程度だと思います。
ファンの回転音の大きさ
エクストリームパフォーマンス
最もパフォーマンスを発揮できる「エクストリームパフォーマンス」では45.3dbほどです。
ゲーミングノートPCなみの音の大きさでうるさいと感じます。
普段利用する場合は「インテリジェントクーリング」「バッテリー省電力」で利用すると静かに使えます。
まとめ Core Ultraを低価格で手に入れるならコレ
ThinkBook 14 Gen 7(Core Ultra)はThunderbolt 4に対応したUSB-Cのポートを1つ搭載しているため、外部の拡張性が高くビジネス利用に適しています。
また、内蔵ストレージの増設やメモリの増設にも対応しているため、内部拡張性も非常に高いノートPCです。
コストパフォーマンスに優れた1台だと思いますが、気になる点を挙げるとするならばシングルファンであるということです。
パフォーマンスを発揮しようとすればうるさくなりますし、また限界値もデュアルファンモデルと比較すると低いです。
クリエイティブ用途でPCを検討しているのであれば上位モデルのほうがおすすめしやすいです。
デメリットは下記
- シングルファンなのでパフォーマンスは限定的
ThinkBook 14 Gen 7(Core Ultra)
公式サイトでみるレノボの評判を確認する(YouTube版)