レノボが開催したAI PC INNOVATION SESSIONに参加し、話題の新モデルThinkPad X9シリーズの14型と15.3型の展示機をチェックしてきました。本記事では、それぞれのモデルの特徴や実際の使用感についてレポートします。
ThinkPad X9 14型:軽量かつ高性能なビジネスPC
ThinkPad X9 14型は、ThinkPadシリーズの代名詞ともいえるトラックポイントを省いたモデルです。担当者によると、この変更について世界中から厳しい声が寄せられたものの、キーボードやタッチパッド、カメラなどのビジネスパーソンに必要な機能はしっかりと搭載されており、長時間バッテリーと軽量性を兼ね備えた理想的なモバイルビジネスPCに仕上がっているとのことです。
1. 軽量設計と重量バランス
14型モデルの重量は1.21kgからスタート。重量配分が考慮されており、持ったときに実際の重量よりも軽く感じる設計になっています。
2. 高性能なインターフェース
インターフェースには、Thunderbolt 4対応のUSB-Cポートを左右に2つ搭載。また、インターフェース部の出っ張り部分にはプロセッサが格納されており、薄型ながらも性能を担保するための工夫がなされています。
3. 優れた堅牢性・軽量性・静音性
このモデルはデュアルファンを搭載しています。最新のCore Ultra 200Vも併せてThinkPadらしい、堅牢性・軽量性・静音性のバランスに優れた高性能モバイルノートPCとして設計されており、外出先での作業やリモートワークに最適です。
また、4本のねじで内部開閉も可能なため、メンテナンス性も高いとのこと。
ThinkPad X9 15.3型:大画面ながら実用性に優れたモバイルPC
ThinkPad X9 15.3型は、テンキーを排除した15型モデルであり、ThinkPad XシリーズとしてはX1 Extreme以来の15型以上のモデルです。
1. 15.3型の大画面と実用性の高さ
通常、15型クラスのノートPCは重量が1.8kg以上になることが一般的ですが、ThinkPad X9 15.3型はわずか1.4kgという驚異的な軽量設計を実現しています。
モバイルユーザーの声を拾うと、1.5kg程度までは持ち運びが許容できるという意見が多く、そのニーズに応えた設計になっています。
2. 冷却性能の向上
15.3型モデルは、筐体サイズが大きくなることで冷却性能が向上している点も魅力です。
特に、長時間の負荷がかかる作業(動画編集や3D CADなど)を行う際に、冷却効率の良さがパフォーマンスの安定性に直結します。
3. クリエイティブ・ビジネス用途に最適
ThinkPad X9 15.3型は、以下のような用途に特に適しています。
- クリエイティブ作業: 大画面と高い冷却性能により、動画編集やデザイン作業に最適。
- 事務作業: 広い作業スペースを確保し、エクセルや資料作成が快適に。
- プレゼンテーション: 大画面を活かして視認性の高いプレゼンが可能。
軽さよりも実用性を重視したいユーザーには、14型よりも15.3型の方が適しているでしょう。
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