Dell XPS 13 2026年モデル(DX13260)をお借りしたのでレビューします。
Dell XPS 13 2026年モデル(DX13260)のスペック
| Dell XPS 13 2026年モデル(DX13260) | |
|---|---|
| モニター | 13.4型(2560×1600ドット) |
| CPU | Core 5 320 |
| iGPU | Intel Graphics |
| メモリ | 8GB(LPDDR5x 7467MT/s) |
| SSD | 512GB(NVMe) |
| サイズ(幅×奥行×厚さ) | 幅約296.9mm×奥行き約200.66mm×高さ約12.7mm |
| 無線通信規格 | WIFI7、Bluetooth 6.0 |
| バッテリー | 52Whr |
| 充電タイプ | 65W ACアダプター |
| 重量 | 約1kg |
| 保証 | 1年間のハードウェアサポートソフトウェアサポート |
極薄・軽量筐体を採用した持ち運び向けノートPC
XPS 13の2026年モデルは、厚さ12.7mmの極薄筐体を採用しながら、重量を約1kgに抑えた持ち運びやすいノートPCです。
軽量モデルでありながら金属製の筐体を採用しているため、剛性だけでなく、XPSシリーズらしい高級感も備えています。
プロセッサー性能は、Web閲覧やOfficeソフト、オンライン授業などのモバイル・事務作業向けにとどまりますが、仕事や大学生活で使用するうえで必要な機能はひと通り備えています。
毎日ノートPCを持ち運びたい人や、洗練されたデザインのノートPCで周囲に好印象を与えたい人におすすめのモデルです。
デザイン

本体カラーには、淡いブルーを基調とした「スカイ」を採用しています。
天板は金属製で、中央に配置されたXPSロゴを含めて装飾を抑えたシンプルなデザインです。アルミニウム筐体らしい高級感を備えながら、一般的なシルバーやブラックよりも明るく爽やかな印象に仕上がっています。
ビジネスシーンでも使いやすい落ち着きがありつつ、周囲のノートPCとは少し違った個性を出せるカラーです。仕事や大学へ持ち運ぶノートPCとして、デザイン性を重視する人にも適しています。

背面は、中央にXPSロゴのみを配置したシンプルなデザインです。装飾を抑えた金属筐体とスカイカラーの組み合わせにより、落ち着きがありながらも洗練された印象に仕上がっています。
一般的なモバイルノートPCにはないスタイリッシュさがあり、カフェや大学、取引先などで使用した際にも好印象を与えやすいデザインです。持ち運びやすさだけでなく、ノートPCの外観や所有する満足感を重視する人にもおすすめです。

キーボード側から見たときの印象もよく、画面の周囲を細く仕上げたナローベゼルデザインによって、13.4型ながら高い没入感があります。
キーボード面やディスプレイ部分も薄く設計されており、横から見た際にもすっきりとした印象です。画面、キーボード、タッチパッドまで統一感のあるデザインにまとめられているため、開いた状態でもXPSシリーズらしい洗練された雰囲気を感じられます。
大学やカフェ、取引先など、人目に触れる場所でも使いやすく、ノートPCの性能だけでなく外観にもこだわりたい人に適したモデルです。

底面側も装飾を抑えたシンプルなデザインで、スカイカラーの金属筐体に統一されています。
大きな吸気口や複雑な凹凸が目立たず、天板から底面まで一体感のある仕上がりです。手に持って移動した際には、薄い金属板をそのまま持っているような、XPSならではのソリッドな質感を感じられます。
見た目の美しさだけでなく、手にしたときの剛性感や所有感にもこだわりたい人に適したデザインです。


本体重量は実測で1,041gでした。公称値の約1kgに近く、金属筐体を採用した13.4型ノートPCとしては非常に軽量です。
片手でも持ち上げやすく、大学への通学や営業、出張などで毎日持ち運ぶ場合でも負担を抑えられます。厚さ12.7mmの薄型筐体と組み合わせることで、バッグの中でも場所を取りにくい点が魅力です。
付属のACアダプターとUSB Type-Cケーブルは実測169gでした。本体と充電器を合わせても約1.21kgに収まるため、外出先で充電が必要な場合でも携帯しやすい構成です。
モニター

ディスプレイには、2,560×1,600ドットの高解像度に対応した13.4型液晶を採用しています。
画面比率は縦方向の表示領域が広い16:10で、WebサイトやPDF資料、Word文書などの情報を多く表示できます。13型クラスのコンパクトな画面ながら文字や画像を細かく描写できるため、レポート作成や事務作業、動画視聴にも使いやすいディスプレイです。
画面周囲のベゼルも細く、ディスプレイサイズ以上の広がりと没入感を感じられます。

