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HP OmniBook 3 16-bz(Snapdragon 搭載2026年モデル)レビュー 16型で長時間駆動のスタンダードノートPC

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HP OmniBook 3 16-bzのスペック

HP OmniBook 3 16-bzのスペック
モニター16型(1920×1200ドット)16:10非光沢
CPUQualcomm Snapdragon® X
GPUAdreno
メモリ16GB オンボード (LPDDR5x-8448MT/s)
SSD512GB(NVMe)
サイズ(幅×奥行×厚さ)幅約359mm×奥行き約252mm×高さ約14.7mm
無線通信規格WIFI 6E、Bluetooth 5.3
バッテリー68Whr
充電タイプ65W ACアダプター
重量約1.66kg
保証1 年間のハードウェア保証

特徴 Snapdragon搭載で超薄型・長時間駆動を実現

HP OmniBook 3 16-bzは、CPUにSnapdragon Xを搭載した16型のCopilot+ PCです。

16型の大画面モデルながら、省電力性能に優れたSnapdragon Xと大型バッテリーを組み合わせることで、非常に長いバッテリー駆動時間を実現しています。

メーカー公称値では最大45時間の駆動時間とされていますが、これはローカルビデオ再生時の数値です。実際の使用では作業内容や画面輝度によって駆動時間は変わりますが、動画視聴中心であれば1日しっかり使えるバッテリー性能を備えています。

そのため、自宅内で電源アダプターを持ち運ばずに使いたい人や、リビング・寝室で気軽に動画を視聴したい人に向いています。

家庭用ノートPCとしてはもちろん、動画視聴用の大画面ノートPCとしても扱いやすいモデルです。

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価格や仕様は変更となる恐れがありますので、必ず公式ページでご確認ください。

デザイン

HP OmniBook 3 16-bzのカラーは、グレイシャーシルバーです。

オフィスでの利用も想定された落ち着いたデザインで、清潔感がありつつ、主張しすぎないシンプルな外観に仕上がっています。

本体素材は樹脂ですが、パッと見たときの安っぽさはあまり感じません。天板中央にはHPロゴが配置されており、全体としては家庭用ノートPCとしてもビジネス用ノートPCとしても使いやすいデザインです。

上位モデルのような金属筐体らしい高級感を求めるモデルではありませんが、価格を抑えた16型ノートPCとしては十分にきれいにまとまっています。

天板中央には、一般的なHPロゴが配置されています。

上位モデルに採用されるプレミアムロゴではありませんが、シンプルな本体デザインに馴染んでおり、家庭用・オフィス用どちらでも使いやすい落ち着いた印象です。

天板はグレイシャーシルバーで、表面はマット調の仕上げです。指紋や汚れが目立ちにくく、日常的に扱いやすいデザインだと思います。

キーボード側も天板と同じグレイシャーシルバー系で統一されています。

本体素材は樹脂ですが、キーボード面も含めて全体の色味が揃っているため、見た目の安っぽさはあまり感じません。

また、ディスプレイ左右のベゼルは細めに設計されており、16型の大画面ながら野暮ったさは抑えられています。スタンダードノートPCではありますが、外観はすっきりしていて、家庭用だけでなくオフィスでも使いやすいデザインです。

底面側もグレイシャーシルバー系で統一されており、全体のデザインに一体感があります。

スタンダードモデルではありますが、底面まで含めて見た目はすっきりしており、上位モデルと比較しても大きく見劣りする印象はありません。

底面には広めの吸気口が配置されており、左右下部にはスピーカーグリルも確認できます。外から見える部分だけでなく、普段あまり見えない底面側もシンプルにまとめられている点は好印象です。

HP OmniBook 3 16-bzの実測重量は約1,791gでした。

16型ノートPCとしては極端に軽いモデルではありませんが、大画面モデルとしては十分に持ち運びを検討できる重量です。自宅内でリビングや寝室に移動して使う用途はもちろん、車移動や短時間の外出であれば扱いやすいと思います。

また、OmniBook 3では従来のHPシリーズと違い、充電端子がUSB Type-Cに変更されています。付属充電器も実測で約347gと比較的コンパクトで、ケーブルまわりもすっきりしています。

本体と充電器を合わせると約2.1kgほどになりますが、バッテリー駆動時間が長いため、軽作業や動画視聴中心であれば充電器を持ち運ばずに使いやすい点も魅力です。

16型の大画面と長時間バッテリーを両立しているため、据え置き用だけでなく、必要に応じて持ち運べる家庭用ノートPCとして使いやすいモデルです。

モニター

HP OmniBook 3 16-bzは、16型のWUXGAディスプレイを搭載しています。

解像度は1920×1200で、一般的なフルHDよりも縦方向に少し広い16:10比率です。WebページやExcel、Word、Googleドキュメントなどを表示した際に作業領域を確保しやすく、事務作業用として使いやすい画面です。

