ホームPC日本HP2023年版HP ENVY x360 15-fhレビュー映画鑑賞に最適な家用2-in-1PC

2023年版HP ENVY x360 15-fhレビュー映画鑑賞に最適な家用2-in-1PC

HP ENVY x360 15-fhを購入したのでレビューします

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HP ENVY x360 15-fhのスペック

HP ENVY x360 15-fh
モニター15.6型(1920×1080ドット)有機EL タッチ対応
CPURyzen 7 7730U
GPUAMD Radeon Graphics
メモリ16GB(オンボード)
SSD1TB(NVMe)
サイズ(幅×奥行×厚さ)幅約356mm×奥行き約229mm×高さ約17.9mm
無線通信規格WIFI6E(802.11ax)、Bluetooth 5.3
バッテリー55Whr
充電タイプ65W ACアダプター
重量約1.75kg
保証1 年間のハードウェア保証

仕様、詳細はHP製品ページで確認できます。

特徴

HP ENVY x360 15-fhは日本HPの人気のスタンダードノートPCです。15.6型でありながら、折り返し可能な2-in-1PCで、高級感のあるデザインとAMDプロセッサを採用したことで人気になりました。

今回購入した製品は有機EL搭載モデルで非常に色再現度が高く映像視聴に最適なモニターを搭載しています。

重量が1.75kgと比較的重たいPCなので家用でエンタメまで楽しめるPCを探している人におすすめ

JIS配列対応のうちやすいいキーボード

HP ENVY x360 15fhはJIS配列に対応します。外資系メーカーのモデルですと、コストカットのため、US配列のまま文字だけ日本語に切り替えたものが多いのですが、日本HPの製品はしっかりとJIS配列に切り替えられています。

