HyperX OMEN 16(インテル)をレンタルしたのでレビューします。
動画でもレビューしているのでぜひご覧ください
HyperX OMEN 16(インテル)のスペック
| HyperX OMEN 15(インテル)のスペック | |
|---|---|
| モニター | 16型IPS(2560×1600ドット)16:10非光沢 180Hz |
| CPU | Core i7 14650HX |
| GPU | RTX5070(115) |
| メモリ | 32GB(SODIMM) |
| SSD | 1TB(NVMe) |
| サイズ(幅×奥行×厚さ) | 幅約343mm×奥行き約253mm×高さ約23.6mm |
| 無線通信規格 | WIFI6、Bluetooth 5.4 |
| バッテリー | 84Whr |
| 充電タイプ | 280W ACアダプター |
| 重量 | 約2.48kg |
| 保証 | 1 年間のハードウェア保証 |
特徴:OLEDディスプレイを搭載した高性能ゲーミングノートPC
HyperX OMEN 16は、高品質なOLEDディスプレイを採用した16型のゲーミングノートPCです。
従来モデルはゲームだけでなくクリエイティブ用途にも対応できる汎用性の高い設計でしたが、本モデルではゲーミング性能を重視した方向へと回帰しました。その結果、国内BTOメーカーが販売するハイエンドクラスのゲーミングノートPCにも対抗できる、本格的なモデルへと生まれ変わっています。
HyperXブランドのゲーミングデバイスとの親和性も高く、PC本体だけでなく、マウスやキーボード、ヘッドセットなどを同じブランドでそろえたい人にもおすすめです。
これからPCゲームを始める初心者はもちろん、性能やディスプレイ品質にこだわる上級者まで、幅広いユーザーにおすすめできるゲーミングノートPCです。
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価格や仕様は変更となる恐れがありますので、必ず公式ページでご確認ください。
デザイン


天板中央のロゴは、従来のOMENロゴからHyperXロゴへ変更されました。ブラックで統一された天板に同系色のロゴを配置しており、派手さを抑えながらも、新ブランドの存在感を感じられるデザインです。
本体はキーボード側の筐体が厚く、背面には大型の排気口が設けられています。冷却性能とパフォーマンスを重視した設計で、従来モデルよりも無骨さと力強さが増しました。
薄型でスマートなクリエイターノートPCというより、性能をしっかり引き出すために設計された本格的なゲーミングノートPCらしい外観です。

ディスプレイ下部にも、HyperXのブランドロゴが配置されています。
従来のOMENシリーズは、日本HPが展開する高性能ノートPCという印象もありましたが、本モデルはHyperXブランドへの変更によって、ゲーミングデバイスとしての存在感がより強くなりました。
一方で、過度な装飾や派手なデザインは採用されておらず、一般的なスタンダードノートPCとしても使いやすい落ち着きがあります。
そのため、ゲーム用途だけでなく、動画編集や3DCG制作など、高性能なCPUやGPUを必要とする作業にも取り入れやすいデザインだと思います。

底面には、接地面との間に空間を確保するサーマルバンプ構造を採用しています。筐体をわずかに持ち上げることで、大型の吸気口から外気を取り込みやすくし、内部の冷却効率を高める設計です。
内部にはデュアルファンを搭載しており、CPUとGPUから発生する熱を効率よく排出します。底面吸気口の占有面積も従来モデルより拡大され、冷却性能が強化されています。
一方で、底面はブラックで統一されたシンプルなデザインです。大型の吸気口を備えながらも装飾は控えめで、底面からは強いゲーミング感を感じません。

付属するACアダプターの出力は280Wです。
GeForce RTX 5060 Laptop GPU搭載モデルはもちろん、上位のGeForce RTX 5070 Laptop GPU搭載モデルでも、CPUとGPUの性能を十分に引き出せる電源容量が確保されています。
高性能ゲーミングノートPC向けのためACアダプターは大きめですが、ゲームや動画編集などの高負荷な作業でも、安定したパフォーマンスを維持しやすい構成です。
モニター

