ホームノートPCの選び方【2026年版】 OmniBookシリーズの選び方|用途別おすすめ解説

【2026年版】 OmniBookシリーズの選び方|用途別おすすめ解説

HPは2024年、これまで展開してきた「HP Spectre」「ENVY」「Pavilion」といったシリーズ名称を整理し、新たにOmniBookシリーズへ統合しました。

ただ、名前が変わっただけで「全部同じノートPC」になったわけではありません。軽さ・バッテリー・質感・2-in-1対応・処理性能など、モデルごとに得意分野は明確に分かれます。選び方を間違えると、価格に対して“思っていたのと違う”が起きやすいのも事実です。

この記事では、OmniBook各モデルの特性を整理したうえで、用途(持ち運び/据え置き/仕事/学業/軽い編集)に合わせた選び方をわかりやすく解説します。

OmniBookという名称の背景(AI Companion=成長するための相棒)

HPが2024年に「Spectre」「ENVY」「Pavilion」などの名前を整理して、OmniBookに統一したのは、単なるリブランドではありません。HPはこれからのPCを、“作業する道具”ではなく、成長を助ける相棒(AI Companion)として再定義しているからです。

イメージとしては、PCがあなた専属の小さなチームになる感じです。

  • 文章や資料を読んで、要点をまとめてくれる「リサーチ担当」
  • アイデアを資料・デザイン・動画の形にしてくれる「制作担当」
  • 会議の要約やプレゼンの練習まで手伝う「コーチ役」

しかも操作は、キーボードだけじゃなく話しかけるのが当たり前になっていく。そうなると、PCは「使う機械」よりも「一緒に仕事を進める相棒」に近づきます。

この変化が起きると、PCの選び方も変わります。これまでは「CPUが速い」「メモリが多い」といったスペックが中心でしたが、これからはもっとシンプルに、**“自分が何をしたいか(ユースケース)”が中心になります。
AIが面倒な作業(議事録、資料の読み込み、要約、翻訳など)を肩代わりしてくれるほど、ユーザーは「本当にやりたい仕事」に時間を使えるようになる、という考え方です。

また、働く場所がバラバラになった今、PCはどこでも仕事を成立させる拠点にもなります。カフェでも自宅でも、オンライン会議でちゃんと見栄え良く映る、共同作業がスムーズに進む、必要ならリアルタイム翻訳も使える。要するに「場所の制約」を減らす役目です。

加えて、AIをクラウド任せにせず、PC本体(ローカル)で処理できるようになると、速くて、プライバシー面でも安心になりやすい。セキュリティ面でも、AI時代の攻撃にPC側で対抗していく前提になっていきます。

こうした「PCの役割の変化」に合わせて、従来のブランドイメージ(高級・家庭用・若者向け…みたいな分け方)をいったん整理し、誰でも同じようにAI機能の恩恵を受けられるシリーズとして、OmniBookに統一した──というのが名称変更の背景です。

パートナーとしてのOmniBookに必要なスペックとは

HPがOmniBookを「AI Companion(成長を支える相棒)」と位置づけるなら、求められるのはCPU性能だけではありません。重要なのは、どこでも・すぐに・安心して仕事に入れること。つまりハイブリッドワーカーの現実に合わせた“総合力”です。

1)会議品質:高画質カメラ+マイク+スピーカー
OmniBook 7以上のモデルでは、500万画素カメラを搭載する構成が中心です。リモート会議でも顔が明るく映りやすく、相手に与える印象を底上げできます。加えて、内蔵のデュアルマイク/スピーカーにより、外付け機器がなくても一定水準の通話品質を確保でき、「とりあえず参加」が成立しやすい設計です。

2)どこでも使える安心感:顔認証/指紋認証の生体認証
外で使う機会が増えるほど、パスワード入力よりも**生体認証(顔・指紋)**の価値が上がります。素早くログインできるだけでなく、のぞき見や置き忘れ時のリスクを下げ、データ漏洩を防ぐ考え方です。

3)マルチタスク前提:CPU性能の底上げ
会議をしながら資料を開き、ブラウザで調べ物をし、チャットも動かす。こうしたリモートワークの“ながら作業”に対応するため、OmniBookは最新世代、または旧世代でも性能の高いCPUを採用し、マルチタスクのストレスを減らす方向で設計されています。