それだけではなく、エンターキーが大きめ作られているので個人的に好きな配列です。

今回はサブPCとして購入したのでリビングで操作性の高いPCを検討していたのでこのモデルにしました。

500万画素のIRカメラ搭載

専用のカメラなしで高画質な動画を撮影できるカメラを搭載しています。

これにより、ウェブカメラを購入する必要がなく、テレワークを行うことができます。

ナイトフォールブラック採用の美しい2-in-1PC

HP ENVY x360 15-fhはナイトフォールブラックカラーを採用しています。

高級感のある配色で所有欲を満たせます。

左側のインターフェースはUSB 3.0とmicro SDカードスロット、オーディオジャックが確認できるが、薄くつくられておりスマートなデザイン。

ヒンジ部も高級感のある作りで、おしゃれな2-in-1PCが欲しい人におすすめです。

ラインアップ解説

ラインアップは2種類でRyzen 5を搭載したスタンダードモデルとRyzen 7搭載のパフォーマンスモデルがあります。

パフォーマンスモデルのみ有機ELに対応します。

個人的に家用のPCであればsRGB 60%程度のモニターを搭載しているスタンダードモデルでもいいと思います。

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HP ENVY x360 15fh

公式サイトでみる

デザイン

PC本体はアルミ素材で作られています。

天板部にHPのプレミアムロゴが印字されており、非常に高級感のある作りです。

サイズは幅約356mm×奥行き約229mm×高さ約17.9mmです。A4のノートよりも少し大きいサイズです。

底面部も同様のカラーでまとめられており、統一感があります。

底面部は左下、右下にスピーカーが搭載されています

重量は実測値で1.75kg程度。

ACアダプターは65Wタイプのものが付属します。

合計で2kg程度なので持ち運びは考えないほうがいいでしょう。

ACアダプタについては社外性のものを利用すると携帯性が良くなると思います。

モニター

モニターサイズは15.6型です。搭載パネルは有機ELで視野角は広いですが、光の映り込みが気になります。

解像度はフルHD(1920×1080ドット)を採用しています。

反射が目立つグレアタイプなのでどうしても気になるようであれば、反射防止フィルム等は貼るのをお勧めします。

色域

モニターの色域はsRGBカバー率が100%、DCI-P3 99.9%でした。

キーボード

キーボードはJIS配列を日本語に切り替えたフルサイズスケールのキーボードです。

キーピッチは約19mmほどでタイピングポジションが取りやすく、打ちやすいと思います。

キーストロークが浅めですが、筐体がしっかりしているので浅いタッチを好む人ならば相性はいいと思います。

タッチパッドは高精度タッチパッドを採用しています。こちらもクリック感があり操作性は高いと思います。

インターフェース

左側

  • USB-A
  • オーディオジャック
  • SDカードスロット

右側

  • USB-C 3.2Gen 2
  • USB-C 3.2Gen 2
  • HDMI
  • USB-A

HP ENVY x360 15fhは15.6型ながら専用充電器の形状がUSB-Cです。DCジャックがなくすっきりしていて使い勝手いいです。

こちらの製品はUSB-Cに対応する充電器があれば社外性のものでも充電可能です。

性能

Cinebench R23

Cinebench R23はCPUのパフォーマンスを測定するベンチマークソフトです。点数が高ければ高いほど高性能とされています。

マルチコア性能は9846ptsシングルコアは1454ptsです。

Ryzen 7 7730Uとしては普通かやや控えめの性能です。

15.6型なのでキャパはあると思うのですが、ファンがそこまで回っていなかったのでパフォーマンスの調整がされているのだと思います。

PCMark 10

PCMARK 10はMicrosoftOfficeの互換ソフトやビデオ会議ソフト、画像編集ソフト、動画のカットなどをバッジファイルで動かしてどの程度の快適性があるかをスコアかするベンチマークテストです。

エッセンシャルがアプリの立ち上げやウェブの閲覧です、真ん中がワードやエクセル、右がコンテンツクリエイトの快適性を示すスコアです。

総合得点は6063点でビジネスワークからクリエイティブワークまで快適な水準です。

画像の編集や写真の補正まで行いたい方も安心して使える性能です。

バッテリーの連続動作時間

PC内部に保存した動画をループさせる続けるテストでバッテリーがどれくらいもつのかテストしました。

結果は100%から4%まで10時間14分でした。

実駆動ではもう少し短くなると思いますが、15.6型としては長い連続動作時間です。

バッテリーレポートを確認したところ55Whrのものが搭載されていました。

筆者のモデルは少し大きめみたいです。

PCの温度とファンの動作音

パフォーマンスモードでCinebench R23の10minuteテストでCPU使用率を100%にし、PCの温度を確認します。

CPUの温度が上がったところでパフォーマンスが大きく低下していました。

ENVYシリーズはアルミシャーシでオシャレな点はいいのですが、長時間高負荷をかけると内部のCPU温度が高くなる傾向があります。

表面の温度

PCの表面温度はベンチマークテスト中で44.2℃でした。

長時間使用の際は注意しましょう。

ファンの回転音の大きさ

40.3db程度でモバイルノートPC並みの静かさです。

これならストレスがたまることはないと思います。

まとめ デザインとバッテリー持ちがよいスタンダードノートPC

HP ENVY x360 15fhは事務作業から画像編集まで快適にこなせる性能があります。

同クラスのモデルと比較するとパフォーマンスは控えめですが、反面バッテリーの連続動作時間は長めだと思います。

デザインと実用性を兼ね備えたPCとして、家用、そしてたまに持ち運び用として検討するのはありだと思います。

  • 長時間の高負荷でキーボード側が熱くなる
  • 競合機と比較するとスピーカーの音質をもう一段上げてほしい

といった点が気になるポイントです。

セール時に12万~13万円くらいで購入できるなら個人的にはありだと思います。

HP ENVY x360 15fh

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うっしー
うっしーhttps://usshi-na-life.com
静岡県出身。2014年にブログ「うっしーならいふ」を開設。 元家電量販店スタッの経験を活かし、PCのわかりやすい製品紹介記事を多数執筆。 2017年に「ウチヤマチカラ/うっしーならいふ」チャンネルとしてYouTubeでの活動も開始し、2022年11月現在でチャンネル登録者数は2万人を越える。
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