VR、VR、VR、・・・
VR欲しくないっすか?
僕はすごい欲しいです。
グーグルアースやりたいんじゃぁ!!
とはいえ、ですよ。僕のデスクトップパソコンで本当にできるのかどうか疑問じゃないですか?そうですよきっとみんな不安を抱えているに違いない。
そもそもね、オンラインゲームの推奨スペックくらい適当なのか、
どうなの?格式高い厳正なものなのか?、そこんとこどうなのよ?VRReadyさんよ。
想像を超えたVR体験したいんだよ!
久しぶりにパソコンと向き合って見る。
この記事では
- VRがプレイできる
- PCに詳しい人に構成を言ったら「へー(こいつそこそこわかってんじゃん)」
- 予算は15万程度
- BTOメーカーのセットモデル
を念頭において考える記事、細かいことは良いからVRのオススメパソコン教えろや!という方は目次を利用して『VRオススメパソコン一覧』にとんでいただいてどうぞ!。それではどうぞ。
VRの推奨スペックをおさらい|VR Ready
VR機器名称 | HTC VIVE | oculus rift | Windows Mixed Reality |
CPU | Intel® Core™ i5-4590 | ||
GPU | NVIDIA® GeForce® GTX 970、AMD Radeon™ R9 290 | ||
メモリ | 8GB以上 | ||
出力 | HDMI | ||
USB | USB2.0×1 | USB3.0ポート×3 USB2.0ポート×1 | USB 3.0 Type-A |
OS | Windows® 7 SP1以降 |
実際、VR Readyを満たす要素というのは以上のような性能であり、これらを満たしておけばどのVRもプレイ可能であるということです。
VRプレイの基本となるCPUやOSの価格はこなれてきているというのもありますし、AMD社のRYZENG2000シリーズの登場でVR用のパソコン=高いというイメージも崩れつつあります。
ただ、これはあくまでCPUの価格であり、グラフィックボードの「メモリ」を必要とするVRで気をつけなくてはいけない点は、CPUよりもグラフィックボードであると考えられます。
グラフィックボードの価格高騰は仮想通貨のマイニング需要に伴い、僕がGTX1060の6GBのモデルを購入した時から1万円も高騰しているという現実があるからです。
USBポートのことを考えるとデスクトップパソコンが無難
VRの落とし穴的要素でもあるのですが、VR用のコントローラはUSBポートを占有する必要があり、各VR端末で異なります。
VRデバイスでもっとも売れているHTC VIVEはポートを1つ、ミックスドリアリティ=MRを提供するAcer AH101に至ってはUSB3.0Type Aとしか表記されていないことを考えると意外と無責任じゃないですか?と僕は思うわけです。
USBポートの少ないノートパソコンを選ぶよりは、デスクトップパソコンを選ぶのが良いというのは、パーツを後から容易に換装できることはもちろん、「USBポートの確保」という手間を一つ減らしてくれる点でも言えることです。
VRデバイスはHTC VIVEが無難
もし、これからVR端末を購入する人がいたらHTC VIVEの購入を僕はお勧めしたい。(余裕があるならどっちも手に入れておきたい)
以前、体験会(上記写真)でMRを体験した際の僕の感想はMR=Windowsの3次元化というイメージなのですが、まだ完璧に動作するソフトウェアというのはなく、グーグルアースを使ってニューヨークのど真ん中を空中散歩して思わず恐怖するなどしていました。
だったらゲームを楽しくプレイできた方がよくね?ということです。
VRの推奨スペックまとめ
- VRをプレイするならデスクトップパソコン
- CPUはHaswell世代のCore i5以上
- VR端末はHTC VIVEがおすすめ
自作パソコンでVRをプレイする環境を考えてみる
- 電源選定(グラフィックボード)
- マザーボード&CPU
- メモリー
- ケース
のような順番で選んでいくのがベスト。
ちなみに、VR ReadyとはVRができるグラフィックボードのこと(グラフィックボードメモリ6GB※超重要です。)を指している。VR ReadyのグラフィックボードでなければそもそもVRプレイできないよ、ということです。
【電源】GTX1060(6GB)以上がVRready|搭載可能電源は500W〜
わかる、まずはグラボでしょ?っていう話すごくわかる。VRをプレイしたいと考えるうえで大切なのはグラフィックボードである。GTX1060かつメモリが6GB以上のモデルを選ぶ必要があります。
昨今のグラフィックボードはワットパフォーマンス(1Wあたりの処理能力)が向上した、とはいえ、それ以上にスペック、処理能力が向上しているわけで、電源にかかるストレスは物凄く大きいと思います。
僕はASUSのGTX1060 ROG 6GBメモリを使っています。BTOメーカーのパソコンのレビューをさせていただく機会がありますが、同じようなグラフィックボード構成でもメーカーの差がでるのは騒音、廃熱部分。こだわたりたい方は単独でグラフィックボードを購入するのが良いと思います。(金額は高め)
【感動レビュー】ASUSのSTRIX-GTX1060-DC2O6Gがイケてる!質実剛健かつクールな作りに感動。選び方、オススメポイントも紹介
自分の予算にピタリとあった電源を確認しよう。ということ。ちなみに無理に動かすとこの記事の僕の電源がぶっこわれた話を見て驚愕するだろう。(しない)
MSIの電源容量計算機が良い!てかかっこいい!
