僕は女子ではありませんけれども、今回は海外ドラマ「スーパーガール」の魅力について書きます。
働く女性にこそ見て欲しいスーパーガール
日本の働く女性にこそ見て欲しい海外ドラマだと僕は率直に思いました。
勇気をくれるのは何も男だけではないのだと言うことを知って欲しいのです。
この「スーパーガール」の見所は、数あるアメコミ作品のように男性主人公がみんなを助けて綺麗なお姉さんとロマンスと行うといった、そういう一辺倒な作品ではないところです。
- ファッションが可愛い。
- 上司が素敵。
- 恋愛模様も少し違う。
3つの要素を紹介しようと思います。
圧倒的着こなしのガーリーファッションが可愛すぎる
スーパーガールは作品の中でも、「なぜスーパーウーマン」ではないのか議論が行われます。結論としては大人の女性としてではなく、「可愛いくて強い女性」をテーマにしているからなのです。
これは劇中の「ファッション」でもテーマとして取り上げられていることがよく分かります。
本作スーパーガールの主人公である、カーラ・ゾエルの昼の姿は超有名企業のアシスタントなため、俗にいうオフィスカジュアルな格好をしています。
シーンが変わるごと(劇中では日付が変わるごとに)に来ている洋服も毎回変わるので、男性はあまりに気にも留めないかもしれませんが、女性には非常に魅力的なポイントになるでしょう。
映画「マイ・インターン」では、アンハサウェイ演じる女性社長(ジュールズ・オースティン)が、定年退社した優しく、誠実で優秀な「年上の部下」ロバートデニーロ(ベン・ウィテカー)から降りかかる難問に対して解決するための知恵や勇気を教えてもらう物語ですが、マイインターンの魅力の一つである、「おしゃれで素敵なファッション」はスーパーガールにも取り入れられていると言うことです。
特に、普通のアメコミヒーロー系はスパイダーマンしかり、「テーマカラー」に沿ってスタイリングが決めれているのですが、このスーパーガールでは、主人公は若い女性が来たいと思うようなガーリー系のファッションをしますし、上司であるキャット・コウはアジアンテイストの奇抜なスカートから大人の女性の象徴である「かっこいいスーツの着こなし」を見せてくれるところです。
男性らしいかっこよさは胸板の厚さであったり、身長の高さになりますが、「女性の可愛らしさとは何か」というものを表現するためにファッションがとても可愛いことがこの作品の魅力の1つです。
鬼上司こそが尊敬できる師
一般的に言えば、スーパーヒーローを救うのは父であり、同僚であり、ライバルだったりするのですが、このスーパーガールに関して言えば、その役割を担っているのは公私ともに(スーパーガールに公私はないのだけれど)支えてくれるキーパーソンは年上の女性上司(社長)なのです。
一見すると鬼のような上司(社長)のキャット・コウの発言の数々にはとても勇気付けられます。
1部紹介します。
仕事と怒りの話
「自分が怒っていることの真の原因を見つけることよ」
「怒りは身を滅ぼす」と、よく言われますが、特にこの作品では仕事に対して(暗に私生活においても)キレると物事は円滑に進まなくなることを教えてくれる台詞の一部分なのです。他にも仕事場でなく女はありえないなど、女性だからこそしなくてはならないこと、してはいけないことを主人公に教えてくれるのですが、これは社会人である女性たちも身につまされることでしょう。
心揺さぶられるプラトニック恋愛模様
海外ドラマ、洋画の主人公たちはすぐにベッドインするみたいなイメージはないでしょうか?
ここでちょっとネタバレしますが、スーパーガールはそんなシーンが一切ありません。寧ろ健全すぎてじれったくてまどろっこしくて、どこか日本のドラマのような、プラトニックな恋愛模様を描いています。
だってシーズン1までセックスシーンはおろかシーズン終盤になってやっと艶なキスシーンがあるくらいであとはもう本当に健全そのもの。
この作品の主人公カーラを演じる女優さん(メリッサ・ブノワ)は「glee/グリー」にも出演していたため、スーパーガールの劇中でも度々「ミレニアル世代の恋愛なんて見てられないわ」と、上司が皮肉を言います。
「glee/グリー」を見なくてはいけないと僕は強く思いました・・・
カーラ演じるメリッサさんめっちゃ可愛くて脚が綺麗なんですもん・・・
ともあれ、ラブコメ要素も女性らしくプラトニックに仕上がっているため、僕としてはこれくらいがちょうどよくキュンキュンできるので、単なるアメコミ作品としてみるのでなく、「ドラマ」としてもしっかり機能している作品だと思います。
まとめ
この作品に関して3つの女性が楽しめる要素を紹介しました。
- 怒り、や仕事に対する姿勢
- ファッション
- 恋愛
スーパーガールが人気の秘密はアメコミ要素、ラブコメ要素が女性目線で描かれていることが最大のポイントなのです。
仕事を頑張りたい、勇気をもらいたいと思っている女性は、huluでシーズン1が見られますのでぜひ!