スマートフォン用のカメラよりもクオリティを1段上げたいと考えている人におすすめなのが、ドローンで有名なDJIから発売されているOsmo Pocketです。
今回、購入して実際に使ってみた感想をご紹介したいと思います。
動画で確認
Osmo Pocketのレビュー動画です。一通り紹介していますので是非参考にしてください
Osmo Pocketの特徴
116gの超軽量ボディ
Osmo Pocketはわずか116gの軽量ボディに、1/2.3型CMOSセンサーを搭載している点が最大の魅力。
GoPro HERO7も同様ですが、3軸ジンバルに(手振れ補正)コンパクトデジカメクラスのパフォーマンスを搭載した贅沢なビデオカメラとなっています。
116gという重さは、iPhoneSEと同じくらいの重量であるため、最新のiPhoneXSなどと比較しても軽量です。
プロモーションビデオも簡単に作れる
DJI MIMOを利用することにより、ショートムービーが簡単に作れるというメリットを挙げているブロガーやYouTuberの方が多いです。
そこからさらに一歩踏み込んで、動画をつなぎ合わせるとプロモーションムービーのような動画を簡単に作れます。
実際にOsmo Pocketで制作した動画が上記動画。
4万円台で購入できる価格帯
GoProと同様、4万円台で購入できる点が魅力です。ミラーレスカメラが購入できそうな価格帯で躊躇する人はいるかもしれませんが、ジンバル補正が付き、バッテリーもちが2時間(実仕様だと1時間半)程度あるため、動画用のカメラとしてはかなり優秀です。
iPhoneもAndroidを外部モニターに。拡張性が高い
付属のコネクタは、iPhone用だけでなく、USB Type-Cも付属。
こうした拡張性の高さが、Huawei製のP20liteなど格安のスマホを利用しているが、カメラの画質に不満があるといったユーザーにとって大きなメリットとなります。
昨今のスマホの高価格化も相まって、買い替えしづらいけれど、カメラの性能を欲している人は多いと思うので素直にすごいと思いました。
3×3のパノラマを手持ち撮影で楽々撮影可能
ジンバルが本領発揮するのは動画撮影時はもちろん、手持ちでパノラマ写真を撮影した際です。
残念ながら僕はあまり外に出ないため活用する機会に恵まれませんが、Osmo Pocketは切れ目が全く分からないようつなぎ合わせてくれるので、風景写真にぴったりです。
パノラマ撮影で収めても失敗しないのは旅行が好きなトラベラーには垂涎のカメラではないでしょうか。
SDカード容量とバッテリーもちについて
バッテリーもち
公称値では140分ということでしたが、FHD(1920×1080ドット)で60p撮影時体感で1時間半といったところです。
64GBのmicroSDカードがちょうどよい
FHD時、フル充電からバッテリーがなくなるまで撮影すると64GBのmicroSDがいっぱいになるような計算です。
64GBのmicroSDカードがあれば、一度の撮影で90分程度ビデオ撮影が可能なので、Osmo Pocketは優秀なビデオカメラだと僕は思います。
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1インチの画面が小さい
シンプルかつ拡張性が高いOsmo Pocketですが、一般的な16:9の横長の動画を撮影する際、搭載されている1インチの正方形の液晶モニターでは全体を把握することができない。
つまり、モニターで画角を確認する場合、スマートフォンと接続することが必須となっています。
もちろん、これ単体でも操作は可能で、タッチパネルを上下左右にスライドさせることで、それぞれの機能を呼び出すことが可能なですが、指の太い男性にとっては使いづらさが目立つでしょう。
室内でのノイズ
暗所で撮影する場合、どうしてもノイズが発生します。センサーサイズの問題で致し方のないことですが、できるだけ綺麗な映像を撮影し対と考えている人は、ミラーレス一眼にジンバルをつけたり、専用のビデオカメラを利用した方が良いでしょう。
長時間撮影時の熱
とても触ってられないほど熱くなるというわけではないのですが、連続撮影時は一番熱い部分で40℃を超えますので、深く握りこむと低音火傷になる恐れがありますので緩く浅く持ちましょう。
まとめ、ソロ自撮り撮影にはもってこいのビデオカメラ
普通の写真撮影も可能ですし、パノラマ撮影はジンバル搭載ならではの切れ目のないパノラマ撮影が可能なので、広大な自然を収めるのは得意です。
とにかく自撮り、ロードムービーなど旅の記録を行うのに適しているビデオカメラだと思います。
YouTubeだけでなく、InstagramやTwitterなど各種SNSに投稿にはかなりおすすめできます。