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【限定台数1000台】m-Book B509Hレビュー|15.6インチの白いノートPC

マウスコンピューターが限定1000台で販売するm-Book B509Hは15.6インチの液晶モニターを搭載し、CPUにCore i7 8565Uを搭載した。スタンダードノートPCです。

販売価格が税抜きで99,800円~となっており、Microsoft Officeセットモデルも購入可能。

今回、マウスコンピューターより実機をお借りし、検証した結果とともに、m-Book B509Hの評価とおすすめポイントをまとめます。

m-Book B509Hの特徴

動画で確認する

10分程度で特徴とおすすめポイントを解説しています。是非ご覧ください。

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ホワイトカラーを採用した15.6インチノートPC

m-Book B509シリーズ最大の特徴はホワイトカラーを基調とした清潔感のあるデザインです。

以前マウスコンピューターの担当者に聞いたところホワイトカラーは女性からの指示が厚く、よく売れているとのことです。

このほか、実用的なメリットとしては、皮脂汚れ、指紋の汚れなどが目立ちにくく、どんなシーンにも似合うのが強み。

また、15.6インチのナローベゼルデザインを採用しているため、15.6インチながらコンパクトにできています。

ナローベゼルデザインとは、狭額縁のことで、モニターの占める割合が増えます。

没入感が増えコンパクトにできるため、大きな画面で作業したいけど、本体の大きさが気になるという方におすすめできます。

イメージとしては下記画像のような感じ。

いままでなら14インチのモニターしかできませんでしたが、2019年の流行はこのナローベゼルデザインです。

14インチクラスのボディサイズで15.6インチの液晶なのでとても便利です。

1.6kgで宅内移動も簡単

ボディをコンパクトにすると重量が軽くなる、といった点もメリットでして、重量は1.6kg程度です。

これなら女性も安心して宅内での移動が可能。

ちなみに1.6kg程度というと、以前の発売されていたAppleのMacbookAir13インチよりちょっと重たいくらいなので、実際に持ってみると15.6インチの割にはかなり軽いと感じるはず。

限定台数1000台

これです。

限定台数1000台なので売り切れる前に買ったほうがいいです。

僕は以前からマウスコンピューター限定モデルの動向を追っていますが、ものによっては2か月程度で完売するものもあり、いつも超売れています。

パソコンを買いかえる予定の方はこのモデルはかなりおすすめできます。

持ち運びで検討している方は、同じく1000台限定の『m-Book X400』を検討するとよいでしょう。

なお、価格や仕様は記事執筆時のもので変更となる恐れがあります、公式ページで必ずご確認ください。

m-Book B509Hのスペック

機種m-Book B509H
モニター15.6インチ(1920×1080ドット)IPS
CPUCore i7 8565U
メモリ8GB
SSD256GB
重量約1.6kg
価格99,800円

どう考えても安すぎるので買ったほうがいいです(2回目)

性能について

Microsoft Officeなどの快適性

Microsoft Officeで有名な表計算、文書作成などを疑似的にテストをするPCMark10のスコアは3000点以上で快適となります。

そのほか画像編集など複合的に検証できるのですが、CPUが優れているので、画像の編集も苦も無くこなせる性能です。

RAW現像

Adobe lightroomClassic CCにて、Adobe Lightroom Classicにて、α7Ⅱで撮影したRAWファイル(1枚あたり24Mb)を100枚JPEGに書き出しするスピードを計測したところ4分24秒でした。

  • 画像形式JPEG
  • カラースペースsRGB
  • 画質60
  • メタ情報『すべてのメタデータ』人物情報の削除、場所情報を削除
スペック書き出し時間
Core i7 8565Uメモリ8GB4分24秒

本格的な写真編集を行うと、もっさりするシーンもありますが、写真を趣味で行うのであれば問題ない性能です。

Adobe Photoshop CCの快適性

AdobeのPhotoshopはクリエイターだけでなく、写真のレタッチやイラスト制作などにも利用されます。

Puget System社のPhotoshop用のベンチマークソフトを利用し、他社のノートPCと比較します。

NG4300のPhotoshopの快適性
機種m-Book B509HThinkPadX280
CPUCore i7 8565UCore i7 8550U
GPUUHD620UHD620
メモリ8GB16GB
総合スコア431/1000556/1000
一般処理スコア35.947.6
フィルタースコア37.757.1
GPUスコア22.247.9
Photomerge(写真結合)スコア68.768.8

m-Book B509Hはメモリ8GBかつCPUのパフォーマンスが安定動作するよう、パフォーマンスが若干抑えられているような感じです。

画像から人物を切り抜いたりバナー作成くらいは快適にできると思います。

Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

過去、実際に僕がYouTubeにアップロードしたこのとある、アニメーションありのフルHD画質、テロップ、アニメーションありの動画の元データを使い書き出しを実行しました。

書き出し条件は下記の通り

  • H264
  • YouTube 1080P
  • 動画の尺を5分に設定し書き出し
NG4300の動画の書き出し時間
ソフトウェア7分14秒
OpenCL17分34秒

