Ankerが発売するAnker Nano Ⅱは最新テクノロジーで電力効率を向上させた最大45Wの出力に対応するUSB-C充電器だ。3000円程度の価格でノートPCやスマートフォン、タブレットに充電できる小型の充電器で急速充電にも対応する。
発売日にAmazonで購入したので、このNano Ⅱを手に取ってみた感想、使い勝手をレビューする。
特徴
45W出力の充電器は主にノートPC用として販売されることが多く、スマートフォンは最大18WほどなのでノートPC用でコンパクトな充電器が欲しい人におすすめ。
モバイルノートPCも充電できるコンパクト充電器
左からAnker Nano Ⅱ本体、M1チップ搭載MacBookAir付属の充電器(30W)、デル XPS 13に付属の充電器(45W)を比較した写真。
それぞれUSB-CでPC本体に電力を供給するもので、Anker Nano Ⅱが一番小さいサイズ。
XPS 13に充電してみる
XPS 13を充電している際、メーカー製ACは19.7V×2.19A=42.9Wで充電されていた。
Anker Nano Ⅱは19.7V×2.15A=42.3Wで充電されていた。電力の供給量は問題はなさそう。
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デザイン
本体カラーはグレーのツートンカラーで、USB-Cケーブルの挿し口が一発でわかるデザイン。
角はわずかに丸みを帯びていて、人の手にやさしい設計だ。
コンセントの挿し口は折り畳み可能で、充電器を使用しないときはしまえる。
他社製の30W出力の充電器とAnker Nano Ⅱを比較。45Wなのに30Wと同等のサイズを実現。
スマートフォンと比較しても小さいことがよくわかる。
個人的にうれしかったことは、PCを充電できる電力をもちつつも、ベッドのコンセントに接続してもなおスペースが余るほど本体が小さくなったこと。この記事では「コンパクトになりました。」としか書かないけれど、それが如何にすばらしいことか。
ごろ寝しつつ、雑誌と同じようにベッドにノートPCを指している身としては、いつでもPCが充電できてごろ寝しながら使えるのが非常にうれしかった。
Anker Nano Ⅱの評価とまとめ
良い点
- 45W出力の充電器なのに超小さい
- ノートPC用の充電器を持ち運ばなくてよくなった
気になる点
- 現状はとくになし
ノートPCと一緒に購入しよう
「新しい半導体素子を内部に組み込むことでスイッチング効率が20%向上した」という触れ込みはなんのこっちゃわからんって人多いと思いますし、僕も電力効率が上がったんだーとしか思っていませんが、それがユーザーにもたらす効果は絶大で、ノートPC用の充電器を持ち運ぶ必要がなくなったのが非常にうれしい。
なお、65W出力対応のAnker Nano Ⅱも発売され次第購入予定。
AMDのRyzen 搭載モデルや15.6型のノートPCを充電したい人は65W出力がおすすめです。
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