MSI電源容量計算機のリンク
このサイトはMSIの電源容量計算機である。
このページのすごいところは、CPUベンダー(IntelかAMD)を選べるのはもちろんことメモリーの規格、DVDドライブの数など、かなり細かく試算できるところなのです!!
僕はこんなにいらないです絶対!
これはすごい!自分のパソコンのスペックをスクリーンショットで貼ることによって丸裸にされる。
携帯の中身覗かれるくらい恥ずかしい、なんだこれ。
あれ?これ計算間違ってない?
いけちゃうやん、今の僕のパソコンについている電源は500wです。
僕のゴーリキーでもいけちゃう感じ?(剛力短2プラグイン」 500W
わかっているYO!
これが「最低必要電源容量」だってことくらい僕にもわかる。
でもGTX1060くらいならいけるんでないか?
とはいえ、これは必要最低限の話でVRを実際にプレイしようとした場合最低でも750W用の電源が必要になる。
当然のことながら1080Tiとかになるともう一段上を考えなくてはいけない。
- VRreadyの構成、グラフィックボード選び→電源
- GTX1060は500Wで問題ない、1070以上を選ぶ場合750W~を目安に選びましょう
【グラフィックボード】パフォーマンススコアと玄人志向の価格帯から考えるVRready用のグラフィックボード選び|GTX1070以上がオススメ
上記データはパソコン工房様のVR用グラフィックボードのデータ。
SteamVRテストを利用した結果です。
最低ラインのGTX1060とGTX1070でもそのスコアに差があるように、高グラフィックで遅延のパフォーマンスを発揮するのであれはGTX1070以上が望ましいということです。
前述した通り、グラフィックボードでいえばNVIDIA GeForce GTX1060の6GB以上のモデルからVRが楽しめる、ということです。
グラフィックボード高すぎる問題どうする?|GTX1060が4万円以上する異常事態
2018年2月現在の価格でこれである。
画像は安さで有名なNTTxストアの画像。Amazonを見ても楽天を見てもGTX1060ですら高騰しすぎて、VRをプレイする上で要となるグラフィックボード高すぎる問題が浮上しています。
昨今の仮想通貨マイニング需要、ゲームパソコンブームにより、単体でグラフィックボードを購入すると高くつくといった点があり、ここまで読んでいただきましたが、BTO(ビルドトゥーオーダー=受注生産)を選ぶのも賢い選択だと思います。
BTOに関しては後ほどご紹介したいと思います。
- GTX1060の6GBモデルが軒並み4万円越え=パーツの単体購入で損する可能性も
- BTOモデル=メーカー製PCも視野に入れた方がよい
【CPU】と【マザーボード】|お金に余裕があるなら最高スペックをなければエントリークラスのi3シリーズから
さて、CPUとマザーボードはどうしましょうか。
ここまでおさらいしておくと、電源選ぶ、グラフィックボードが決定した、あとにCPUとマザボという形をとっています。
冒頭でご紹介した各社のVRデバイスの要求スペックというのは意外と高くなく、今ならAMDのRYZENシリーズも十分候補に上がると思います。
ノートパソコンのCPUでもVR可能!?|CINEBENCH R15のスコアから考えるCPU選び
CINEBENCH R15はMAXON社が開発しているCPUの処理能力を測るソフトウェアです。
これを参考にCPUを選んで見たいと思います。
BTOパソコンミニ館より、推奨スペックであるCore i 5 4590の性能を参照させていただきました。
マルチコアのスコアは526です。
こちらの画像は、僕が以前レビューしたマウスコンピューターのノートパソコンに搭載されている第8世代のCore i7 8550Uです。
実際、ノートパソコン用の第8世代CPU(Core i7 8550U)の数値でもVRを処理するための十分なスコアが出ているように思います。
ただし、VRやPCゲームはシングルコアの処理能力が要となるので、その点は注意しなければいけないません。
これを参考に最低限VRが動くCPUを考えると、超膨大な量になるので好きなやつを選べばええんちゃう?とさきに申し上げておきます。
例えば、第8世代のCore i3でも十分に満たしています。
あるいは最新RYZEN3 5も選択肢に上がると思います。
- CPUの性能が上がっているため、最低限で組む場合Core i5すら必要ない