色域はメーカー公称値でsRGBカバー率62.5%です。

クリエイター向けの高色域ディスプレイではないため、写真編集や動画編集で色を正確に扱いたい人には不向きです。一方で、Office作業、Web閲覧、動画視聴、オンライン会議といった一般用途であれば問題なく使えます。

このモデルは映像制作向けというより、家庭用・ビジネス用の大画面ノートPCとして最適化されたディスプレイだと思います。

キーボード・タッチパッド

HP OmniBook 3 16-bzは、テンキー付きのJIS配列キーボードを搭載しています。

16型モデルらしくキーボードまわりには余裕があり、数字入力の多いExcel作業や会計作業にも使いやすい構成です。キーはフルサイズスケールで、クリック感もあるため、軽快にタイピングできます。

打鍵感は上位のビジネスノートPCほど高級というわけではありませんが、文章作成や事務作業を行うには十分な品質です。

タッチパッドについては、クリック感や質感にやや安価な印象があります。ただし、カーソル操作やスクロールなどの基本操作は問題なく行えるため、事務作業用として利用するぶんには大きな不満はありません。

価格を抑えたスタンダードノートPCとして見れば、キーボード・タッチパッドともに実用性重視でまとまっています。

インターフェース

左側

  • HDMI出力端子
  • USB Type-A 5Gbps
  • USB Type-C 10Gbps
  • USB Type-C 10Gbps

右側

  • ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート
  • USB Type-A 5Gbps

HP OmniBook 3 16-bzは、16型スタンダードノートPCとして必要十分なインターフェースを搭載しています。

USB Type-C端子が2基用意されているため、充電しながら外部機器を接続しやすい点は便利です。また、HDMI端子も搭載しているので、外部モニターやテレビに直接接続できます。

一方で、SDカードスロットや有線LAN端子は搭載されていません。写真データの取り込みや有線ネットワークを使いたい場合は、別途USBハブや変換アダプターを用意する必要があります。

家庭用・事務作業用としては十分な構成で、マウス、外部モニター、USBメモリなどを使う一般的な用途で困る場面は少ないと思います。

性能

Cinebench R23

Cinebench R23はCPUのパフォーマンスを測定するベンチマークソフトです。点数が高ければ高いほど高性能とされています。

Cinebench R23の結果は、マルチコアが7,473pts、シングルコアが941ptsでした。

このベンチマークはエミュレーション動作での計測となるため、Snapdragon X本来の性能をそのまま示すものではありませんが、従来のWindows向けアプリを動かした際の参考値として確認できます。

比較表を見ると、マルチコア性能はCore i5-1335U搭載機に近い水準で、事務作業用ノートPCとしては十分な性能です。一方で、シングルコア性能は低めに出ているため、Cinebench R23のようなx86アプリではIntel/AMD搭載モデルと比較して不利になりやすいです。

とはいえ、ブラウザ、Office、動画視聴、オンライン会議といった一般的な用途であれば、体感性能で大きな不満は出にくいと思います。

Cinebench 2024

Cinebench 2024の結果は、マルチコアが617pts、シングルコアが95ptsでした。

Cinebench 2024はSnapdragon Xにネイティブ対応しているため、Cinebench R23のようなエミュレーション動作よりも、Snapdragon X本来の性能を確認しやすいベンチマークです。

比較表を見ると、マルチコア性能ではCore Ultra 7 258V搭載モデルを上回る結果となっており、ネイティブアプリに限定すれば十分に高い処理性能を発揮できることがわかります。

一方で、シングルコア性能は上位のSnapdragon X EliteやRyzen AI 9、Apple M4などと比較すると控えめです。そのため、重たいクリエイティブ作業を高速にこなすというよりは、Office、ブラウザ、動画視聴、オンライン会議などを快適にこなす方向の性能と考えるのがよいです。

Snapdragon搭載PCは、アプリがネイティブ対応しているかどうかで性能の出方が変わります。ネイティブ対応アプリ中心で使う場合は快適ですが、古いx86アプリや一部の専門ソフトでは性能が落ちる可能性があります。

バッテリー持続時間

HD画質の動画をループさせるテストの結果です。

HP OmniBook 3 16-bzは、バッテリー駆動時間の長さが大きな魅力です。

UL ProcyonのVideo Playbackテストでは、22時間11分の駆動時間を記録しました。テスト開始時のバッテリー残量は100%、終了時は3%で、画面輝度は70%〜100%の範囲で計測されています。

公称値では最大45時間駆動とされていますが、実測でも動画再生で20時間を超えており、16型ノートPCとしては非常に優秀な結果です。

宅内で使う場合、電源アダプターを接続しなくても長時間動画を視聴できます。リビングや寝室に持ち運んで、YouTubeや動画配信サービスを楽しむ用途にも向いています。