4)持ち運べること自体が機能:軽量+剛性+USB-C充電
相棒として「どこでも使える」ためには、重量が重要です。目安として、14型は1.5kg以下、13.3型は1kg前後が主流。軽いだけでなく、持ち運び前提でボディ剛性を確保しつつ軽量化している点が特徴です。さらにUSB-C充電対応なら充電器を共通化しやすく、荷物を減らせます。

5)拡張性:USB-C/HDMIなど“仕事が止まらない端子”
外部モニターやストレージをつなぐ機会がある人ほど、端子構成が効きます。OmniBookはUSB-CやHDMIなどを備え、マルチモニター環境の構築やデータ転送がスムーズにできる構成を重視しています。

OmniBookシリーズ別の選び方(どれを買うべき?)

OmniBook 5:据え置き前提のスタンダード

おすすめな人
家庭用・オフィス用で、基本は机に置いて使う人。Web閲覧、事務作業、動画視聴がメインのライト〜ミドル用途。

刺さるポイント
「必要十分」を狙ったスタンダード枠なので、用途が割り切れている人ほどコスパが出ます。

注意点
ハイブリッドワーク用途のこだわり(高画質カメラや高音質マイクなど)が必要なら、外付け機器を用意できる前提で選ぶのが安全です。

OmniBook 7:持ち運びも据え置きも対応する“万能枠”

おすすめな人
持ち運びもするし、家でも仕事もする。会議・資料作成・ブラウザ多窓など、日常の生産性を底上げしたい人。クリエイティブ用途も視野に入る人。

刺さるポイント
OmniBook 7は13.3型の軽量モデルから、ハイスペックな16型まで幅広く揃っていて、タスク(持ち運び/ハイブリッドワーク/クリエイティブ)に合わせて最適化しやすい。結果として、シリーズ内で選びやすくコスパも出しやすい立ち位置です。

注意点
同じ「OmniBook 7」でも、サイズ・CPU・画面で性格が変わるので、ここは用途に合わせて型番で詰めるのが重要です。

OmniBook X:予算が許すなら最初に്in-1候補になりやすい上位枠

おすすめな人
持ち運び前提で、性能もバッテリーも妥協したくない人。長く快適に使える“当たり”を引きたい人。

刺さるポイント
最新世代CPUを積んだ構成が中心で、パフォーマンスと省電力のバランスが良い。モバイル用途でもパワー不足を感じにくく、バッテリー駆動時間も伸ばしやすいので、**「迷ったら上を買って後悔しない」**枠になりやすいです。

注意点
当然価格は上がるので、用途がライトならオーバースペックになりやすい点だけ注意。

OmniBook Ultra:用途が明確な人が選ぶ“プロ寄り”モデル

おすすめな人
セキュリティや管理性など、法人グレードの要件を重視する人。性能も含めて「これが必要」と理由が言える人。

刺さるポイント
法人利用を意識したセキュリティ要素を持ちつつ、高性能構成を狙える。目的が明確な人ほど満足度が高いシリーズです。

注意点
「なんとなく良さそう」で選ぶと、価格に対して満足度が伸びにくい。必要要件がある人向け。

まとめ(迷った人向けの一言)

  • 据え置きで事務・Web中心なら:OmniBook 5
  • 持ち運びもする万能枠なら:OmniBook 7
  • 予算OKで“長く快適”を狙うなら:OmniBook X
  • セキュリティ含め目的が明確なら:OmniBook Ultra

OmniBook 5の機種とCPU・サイズの選び方

OmniBook 5はラインアップが複数あり、さらにCPUも Core Ultra/Ryzen AI/Snapdragon と分かれます。迷いやすいポイントですが、考え方はシンプルで、「サイズ→CPU」の順に決めると失敗しにくいです。

まずはサイズ:基本は16型、持ち運ぶなら14型

OmniBook 5の主力は16型で、据え置き前提の家庭用・オフィス用途に向いた構成が中心です。画面が大きく作業がしやすいので、Web閲覧や事務作業がメインなら、まずは16型をベースに考えるのが無難です。

