ホームマウスコンピューターG-Tune【最強のゲーミングノート】NEXTGEAR-NOTE-i71130PA1|ノートパソコンに全てを詰め込んだ究極のゲーミングマシン

【最強のゲーミングノート】NEXTGEAR-NOTE-i71130PA1|ノートパソコンに全てを詰め込んだ究極のゲーミングマシン

ノートパソコンでゲーミング?性能低くてやってられない

と思ってるかたにオススメしたいのが今回僕がマウスコンピューターからお借りしたG-TUNEブランドから発売されている「NEXTGEAR-NOTE-i71130PA1」です。

特徴としては、ノートパソコンにデスクトップ用CPUを搭載するためにZ370チップセットを搭載し、ノートパソコンの体を成した持ち運ぶことが可能なデスクトップパソコンです。(内部を確認したらちゃんとしたノートパソコンでした…)

ただ、ノートとついているからにはノートなんでしょうね。

  1. 外観
  2. スペック
  3. 感想

の順番に紹介していきます。

NEXTGEAR-NOTE-i71130PA1の外観を紹介

マウスコンピューター公式サイトで確認

天板

ソリッド感があふれる天板に設置されたLEDライトは独特の光を放ちます。

ゲーミングマシンとして利用する場合、天板をは見ることはないのですが、NEXTGEAR-NOTE-i71130PA1は最上位グレードなので「粋な計らい」を忘れていないところが僕にとって好評化ポイントです。

車の話になりますが、運転中に自分の車を見ないのに外装に気にするのと一緒なのですね、だから趣味嗜好の上級グレードは一般人からしたら無駄とも思われる部分にもお金をかけているのです。

底面

デスクトップCPU用マザーボードを搭載したNEXTGEAR-NOTE-i71130PA1はできる限りの排熱を行えるよう、メッシュ部分が半分以上を占めています。

本体側面にあるインターフェースを確認

本体左側

  • LAN端子(Ethernet)×2
  • USB3.0×3
  • ヘッドフォン出力
  • マイク入力
  • ラインイン
  • ラインアウト

本体右側

  • USB3.0×1
  • マルチカードリーダー
  • USB3.1 Type-C×2
  • Mini DisplayPort×2
  • ケンジントンロック

本体背面

  • HDMI
  • USB3.0
  • 電源

ご覧いただいている通り、本体背面もメッシュ加工がされており、とにかく熱を逃がすつくりになっているのがとても印象的でした。

これは後で記載する、各種ベンチマークの時に驚かされた部分でもあります。

NEXTGEAR-NOTE-i71130PA1の液晶ディスプレイ、キーボード、トラックパッドを確認

NVIDIA G-SYNC™ テクノロジ対応の4K(UHD)モニター

NEXTGEAR-NOTE-i71130PA1は「NVIDIA G-SYNC™ テクノロジ」に対応した4K解像度のノングレア液晶を搭載しています。

ディスプレイのリフレッシュレート(応答速度)をグラフィックボードに同期させることで、可能な限り遅延なしの最速表示を行うNVIDIA G-SYNC™ テクノロジに対応する液晶を持つノートパソコンは超希少です。

Nvidiaに認められたメーカーは5社で、国内では株式会社MCJグループのマウスコンピューター、ユニットコム(パソコン工房)から発売されているモデルしか存在しません。他にはASUS、MSI、DELLの3社。

こうしてみるとマウスコンピューターが外資系企業と肩を並べるほどのグローバル企業であることがよくわかります。

当ブログではマウスコンピューターの市場の評価をまとめた記事も記載しています。興味のある方は是非ご覧ください。

七色に光るキーボード

やや、丸みを帯びたフォントが特徴的なテンキー搭載キーボードです。

キーストロークは公式値で約2mmとのことですが、実際にはもう少し浅い感じがします。

キーの大きさを考えると文章を打つなど普段使いに向いているとは少しいいがたいのですが、ゲーム用に特化したNEXTGEAR-NOTE-i71130PA1ですから、必要なキーを正確に打てればそれはどうでもよいのです。

