HP OmniBook 3 16-bwをレンタルしたのでレビューします。
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HP OmniBook 3 16-bwのスペック
| HP OmniBook 3 16-bwのスペック | |
|---|---|
| モニター | 16型(1920×1200ドット)16:10非光沢 |
| CPU | Ryzen 5 230 |
| GPU | Radeon 760M |
| メモリ | 16GB (DDR5-5600MT/s) |
| SSD | 512GB(NVMe) |
| サイズ(幅×奥行×厚さ) | 幅約359mm×奥行き約252mm×高さ約14.7mm |
| 無線通信規格 | WIFI 6、Bluetooth 5.4 |
| バッテリー | 68Whr |
| 充電タイプ | 65W ACアダプター |
| 重量 | 約1.64kg |
| 保証 | 1 年間のハードウェア保証 |
特徴|品質とバランスに優れたスタンダードノートPC
HP OmniBook 3 16-bwは、16型の大画面ディスプレイと、ビジネス用途に適したRyzen 5 230プロセッサを搭載したスタンダードノートPCです。
Web閲覧やOfficeを使った資料作成はもちろん、簡単な画像編集まで快適にこなせる性能を備えています。仕事用だけでなく、家族で共有する家庭用ノートPCとしても使いやすいモデルです。
インターフェースが充実している点も魅力です。映像出力や本体への充電に対応したUSB Type-C端子を2基搭載しており、外部ディスプレイやUSB Type-C対応機器を柔軟に接続できます。
そのほか、HDMIやUSB Type-A端子も備えているため、変換アダプターを用意しなくても、さまざまな周辺機器を接続できます。性能、画面サイズ、拡張性のバランスに優れた、幅広い用途に対応できるノートPCです。
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デザイン

本体カラーには、一般的な明るいシルバーよりも暗く、ブラックに近い落ち着いた色合いの「マイカシルバー」を採用しています。
法人向けPCにも通じるシンプルで主張を抑えたデザインで、天板中央にはHPのロゴが配置されています。自宅のデスクにもオフィスにもなじみやすく、仕事用として違和感なく使えるカラーリングです。

筐体には樹脂素材が使われています。金属筐体のような高級感はありませんが、一般的なビジネスノートPCらしい実用性を重視した仕上がりです。
天板は中央に日本HPのロゴを配置した、装飾の少ないシンプルなデザインです。オフィスや学校、自宅など、使用する場所を選びにくい外観だと思います。
デザイン性を強く打ち出したモデルではないものの、低価格帯のスタンダードノートPCとしては十分にまとまっています。

キーボード面も余計な装飾を抑えた、シンプルなデザインにまとまっています。
ディスプレイ周囲のベゼルは比較的細く、16型の大画面ノートPCとしてはすっきりとした印象です。上部にはWebカメラを搭載していますが、ディスプレイ周辺のデザインになじんでおり、それほど目立ちません。

底面には、外周を削り取ったような立体的なデザインが採用されています。側面から見るとすっきりとしており、スタンダードモデルながら上位モデルを思わせるスタイリッシュさがあります。
底面の中央付近には、内部の熱を効率よく取り込むための大きな吸気口も設けられています。普段は目に触れにくい底面まで、しっかりとデザインされている点は好印象です。


実測した本体重量は約1.77kg、ACアダプターと電源ケーブルは約348gでした。すべて合わせると約2.12kgになります。
16型ノートPCとしては標準的な重量です。毎日持ち歩くモバイル用途にはやや重いものの、自宅やオフィス内で場所を移動させる程度であれば、それほど負担にはなりません。
基本的には据え置きで使い、必要に応じて室内や近距離を持ち運ぶ使い方に適しています。
モニター

ディスプレイには、16型・1920×1200ドットのIPSパネルを採用しています。
一般的なフルHDよりも縦方向の表示領域が広い16:10の画面比率で、Webページや文書、Excelなどの情報を一度に多く表示できます。画面サイズにも余裕があるため、複数のウィンドウを並べた作業もしやすく、事務作業に適したディスプレイです。
IPSパネルのため視野角も広く、斜めから見ても画面の色や明るさの変化が比較的少ない点も魅力です。

色域は実測でsRGBカバー率62.3%でした。一般的な低価格ノートPCに採用されるディスプレイと同程度で、色の鮮やかさは控えめです。
Web閲覧や文書作成、表計算といった事務作業には問題ありません。一方、写真や動画の色を正確に確認する用途には向いていないため、本格的な画像編集を行う場合は、色域の広い外部ディスプレイを接続するのがおすすめです。

ディスプレイの明るさは、最大で約304nitでした。一般的なスタンダードノートPCとしては十分な明るさがあり、自宅やオフィスなどの屋内で使用する分には見づらさを感じにくいと思います。
一方、日差しの強い屋外や窓際では画面がやや暗く感じられる可能性があります。基本的には屋内での事務作業や普段使いに適したディスプレイです。
キーボード・タッチパッド

キーボードはテンキー付きの日本語配列です。数字を入力しやすいため、Excelや会計ソフトなどを使う事務作業に適しています。
キーを強めに押すと中央付近に多少のたわみを感じますが、入力時にはクリック感があり、打鍵感はまずまずです。
タッチパッドは比較的大型で、文字入力部分に合わせて本体中央よりやや左側に配置されています。クリックすると「カチッ」とした感触がしっかり伝わるため、押したかどうかが分かりやすくなっています。
インターフェース