専用グラフィックスを搭載していないため、動画の書き出し時間は長くなります。また、プレビューを表示させながら編集となるとカクツキが発生しました。

メモリ8GBであることも関係していると思われます。クリエイティブな作業を専用で行う場合性能不足を感じるでしょうから、据え置きタイプのデスクトップPCかグラフィックボードを搭載したハイスペックモデルを検討したほうがいいと思います。

外観やデザイン

キーボード側まで白で統一されており、清潔感があります。

マウスロゴも限定モデル仕様のチーズマークです。

A4サイズのクリアファイルと比較しました。

白=膨張色で存在感がありますが、実際には前述したナローベゼルデザインを採用しているためコンパクトです。

キーボードについて

キーボードはフルサイズでテンキー付きです。

キーピッチは18.2mm、キーストロークは1.8mmとノートPCとしては理想に近いキーボードだと思います。

実測値でもキーストロークは1.8mmほどあり深く沈みこみます。

僕はB508Hもレビューしていますが、おそらく同様のつくりになっているはずなので、めちゃくちゃ打ちやすいと思います。

弱点としては、キーボードを強くおすと”たわみ”がある点。打鍵圧が強い方は不満に思うこともあるでしょう。

インターフェースについて

マウスコンピューターの強みは豊富な拡張性にもあって、カードリーダー以外にもたくさんのポートを備えています。

SDカードスロットやLAN端子が標準で付属しているため、とりあえずB509Hはアダプター類を別途購入する必要がなく、初心者におすすめできますね。

液晶モニターについて

IPSパネルなので、色の変化、色つぶれが起きづらく、どの角度から見ても見やすい液晶モニターだと思います。

本体上部についているカメラはWindows Hellot対応で、自分の顔を登録しておけば下記画像のようにパスワード入力不要で簡単にログインが可能です。

また、液晶モニターは発色の良いIPSパネルを採用しているため、綺麗に見れるはずです。

色域

キャリブレーションツールで測定したガンマカーブです。若干のブレはありますが軽度です。自然な発色で綺麗に見れると思います。

 

m-Book B509Hの色域
sRGB比60.5%
sRGBカバー率60.5%

 

ウェブコンテンツ制作の基準となるsRGBカバー率は60.5%ほどでノートPCとしては標準的な色域でした。事務作業などに向いている液晶モニターだといえます。

性能について

Cinebench R20

CINEBENCH R20のベンチマークスコア※
Core i7 8565U(B509H)
1179
Core i7 85650U(NG4300)
1640

CPUの性能を評価できるCinebench R20では、同じCPUを搭載したマウスコンピューターのDAIV-NG4300を大幅に下回るスコアとなっています。

スタンダードノートPCとしての利用用途に調整された結果、CPUパフォーマンスが落ちているのだと思います。そのおかげでファンの音は比較的静かです。

クロック周波数とCPU温度

上記は、ファイナルファンタジー14のベンチマークソフトを30分間起動し続けた際のCPUクロックとCPU温度です。

高音域が94℃になったあとパフォーマンスが低下しているのはサーマルスロットリングと思われます。m-Book B509Hの限界パフォーマンスは低めです。

Crystal Disl Mark

B509Hに搭載されていたSSDです。

SATA接続なので最高速度はそれほど早くはありませんが、実利用では全く問題のない性能。

駆動音

前述した、ファイナルファンタジー14のベンチマークを行っている際、約50cmほど離れた場所に騒音計を設置して駆動音を確認したところ45.2dbでした。

ファンの音は感じられるのですが、不快感はありません。

ピーク時のPCの表面温度

同様に、高負荷時のPCの表面温度をサーモグラフィで測定しました。

キーボードは28℃~32.5℃ですので「熱くなりすぎて触れない」などの実利用上の不都合はないと思います。

背面温度も40.7℃と比較的低い温度です。

B509Hの評価とまとめ

売り切れる前に買いたい高コスパスタンダードノートPC

ピークパフォーマンスが他のモデルと比較すると若干低い点が気になりましたが、使いやすさに振っていると考えていいと思います。

ですので、性能の高いノートPCを検討されている方には的確ではない。

とはいえ、オーソドックスな15.6インチと考えるとコストパフォーマンスは高いですし、USBやLAN端子、SDカードスロットなど拡張性の高さは魅力的です。

m-Book B509Hは10万円前後で普通に使えるノートPCを求めている方におすすめできるモデルです。

なお、価格や仕様は記事執筆時のもので変更となる恐れがあるため、必ずマウスコンピューター公式ページで確認をお願いします。

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うっしー
うっしーhttps://usshi-na-life.com
静岡県出身。2014年にブログ「うっしーならいふ」を開設。 元家電量販店スタッの経験を活かし、PCのわかりやすい製品紹介記事を多数執筆。 2017年に「ウチヤマチカラ/うっしーならいふ」チャンネルとしてYouTubeでの活動も開始し、2022年11月現在でチャンネル登録者数は2万人を越える。
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