マウスシリーズに搭載されているキーボードバックライトと比較するとやはりモノが違います。

浮かび上がるようなバックライトは、先ほどご紹介した本体天板同様、パソコン上の「FLEXIKEY アプリケーション」から自由に色を変えることができます。

また、こんなこともできます。

256食から選べるキーボードの配色。まさにオンリーワンの自分だけの究極のノートパソコンを作り上げることができます。

サブウーファー付きの迫力のサウンドシステム

動画になるとどうしても凄さが伝わらないのですが、コルタナにしろFF15にしろサラウンドがばちっときまった没入感高まるサウンドを味わうことができます。

本体の大きさと重量を確認

MacbookAirと比較

A4ノートのしたにある青い物体は僕のマイMacbookAirなのですが、17.3インチの液晶モニターを搭載するNEXTGEAR-NOTE-i71130PA1かなり大型です。

本体重量は5kg越え

ご覧いただいている通り、サイズこそ物理的に持ち運べそうなものの、5.6kgという重量はノートパソコンを片手で支えながらキーボード操作を行うといった簡単な操作ですら可能な重量ではありません。(マッチョならいけるかも。)

とはいえ、サンワサプライなどのノート用モニターアームのスペックを見ると6kg以上対応のモデルもあることから、ノートパソコンとしての許容量を超えていると一概には言えないのですが。

また、ACアダプタを2つ利用するため、持ち運ぶ際の重量は8kgを超えます。これは1歳児の赤ん坊の平均体重と同じ重さです。

とても『気軽に持ち運べる』とはいえないのですが、持ち運べるか持ち運べないかといえば、かなりしんどいけど頑張れば持ち運べるといったニュアンスが正しいでしょうか。

NEXTGEAR-NOTE-i71130PA1のスペック

CPUインテル® Core™ i7-8700K
dGPU【SLI】 GeForce® GTX 1080 (8GB×2)
メモリ64GB PC4-19200 (16GB×4)
SSD1TB Samsung SM961 NVMe対応 M.2規格×3
チップセットインテル® Z370 チップセット
液晶パネル17.3型 4K-UHDノングレア (3,840×2,160/ G-SYNC™ 対応/ LEDバックライト)
無線インテル® Dual Band Wireless-AC 3168 (最大433Mbps/ 802.11ac/a/b/g/n) ・ Bluetooth® V4.2 + LE 準拠モジュール
LANKiller™ E2500

NEXTGEAR-NOTE-i71130PA1のパフォーマンスを確認

CPU:インテル® Core™ i7-8700K

ノートパソコンですが、デスクトップ用のCPUを搭載しているのがNEXTGEAR-NOTE-i71130PA1の特徴です。6コアのCore i7 8700Kはハイスペックゲーミングパソコンには必須パーツとなっています。

CINEBENCHR15

上記表は当ブログで計測しているCPUのパフォーマンスを測るCINEBENCH R15の結果です。全てマウスコンピューターから発売されているパソコンで計測しました。

Pass Mark CPU Mark

CINEBENCH R15同様PassMark CPUMarkでもCPU単体のパフォーマンスでCore i7 8700Kを上回るRyzen7 2700Xは驚異的です。

結果だけ見るとAMDのRyzen7 2700Xに驚かされますが、ゲーム単体で見ればまだまだインテルの方が有利な状況であり、特にビッグタイトルであればあるほどそのような結果になりやすいと感じます。

dGPU:GTX10802枚刺しSLIのパフォーマンス

GTX1080を贅沢に2枚構成SLI仕様です。NEXTGEAR-NOTE-i71130PA1は究極のゲーミング環境をうたっているため、素晴らしいスコアを出してくれるのか僕は興味津々でした。

3DMark Fire StraikeとTime Spy で確認

グラフィックパフォーマンスのみを抜粋しています。

特に顕著なのはTime Spyの結果でGTX1080を1枚とGTX1080を2枚使用するSLIではきっちりダブルスコア。

ことFire Strikeにおいては平均FPSが187とフルHDの解像度でなら超快適なゲーム環境を約束してくれる数値です。とはいえ、SLIに最適化されているゲームのみでの話。例えば次に記載するFF15では今後SLI対応に期待が持たれていますが、現状では未対応のためシングルGPUでのみ機能する形です。

FF15ベンチマーク

FF15にはSLIに対応していないため、GTX1080を1枚分のパフォーマンスで計測しています。

nVidiaNVENCで確認

このテストには、実際に僕がYouTubeに投稿した5分程度の動画(mp4形式、効果音、テロップあり)をソースネクストの動画編集ソフト「Vegaspro15」を使ってレンダリング(書き出し処理)。

