某夢の国は35周年で、期待を超えるコンピューターを発売するマウスコンピューターは25周年です。おめでとうございます。
新メンバーに与田祐希さんが加入し抜群の可愛さは健在の乃木マウス新CMを記念してこの度マウスコンピューターから限定6000台で発売されたモデルといえば、超コスパノートパソコンの『m-Book B507H』です。
マウスコンピューターからお借りしたのでレビューしていきたいと思います。
m-Book B507H(B507S)の特徴と限定モデル比較
m-Book B507H(B507S)|即買いレベルのコスパ!超おすすめ
- 動画編集もこなせる第8世代4コア8スレッドのCore i7 8550U
- 高速起動のM.2規格の512GBSSD
- 目に優しいノングレアの15.6インチIPS液晶
- 以上を搭載し税抜き99800円
といった超太っ腹なモデルとなっています。僕は以前にも超コスパモデルのB504Hをレビューしていますが、今回の主な変更点としては、グレア液晶からノングレア液晶に、USB3.0ポート(Type-C)を搭載するなどグレードアップして同じ金額で登場しました。
ぶっちゃけこの金額のパソコンは超安いので即買いしてもよいレベルです。(もちろん外観などの紹介はこれからします)
B507S/Hシリーズ紹介
型番 | CPU | GPU | メモリ | SSD | HDD | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|
B507S-M2S1 | Core i7 8550U | intel UHD620 | 8GB | 128GB | – | 82,800 |
B507S | Core i7 8550U | intel UHD620 | 8GB | – | 1000GB | 84,800 |
B507H | Core i7 8550U | intel UHD620 | 8GB | 512GB | – | 99,800 |
ちなみに、B507SはSSDなどを少なくしたバージョンで基本性能はかわりません。
デザインをB400Hと比較
同じく限定モデルのB400Hと比較してみました。(B400Hは終売後1万円値上げ)ホワイトカラーのB507Hは、15.6インチモデルのため、一回り大きいです。標準的なノートPCのサイズ感ですが、持ち運びや設置スペースを考えるとB400Hが魅力的にうつります。
B400Hはテンキーを搭載していませんので、事務作業がメインになりそうな人はB507Hの方がおすすめです。
なお、B400Hのレビュー記事は下記に記載したので是非参考にしてください
B507EとB507Hの違いを紹介
CPUにCeleronを搭載したB507Eとの違いはCPUだけでなく液晶ディスプレイにも違いが表れています。
B507Hはノングレア(非光沢)液晶を採用しているため目が疲れにくい設計です。一方B507Eはグレア液晶となっています。(テカテカして反射する)
m-Book B507Hレビュー
m-Book B507Hの外観
天板
限定台数と設定されているBシリーズは樹脂素材に白をカラーリング、目立ちすぎないチーズのマークが特徴です。とてもキュートでかわいいです。
安いんだけどそれとなく良さげな雰囲気を醸し出します。
本体サイズはA4ノート二枚分と一般的なノートパソコンと変わりません。
側面:左
左側側面です左から
- ケンジントンロック
- 電源
- HDMI
- USB3.0ポート
- USB3.0Type-C
- イヤフォン
- マイク
側面:右
左から
- USB2.0×2
- マルチカードリーダー
- D-sub15pin
- LAN端子(Ethernet)
となっています。
すっきりした印象ですが、拡張性も申し分なく、外付けモニターへの出力やSDカードからの写真の読み出しも簡単に行うことができます;。
重量
メーカー公称値では、2.1kgとなっていましたが、実測値ではバッテリー搭載時で1.898kgでした。ACと合わせて2.1kgでした。メーカーページでは、ケーブル類は含まないと記載がありましたが…
とにかく、公称値よりも200g程度軽く、持ち運びも可能です。
液晶ディスプレイ、キーボード、タッチパッド
今回の液晶ディスプレイは15.6インチのIPSパネルを搭載しています、僕が以前レビューしたモデルはグレア液晶(てかてかとした反射するタイプ)でしたが今回はノングレア採用しています。
グレア液晶
ご覧いただいている通り、反射が強く目が疲れやすいのがグレア液晶です。
キーボード
