ジャスティン・ウォンといえば、日本初のプロゲーマー・梅原大吾さんとの死闘『レッツゴージャスティーン!』で有名な世界有数のプロ格闘ゲーマーです。
そんな世界チャンプが監修したゲーミングモニターが存在することをご存知でしょうか。
BenQが発売するRL2460SはEVO Japan 2019に採用されたe-Sorts向けゲーミングモニターです。
今回、BenQより実機をお借りできたのでレビューいたします。
RL2460Sの特徴
動画で確認する
動画で紹介しています。10分程度です。上記道もぜひ参考にしてください。
HDMI出力対応で簡単2画面出力
通常は、モニター1枚でプレイするのが普通ですが、RL2460Sは”出力”があるため下記のようなプレイ環境の構築が可能です。
格闘ゲームが好きな人ならば、どこかで見たことのある配置だと思いますが、上記画像のように設置するためには、液晶モニターから映像信号をもうひとつのモニターに出さなくてはいけません。
RL2460Sはゲーム機本体からの”入力”と別のモニターにモニターから”出力”できます。
ジャスティン・ウォンが監修した、『格闘モード』搭載
こうしたゲーミングモニターの弱点は、『TNパネルを採用することで応答性は高いが、見え方が不自然』といった点です。
白っぽい色味になりがちなのですが、格闘モードを使うと色が濃くなり、本来の色味に近づきます。
RL2460に搭載されるモード
僕は毎日3時間以上鉄拳7をプレイしており、(腕前は羅段クラスなのでギリギリ中級者)普段のプレイ環境は発色が綺麗とされるAH-IPSパネルを採用するデルのモニターでプレイしてます。
RL2460Sの格闘モードはキャラクターがより締まった色で表現され、輪郭が強調されます。
立体感が増すような感覚なので、ゲームに集中できますし、なにより敵の行動を判別しやすい(気のせいかもしれませんが。)
低価格で購入しやすい
「大会で使われているからお高いんでしょ?」と思いきや、Amazon販売価格で25000円ほどなので、一般的なゲーミングモニターと比較しても安い部類に入ります。
この理由は、鉄拳7などの格闘ゲームはPS4などのコンソールゲーム機で使用する前提で作られているため、PC版でも60Hzのリフレッシュレートしか出ておりません。
よって、格闘ゲーム向けのRL2460Sのリフレッシュレートは60Hzがぴったり出るように設計されています。
そのため余計なスペックを入れず、費用を抑えるような配慮をしております。
以上の理由により、格ゲー専用モニターとして、PC、PS4どちらにも(むしろPS4がメインかも)RL2460Sはおすすめできます。
RL2460Sのスペック
パネル種類 | TN |
---|---|
画面サイズ | 24インチ(1920×1080ドット) |
リフレッシュレート | 60hz |
応答速度 | 1ms |
入力端子 | DVI-DL/HDMI1.4×2/DP/SDカードスロット/イヤフォンジャック |
出力 | HDMI・スピーカー(2W×2) |
寸法 | 502 x 579 x 213(台座含む) |
見え方
実際に鉄拳7FRをプレイした時のものです。斜め45℃から見た場合そこまで気になりませんが縦方向が特に弱いのか、ティルト(チルト)機能で画面を傾けたら下記のような見え方になりました。
TNパネルとしては普通なのですが、最近のTNパネル採用ゲーミングモニターは視野角が広くなってきています。RL2460Sはおそらく従来のものを採用しているのだと思います。
ですので、角度によっては見えづらいということもあるでしょう。
また、応答速度も60hzで固定ということで、冒頭で紹介した通り、真正面に座って一人で見るモニターですので、FPS系のゲームには不向きでしょうね。
色域
液晶モニター自体がチープというわけではなく、きちんとした液晶モニターでした。
具体的に言うと、ウェブコンテンツの視聴に適したsRGBカバー率は92.8%ほどあります。
色の再現度はゲーミングモニターとしては高いです。だから『格闘モード』で鮮明に見えるのでしょうね。
設置のしやすさ
寸法を合わせたモデリング画像です。
実際には、PS4やPCが置かれるため、余分を持たせるのであれば、机のサイズを大きくするか、ギリギリまでモニターを奥に設置した方が良いでしょう。
ただ、格ゲーは自分の膝の上にアケコンを置くでしょうから、ゲーマーは「あまり気にしなくてもよい」のかも。
組立のしやすさ
足とアームをとりつけるだけなので非常に簡単です。
RL2460Sの評価・おすすめポイント
ストリートファイターや鉄拳におすすめのゲーミングモニター
リフレッシュレートが60hz固定なため、PS4でゲームをプレイしたり、格ゲーをプレイするのにおすすめできます。
反応速度は速いですし、本格的な格闘ゲーム用のプレイ環境の構築をしたいならこのモニターを選ぶべきでしょう。
RL2460SはEVO2019以外でも、TWT(鉄拳ワールドツアー)など、世界的なe-Sportsの大会で採用されるモニターです。
本番さながらの臨場感を手に入れたいならRL2460Sをおすすめします。
買うならAmazonで
液晶モニターの特性上Amazonが最安値で購入できます。楽天ポイントを利用したいなど自分が普段使っているサービスを利用したい方を除いてAmazonでの購入がおすすめです。
下記記事にAmazonで液晶モニターを購入するメリットとデメリット、そして最安値で購入するお得な裏技を紹介していますので是非参考にしてください。
ps4とスイッチで使用したくこのモニターは前から気になってたのですが、モニターとゲーム機がスリープ時等にゲーム機の電源を入れるとps4だとファーン♪ スイッチだとAボタンつづけるを押すとトゥルルン♪と音も正常に出ますか?
ゲーミングモニター入門としてbenqのgl2460bhを購入し使用してたのですがそこだけ音が出なくて気になります
よろしくお願いします!
コメントありがとうございます。
起動時の音についてですが、こちらは未検証のため正確な情報がわかりません。
が、スピーカ付きなので音をゲーム機本体から出力できれば、起動音もなると思われます。
どうしても気になるようなら販売店で検証できるならしてみます
返事ありがとうございます!