また、事務作業中心であればバッテリー切れを気にせず使いやすく、家庭用ノートPCとしても扱いやすいです。

Snapdragon X搭載による省電力性と、大容量バッテリーを組み合わせることで、大画面ながら長時間使える16型ノートPCに仕上がっています。

SSDの読み書き

HP OmniBook 3 16-bzには、KINGSTON製の512GB NVMe SSDが搭載されていました。

CrystalDiskInfoで確認したところ、接続はPCIe 4.0 x4に対応しています。

CrystalDiskMarkの結果は以下の通りです。

項目読み込み書き込み
SEQ1M Q8T17033.59MB/s5959.36MB/s
SEQ1M Q1T13662.31MB/s3348.59MB/s
RND4K Q32T1325.26MB/s506.50MB/s
RND4K Q1T176.99MB/s181.76MB/s

シーケンシャルリードは約7,000MB/sと非常に高速で、スタンダードノートPCとしては十分以上の性能です。アプリの起動、Windowsの動作、ファイルコピーなども快適に行えます。

512GB SSDなので、Office作業やWeb閲覧、動画視聴、写真データの保存程度であれば問題ありません。一方で、動画素材や大量の写真データを保存する場合は容量不足になる可能性があります。

このモデルは事務作業・家庭用PC向けの製品ですが、SSD性能についてはかなり優秀です。体感速度に関わる部分なので、価格を抑えたモデルでも快適に使えるポイントだと思います。

PCの温度とファンの動作音

Cinebench R23の10minuteテストでCPU使用率を100%にし、PCの温度を確認します。

Cinebench R23の10分テストでは、動作周波数とシステム温度が一定ではなく、周期的に上下する挙動が確認できました。

テスト開始直後は動作周波数が高めに維持され、システム温度も徐々に上昇していきます。その後、温度が90℃付近に近づくと動作周波数が下がり、温度が落ち着くと再び周波数が上がる動きを繰り返していました。

この挙動から、高負荷時には温度を一定範囲内に収めるため、意図的なパフォーマンス調整が入っていると考えられます。

表面の温度

Cinebench R23実行時にサーモグラフィで表面温度を確認しました。

高負荷時のキーボード面は、実際に手が触れる中央付近で39.6℃前後でした。排気口付近は**42.7℃**まで上昇していましたが、タイピング時に直接触れる部分は40℃前後に収まっています。

長時間高負荷をかけると本体上部を中心に熱を持ちますが、事務作業や動画視聴などの一般的な使い方であれば、熱が気になりにくい設計です。

16型の筐体サイズを活かして熱を分散できているため、Snapdragon X搭載の省電力PCとしては扱いやすい温度に収まっていると思います。

ファンの回転音の大きさ

高負荷時のファンの駆動音は、実測で40.0dBAでした。

数値としてはモバイルノートPCと同程度で、16型ノートPCとしては静かな部類です。高負荷時でも大きな風切り音は目立ちにくく、事務作業や動画視聴中心であれば、ファンノイズが気になる場面は少ないと思います。

Snapdragon X搭載により省電力性が高く、普段使いでは静音性を重視した使い方ができます。

自宅のリビングや寝室、オフィスなど、静かな場所でも使いやすいノートPCです。

まとめ 宅内で動画視聴用にも使えるスタンダードノートPC

HP OmniBook 3 16-bzは、家庭用ノートPCとして使いやすい16型のスタンダードモデルです。

従来のHPシリーズからOmniBook 3シリーズになったことで、USB Type-C充電に対応し、インターフェースまわりの使い勝手も向上しています。机の上で事務作業をするだけでなく、ソファや寝室に持ち運んで動画を視聴するような使い方にも向いています。

特に印象的だったのは、バッテリー駆動時間の長さです。実測でも動画再生で20時間を超えており、これはSnapdragon搭載機ならではの大きなメリットだと思います。電源アダプターを持ち歩かずに宅内で気軽に使える点は、このモデルの強みです。

一方で、Snapdragon搭載PCのため、アプリの互換性には注意が必要です。一般的なブラウザ、Office、動画視聴、オンライン会議が中心であれば問題は少ないですが、古い業務ソフトや専門アプリ、PCゲームを使う人は事前に対応状況を確認したほうが安心です。

HP OmniBook 3 16-bzは、長時間バッテリーと16型大画面を重視する人におすすめできる、宅内利用向けのスタンダードノートPCです。

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ウチヤマチカラ
ウチヤマチカラhttps://usshi-na-life.com
静岡県出身。2014年にブログ「うっしーならいふ」を開設。家電量販店スタッフとしての経験を活かし、ノートPCを中心に“わかりやすさ”重視のレビュー・製品解説を発信しています。 2017年からはYouTube「ウチヤマチカラ/うっしーならいふ」でも活動し、実機検証をベースにしたPC選びの情報をお届けしています。
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