ディスプレイの色域を測定したところ、DCI-P3カバー率は96.2%でした。
一般的なノートPCよりも表示できる色の範囲が広く、写真や映像を鮮やかに表示できます。動画配信サービスの視聴はもちろん、写真編集や動画編集など、色を重視する用途にも対応できるディスプレイです。
高解像度な2.5K液晶と広色域を両立しているため、モバイルノートPCとして表示品質は非常に高いと評価できます。なお、本格的な色編集に使用する場合は、色域だけでなく色精度も確認する必要があります。

ディスプレイの最大輝度は、実測で約468nitでした。
一般的なノートPCの液晶よりも明るく、照明の強い室内でも画面を見やすい水準です。ノングレアパネルで映り込みも抑えられているため、大学の教室やカフェ、窓際など、周囲の明るさが変化しやすい場所でも快適に作業できます。
DCI-P3カバー率96.2%の広色域と高い輝度を両立しており、写真や動画を鮮やかに表示できる高品質なディスプレイです。モバイルノートPCとしては、視認性と表示品質のどちらも高く評価できます。
キーボード

キーボードには日本語JIS配列を採用しています。13型のコンパクトな筐体ながら、主要なキーは十分な大きさが確保されており、文字入力もしやすいレイアウトです。
キーストロークは浅めですが、押した際のクリック感が分かりやすく、軽い力でもテンポよく入力できます。打鍵感は良好ですが、キーを強く押し込む人は底打ち感が気になる可能性があります。
タッチパッドは面積が広く、指の滑りやカーソルの追従性も良好です。クリック時の音も小さく、高級ノートPCらしい上質な操作感があります。講義中や図書館、静かなオフィスなど、周囲への音を抑えたい環境でも使いやすいタッチパッドです。
インターフェース

左側

右側
インターフェースは、左右に1基ずつ配置されたUSB Type-C端子の合計2基です。どちら側からでも充電ケーブルを接続できるため、デスク上での取り回しには優れています。
一方、USB Type-A端子やHDMI端子、SDカードリーダー、イヤホン端子は搭載されていません。USBメモリや有線マウス、外部ディスプレイなどを接続する場合は、USB Type-C対応機器や変換アダプター、USBハブが必要です。
薄さ12.7mmの極薄筐体を実現するために拡張性を割り切った設計であり、端子の充実度を重視する人には不向きです。大学や仕事で外部機器を使用する予定がある場合は、USB Type-Cハブも一緒に用意しておくとよいでしょう。
性能
Cinebench R23
Cinebench R23はCPUのパフォーマンスを測定するベンチマークソフトです。点数が高ければ高いほど高性能とされています。


Cinebench R23のスコアは、マルチコアが6,888pts、シングルコアが1,862ptsでした。
マルチコア性能は、一般的な法人向けビジネスノートPCに近い水準です。複数のコアを使用する動画編集やCGレンダリングなどの高負荷作業には向きませんが、Officeソフト、Web閲覧、オンライン授業、ビデオ会議といった日常用途であれば十分に対応できます。
一方、シングルコア性能は比較的高く、アプリの起動やWebページの表示、文字入力など、普段の操作におけるレスポンスは良好です。
Core 5 320は高性能を追求したプロセッサーではなく、消費電力と発熱を抑えながら日常作業を快適に処理する設計です。XPS 13の薄型・軽量筐体を生かし、持ち運び先で事務作業を行うビジネスユーザーや学生に適した性能といえます。
バッテリー駆動時間


UL Procyonの動画再生テストでは、バッテリー駆動時間は実測16時間11分でした。
52Whのバッテリーを搭載したモバイルノートPCとしては優秀な結果で、大学の講義や外出先での事務作業など、1日を通して使いやすい駆動時間を確保しています。
高解像度の2.5Kディスプレイを搭載しながら長時間駆動を実現している点も魅力です。実際の使用時間は画面の明るさや処理負荷によって変化しますが、Web閲覧や文書作成が中心であれば、ACアダプターを持たずに外出できる場面も多いでしょう。
本体も実測1,041gと軽いため、軽さとバッテリー駆動時間を両立した持ち運び向けノートPCとして高く評価できます。
SSDの読み書き


