Dellで開催されているサマーセールにて、14型ノートPC「Dell 14S(DS14260)」が通常価格19万9,901円から3万3円引きの16万9,898円で販売されています。
セール期間は2026年8月24日までです。
Dell 14Sは単純にスペックと価格だけを比較すると、10万円前後で購入できるスタンダードノートPCより高価です。
しかし、このモデルの魅力はCPU性能だけではありません。
非光沢OLEDディスプレイ、大容量70Whバッテリー、アルミシャーシ、Thunderbolt 4、ガラス製タッチパッドなど、毎日仕事で使うPCとしての品質を重視した構成になっています。
筆者もDell 14Sを実機で検証していますが、特に印象的だったのがバッテリー駆動時間です。
UL Procyonを使った動画再生テストでは、28時間16分という非常に長い連続動作時間を記録しました。
「軽さだけでなく、充電器を持たずに長時間使える仕事用14型ノートPCが欲しい」という人には、かなり相性のいいモデルです。
※価格・販売状況は2026年8月20日時点です。
Dell 14Sのセール構成

| 項目 | スペック |
|---|---|
| 製品名 | Dell 14S DS14260 |
| OS | Windows 11 Home |
| CPU | Intel Core Ultra 5 322 |
| GPU | Intel Graphics |
| メモリ | 16GB LPDDR5X |
| SSD | 512GB NVMe SSD |
| ディスプレイ | 14型 FHD+ OLED |
| 解像度 | 1920×1200 |
| 表面処理 | 非光沢 |
| 色域 | DCI-P3 100% |
| バッテリー | 70Wh |
| 重量 | 最小約1.47kg |
| 通常価格 | 19万9,901円 |
| セール価格 | 16万9,898円 |
| 割引額 | 3万3円引き |
| セール期限 | 2026年8月24日まで |
現在販売されている構成は、Core Ultra 5 322、メモリ16GB、SSD 512GB、14型FHD+ OLEDを搭載しています。Dell公式ではOLEDパネルを300nit、DCI-P3 100%、非光沢仕様として掲載しています。
Dell 14Sをおすすめする最大の理由は「非光沢OLED」
Dell 14Sでまず注目したいのがディスプレイです。
14型、1920×1200ドットのOLEDパネルを搭載しており、OLEDらしい高いコントラストと鮮やかな表示を楽しめます。
さらにDell 14Sでは、画面表面に非光沢処理が施されています。
実機で確認してみても、照明や周囲の景色が画面へ映り込みにくく、WordやExcel、Webブラウザーなどを長時間表示する仕事用途で使いやすいディスプレイだと感じました。
実測した色域はDCI-P3カバー率100%、最大輝度は約301nitでした。
そのため、資料作成やWeb閲覧だけでなく、写真の確認、動画視聴、プレゼンテーションなどにも使いやすいです。
解像度については2.8Kや4KではなくFHD+なので、精細さを最優先するクリエイター向けPCとは方向性が異なります。
一方で、高解像度化による消費電力を抑えながらOLEDの表示品質を得られるため、Dell 14Sの「画面品質と長時間駆動を両立する」という設計には合っていると思います。
実測28時間16分、バッテリー駆動時間が非常に長い
もう一つの大きなメリットがバッテリーです。
Dell 14Sには、14型ノートPCとしては容量の大きい70Whバッテリーが搭載されています。
実機レビューではUL ProcyonのVideo Playback Battery Lifeテストを使い、バッテリー100%から3%になるまで動画を連続再生しました。
結果は、28時間16分でした。
もちろん、実際の仕事ではWi-Fi通信、Webブラウザー、Office、オンライン会議などを利用するため、28時間そのまま使えるわけではありません。
それでも、この結果からDell 14Sがかなり省電力性を重視した設計であることは分かります。
毎日PCを持ち出すビジネスユーザーの場合、「本体が100~200g軽いこと」だけでなく、ACアダプターを持って行かなくても仕事を終えられることも携帯性の一部です。
その意味ではDell 14Sは、単純な重量だけでは評価しづらいモバイルノートPCだと思います。
Core Ultra 5 322は仕事用PCとして必要十分
CPUにはIntel Core Ultra 5 322を搭載しています。
6コアCPUなので、コア数だけを見ると上位のCore Ultra Hシリーズなどより控えめです。Dell公式仕様では最大4.4GHz、46TOPSのNPUを搭載しています。
実機で計測したCinebench R23は、
マルチコア:6,551pts
シングルコア:1,794pts
でした。
動画エンコードや3DCGレンダリングを長時間行うPCとしては、もっとコア数の多いCPUを選んだ方が有利です。
