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ThinkCentre neo 50q Tiny Gen 5レビュー 4Kモニターで事務作業が快適な超小型デスクトップPC

ウチヤマチカラ
ウチヤマチカラhttps://usshi-na-life.com
PCレビュアー。2014年からPC専門メディア「うっしーならいふ」を運営し、累計500台以上のPCを実機レビューしています。家電量販店でのPC販売経験と、法人向けPCの選定・提案経験を持ち、CPU性能、バッテリー駆動時間、ディスプレイ品質、発熱、動作音などを実測しています。

ThinkCentre neo 50q Tiny Gen 5をメーカーからレンタルできたのでレビューします。

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ThinkCentre neo 50q Tiny Gen 5のスペック

ThinkCentre neo 50q Tiny Gen 5
モニターミニPCなのでなし
CPUCore 5 210H
GPUIntel® Graphics
メモリ16GB
SSD512GB(NVMe)
サイズ(幅×奥行×厚さ)幅約179mm×奥行き約182mm×高さ約36.5mm
無線通信規格WIFI6E(802.11ax)、Bluetooth 5.3
バッテリーなし
充電タイプ90W ACアダプター
重量約1.13kg
保証1年間のオンサイト保証

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特徴:Core 5 210H搭載で高解像度モニターに最適な超小型PC

ThinkCentre neo 50q Tiny Gen 5は、わずか1Lクラスの超小型筐体に最新世代のCore 5 210Hを搭載した高性能ミニPCです。

第14世代Intel Coreシリーズの中でも、Core 5 210HはGPU性能に優れており、
一般的な事務用途だけでなく、高解像度モニターの出力やマルチディスプレイ環境の構築にも対応可能です。

映像出力端子はHDMI・DisplayPort・D-Sub(VGA)の3系統を備えており、
最大で3画面同時出力が可能。
コンパクトながらも拡張性に優れており、
オフィスでのマルチタスク業務や会議室のデジタルサイネージなど、幅広い環境で活用できます。

省電力設計でありながら、Core 5 210Hの性能をしっかり引き出す設計となっており、
「小型×高性能×安定動作」を重視したミニPCを求める方におすすめです。

ThinkCentre neo 50q Tiny Gen 5 (Intel)

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デザイン

ThinkCentre neo 50q Tiny Gen 5は、無駄を省いたシンプルなデザインが特徴の超小型デスクトップPCです。
マットブラックの筐体は落ち着いた印象で、どんなオフィス環境にも自然に溶け込みます。

本体天面には「ThinkCentre」のロゴが配置され、Lenovoのビジネスモデルらしい仕上がり。
サイドから見ても厚みがなく、設置スペースを最小限に抑えられる1Lクラスのコンパクト設計となっています。

また、底面にも滑り止めゴムが配置されており、
縦置きスタンドを使わない場合でも安定して設置可能です。
全体的に質感が高く、法人向けPCとしての信頼感と上品さを両立しています。

ThinkCentre neo 50q Tiny Gen 5のフロントパネルは、シンプルかつビジネスライクなデザインです。
マットな質感のグレーに「Lenovo」のロゴが控えめに配置されており、
デスク上でも主張しすぎない落ち着いた印象となっています。

前面のインターフェースは、

  • オーディオジャック(マイク・ヘッドホン兼用)
  • USB Type-Cポート
  • USB Type-Aポート
  • 電源ボタン

と、必要十分な構成。
頻繁に抜き差しする周辺機器を扱いやすい位置にまとめており、
業務用PCとしての使いやすさを重視した設計になっています。

背面には豊富な入出力端子が配置されており、小型PCながら高い拡張性を備えています。

搭載されている端子は以下の通りです。

  • HDMIポート ×1
  • DisplayPort ×1
  • D-Sub(VGA)ポート ×1
  • USB Type-Aポート ×2
  • LANポート(有線接続)
  • Wi-Fiアンテナ端子

これらの出力により、最大3画面の同時出力が可能です。
一般的な事務作業だけでなく、
複数のウィンドウを並べて作業するビジネスユースや、
高解像度モニターを使ったデザイン・分析業務にも対応できます。

また、DisplayPortとHDMIが標準搭載されているため、
4Kモニターを2枚接続しても安定して出力可能。
小型PCながら映像出力性能の高さが光る構成です。

付属品は以下の3点です。

  • ACアダプター(90W)
  • 縦置きスタンド
  • Wi-Fiアンテナ

ACアダプターはスリムな設計で、デスク上でも邪魔になりにくいサイズです。
縦置きスタンドを使用すれば、省スペースで安定した設置が可能。
また、Wi-Fiアンテナを接続することで、無線通信の安定性も向上します。

必要なアクセサリーがすべて同梱されているため、購入後すぐに設置・利用を開始できる点も魅力です。

本体の重量は約1.03kgでした。
1Lクラスの超小型デスクトップPCとしては非常に軽量で、
片手でも簡単に持ち運べるほどのサイズ感です。

オフィスでの設置やレイアウト変更も容易で、
縦置き・横置き・モニター裏へのVESAマウントなど、
省スペースかつ柔軟な設置が可能なのも魅力。

限られたデスクスペースを有効活用しながら、
高性能なビジネス環境を構築できます。

天面カバーを外すと、ThinkCentre neo 50q Tiny Gen 5の内部には効率的に配置された冷却システムと拡張スロットが見えます。
右下に冷却ファンが配置され、Core 5 210Hを安定して冷却できる設計になっています。