ディスプレイには、16型の2.5K OLEDパネルを採用しています。解像度は2,560×1,600ドットで、最大165Hzの高リフレッシュレートと0.2msの高速応答に対応しています。
165Hz表示により動きの速いゲームも滑らかに描画でき、FPSやアクションゲームでも十分な優位性を確保できます。一般的なフルHDディスプレイより解像度が高く、作業領域を広く確保できるため、ゲームだけでなく普段使いや動画編集などにも扱いやすい仕様です。
公称輝度はSDR時500nit、HDR時最大1,100nitで、色域はDCI-P3 100%をカバーします。OLEDならではの引き締まった黒と高いコントラストも備えており、ゲーム映像の美しさを重視する人にも適したディスプレイです。
■ 実測輝度と色域カバー率

ディスプレイの色域を測定したところ、DCI-P3カバー率は99.9%でした。
非常に広い色域を備えており、ゲーム映像の鮮やかさや暗部の表現力に優れています。写真編集や動画編集など、色の再現性が求められるクリエイティブ用途にも使いやすいディスプレイです。
OLEDパネルならではの引き締まった黒と高いコントラストも魅力で、画質を重視する人にも満足度の高い仕上がりです。

ディスプレイの最大輝度を測定したところ、約400nitでした。
室内でゲームや動画を楽しむには十分な明るさがあり、OLEDパネルの高いコントラストと組み合わさることで、メリハリのある映像を表示できます。
明るい場面の視認性も良好で、画質を重視するゲーミングノートPCとして満足度の高いディスプレイです。
キーボード・タッチパッド

最大8Kポーリングレートに対応しており、入力の応答速度を重視した設計になっています。ゲーム中の細かなキー操作を素早く反映しやすく、競技性の高いタイトルをプレイする人にも適した仕様です。
打鍵感も良好で、ゲーミング向けのキーボードでありながら、文章作成や一般的なタイピングにも使いやすいと感じました。テンキーを搭載しているため、数値入力の多い作業にも便利です。
タッチパッドは、押し込むとカチッとしたフィードバック音が鳴るタイプです。クリック音はやや目立ちますが、カーソルの追従性やジェスチャー操作を含めた操作性は良好です。
インターフェース

左側
- USB Type-A(最大5Gbps)×2
- USB Type-C(最大10Gbps)×1

右側
- USB Type-A(最大10Gbps)×1

- HDMI 2.1×1
- RJ45有線LANポート×1
- ヘッドホン出力/マイク入力コンボポート×1
- 電源コネクター×1
性能
Cinebench R23
Cinebench R23はCPUのパフォーマンスを測定するベンチマークソフトです。点数が高ければ高いほど高性能とされています。


Cinebench R23の測定結果は、マルチコアが21,805pts、シングルコアが1,962ptsでした。
Core i7-14650HXらしくCPU性能は高く、ゲームはもちろん、動画編集やRAW現像などのクリエイティブ用途にも対応できます。最新の最上位HXプロセッサには及ばないものの、一般的なゲーミングノートPCとしては十分に高性能です。
ゲームをしながら配信や録画を行う場合や、GPU性能を生かして動画編集・3DCG制作にも使いたい人に適したCPU性能です。
3D Mark Time Spy


3DMark Time SpyのGraphicsスコアは12,139でした。
RTX 5060 Laptop GPU搭載機の中でも、トップクラスの性能と言ってよい結果です。
グラフィックス性能はかなり高く、フルHDはもちろん、WQHD解像度でもしっかりゲームを楽しみやすい水準にあります。
本機は15.3型のゲーミングノートPCとしては比較的コンパクトな部類ですが、GPU性能はしっかり引き出せており、性能重視モデルらしい結果が出ています。
比較グラフを見ても、同じRTX 5060搭載機と並べて高い位置に入っており、冷却や電力設計を含めてかなり上手くまとまっている印象です。
単純にRTX 5070を積んでいるだけでなく、そのGPU性能をしっかり発揮しやすいチューニングになっているのが本機の強みと言えるでしょう。
サイバーパンク2077ベンチマークテスト