YouTube用のフルHD動画に書き出すのにグラフィックボードを利用したエンコード=GPUエンコードを使ってどれくらい時間を短縮できるのかを記録しています。

CPU単体よりもGPUエンコードを利用した方が時間はかなり短縮されるのが魅力です。

結果としてRyzen7 2700Xとほとんど同じ時間で変換処理を終えることができました。

※ちなみにこちらもシングルGPUでの処理です。

VR Markで確認

VRを快適にプレイできるかの指標となる『VR Mark Orange Room』のテスト結果です。

平均フレームレートが240fpsでした。GTX1080単体では210fpsでしたのでここでもSLIのパフォーマンスが確認できました。

SSDの読込速度

SAMSUNG製の爆速SSDのシーケンシャルリード、(読込速度)は3411MB/sとPCIe接続のM.2SSDのなかでも最高クラスのスピードを誇ります。

このパソコンにはそれが3枚刺さっているというのだから恐ろしい。

起動速度検証

iPhoneのストップウォッチ機能を使い、電源ボタンを押したところからホーム画面になるまでの時間を手動で計測した結果です。

1回目2回目3回目平均
20秒9620秒8420秒6820秒82

といった結果になりました。

電源ボタンを押すとうぉんとファンが回る音からスタートし、まるでデスクトップパソコンのような立ち上がりの仕方なのですが、超スピードというわけでもありませんでした。

後負荷時の『熱』をソフトウェアで計測

上記処理のなかでも最もCPUやGPUに負荷のかかる3DMark直後のCPUの熱をソフトウェアで確認してみたところ最高温度が77℃ときちんと排熱で来ていることが確認できました。

通常ノートパソコンではGTX1060+Core 7 7700HQ(ノート用CPU)の組み合わせでも90℃を超えてくるのが当たり前のような感じなので、この点はかなり評価できます。

とはいえ、音問題に関しては業務用のそれを感じる部分もありました。

僕は計測器をもっていないためTwitterに動画であげた下記動画で確認してもらえればと思います。

NEXTGEAR-NOTE-i71130PA1本体内部を確認|バッテリーは5700mAhの大容量バッテリーを搭載

せっかくなのだから、滅多にやらない本体内部を確認してみようと思ったのですが、まさに裸足で逃げ出すという言葉が合うような感じになってしまいました。

恐らくGTX1080のようなものが左上に見えるのですが、それ以外中身がまったくわからなかったですし、Z370チップセットというものだからてっきりデスクトップのグラフィックボードがそのまま入っているかと思いきやそうでもなく。

メモリーはきっちりノートパソコン用を積んでいることからも僕の頭のなかには?しかうかんでこなかったのでここで断念。(そもそも2枚しか見えないのですが恐らく中にうまってるんでしょうね。)

とはいえ、バッテリーは5700mAhを搭載していることは確認できました。

僕の感想:ロマンPC

いつもならオススメポイント!とかいって書くのですが、ここまで読んでいただいていかがですか?

NEXTGEAR-NOTE-i71130PA1はシリーズの中でもプラチナモデルに該当し、価格も50万円を容易に飛び超えますのでこれを購入する人はかなり限られていると思います。

そして僕の持ってる知識量をはるかにこえた物体だったため、何を書いていいやら悩んでしまいました。正直な感想を書くとしたら、GTX1080SLIを活かせるゲームを行う人であれば自信を持ってお勧めできます。要するにプロゲーマー向けということですね。

そうした利用用途と、『持ち運べないこともない』ことから、ストリートファイターⅤやレインボーシックスシージなど常時100fps以上を求めるeスポーツに日夜挑戦するプロゲーマーなら選択肢に上がるでしょう。

最後に一言付け加えるのであれば、一種のラグジュアリーともとれるゲーミングマシンに搭載される『光るキーボード』『光る天板』を無駄だといってしまえばそれまで。無駄なものにお金を賭けることを男のロマンと言いますから、単純にパソコンでプレイするゲームが好きならば買ってしまいましょう。

究極のゲーミングノートNEXTGEAR-NOTE-i71130PA1の価格は589,800

マウスコンピューター公式サイトで確認

なお、価格やパーツの仕様は記事執筆時の2018年5月20日のものです。時期によって変更される恐れがあることをご了承ください。

うっしー
うっしーhttps://usshi-na-life.com
静岡県出身。2014年にブログ「うっしーならいふ」を開設。 元家電量販店スタッの経験を活かし、PCのわかりやすい製品紹介記事を多数執筆。 2017年に「ウチヤマチカラ/うっしーならいふ」チャンネルとしてYouTubeでの活動も開始し、2022年11月現在でチャンネル登録者数は2万人を越える。
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