左側
- HDMI出力端子
- USB Type-A 5Gbps
- USB Type-C 10Gbps
- USB Type-C 10Gbps

右側
- ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート
- USB Type-A 5Gbps
インターフェースは、本体左側にHDMI、USB Type-A、USB Type-Cを2基搭載しています。右側には電源コネクターとUSB Type-Aが配置されています。
USB Type-AとUSB Type-Cをそれぞれ2基備えているため、マウスや外付けSSD、USBメモリなど、複数の周辺機器を接続しやすい構成です。HDMIも搭載しており、外部モニターやプロジェクターへ映像を出力できます。
一方で、有線LAN端子やSDカードスロットは搭載されていません。必要な場合は、USB接続の変換アダプターやカードリーダーを用意する必要があります。
低価格帯の14型ノートPCとしては端子数が充実しており、デスクワークから外出先での使用まで対応しやすい拡張性です。
性能
Cinebench R23
Cinebench R23はCPUのパフォーマンスを測定するベンチマークソフトです。点数が高ければ高いほど高性能とされています。


Cinebench R23のスコアは、マルチコアが10,502pts、シングルコアが1,649ptsでした。
比較機種のCore Ultra 5 125Hを搭載したThinkPad E16 Gen 2と同等以上のスコアで、スタンダードノートPCとしては十分なCPU性能を備えています。
Web閲覧やOfficeを使った事務作業はもちろん、複数のアプリを開いた状態での作業や、簡単な画像編集にも対応できます。上位CPUほどの処理性能はありませんが、一般的な仕事や家庭での利用を目的とするなら、不足を感じにくい性能です。
バッテリー持続時間
HD画質の動画をループさせるテストの結果です。



68Whの大容量バッテリーを搭載しています。UL ProcyonのVideo Playback Battery Lifeで測定したところ、駆動時間は13時間16分でした。
16型の大画面ノートPCとしては比較的長く、動画視聴や軽い事務作業を中心とした使い方であれば、電源のない場所でも長時間利用できます。
実際の駆動時間は画面の明るさや処理負荷、通信状況などによって変わりますが、自宅やオフィス内で電源から外して使う用途には十分なバッテリー性能です。
SSDの読み書き


レビュー機には、Kingston製の512GB NVMe SSDが搭載されていました。CrystalDiskMarkで測定したところ、シーケンシャルリードは約7,025MB/s、シーケンシャルライトは約5,948MB/sを記録しています。
スタンダードノートPCとしては非常に高速です。Windowsやアプリの起動、大容量ファイルの読み書きもスムーズに行えます。
一般的な事務作業ではSSD性能がボトルネックになる可能性は低く、長く快適に使える性能です。なお、搭載されるSSDのメーカーや性能は、購入時期や構成によって異なる可能性があります。
PCの温度とファンの動作音
Cinebench R23の10minuteテストでCPU使用率を100%にし、PCの温度を確認します。

Cinebench R23を10分間連続で実行し、CPUの温度とクロックを記録しました。
パフォーマンスモードではCPU温度が約90℃まで上昇しました。温度はやや高めですが、テスト中はおおむね約3.6~3.8GHzのクロックを維持しており、時間の経過による大幅な性能低下は確認できませんでした。
冷却時の静かさよりも、CPUの性能を引き出すことを優先した制御だと考えられます。長時間の高負荷処理でも性能を維持しやすい一方、負荷をかけた際の温度は高くなる設計です。
表面の温度

Cinebench R23による高負荷テスト中に表面温度を測定したところ、キーボード中央付近は約42.3℃まで上昇しました。
一般的なノートPCと比べるとやや高めで、長時間負荷をかけた状態では、タイピング時に温かさを感じます。また、ディスプレイ下部の排気口付近は約53.1℃に達しているため、高負荷時には触れないほうがよいでしょう。
ただし、Web閲覧や文書作成などの軽い作業ではCPUにかかる負荷が小さいため、常にこの温度になるわけではありません。
ファンの回転音の大きさ

高負荷時にファンの駆動音を測定したところ、約40.2dBでした。
ファンが回っていることは分かりますが、耳障りに感じるほど大きな音ではありません。CPU性能を維持しながらも騒音は比較的抑えられており、オフィスや自宅でも使いやすい静音性です。
Web閲覧や文書作成などの軽い作業ではファンの回転も穏やかになるため、さらに静かに利用できます。
まとめ|低予算で買える16型スタンダードノートPCの本命
HP OmniBook 3 16-bwの強みは、16型ノートPCに求められる性能や使いやすさを確保しながら、購入しやすい価格を実現している点です。
Ryzen 5 230は、Web閲覧や文書作成、表計算、オンライン会議といった一般的なビジネスワークに十分な性能を備えています。USB Type-AとUSB Type-Cをそれぞれ2基搭載しており、周辺機器を接続しやすい点も魅力です。
16型・1920×1200ドットの大画面は複数のウィンドウを並べやすく、テンキー付きキーボードも事務作業に適しています。さらに、68Whの大容量バッテリーを搭載し、動画再生テストでは13時間16分の駆動時間を記録しました。
一方、ディスプレイの色域はsRGBカバー率62.3%と狭く、筐体にも樹脂素材が使われています。写真や動画の色を正確に扱う作業や、質感を重視する人には上位モデルがおすすめです。また、約1.77kgあるため、毎日持ち歩くモバイル用途よりも、自宅やオフィスでの据え置き利用に向いています。
画質や筐体の高級感よりも、大画面、実用性能、端子、バッテリー、価格のバランスを重視する人におすすめしたい、2026年のスタンダードノートPCの本命候補です。
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