一方、Web閲覧、Word、Excel、PowerPoint、オンライン会議などの一般的なビジネス用途では、CPUを長時間100%使い続けるケースは多くありません。
こうした用途ではCPUの最大マルチコア性能を追いかけるより、十分なレスポンス性能を確保しながら消費電力を抑えられることの方が重要です。
Dell 14Sは、まさにその方向に振ったPCです。
最高性能を狙ったCPUではなく、仕事に必要な性能と長時間駆動のバランスを取ったCPUと考えると分かりやすいでしょう。
アルミ筐体やガラス製タッチパッドなど本体品質も高い
価格の安いノートPCとの差が出やすいのが、毎日手で触れる部分です。
Dell 14Sはアルミニウムシャーシを採用しており、実機でもキーボード面の剛性は高く、強めにタイピングしても中央部分のたわみはほとんど気になりませんでした。
タッチパッドも表面の滑らかなガラス製です。
マウスを使えない新幹線、カフェ、会議室などでは、タッチパッドの品質も作業効率に直接影響します。
スペック表では分かりにくい部分ですが、こうしたキーボード、タッチパッド、筐体、ディスプレイの品質まで含めて17万円前後というのがDell 14Sの価値だと思います。
Thunderbolt 4×2、HDMI、USB Type-A×2で端子も実用的
薄型ノートPCではUSB Type-Cしか搭載していない製品もありますが、Dell 14Sは仕事で使いやすい端子構成です。
搭載端子は、Thunderbolt 4対応USB Type-C×2、HDMI 2.1、USB 3.2 Gen 1 Type-A×2、3.5mmヘッドセット端子です。Thunderbolt 4はPower Deliveryによる充電とDisplayPortによる映像出力にも対応します。
会社では外部ディスプレイへ接続し、外出するときはそのままPCを持っていく、といった使い方もしやすい構成です。
注意点は約1.48kgの重量
Dell 14Sにも弱点はあります。
実測重量は約1,484gでした。
現在は1kg前後の軽量14型モバイルノートPCもあるため、とにかく軽いPCを探している人には向いていません。
Dell 14Sが重くなっている理由の一つが70Whの大容量バッテリーとアルミシャーシです。
そのため選び方としては、
- 軽さを最優先するなら1kg前後のモバイルノートPC
- 多少重くてもバッテリー、画面、本体品質を重視するならDell 14S
と考えると分かりやすいでしょう。
毎日長時間歩いて持ち運ぶのであれば約1.48kgは確認しておきたいポイントですが、自宅・会社・出張先を移動する程度であれば十分現実的な重量だと思います。
10万円前後のDell 14とは何が違う?
Dellでは、10万円前後で購入できるスタンダードモデル「Dell 14」も販売されています。
価格だけを重視するのであれば、そちらの方が圧倒的に安いです。
一方でDell 14Sは、
非光沢OLED、70Whバッテリー、アルミシャーシ、ガラス製タッチパッド、Thunderbolt 4
といった部分にコストがかけられています。
つまり、
「WebとOfficeが動けばいいので、とにかく安く買いたい」
のであればDell 14。
「毎日仕事で使うので、画面、バッテリー、筐体、操作性まで良いものが欲しい」
のであればDell 14Sです。
CPUのベンチマークだけで比較するのではなく、PC全体の品質にどこまでお金を払うかで選ぶモデルだと思います。
Dell 14Sは実機レビュー・動画でも詳しく解説しています
Dell 14Sについては、実機を使ってディスプレイ、バッテリー、CPU性能、SSD、温度、ファンノイズ、キーボードなどを詳しく検証しています。
より細かな測定結果については「Dell 14S 2026年モデル(DS14260)実機レビュー」で確認できます。
また、8月24日まで開催されているDellサマーセールについては、YouTubeでもおすすめモデルをまとめて解説しています。Dell 14S以外の候補も含めて比較したい場合はこちらも参考にしてください。
まとめ:バッテリーと画面品質を重視する仕事用14型PCならかなりおすすめ
Dell 14Sは、最安値を狙うためのノートPCではありません。
魅力は、非光沢OLEDと非常に長いバッテリー駆動時間を、上質な14型ボディにまとめていることです。
実機で特に評価したいポイントは、非光沢OLED、実測28時間16分のバッテリー駆動時間、70Whの大容量バッテリー、アルミシャーシ、ガラス製タッチパッド、実用的な端子構成です。
一方で約1.48kgあるため、「とにかく軽い14型PC」が欲しい人には別の選択肢があります。
それでも、
「外出先で長時間使える」
「OLEDだけど映り込みは抑えたい」
「仕事道具なので本体品質にもこだわりたい」
「20万円までは出したくない」
という条件なら、Dell 14Sはかなり有力です。
現在は19万9,901円から3万3円引きとなり、16万9,898円。
Dellのサマーセールは2026年8月24日までなので、長時間駆動の高品質な14型ノートPCを探している人はチェックしておきたいモデルです。