一方で、ラインアップには14型(OmniBook 5 14-he)もあります。こちらは軽量でバッテリー重視のモデルなので、外出先で使う頻度が高い人にとっては選択肢になります。
ただし14-heは Snapdragon(Windows on Arm) のため、業務ソフトや周辺機器、古めのアプリなどで互換性の相性が出るケースがあります。用途がはっきりしている人ほど問題は起きにくいですが、購入前に「普段使うアプリが問題なく動くか」は必ず確認しておくのが安全です。

次にCPU:予算と用途で決める

CPUはざっくり「価格重視」「万能」「性能重視」で考えると整理できます。

  • Ryzen 8000シリーズ(低価格モデル)
    価格を抑えつつ性能もしっかり確保できるため、事務作業・Web閲覧中心ならこのクラスで十分。コスパ重視の本命になりやすいです。
  • Core Ultra(バランス型)
    据え置きメインだけど、たまに持ち運びもしたい。そういう人にハマりやすいのがCore Ultra搭載モデル。性能・発熱・使い勝手のバランスが良く、万能枠として選びやすい構成です。
  • Ryzen AI(性能重視)
    会議をしながらブラウザ多窓、資料作成、軽い編集など、マルチタスクの負荷が高い人はRyzen AIが候補。CPUパワーが必要な用途ほど満足度が上がります。

まとめ:迷ったらこの結論でOK

  • 基本は16型(据え置き用途に強く、選びやすい)
  • 価格重視なら:16型×Ryzen 8000
  • 万能にいくなら:16型×Core Ultra
  • 重めの作業もするなら:16型×Ryzen AI
  • 持ち運び最優先なら:14型(Snapdragon)もあり。ただし互換性チェックが前提

OmniBook 7の選び方

1)OmniBook 7は“用途別に型番が分かれている”

OmniBook 7は、同じシリーズ名でも以下のように用途に合わせてモデルが明確に分かれています

  • OmniBook 7 Aero(13.3型):とにかく軽量・モバイル最優先
  • OmniBook 7 14(fs/fr):持ち運びと性能のバランスが良い万能枠
  • OmniBook 7 16(ay):大画面+性能寄り(据え置きも快適)

2)持ち運び重視なら「軽さ」と「バッテリー」を最優先

外出先で使う人にとっては、CPU性能よりもまず 軽さとバッテリーが効いてきます。
そのため、持ち運び中心の人には以下が選びやすいです。

  • 最軽量を狙うなら:OmniBook 7 Aero 13-bg(13.3型)
    できるだけ荷物を減らしたい人、出張やカフェ作業が多い人向け。
  • 万能モバイルなら:OmniBook 7 14-fs/fr(14型)
    軽さと画面サイズのバランスが良く、日常用途〜仕事まで幅広くこなせます。

3)クリエイティブ用途があるなら「Core Ultra H」や上位構成を狙う

画像編集や軽めの動画編集など、クリエイティブ寄りのタスクを想定するなら、同じ14型でも上位CPU構成を選ぶのがポイントです。

  • 14型でもクリエイティブまでやるなら:OmniBook 7 14-fs/fr(上位構成)
    上位モデルでは Core Ultra H 搭載構成が用意されており、制作系タスクまで視野に入れやすくなります。
  • 画面と性能の両取りなら:OmniBook 7 16-ay(16型)
    16型は作業領域が広く、性能面でも余裕が出やすいので、画像編集・動画編集をやるならayシリーズが本命になりやすいです。自宅での据え置き作業が多い人にも向きます。

まとめ(迷ったらこの結論)

OmniBook Xの選び方(IntelとAMD、どっちを選ぶ?)

