気がつけば2021年が終わってしまう。皆さんはどんな一年だっただろうか。
僕といえば胃カメラを飲んだり、歯列矯正をしたり、大腸カメラを飲んだり、自炊を始めたり、美容施術をしてもらったり、引っ越したり、と、何もしていないようで色々お金を使って、自分自身の見た目を変えたり、生活スタイルを変えた一年でした。
そこで得られた知見は、お金を払って速攻で得られる対価なら、自分が前に向かって進んでいる感がすぐに得られて自己肯定感も高まるので、さっさと実行した方がいいと感じました(超絶スーパー早口)。特に歯列矯正や美容関係は即効性があります。あーイケメンになりたい。
とはいうものの、それ以外にも何かと機材にも結構投資をしてきたわけです。YouTuberとして活動に本腰を入れ始めた年でもありましたし。
本来、仕事道具ってのは人に紹介しづらいのですよ。僕、あまのじゃくだし。
みんなが使ってるものをあまり使いたくはないし。
でもでも、今のご時世に「他人とおんなじは嫌」って思うなら自分で自分の製品作るしかないくらいの情報社会で、しかも、職業柄マイノリティーじゃなくてマジョリティー側にならないといけないという葛藤もあったりで、やれやれと言った感じ。
まぁ、理屈っぽいPCレビュアーが選んだガジェット達でも見てやってくだせぇ。
PCレビュアーが選んだ買ってよかったベストバイガジェット
動画版はこちら
DELL U4021QW 39.7型の5K2Kウルトラワイド
モニター選びのゴール(暫定)とも言えるのがDELL U4021QWで「90WのUSB-C給電に対応したMacBook AirやWindows PCを使いこなすためのマストバイガジェット」と書きたいところではあるのですが、実際、このモニター、僕が購入した時の金額で18万円以上しておりまして、その辺のノートPCよりも高いんですよ。
このモニターを選んだ理由は”視聴距離に対するモニターサイズが適格”と”モニター湾曲率がドンピシャ”の2つ。デルのモニターはPCデスクのソリューションをガンガン製品にぶっこんでくるので、有線LANを追加できたり、USB-Cポートすら追加できてしまうという業界最高クラスのHUB機能は必見です。
そもそもケーブルマネジメントができていないので、このモニターのポテンシャルを引き出せているかどうかは疑問なのですが、スペック的にYouTuberなどのカジュアルクリエイターが使う用途を満たせる性能で、ビジネスワークとクリエイティブワークに両方に高い次元で対応した”とんでもモニター”です。
予算を高く設定できる人がシングルモニターで設置するなら検討しても良いかもしれません。
これは念の為記載しておきますが、「お値段以上ですか?」と言われると疑問です。使いこなせる人は一部の人だけだと思うので購入する人は色々と覚悟を決めておきましょう。
C-ライトスタンド ABENGER A2033LJCB+D210JB+D520B
引っ越しを機にYouTube撮影用のスタジオ作成のために購入したAVENGER C-(センリュリー)ライトスタンド。
“どれだけそれっぽい雰囲気を出せるか”を念頭に置いた結果、購入した機材がコレ。動画撮影時に2カメで俯瞰撮影を行えるアイテムとして利用しています。
突っ張り棒のように全高を伸ばすこともできます。
本来は重量のある照明を吊るすためのスタンドで耐荷重は10kgほど。軽いフルサイズセンサー搭載機なら苦もなく俯瞰撮影が可能です。
別で購入したNeewerのグリップヘッドとスピゴットでSLIKの自由雲台を装着し、そこからカメラを積載している状態です。
結果としてテーブルフォトの俯瞰撮影が非常にしやすくなりました。唐揚げうまそー。
設置スペースを要しますが、比較的移動もしやすく、設置もしやすいため、俯瞰撮影に挑戦してみたい人には検討して欲しいアイテム。ちなみに今年NeewerのCスタンドも買いましたが、ぐらつきがひどいためカメラを積載するのはやめました。
今見たらセット品は売り切れでした。
フルサイズミラーレスカメラ ソニー α7Cズームレンズキット
C-スタンドに積載して俯瞰撮影をするために購入したのがα7c。フルサイズ機はα7Ⅱからソニーです。メインカメラはα7RM4なので2台持ち体制になりました。
α7cは付属のキットレンズと合わせた重量が約680gほどと、市場のなかで最軽量級のカメラでありつつも、カメラの性能はしっかりとフルサイズミラーレスという日本人好みのテイストがとても気に入っています。
付属のズームレンズキットは28mm-60mmの標準域で軽量。F8まで絞って使うと純正レンズならではの色ノリの良さを実感できて、一つの製品として満足度が高いです。
カメラの素材はα7RM4と比較すると軽い感じがありますが、それも含めて良い製品だと思います。最近カメラの使い方がわかってきたので単焦点レンズを2本追加で購入しました。
4Kの動画撮影で利用する際のクロップは気になりますが、フルサイズ機ならではの描写力も体感できる1台でした。
PC用マイク Blue Yeti X
PCのセール動画の音質を向上させるために購入したのがBlue Yeti Xです。デザインが良いマイク。
クアッドコンデンサー搭載で収音性に優れ、ノイズリダクションも不自然なく効いてくれるため、PCのソフトウェアを使ってライブ配信をしたい人にとってもおすすめ。