ストレージには、KIOXIA製の512GB NVMe SSD「BG7」が搭載されていました。接続規格はPCIe 4.0×4です。
CrystalDiskMarkで計測したシーケンシャル速度は、読み込みが約7,042MB/s、書き込みが約5,820MB/sでした。PCIe 4.0対応SSDとして十分に高速で、Windowsやアプリの起動、ファイルの読み込みなどを快適に行えます。
| 項目 | 読み込み | 書き込み |
|---|---|---|
| シーケンシャル Q8T1 | 7,042MB/s | 5,820MB/s |
| シーケンシャル Q1T1 | 3,267MB/s | 2,706MB/s |
| ランダム4K Q32T1 | 414MB/s | 265MB/s |
| ランダム4K Q1T1 | 53MB/s | 88MB/s |
OSやアプリの操作感に影響するランダムアクセス性能も良好です。CPU性能は事務作業向けですが、SSDがボトルネックになる可能性は低く、普段使いでは軽快なレスポンスを期待できます。
容量は512GBで、実際に使用できる領域は約453GBです。Officeファイルや写真、動画などを大量に保存する場合は、外付けSSDやクラウドストレージとの併用を検討するとよいでしょう。
PCの温度とファンの動作音
Cinebench R23の10minuteテストでCPU温度と動作周波数を確認してみました。

Cinebench R23を10分間連続で実行し、CPU温度と動作クロックの推移を確認しました。
テスト開始直後は動作クロックが一時的に約3.7GHzまで上昇しましたが、その後は約2.9~3.0GHzで安定して動作しています。CPU温度も開始直後に上昇した後は、おおむね80℃前後で推移しました。
厚さ12.7mmの極薄筐体ではありますが、高負荷を継続しても動作クロックが大きく低下する様子はなく、冷却性能は安定しています。
ただし、長時間の動画編集やCGレンダリングを想定した高性能モデルではありません。Web閲覧やOfficeソフト、オンライン会議など、持ち運び先で行う一般的な事務作業を安定して処理するための設計と評価できます。
表面の温度

Cinebench R23実行中のキーボード表面温度は、中央付近で約39.4℃でした。ヒンジに近い上部では約41.2℃まで上昇していますが、パームレストやタッチパッド周辺の温度は比較的低く抑えられています。
高負荷時にはキーボード中央から上部にかけてやや暖かさを感じるものの、通常の文字入力や事務作業で大きな不快感につながるほどではありません。
厚さ12.7mmの極薄筐体であることを考えると、表面温度は適切に管理されています。Web閲覧やOfficeソフトなどの一般的な用途では、今回の高負荷テストほど温度が上昇する場面は少ないでしょう。
ファンの回転音の大きさ

Cinebench R23実行中のファン駆動音は、実測で約41.6dBでした。
高負荷時にはファンの回転音が聞こえるため、静かな部屋では少し気になる可能性があります。ただし、不快に感じるほど大きな音ではなく、薄型モバイルノートPCとしては標準的な範囲です。
Web閲覧や文書作成などの軽い作業では、ファンが常に大きく回転するわけではありません。大学の講義やオフィスでも使いやすい静音性を確保しています。
まとめ|1kgクラスのモバイルノートPCを20万円以下で検討している人におすすめ
XPS 13の2026年モデルは、インテルの省電力プロセッサーを搭載し、ビジネス用途や学生の持ち運び用に適したモバイルノートPCです。
CPU性能は高性能ノートPCほどではありませんが、Web閲覧やOfficeソフト、オンライン会議、レポート作成などの日常的な作業には十分対応できます。
本体重量は実測1,041g、厚さは12.7mmと薄く、バッテリー駆動時間も実測16時間11分でした。毎日持ち運びやすい軽さと長時間駆動を両立している点は、本製品の大きな魅力です。
さらに、金属製の筐体やスカイカラー、ナローベゼルデザインによって、XPSシリーズらしい高級感とスタイリッシュさも備えています。性能だけでなく、所有する満足感や外出先での印象を重視する人にも適しています。
プレミアムブランドのモバイルノートPCでありながら、20万円以下で購入できる点も魅力です。軽さ、バッテリー駆動時間、デザイン性を重視して、持ち運び用ノートPCを選びたい人におすすめです。
一方、動画編集やCG制作などの高負荷作業まで快適に行いたい人には、CPU性能が物足りなく感じられる可能性があります。処理性能を重視する場合は、より高性能なプロセッサーを搭載したXPS 14やXPS 16を検討するとよいでしょう。
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