OmniBook Xは、OmniBookシリーズの中でもプレミアム枠として展開されているモデルです。ラインアップはどちらも**14.0型の2-in-1(360度回転)**で、完成度が高く、「どちらを選んでも大外れしにくい」のが前提になります。

選び方はシンプルで、重視するポイントをGPU性能・バッテリーに置くか、**CPU性能(マルチタスク耐性)**に置くかで決めるのが分かりやすいです。

バッテリー/GPU性能重視ならIntel(OmniBook X Flip 14-fm)

Intelモデルは、スペック傾向としてバッテリー駆動時間が伸びやすく、GPU側も強めに出やすいのが特徴です。
そのため、**画像編集・動画編集など「GPUが効く作業」**をする人は、まずIntelを候補にすると失敗しにくいです。
(目安:約169,800円〜/約1.39kg

CPU性能重視ならAMD(OmniBook X Flip 14-fk)

AMDモデルは、CPU性能を軸にマルチタスクを回したい人に向きます。
会議をしながらブラウザ多窓、資料作成、チャット運用など、“ながら作業”をガンガンやる人はAMDを選ぶと満足度が出やすいです。
(目安:約164,800円〜/約1.41kg

まとめ:迷ったらこの結論でOK

HP OmniBook X Flip 14(fmとfk)で検証Intel Core Ultra 7 258V 版と Ryzen AI 7 350 版、どちらを選ぶのが正解か解説

OmniBook Ultra の選び方

OmniBook Ultraは、現状ラインアップが1機種のみのため、「どれを選ぶか」よりも **“自分に必要かどうか”**で判断するモデルです。おすすめできるのは、次のように要件がはっきりしている人です。

  • セキュリティレベルの高いノートPCが欲しい人
    外出先や共有スペースで使う機会が多く、ログインやデータ保護を重視する人に向きます。
  • 高画質なWebカメラが欲しい人
    リモート会議での見え方を妥協したくない人向け。外付け機器なしでも一定水準の会議品質を確保しやすいのが魅力です。
  • デザイン性・所有感を重視したい人
    毎日触る道具だからこそ、質感や見た目も含めて“満足度”を取りにいきたい人に刺さります。

逆に、Web閲覧や事務作業が中心で、外付けカメラや周辺機器で補える運用なら、OmniBook 5/7/Xの方がコスパ良くハマるケースも多いです。「セキュリティ/会議品質/デザイン」に明確な優先順位がある人向けと考えると分かりやすいでしょう。

FAQ:OmniBookでよくある質問

Q1. ぶっちゃけ「Aero」「14fr」「OmniBook X」で迷ってます。どれが正解?

結論、選び方はシンプルで **「コスパ」か「完成度」か「予算」**で決めるのが一番早いです。

  • コスパで選ぶなら:Aero(13.3型)
    1kg前後の軽さで、価格も13万円台から狙えるのはかなりレア。
    「とにかく軽くて、ちゃんと使えるモバイルPCが欲しい」ならAeroが最短です。
  • クオリティで選ぶなら:OmniBook X(14型2-in-1)
    仕上がりがプレミアムで、持ち運び前提でも快適に使える完成度。
    予算が許すなら、満足度重視の“後悔しにくい選択肢”です。
  • 予算重視で選ぶなら:OmniBook 7 14fr(14型)
    Aeroよりはやや重いものの、バッテリー駆動時間事務作業系の扱いやすさが魅力。
    「予算を落として堅実に選びたい」なら14frがハマりやすいです。

Q2. OmniBookシリーズの評価が気になります。結局“買い”ですか?

OmniBookはシリーズ内の幅が広いので、評価は「一言で」決めるより、モデル単位で見るのが正解です。
当サイトでは実機レビューを複数掲載しているので、まずは レビュー記事/動画で「画面・キーボード・ファン音・バッテリー」などの実測ベースを確認してください。

あわせて、購入検討の最終段階では **ユーザー口コミ(良い点・悪い点の両方)**も参考になります。特に見ておくべきはこのあたりです。


Q3. ノートPCって、そもそもどうやって選べばいいですか?

ノートPC選びは、細かいスペックから入ると迷子になります。
まずは「持ち運び頻度」「用途」「予算」の3点から整理した 選び方ガイドを見てもらうのが早いです。

ノートPCの選び方まとめ

ウチヤマチカラ
ウチヤマチカラhttps://usshi-na-life.com
静岡県出身。2014年にブログ「うっしーならいふ」を開設。家電量販店スタッフとしての経験を活かし、ノートPCを中心に“わかりやすさ”重視のレビュー・製品解説を発信しています。 2017年からはYouTube「ウチヤマチカラ/うっしーならいふ」でも活動し、実機検証をベースにしたPC選びの情報をお届けしています。
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