『サイバーパンク2077』を解像度2,560×1,600、レイトレーシング有効で測定したところ、フレーム生成を使用しない状態では平均64.86fpsでした。
DLSS Frame Generationを有効にすると平均105.28fpsまで向上し、高画質設定でも滑らかにプレイできます。
GeForce RTX 5070 Laptop GPUの性能を生かすことで、高解像度と高フレームレートを両立でき、搭載されている165Hz OLEDパネルの性能も生かしやすい構成です。
けモデルも候補になります。
ただ、ゲームも楽しみつつ、ときどきBlenderも触りたいという人にとっては、十分現実的な性能です。
SSDの読み書きともに良好な実力


ストレージには、SK hynix製の1TB NVMe SSDを搭載しています。
CrystalDiskMarkでは、シーケンシャルリードが約7,071MB/s、シーケンシャルライトが約5,858MB/sでした。PCIe 4.0対応SSDとして非常に高速な結果です。
ゲームの起動やロード時間を短縮できるほか、大容量データを扱う動画編集やクリエイティブ作業でも快適に利用できます。ランダムアクセス性能も高く、OSやアプリの動作も軽快です。
ストレステスト

3DMarkのSteel Nomad Stress Testでは、フレームレートの安定性が99.3%となり、テストに合格しました。
20ループ実行時のスコアは最高2,767、最低2,749で、長時間負荷をかけても性能低下はわずかです。冷却性能が安定しており、長時間のゲームプレイでも高いパフォーマンスを維持しやすい結果でした。
PCの温度とファンの動作音
Cinebench R23の10minuteテストでCPU使用率を100%にし、PCの温度を確認します。

『ファイナルファンタジーXV ベンチマーク』を、FHD・標準品質で30分間連続実行し、CPU温度と動作周波数の推移を確認しました。
CPU温度はおおむね70℃前後で推移し、瞬間的に上昇した場面でも最大85℃程度に抑えられています。動作周波数は負荷に応じて変動していますが、長時間にわたって大きく低下する様子はありません。
表面の温度

FF15ベンチマークを30分間実行したあとのキーボード表面温度を測定しました。
最も温度が高い部分はキーボード奥側の約42.4℃で、中央付近は約34.7℃でした。発生した熱を本体後方へしっかり排出できており、手が触れることの多いキーボード中央やパームレストの温度は抑えられています。
長時間ゲームをプレイしても、キーボードの熱がユーザーの大きなストレスになることはないと思います。
ファンの回転音の大きさ

高負荷時のファンの駆動音は、約47.5dBでした。
静かな環境ではファンの音がはっきり聞こえますが、一般的な高性能ゲーミングノートPCと同程度の水準です。ゲーム中はヘッドセットやスピーカーを使用することが多いため、実用上は大きな問題にならないと思います。
まとめ :WQXGAモニターを生かせる高性能なゲーミングノートPC
HyperX OMEN 16は、GeForce RTX 5060 Laptop GPUまたはRTX 5070 Laptop GPUを搭載した、高性能なゲーミングノートPCです。
実際の検証でも、CPU・GPUともに高い性能を発揮しました。市場で販売されているハイスペックゲーミングノートPCと同等、条件によってはやや有利なパフォーマンスを期待できます。DLSSやフレーム生成を活用すれば、WQXGAの高解像度でも高いフレームレートでゲームを楽しめます。
従来モデルにあったクリエイターノートPCとしての要素を抑え、ゲーム性能と冷却性能を重視した設計に変更されたことで、価格と性能のバランスも良くなりました。
DCI-P3カバー率99.9%のOLEDディスプレイや、高速な入力に対応するキーボードも魅力です。高画質なディスプレイでゲームをしっかり楽しみたい人に、おすすめのゲーミングノートPCです。
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