マウスコンピューターの公式サイト仕様詳細では、キーストローク(キーの沈み込み)1.8mm、キーピッチ(キーとキーの間)18mmとのこと。
実際に打ち込んでみるとストレスなく打鍵することができますが、全速力でうちこむとやはりがちゃがちゃとした音が気になります。
キーボードバックライトも採用しています。
浮かび上がるようなバックライトイカしてる! pic.twitter.com/BthOPKuE0c
— うっしー@ 💻ブログ書いてマウス🐭 (@usshi_na_life) 2017年12月14日
Twitterにあげた動画のような感じで浮かび上がるようなバックライトを10万円程度のパソコンに搭載しているのは本当にすごい。
m-Book B507Hのパフォーマンスを確認
B507Hのスペック
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | インテル® Core™ i7-8550U プロセッサー |
グラフィックス | インテル® UHD グラフィックス 620 |
メモリ | 8GB PC4-19200 (8GB×1) |
SSD | 512GB Serial ATAIII M.2規格 |
液晶パネル | 15.6型 フルHDノングレア (1,920×1,080/ IPSパネル/ LEDバックライト) |
無線 | IEEE 802.11 ac/a/b/g/n 最大433Mbps対応 |
Bluetooth | Bluetooth 4.2 |
CPU
CINEBENCH R15
CPUの性能をテストするCINEBENCH R15ではマルチコアのスコアが504でした。
この数字は第4世代のデスクトップCPU Core i7 4770に匹敵するパフォーマンス。動画の編集やRAW現像なども時間はかかりますがこなせるパフォーマンスです。
とはいえ、快適におこなうのであれば上位モデルも検討した方が良いです。
Pass Mark CPUMARK
PCMARK10のスコア
パソコンのトータルパフォーマンスを測るPCMARK10では、3427という数値でした。
- Essential=ウェブブラウジング、アプリケーションソフトの起動速度
- Producibility=エクセル
- Digital Content Creaticon=写真編集、イラスト制作など
クリエイティブ系のスコアは低めですが、なんとかこなせるレベルだと思われます。(動画の書き出し作業は後述します。)
SSDの読込速度
m-Book B506Hに搭載されるM.2規格のSSDはADATAのSU800を搭載しています。SATA接続ではあるものの読込速度は高速です。
起動速度
iPhoneのストップウォッチ機能を用い手動計測した結果は下記のとおりです。電源ボタンONからおおむね10秒程度でホーム画面を表示することができます。
1回目 | 2回目 | 3回目 | 平均 |
10秒58 | 11秒11 | 11秒50 | 11秒06 |
クリエイティブ性能を確認
YouTube向けに編集された5分程度のフルHD動画(テロップ、BGMあり)をレンダリング(書き出し)し、その変換速度をVegas Pro15で検証します。
CPU単体では30分3秒でした。
5分のフルHD動画をレンダリングした結果 | |
CPU | レンダリング時間 |
Core i7 8550U | 30分3秒 |
Core i5 8400(デスクトップCPU) | 15分50秒 |
これが一段下のCerelonになるとかなり厳しくなってきます。
B507Hのオススメポイントと評価
超高コスパモデルは売り切れ次第終了
前回レビューした限定モデルは発売より一か月ほどで予定台数を売り切りました。
安いか高いかでいえば『安い』。買いか買いじゃないかといえば『買い』。そういうモデルです。もちろんいらないのに買う必要はないのですがw
「ちょっと今度パソコン買い換えようかなー」と思っている人であれば、ノーカスタマイズで購入しても後悔しないモデルです。
それくらいコストパフォーマンスは高いモデルとなっています。
オススメ構成例
オススメ構成例 | m-Book B507H(記事紹介モデル) |
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | インテル® Core™ i7-8550U プロセッサー |
メモリ | 8GB PC4-19200 |
SSD | 512GB Serial ATAIII M.2規格 |
価格 |
なお、価格や仕様は記事執筆時の2018年11月30日時点のものです。変更となる恐れがあるため注意してください。