左側にはM.2 SSDスロットが1基、Wi-Fiモジュール用のM.2スロットも搭載。
メモリはDDR5規格で、SO-DIMMスロットが2基用意されており、最大64GBまで拡張可能です。

内部アクセスは非常に容易で、ツールレス設計となっており、ネジをほとんど使わずにパネルを開閉できます。
そのため、メンテナンスやストレージの交換も短時間で行えるのが特徴です。

小型筐体ながらも、拡張性と冷却性能のバランスに優れた設計となっています。

性能

Cinebench R23

Cinebench R23はCPUのパフォーマンスを測定するベンチマークソフトです。点数が高ければ高いほど高性能とされています。

Cinebench R23のスコアは、マルチコア:10,559 pts、シングルコア:1,736 ptsでした。

スコアとしては、事務処理やブラウジング、資料作成、データベース業務などに十分な性能を発揮。
また、GPU性能も内蔵グラフィックスとしては高めで、高解像度モニターのマルチ出力にも問題なく対応します。

動画編集や3Dレンダリングなどの重い処理を継続的に行うには不向きですが、
ビジネス用途やリモートワーク用PCとしては高いパフォーマンスを持つ小型デスクトップです。

動画のエンコード

DaVinci Resolveによる13分動画(H.264 / YouTubeプリセット)の書き出し時間は約9分50秒でした。

結果として、最新のノートPCと比較しても明確に遅く、動画のエンコード性能は控えめです。

これは、本機に搭載されているCore 5 210Hの内蔵GPUが映像出力を主目的としており、
クリエイティブ用途を想定していないため
です。
そのため、GPU支援によるレンダリングや動画エンコード処理では速度が伸びにくい傾向にあります。

一方で、動画視聴や高解像度モニターのマルチ出力といった用途ではそのGPU性能が活かされます。
動画編集も簡易的なカットや資料用映像の作成程度であれば対応可能ですが、
本格的なクリエイティブワークを想定している方は上位CPUやディスクリートGPU搭載モデルを検討したほうが良いでしょう。

SSDの読み書き

搭載されているSSDは**SAMSUNG MZVL8512HFLU(PCIe 4.0×4 / NVMe対応)**で、
CrystalDiskMarkの結果は以下の通りです。

  • 読み込み速度:6943MB/s
  • 書き込み速度:5910MB/s

このスコアは、ハイエンドノートPCにも匹敵する高速な読み書き性能で、
OSの起動やアプリの立ち上げ、データ転送もストレスなく行えます。

PCの温度とファンの動作音

Cinebench R23を10分間連続で実行した結果、
ベンチマーク開始直後はCPUクロックが3.5GHz前後まで上昇しましたが、
その後は温度上昇(最大約90℃)に伴い、3.0GHz前後までクロックが低下しました。

この挙動から、本機は長時間の高負荷作業よりも、事務作業や軽いアプリケーション操作を前提とした設計であることが分かります。
冷却性能自体は十分にコントロールされており、熱暴走やファンの急激な変動は見られません。

そのため、ExcelやWord、Zoom会議などのビジネス用途では安定した動作が期待できますが、
動画エンコードや3Dレンダリングなどの高負荷タスクでは性能が持続しづらい点には注意が必要です。

表面の温度

Cinebench R23実行中に本体裏面の温度をサーモグラフィーで計測したところ、
最も熱い部分で約35.3℃、平均29℃前後でした。

高負荷状態でも表面温度はそれほど上がらず、机上設置や縦置きでも安心して使えるレベルに保たれています。

ファンの回転音の大きさ

Cinebench実行時のファンノイズを計測したところ、最大47.8dBを記録しました。
高負荷時は内部の冷却ファンがしっかりと回転し、正面から聞くとややうるさく感じるレベルです。

ただし、冷却性能を優先した設計であり、温度上昇を効果的に抑えられている点は評価できます。
実際の運用では、モニターの裏やデスク下など、耳から少し離れた位置に設置することで騒音を大幅に軽減できます。

常時高負荷をかけるような用途ではないため、通常のオフィスワーク時にはほぼ無音で運用可能です。

まとめ:オフィス用の事務作業マシンとしておすすめ

ThinkCentre neo 50q Tiny Gen 5は、省スペース性と安定した処理性能を兼ね備えたミニPCです。
3画面出力に対応しており、マルチモニターでの事務作業やデータ参照などを効率的に行えます。

Core 5 210Hを搭載することで、10万円クラスのノートPCに匹敵するパフォーマンスを実現しながら、
デスク上のスペースを最小限に抑えられる点も魅力です。

オフィスや店舗などで「固定設置」「静音・省スペース」「安定稼働」を求める方に特におすすめのモデルです。

ThinkCentre neo 50q Tiny Gen 5 (Intel)

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