- むしろメモリーの方が高い説
自作PCで選ぶCPUまとめ
もちろんもっと上のグレードのCPUを選ぶということも可能ですが、CPUのパフォーマンスが向上していることもとあってかなり低価格でCPUを手にすることが可能です。
今回僕が掲載したモデルは、各社が提示するVRデバイスを動作させるための推奨スペックをある程度余裕を持ってこなせるモデルをチョイスしたつもりなので参考にしてもらえればと思います。
CPU | Core i3-8350K | Core i5 8400 |
クロック周波数 | 4-4GHz | 2.8-4GHz |
値段 | 14,353円 | 22,980円 |
Amazonでチェック | Amazonでチェック |
CPU | Ryzen3 2400G | Ryzen5 2400G |
クロック周波数 | 3.5-3.7GHz | 3.6-3.9GHz |
値段 | 13,229円 | 21,380円 |
Amazonでチェック | Amazonでチェック |
Amazonの価格は変動する可能性がありますのでご注意ください
- CPUパフォーマンスが向上しているので、第8世代のCore i3から動作させることも可能
- VRデバイスを動作させるための推奨環境
マザーボードも低価格に収めていく
そして、次にマザーボードですが、ぶっちゃけ、USBポートとHDMI端子ついてないマザーボードは現モデルでは存在しないためなんでも良いです。
自作パソコンにおいてマザーボードこそ沼に嵌りやすいパーツだと個人的には思います。
何故なら一度組み立てると取り外し、付け替えがめんどくさいからです。
それゆえに拡張性等を考え始め、ケースはコンパクトにしたいけど、マザーボードはATXがいいみたいな。じゃあいったいどうすればいいのだろうか。
VRをするうえで一番大切なことは、VR Readyのグラフィックボードがつながれていることであることは冒頭でも確認しました。
例えばゲーム配信などをする場合はサウンドボード機能を搭載している、あるいはあとづけできる(ほとんどのマザーボードはあとづけできちゃいますけど)などがあります。
- 拡張性を考え始めると無限に金と時間がかかるのでAmazonで最安モデルで決め打ちしておくのが無難
ケース、ストレージ、メモリー、ドライブは決め打ちで選択
ケースに関していえば、大きささえ満たしていれば、問題ないと考えてます。メンテナンス性なんかはしょっちゅうパソコンの中身をいじるひとが考えるべきで、「とりあえずVR」の僕たちは箱なんて本当に飾りです、偉い人にはわからないやつです。
というわけでこんな感じです。
ケース
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SSD
次はSSDです。ちなみにM.2SSDを選ぶと超高速環境を選べるのと同時に爆熱ゴッドフィンガーでぶっ壊れてしまう可能性があるので、ここは無難にサムスンの
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というか僕もめっちゃほしい
M.2規格(PCI E接続)の読み込みスピードは普通のSSDの2倍の数値が出ます、でも耐久性とか考えると普通のSSDがオススメになります。
ちなみにサムスンのSSDは壊れたら新品になって帰ってくるというおまけつきなのでお勧め。
詳しくはこちらを参考にしてください。
メモリー
あ、あとメモリーだ
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OS
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この辺りを抑えておけばよい感じです。外に出しても恥ずかしくありません(ださないとおもうけど)
自作PCでVRをプレイする環境を考えるまとめ
ここまで見ていただいて、自作パソコンを作る場合の目安がわかれば幸いです。
CPU | 14,000円~23000円 |
GPU | 40,000円~100,000円 |
メモリ | 24,000円 |
SSD | 10,000円 |
マザーボード | 12,000円~30,000円 |
PCケース | 4,000円 |
電源 | 5000円~15,000円 |
OS | 13,000円 |
DVDドライブ | 3,000円 |