デザインにお金を払ってるかのような価格設定に納得できる人向けといった感じで、自分で利用するのには非常に満足はしているものの、他人におすすめするかというと結構微妙な製品だったりする。これはDELL U4021QWで持った感想とも同じ。
雰囲気づくりのためにそれっぽいマイクが欲しい人はチェックしてみてください。
ディスプレイ付きスマートスピーカーAmazon Echo Show 8
Amazonが販売する、ディスプレイ付きのスマートスピーカーAmazon Ehow Show 8第2世代は僕のキッチンツールとして非常に重宝しています。元々自炊とは無縁だったのですが、逆流性食道炎と診断されてから食生活の見直しを余儀なくされたので、仕方なしに自炊してみることにしました。
そんな時にAmazon Echo Show 8をキッチンにおいてYouTubeを再生するとあら不思議、今のYouTubeにはミシュランで有名なシェフや老舗名門料理長のレシピが無料で公開されているのです。
実際、調味料や食材を用意して、レシピ通りに見よう見まねで作れば失敗なく作れます。
本当に良い時代だ。
パスタはもちろん、煮物、揚げ物なんでもござれなので、Amazon Echo Show 8があれば自炊能力が一気にトップクラスになります。
また、キッチンタイマーなど基本的な調理に必要な機能もアレクサには備わっているため、音声でほとんどのことを解決できてしまうのも魅力の一つです。
全自動コーヒーマシン デロンギマグニフィカS
デロンギが販売する全自動コーヒーマシンマグニフィカSを購入した決め手はスタバに行く回数が多すぎたから。
Amazonプライムデーセールにて割引価格で購入しました。僕は毎日3杯はコーヒーを飲むので、月に1万円以上スターバックスのコーヒーを購入していました。
マグニフィカSを購入してからはカフェでコーヒーを飲むことがなくなったため、4ヶ月程度でコーヒーマシン代金分くらいは節約できました。
ちょっとのメンテナンスで毎日のコーヒーが美味しく、安くできるのでコーヒーが好きな方は是非検討してみてください。
ちなみに逆流性食道炎なのでカフェラテにして飲んでます。ミルクフォームを手動で作れるのでカフェ気分が簡単に味わえるのが本当に最高。
使わない日はありません。
照明 Godox ML60
GodoxのML60は軽量コンパクトな60Wの照明です。ML60は見た通りコンパクトなのにそこそこの明るさを稼ぎ出しフットワークが軽く使えるのが魅力で、60Wの照明としてはやや高価です。
とはいえ、結果としてメインライトのSL150Ⅱよりも利用頻度が多くなりました。使いやすさはマジで重要。
普段のライブ配信は部屋の電気とML60をセットにして撮影、物撮りやYouTube動画の収録では2灯目として利用しています。
写真用動画用にコンパクトで使いやすい照明を検討されている人はML60から購入をおすすめします。
後々のステップアップで高出力の照明を買ったとしても無駄にならないので、まずはML60を。
現状は部屋の間接照明も含めて3灯で動画撮影しており、現状の完成系になったかなといった感じ。メインのライトのちらつきが機になるので、メインライトは来年買い換えるかもしれません。
ちなみに僕はアンブレラとセットになっているものを買っています。
スマートフォン Google Pixel 6
2021年はほとんどスマートフォンのレビューをしなかったのですが、事前情報からコスパ最高を確信して速攻でポチッたのがGoogle Pixel 6です。
一時はSNSでさまざまな憶測から波乱の空気がありましたが、蓋を開けてみれば何のことはなくコスパ最高の端末でした。
Pixel 6に搭載されているカメラの性能は、普段からフルサイズミラーレスカメラを使っている僕からしても十分すぎるほどの描写性能があって、レンズ性能がとにかく高い。
標準の広角レンズで撮影しても歪みを感じず自然に撮影できるのが素晴らしい。これがスマートフォンカメラ性能か?と購入してから2週間くらいまではかなりびっくりしていましたね。
広角域の標準レンズで撮影しても真っ直ぐな建物を真っ直ぐ撮れる。
この時の撮影情報がこちら。6.81mmで撮影していますが、シャッター速度1/40秒で手ブレは感じられず、ISO161で撮影しているためクロップしてもノイズを感じづらい写真を勝手に吐き出します。特別なスキルは不要です。
動画性能は検証していませんが、ぶっちゃけ「超高性能カメラやん」って思うくらいには高性能です。
正直、中華カメラをはじめとした味付けがわかるくらいに彩度を上げた撮って出し写真も場合によっては有効だと思いますが、”自然”に見える程度の補正がPixelはピカイチなんすよね〜。僕はそれが好きなんですよ。
6.81mmはフルサイズ換算で24mm程度なのでこれだけ歪みなく真っ直ぐ撮れているというのは、レンズが優秀なんだろうなーと、少しカメラが好きな僕は思うなどしています。
パースのついた写真もパッと綺麗に撮れるので、写真が綺麗なスマートフォンが欲しいなと思ってる人はPixel 6買っとけって思います。
実際の性能やバッテリーの連続動作時間も今の市場のハイエンドクラスと同等以上なので全く不満はありません。
まとめ
順位づけに意味はないのですが、ここで挙げたものはほぼ毎日使うもので僕の仕事やプレイベートの質を向上させてくれるアイテムたちでした。
来年もたくさんお金を使いたいと思います。