とんでもなくざっくりですが、こんな感じですかね。
13万円以上はしてしまいます。
この価格だと保証部分なども含めBTOメーカーで購入した方が安い可能性もあるためご紹介しておきたいと思います。
最低で組んだとしてもグラフィックボードがネックになりそうな感じ。
BTOメーカーで選ぶメリットを先にお伝え
- 旧世代の新品パソコンが安く買える
- パソコンに保証が付けられる
- VRセットのモデルがある
旧世代の新品パソコンが安く買える
自作パソコンを作る際に、新品で旧型のパーツでそろえればいいんじゃない?と思う方もいらっしゃると思うのですが、パソコンのパーツはなぜか古いモデルの方が高くなります。
ですが、BTOメーカーのデスクトップパソコンは値段が下がります。この流れが本流だと思うのですが、なぜかパーツ単体で見ると旧型の方が高いのです。(マザーボードなどを販売させたいからだと思います。)
パソコンに保証が付けられる
また、各メーカーではパソコンに保証が付くため、その1部となるパーツに問題があった際保証されます。
グラフィックボードが高騰している今の現状を考えるとメーカー製のパソコンを買うメリットはここにもあるわけですね。
一般的にグラフィックボードが破損した場合、自作の場合は自費で交換となり、部品費用は全て自分持ちになりますが、メーカーの保証に加入していた場合は、メーカーの持ち出しで修理が可能です。
VRのセットモデルがある|金利手数料無料のローンを使ってすぐ手に入れる
特に、金額が変わるわけでもないのですが、例えば衝動的にVRをやりたくなった場合もパソコンメーカーから購入する場合は、金利手数料無料ローンなんかを利用することですぐに手に入れることができます。
【BTOで推奨スペック】VRreadyオススメパソコン、メーカーを紹介
こちらの画像はパソコン工房様のHTC Viveセットです。VR用のパソコン購入を検討されている方は、その後VR機器も購入しなくてはならず、こうしたセットモデルを購入してお得にVRするのが望ましいのかもしれません。
BTOメーカーではマウスコンピューター系列のマウスコンピューター、パソコン工房をお勧めしています。
僕がマウスコンピューターをおススメしている理由はこちら。
【LEVEL-M037-i5-RN-HVR】パソコン工房のHTC Vive同梱最安値セット
- CPU Core i5-Core i5-8400
- GPU GeForce GTX 1060 6GB
- メモリ 8GB(DDR4-2400 DIMM (PC4-19200) 8GB(8GB×1)
- HDD 1TB
- 電源 500W(80PLUS SILVER)
ほとんど僕が使っている状態と一緒です。HTC Vive本体は8万円程度と考えると、この金額で買えるのはものすごく安い。
- HTC Viveセット最安モデル
- 物足りなければ自分で増設
- 電源80PLUS SILVERで安心
【LEVEL-R037-i7K-XNVI-HVR】VRから4Kゲーミング、マイニングなんでもござれのハイスペックモデル
- CPU Core i7-8700K
- GPU GeForce GTX 1080ti 11GB
- メモリ 16GB(DDR4-2666 DIMM (PC4-21300) (8GB×2)
- SSD 250GB NVMe(M.2規格)
- 電源 700W(80PLUS BRONZE)
現行のBTOモデルでも最高スペッククラスのモデル。
例えばVR以外の作業(仮想通貨のマイニングやPUBGなどのゲーム)を行う上でも推奨スペック以上(これ以上はお金の無駄になりえる)のでいきなりこのモデルを選んでも後悔はないと思います。
- 現行モデルとしては個人使用ではMaxスペック
- GTX1080tiの単一価格は10万程度なのでViveセットは安い
まとめ|手間を考えるとBTOメーカーで購入した方がよさそう
ここまで見てきましたが、「パーツ選定が楽しみ!組み立てるの好き!」という方をのぞいてVRをプレイするためのパソコンはメーカー製で組まれたものを購入した方が僕は良い気がします。
やはりネックとなるグラフィックボードの価格高騰がすべてだと思うんですよね。
たかすぎぃ!
僕がオススメしているパソコン工房(ユニットコム)はVRデバイスの単体販売も行っていますので、一度覗いてみることをお勧めします。
良きVRライフを!
パソコン工房公式ページ